犬猫おもいで秘宝館 (仮)内検索 / 「121きみこss1」で検索した結果

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  • 121きみこss1
    きみこ@FVB様からのご依頼品 雅戌の大冒険 -Adventure of the festival- 雅戌(オス・20代)は現在特別任務遂行中である。 自分から提案したものではあるのだが、買出しに出ているのだ。 焼きソバ クレープ たこやき 焼き鳥 ……たこやきは定番としても焼き鳥はちょっと親父くさいな、と失礼なことを考えながら顔色一つ変えず全力で走っていた。 第一目標は、焼きソバ。 出店で食べる焼きソバはうまい。 熱々の鉄板で焼けるソースの匂いは一種の魔力のようだ。お世辞にも高級とは言えない食材を使いながらも何故か惹きつけられてしまう、お祭りの熱狂と相乗してつい財布の紐をゆるめる要因となりうる。 「へい、らっしゃい!お兄さんヤキソバいかがっすか!」 威勢の良い声を聞きつつ軌道修正。ここが狙い目と足の裏でしっかりと地面を掴んで摩擦係数を高める。 ...
  • 121きみこss2
    きみこ@FVB様からの依頼より 説得~ファウ(黒)・オーマの場合~ /*/ 草原の中に二人の男が立っている。 お互い背が高くがっしりとした体躯で、同じような黒い鎧・黒いローブを身に付けている。 それでも、違うのは片方は剣、もう片方は杖を持ってる所である。 一陣の風が吹き、刹那とも永遠とも分からない時間が流れ、そしてその時は来た。 杖を持つ男の右手が恭しく上げられ、わずかな息が漏れた。 その瞬間に剣の男は一瞬のうちに互いの間合いを詰め、手にしている剣を真一文字になぎ払った。 瞬間、走る閃光。 そこに観客がいれば、その閃光が止むまで何も見えなかっただろう。 真一文字に薙いだ剣は杖の男を引き裂くことなく宙で止まっていた。 その切っ先は男ではなく杖のみを捉えていた。 肝心の杖の男の姿が見えない。 剣の男はそのままの体勢で重心だけを...
  • 121きみこss3
    きみこ@FVB様からの依頼より 鎧の娘 /*/ “貴女の無茶には慣れたつもりですが、今回はとびっきりですね。” “お父っ・・・バルク!” ~いつかどこかでの会話~ /*/ 黒のオーマの中に一風変わった男がいた。と言っても、同じ黒から見るとと言う意味ではあるが。 ごめん。かなり大嘘こいた。 男の名はバルク。オーマネームは黒にして黒曜。切れ長の目と長い耳を持つ美形である。 この人物、黒の中では珍しく魔法使いであった。本人の望みとしては戦士でありたかったのだが。 バロ曰く、魔法と剣技のどちらかに絞って鍛えれば、一流には成れるだろうとの事だが、魔法の技を捨て切れずにいた。 バルク自身は、自らを中途半端と評したがある少女は、その二つの道を進むバルクを立派だと言っている。 勿論私もその意見には賛同する。 ...
  • 121きみこ2
    きみこ@FVBさんからのご依頼品 左から きみこさん、曲直瀬りまさん、ミーア(カイエ)さん、バルク、エノーテラ、メビウスさん、雅戌さん。 で、シーン的にはエノーテラがわた飴食べちゃったあたり のつもりで描いております。 とても楽しく描かせていただきました。 ご指名ありがとうございました! 下記リンク先にも画像置かせていただいております。 添付のファイルより大きいサイズの画像が置いてあります。 http //stellar-night.at.webry.info/200711/article_6.html 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 拡大サイズがすごいです。ぎっしり、きっちり描き込んでいただいてありがとうございます。あ、胸の谷間が…… -- まなせ (2007-11...
  • 121きみこ3
    きみこさんからのご依頼品 お待たせいたしました。 7人でお祭りのシーンを書かせていただきました。 ゲームの楽しい雰囲気が出せたなら幸いです。 ご指名ありがとうございました。 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 コメント ...
  • 121きみこ1
    きみこ@FVB様からのご依頼品 ご依頼ありがとうございました。 左から、きみこさん、エノーテラさん(恥ずかし死(笑)、曲直瀬りまさん、ミーアさんです おまけでもう1枚描かせていただきました。 左から、雅戌さん、エノーテラさん(無限に凹む(笑)、メビウスさんです。 楽しく描かせていただきました。恋する乙女は可愛いです~。 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) ありがとうございます。どんよりしたエノさんが最高です。 -- まなせ (2007-11-17 19 16 51) ありがとうございます~。ログを読んでてあまりに可愛かったので、つい描いてしまいました(笑)>どんより。 -- カヲリ (2007-11-18 21 30 29) どうもありがとうございました!みんな...
  • 07きみこSS1
    No.07 きみこさんからの依頼 或る夏の想い出(小笠原デモゲーム 青・舞編より) -きみこさんに捧ぐ- きーんこーんかーんこーん…… / * / 余韻を残してチャイムがあたりに木霊する。 授業が終了して、お昼休み。 ようやく待ち望んだひとときに、生徒たちは思い思いに身体をのばした。 「わーい、しゅうりょーのかねっ♪」 「ふぃ~ 終わった終わった」 「お昼だ!」 午前の授業は全て終了。 となれば当然、この後に待つのは一日で一番楽しみなお昼休み。 すなわち、ご飯の時間である。 「お腹すいた!」 きみこは、素直にそういった。 だって、お昼である。 おいしいご飯ではにゃ~んの時間である。 他のクラスメイトたちも思い思いに今日のお昼ごはんについて考えていた。 そしてさらにその横。 ふと見れば、青の厚志と芝村舞が楽...
  • 169きみこSS1
    きみこ@FVB様からのご依頼品 /*喰うべし*/  「食べられるものは食べる。これ自然の掟」  「な、なんですかあの生き物は!」  「イカナっていうの。第4異星人」 /*1*/  一同が集まったのは、反響の音がおかしくなるような、巨大な空洞だった。大きさは二千キロメートル。日本列島全部と、ほぼ同じ、大きさである。  さらに驚くべきは、これでも全体の20%ほどしか残っていない事であろう。大部分は埋まっているという話だから、全体を想像するのは最早困難どころでない次元である。  どんな化け物技だよ、こんなの作ったの、などと考える天河宵である。  広島の迷宮もあれだが、あっちはは2.5km四方だよなー。それと比べてもすごいよなー……というかもうすごいとかそんな次元じゃないだろ、これ。謎だ、謎。  そんな中。五十メートル上の投光器に照らされて、FVBの一行は唖然...
  • 07きみこSS3
     教室の黒板の上部、教室備え付けのスピーカーよりチャイムが鳴る。  「お昼だ!お腹すいた!」  きみこの叫びに続けとばかりに  「わーい、しゅうしょーのかねっ♪」「ふぃ~ 終わった終わった」「うにゃあ、昼休みー ごはんだごはんだー!」  と教室が学生の昼休み特有の喧騒に沸き立ち始める。  その騒ぎの中、きみこの眼前を横切って二列前の「芝村舞」に近寄る影がある。女性のような 顔つきにして、真っ青な髪。「青の厚志」その人である。  「お昼だね」  「ふむ。そなたは決まったことしか言わぬな」  厚志を見たきみこは、心臓ばくばくである。この女性、厚志が大好きであり、同じクラスにな れた時はガッツポーズをしたという噂も聞く。その憧れの人が居るのである。知らず知らずの内に 顔が少し赤い。  だが、ふと我に返り昼ごはんの相棒を探し始める...
  • 07きみこSS2
    No.07 きみこさんからの依頼 昼休みのお誕生日会 ~きみこさんへ捧げる~ 静かに晴れ渡った小笠原の空に午前の授業のベルが鳴り響いた。 授業への呪縛から解放された学生達が思い思いに活動を始めた。学食に走る者、中庭で弁当を広げる者、校庭で遊ぶ者など様々だ。 それとは別に今回の主人公であり、凄い体験をする事になるきみこ@FVBの事について簡単に触れておこう。始めはにゃんにゃん共和国の大国FEGという藩国で内政の仕事をしていた。おっとりした笑顔と大好きな料理で皆を和ませていた人物でした。ただ、ふと何かを思いつき他の国への移動を決意した。そして、色々と迷って選んだ藩国はFVBという藩国でした。FVBは四季折々の花が咲き乱れる麗しい藩国であり、国民もその自然を楽しむ感覚とその厳しさに耐え受け入れる事ができる国民性であったからこそ移動してきたきみこ@FVBを受け入れる事ができた...
  • 169きみこSS3
    きみこ@FVB様からのご依頼品 そこは大きな空洞だった。 声が、足音が、変な風に反響しているのが分かった。 「料理教室はここですか」 料理教室、というにはあまりにもかけはなれていた。 さくらつかさはきょろきょろする。 何もない。というか暗い。 「というか、ここはどこですか。」 つぶやくように、言った。 一緒にお祝いにきた面々も分からないらしい。 だいたいさくらつかさと同じような反応をしていた。 今日はエステルの結婚祝いをする予定だった。 そのはずだった。 さくらつかさはきょろきょろしてエステル達をさがす。 急に、ライトがついた。50m上の投光機が照らしているのだった。 次々とライトがついて、艦隊が光に浮かびあがった。 艦首はマッコウ鯨のように見える。 大きさは400mはあろうか。自分たちの船と...
  • 169きみこSS2
    きみこ@FVB様からのご依頼品 海法よけ藩国の山岳地帯にはダムがあることは有名な話である。そのダムの下に秘密戦艦が眠っていたことも大分有名である。 かつて秘密戦艦が眠っていた洞窟、その闇に前後真っ二つにされて改装を行われている潜水艦が浮かび上がる。 その名を夜明けの船という。 奥を見ると、同じ形をした艦が更に7隻建造中という驚異の開発ラッシュ。 これはそんな場所で起きた食と人間を巡る愛と笑いと感動と突っ込みとバイオレンスのドラマ。 「そう、でちらし寿司だね」 夜明けの船の前に設営された特設調理台。その上には色とりどりの食材が並べられている。 エプロンを着たにこにこと笑う青年の名はアーシュラ・アツシ・リアティ。もっとも一般的には青だとかあっちゃんだとか希望の戦士と呼ばれている人型傍若無人兵器である。 その横にはつい今しがた傍若無人振りを目の当りにしたFVBの5人...
  • 人気ランキング
    思い出秘宝館人気作品ランキング テスト稼働中です。 閲覧回数によるランキングです。 上から閲覧回数の多い作品となっています。 作品閲覧の参考にどうぞ! 昨日の閲覧ランキングTOP10 141東西天狐 730乃亜・クラウ・オコーネルSS 178 アポロss2 110S43SS3 119左木SS 419アポロ・M・シバムラSS1 79結城杏SS5 33忌闇装介5 297時雨SS 240伯牙SS 総合閲覧回数ランキングTOP50 479黒崎克耶 147あおひとSS3(前編) 147あおひとSS3(後編) 14nicoSS1 02 鍋谷いわずみ子 15九重 千景SS 08高原鋼一郎SS3 105玄霧ss1 48ソーニャ 48ソーニャ 392和子SS 429橘SS 179時雨SS 28はるSS2 161華ss1 33忌闇装介SS5 95刀岐乃SS3 16船橋SS...
  • 169きみこ
    きみこ@FVB さんからのご依頼品 ご依頼ありがとうございました。 楽しそう(途中かなり大変でしたが!)なログを楽しんで描かせていただきました! 最後の「エ、エステルーー!?」な感じが出せていたらいいなと思います。 念のため、後ろの皆さんは左から 天河宵さま、曲直瀬りまさま、栗田雷一さま、さくらつかささま、きみこさまです。 手前の人物と背景の人物を別々にした大きいイラストはこちらになります。 その1 その2 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) きゃーーーー!麗しいっ!ステキ!オウサマ美人! 青かわいい! …イケナイ、この青見てたらときめいてきました…。 落ち着いた色調もとてもいい感じです。お願いできてよかったです。どうもありがとうございました! -- きみこ@FVB (2007-12-...
  • 07きみこ2
    きみこ@FVB様からの依頼分 大きいサイズ おまけ 1:きみこさんとブータ(背景なし) 2:動物達 以上です。楽しいお仕事ありがとうございました。 その他 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 コメント ...
  • 07きみこ3
    No.07 きみこさんからの依頼 まき@鍋の国 遅くなりましたが、きみこさんリクエストの青&舞とランチをアップいたします。 先のお二人が描いてなかったのでお食事図を。 シュークリームにはきっとバニラビーンズがたっぷりです(笑 (動物たちを描く余裕がありませんでした、すみません) 大きめ画像(800×700)はこちら http //g-room.sub.jp/apuro/aomai.jpg 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 コメント ...
  • 07きみこ
    No.07 きみこさんからの依頼 あやの@FEG 小笠原の思い出として少しでもお役に立てれば幸いです。 ご依頼ありがとうございました。 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 コメント ...
  • 169きみこ2
    きみこ@FVB さんからのご依頼品 大変遅くなりました。 つたないものとなりましたが、どうかお納めください。 ちなみに盛大に咲き誇っているのは芍薬です…。 立てば芍薬、なんてスイマセンスイマセン! 今回はご依頼ありがとうございました。 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 間違って元のイラスト置き場の方にコメントしてしまいました。改めてこちらでも。とてもあでやかです!青の笑顔、すてきです。でもちょーっとコワイかもw 華やかでカワイイ作品をどうもありがとうございました! -- きみこ@FVB (2008-01-28 20 35 56) 名前 ...
  • No.121~No.130の依頼
    No.121~No.130の依頼 No.121 きみこ@FVBさんからの依頼 カヲリ@世界忍者国 星月 典子@詩歌藩国 松井@無所属 SS風杜神奈@暁の円卓 SS伯牙@伏見藩国 SS葉崎京夜@詩歌藩国 No.123 サク@レンジャー連邦さんからの依頼 ss藤原ひろ子@FEG 萩野むつき@レンジャー連邦 No.124 サク@レンジャー連邦さんからの依頼 ss周船寺竜郎@FEG 花陵@詩歌藩国 No.125 カイエ@愛鳴藩国さんからの依頼 SS鍋 黒兎@鍋の国 猫野和錆@玄霧藩国 No.126 風杜神奈@暁の円卓さんからの依頼(作成中) ss1はる@キノウツン藩国 yuzuki@ビギナーズ王国 三つ実@羅幻王国 No.127 まき@鍋の国さんからの依頼(作成中) 乃亜I型@ナニワアームズ 棉鍋ミサ@鍋の国 No.128 あ...
  • 自立9きみこ
    きみこ@FVBさんからのご依頼品 ご依頼ありがとうございました! 遅くなりまして申し訳ありません、しかも横長いのでリサイズしたらなんと小さいこと・・・(エターナル土下座 大きいサイズとおまけを以下のページにご用意させていただきました。 http //www.geocities.jp/yo53ti/sousinyou/baito/photo/kimikosan-sum.html なにとぞお納めくださいませ!(礼っ 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 コメン...
  • 169きみこ3
    No.169 きみこ@FVBさんからのご依頼品 FVBの皆様、秘宝館スタッフの皆様。 申告をはるかに過ぎ、提出がこんなに遅くなりまして 大変申し訳ありません。 ○「戦慄!あっちゃんのお料理教室」  みんなで楽しくお料理しているシーン イラストを提出させていただきます。 お詫びといってはなんですが、イラストパーツを使って 各シーンの挿絵になるような感じにしてみました。 よろしかったら、こちらもどうぞ自由にご利用ください。 http //www30.atwiki.jp/stray-catsdogs/pages/60.html 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無...
  • No.01~No.10の依頼@携帯
    No.01~No.10の依頼 No.01 たけきのこさんからの依頼 くま@鍋の国 イク@玄霧藩国&おまけ 高渡@FEG ソーニャ・モウン艦氏族・デモストレータ カヲリ@世界忍者国 冴月@無名騎士藩国 黒崎克哉@海法よけ藩国 坂下真砂@よんた藩国 支那実@よんた藩国 あやの@FEG 和志@akiharu国&おまけ 忌闇装介@akiharu国 橘@akiharu国 No.02 鍋谷いわずみ子さんからの依頼 城華一郎@レンジャー連邦 NO.03 一井号太さんからの依頼 乃亜Ⅰ型@ナニワアームズ商藩国&おまけ NO.04 はるさんからの依頼(作成中) SS0高原鋼一郎@キノウツン藩国 SS1扇りんく@世界忍者国 nico@土場藩国&おまけ 橘@akiharu国&おまけ NO.05 りゅうへんげさんからの依頼(作成中) 鍋ヒサ子@鍋の...
  • No.00~No.10の依頼
    No.00~No.10の依頼 No.00 秘宝館トップ絵ギャラリー 忌闇装介@akiharu国 ソーニャ・モウン艦氏族・デモストレータ No.01 たけきのこさんからの依頼 01たけきのこ くま@鍋の国 イク@玄霧藩国 高渡@FEG ソーニャ・モウン艦氏族・デモストレータ カヲリ@世界忍者国 冴月@無名騎士藩国 黒崎克哉@海法よけ藩国 坂下真砂@よんた藩国 支那実@よんた藩国 あやの@FEG 和志@akiharu国 忌闇装介@akiharu国 橘@akiharu国 No.02 鍋谷いわずみ子さんからの依頼 ss城華一郎@レンジャー連邦 NO.03 一井号太さんからの依頼 乃亜Ⅰ型@ナニワアームズ商藩国 NO.04 はるさんからの依頼 文:高原鋼一郎@キノウツン藩国 挿絵:nico@土場藩国・橘@akiharu国 SS扇りんく@世界忍者国 ...
  • 385こんこSS
    こんこ@たけきの藩国様からのご依頼品  きらきらひかる  雷蔵は上機嫌だった。  お呼ばれされたのである。バーベキューに。  ばうばう2の頭を雷蔵は撫でた。 「この間会ったこんこが、バーベキュー行かないかって!! 楽しみだね」  ばうばう2は尻尾を振りきれんばかりに振った。 「あはははは、ばうばう2も嬉しい?」  ばうばう2は「ワンッッ」と言った。 Yesと言う事だろう。 「それじゃ、行くよ?」  雷蔵はドアを開けた。  小笠原は今日も晴天。雲一つない快晴だった。 /*/  こんこが雷蔵を呼ぼうと思ったのはお礼であった。  先の戦いで命を助けられた。本人はもしかすると覚えてないかもしれないけど、それで自分は救われた。だからお礼がしたいと思うのは人の心だ。雷蔵は食べるのが好きらしいから今日はうんと食べ物を持って来た。それで雷蔵が喜んで...
  • スタッフ申送りメモ
    2008年1月 日 時 担当者 依頼受付 内部作業 ギャラリー作成 引渡し 報酬マイル申請 スタッフマイル申請 その他作業 伝達事項 04 2325 高原 ○ ○ ○ 残作業なし、自由枠をお勧め枠に変更しておきました 06 1800 豊国 ○ ○ 残作業なし 08 0035 豊国 ○ 残作業なし 13 0351 豊国 ○ 残作業なし 13 1820 高原 ○ ○ ○ ○ 残作業なし 19 0055 豊国 ○ ○ 残作業なし 25 0344 豊国 ○ ○ 残作業なし 日 時 担当者 依頼受付 内部作業 ギャラリー作成 引渡し 報酬マイル申請 スタッフマイル申請 その他作業 伝達事項 2007年12月 日 時 担当者 依頼受付 内部作業 ギャラリー作成 引渡し 報酬マイル申請 スタッフマイル申請 その他作業 伝達事項 0...
  • 12浅田SS1
    芝村: イベントを選択してください。 どのイベントがいいですか? 学校イベント一覧 1 登校 2 下校 3 テスト 4 昼休み 5 一緒に泳ぐ 6 体育祭 7 勉強会 扇りんく:ええと、私は、2か4か…5がいいです。 浅田:えっと、本日は付き添いなので、扇さんの希望のイベントでお願いいたします。 扇りんく:では、僭越ながら決めさせていただきます。 5 一緒に泳ぐ でお願いできますでしょうか。(ちょっと照れますが; 芝村:OK 芝村:/*/ 我はこれより、思い出妖精の責務を果たすために文字を連ねよう それは時と共に色あせることのない永遠のもの さあ、思い出を描こう 目の前には海岸が広がっている。 照りつける太陽に、潮の匂い。 島の隅に、木々に隠されるようにしてポツンと存在する浜辺。4人...
  • 281時雨
    時雨@FVBさんからのご依頼品 いつもご依頼ありがとうございます。 このログのエステルは泣いてるのが本当にかわいくて、描くのが楽しみでした! 勲章おめでとうございますー!(ここで言ってしまった…) 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) すごく表情が良いです。かわいいです。 -- まなせ@FVB (2008-06-25 15 47 05) コメント打ったつもりでいたら反映されてなかった(汗 もう最高です。何というか、見る度心に響くものがっ!本当にいい絵をありがとうございました! -- 時雨@FVB (2008-06-28 21 43 04) うわー。すごくいい表情です。エステルかわいいです! -- きみこ@FVB (2008-06-30 00 43 ...
  • 04はるSS1
    はる@キノウツン藩国様からの依頼より グリンガムの物語(小笠原ペア旅行ミニリゾートより) ―はるさんに捧ぐ― 彼は、風のように駆けていた。 空を飛ぶがごとく、それはもう一目散に。 なぜならば、それは。 彼の主人が自分を呼ぶ口笛を吹いたからなのである。 近くを歩いていたヒゲメガネも、その隣を歩いていた見覚えのある少女も気にせず、グリンガムはただひたすら走った。 呼ばれたのならばいかなくてはならない。 そして、彼は主人の姿を発見する。 「がう?」 「このパンはなんとっ、正真正銘、今日作られた焼きそばパン!しかも、シールが左右逆っ!」 主人の隣には、なぜか必死に裏焼きそばパンの説明をする少年。 しかもちょっとムーディー。(注:藩国内キャラ設定による) すぐ横に彼が来たことには、まだ気づいていないらしい。 「そし...
  • 126風杜神奈ss1
    風杜神奈様からのご依頼品 高原「特技はトランプの王様とありますが?」 秋津 「はい。トランプの王様です。」 高原「トランプの王様とは何のことですか?」 秋津 「魔法です。」 高原「え、魔法?」 秋津 「はい。魔法です。ヒゲが生えます。」 高原「・・・で、そのトランプの王様は当キノウツン旅行社において働くうえで何のメリットがあるとお考えですか?」 秋津 「はい。敵が襲って来ても守れます。」 高原「いや、当社には襲ってくるような輩はいません。それにヒゲが生えても意味ないよね。」 秋津 「でも、エースキラーにも勝てますよ。」 高原「いや、勝つとかそういう問題じゃなくてですね・・・」 秋津 「平均18は出るんですよ。」 高原「ふざけないでください。それに18って何ですか。だいたい・・・」 秋津 「評価18です。評価というのは・・・」 高原「聞いてません。帰って下さい...
  • No.161~No.170の依頼
    No.161~No.170の依頼 No.161 華@土場藩国さんからの依頼(作成中) ss あさぎ@土場藩国 ss あさぎ@土場藩国 No.162 しらいし裕@暁の円卓さんからの依頼 ss はる@キノウツン藩国 三つ実@アウトウェイ No.163 竜乃麻衣@FEGさんからの依頼(作成中) ss 金村佑華@FEG 沢邑勝海@キノウツン藩国 No.164 あおひと@海法よけ藩国さんからの依頼 ss 久遠寺 那由他@ナニワアームズ商藩国 SS奥羽りんく@悪童同盟 三つ実@アウトウェイ 静@無名騎士藩国 No.165 伯牙@伏見藩国さんからの依頼 あおひと@海法よけ藩国 SS悪童屋 四季@悪童同盟 No.166 乃亜I型@ナニワアームズ商藩国さんからの依頼 ss 久遠寺 那由他@ナニワアームズ商藩国 カヲリ@世界忍者国 No.167...
  • 120萩野むつきss1
    萩野むつき@レンジャー連邦からの依頼 思わぬ展開に固まってしまった萩野むつき。  エリザベス:「なんだいなんだい。ドランジめあてかい?」  萩野むつき:「そうです!(@@」  ぐるぐるぐるぐる ぐるぐるしていたとは言え、思い人であるドランジの前での告白… まさに顔から火が出る気分とはこの事である。 あまりの恥ずかしさに頭を抱えて叫ぶ萩野むつき。 エリザベスは、ふぅーっと息を一つ吐いた。  エリザベス:「ドランジ、ちょっと私の部屋から煙草もってきな」  ドランジ:「ん?」 いいから行きな!しっしっと手で追い出され、ブツブツ言いながら出て行くドランジ。 さて、部屋にはエリザベスと萩野むつきの2人だけである。  エリザベス:「ま、ちょっと座りな。」 エリザベスがソファーをぽんぽんっと叩く。 興奮して立ち上がっていた萩野むつき。ポフッと...
  • 218神室想真SS1
    No.218 神室想真@紅葉国様からのご依頼品 『必殺!ルウシィキックッッッ!!』 /*/ “あ、つい蹴っちゃった” “なんでもないのに蹴らないでくださいっ” ~ある小笠原での一コマより抜粋~ /*/ 紅葉ルウシィという人物が居る。 にゃんにゃん共和国は紅葉国の藩王にして子爵夫人である。ちなみに未婚であったりする。どこが夫人なんだろうという気もしないが、それはさておく。 ニューワールドにおいては“金の林檎”のルウシィとして、また“慈悲の女王”として有名である。まぁ、たまに…よく状況を面白くしてしまう人物ではあるが、その評価は間違いなく高い。 そんなルウシィが自室にてマユミ=紅葉=深浦と一緒にアルバムを捲っていた。 ちなみに、マユミ=紅葉=深浦は紅葉ルウシィの個人ACEである。今はルウシィの娘となった元気の良い娘...
  • 自立発注ギャラリー
    自立発注にて受け付けた依頼品のギャラリーとなります。 作者へのメッセージを募集しております。 何かあればこちらから。 また、私も注文をと言う場合にはトップページより、 注文BBSへご注文ください。 お待ちしております。 NO.1 芝村さんからの依頼 城華一郎@レンジャー連邦 NO.2 竜宮・司・ヒメリアス・ドラグゥーン@詩歌藩国さんからの依頼 SS鷺坂祐介@星鋼京・南天@後ほねっこ男爵領 NO.3 ミーア@愛鳴之藩国さんからの依頼 乃亜・クラウ・オコーネル@ナニワアームズ商藩国 NO.4 東西 天狐@akiharu国さんからの依頼 アポロ・M・シバムラ@玄霧藩国 古島三つ実@羅幻王国 NO.5 多岐川佑華@FEGさんからの依頼 久珂あゆみ@FEG NO.6 蒼のあおひと@海法よけ藩国さんからの依頼 SS久遠寺 那由他@...
  • 90カイエSS1
    カイエ@愛鳴藩国様からのご依頼品 カラ、コロ、 カラ、コロ。 境内に続く石畳の上を、下駄履きの素足が小走りにしていく。道の左右に広がるのは、社を守る高い木々によって構築された豊かな空間で、夜をその身に落としたアスファルトよりもひんやりと、霊所に相応しい土の匂いを一帯に漂わせている。高木がしめやかな土から立ち上る冷気をその傘の中に捉え、逃さないでいるのだ。そのうす暗がりを、ちらほらと、人影が楽しむように点在していて、ひそやかな会話たちが、森閑とした中を、耳にではなく、肌身に聞こえるように満たしている。 そんな中を、歩調こそ違えど、似たようないくつもの足音…ぺたりぺたりと草履の音も重なって、今は珍しく灯の入った石灯籠が構えた、階段脇に集まりやがて止んでいく。まあるく人の手と歳月が一緒になって削り出した石灯籠の内側から、ゆらゆらと、生きた火にしか出せない淡さで放射されている...
  • No.21~No.30の依頼
    No.21~No.30の依頼 NO.21 ソーニャさんからの依頼 SS444@akiharu国 乃亜I型@ナニワアームズ商藩国 NO.22 伏見さんからの依頼 SSくま@鍋の国 鍋谷いわずみ子@鍋の国 NO.23 カイエさんからの依頼 SS鍋野沙子@鍋の国 イク@玄霧藩国 NO.24 さるきさんからの依頼 SS伯牙@伏見藩国 棉鍋ミサ@鍋の国 NO.25 つきやままつりさんからの依頼 南天@後ほねっこ男爵領 NO.26 SW-Mさんからの依頼 あやの@FEG 高渡@FEG カヲリ@世界忍者国 SS1高原鋼一郎@キノウツン藩国 SS2伯牙@伏見藩国 SS3扇りんく@世界忍者国 NO.27 壊和城夜さんからの依頼 黒崎克哉@海法よけ藩国 まき@鍋の国 NO.28 はるさんからの依頼 SS1黒霧@玄霧藩国 SS2...
  • 128あおひとss1
    あおひと@避け藩国様からの依頼より あおひとは波止場で待っていた。  ただ、彼の無事を祈って、待っていた。 /*/  善行が戦場に出たのは、つい一月前の事である。  どこで戦うか、何と戦うのかも、軍機と言う事で聞かされなかった。  ただ、あおひとは待つ事しかできなかった。  大丈夫、あの人は大丈夫。いつも死ぬかもしれないと言っておきながら、ちゃんと帰ってきたじゃない。だから大丈夫。  何度も何度もそう繰り返し自分に言い聞かせてきた。  船が入港した。  あおひとはタラップから少し離れた所で、彼が出てくるのを待った。  人波が来た。  あおひとはもみくちゃにされながらも、彼の姿を探した。 「た、忠孝さんどこですかー?」  返事はなかった。  人波が静まった後、次は棺桶が流れてきた。  あおひとはぞっとした顔をし、棺桶を片っ端から調べ...
  • 46はるss1
    NO.46 はるさんからの依頼 洗い物をしながら横山は、軒先から伝わる熱い気配の源を時折眺めていた。裏通りの安い宿は砂避けのために台所の窓ガラスのような使用頻度の低い場所ははめこみにしてあり、手元をぼんやりと照らす灯りだけでは、砂漠の街の夜更けに人影を充分に確かめることは出来ない。だが、そこにいるのが誰なのか、横山には確かめるまでもなくよくわかっていた。 相変わらず、休む事を知らない。 しかもその鍛錬には私欲がない。 私欲がないから自分に対する甘えもなく、ただ客観的に積み重ねる。それを、延々と繰り返している。 強くなるわけだ。 道場で毎日最後まで顔を突き合わせていた頃に比べても、もう全然私じゃ敵わない。 かちゃかちゃかちゃ、きゅう。 ぽた、 ぽた、 ぽた、 …… 静かにコップや...
  • No.21~No.30の依頼@携帯
    No.21~No.30の依頼 NO.21 ソーニャさんからの依頼 SS444@akiharu国 乃亜I型@ナニワアームズ商藩国&おまけ1 NO.22 伏見さんからの依頼 SSくま@鍋の国 NO.23 カイエさんからの依頼 SS鍋野沙子@鍋の国 イク@玄霧藩国 NO.24 さるきさんからの依頼 SS伯牙@伏見藩国 棉鍋ミサ@鍋の国 NO.25 つきやままつりさんからの依頼 南天@後ほねっこ男爵領&おまけ1 NO.26 SW-Mさんからの依頼(作成中) あやの@FEG&おまけ1 2 高渡@FEG SS1高原鋼一郎@キノウツン藩国 SS2伯牙@伏見藩国 ss3扇りんく@世界忍者国 NO.27 壊和城夜さんからの依頼 黒崎克哉@海法よけ藩国 まき@鍋の国 ? NO.28 はるさんからの依頼(作成中) SS1黒霧@玄霧藩国 ...
  • 131まきSS1
    まき@鍋の国様からのご依頼品 「忘れないから…」  そう願いたくて。だけど、 「忘れないから」  それでも―― 「忘れるもんか」  それでも―― 「忘れない!」 /*/  水平線に浮かんでいた大きなオレンジの夕焼けは、とっくに沈んで消えていた。  海岸の空は、透明度のある濃紺の色に溶け込んでいく。  小笠原の海に明かりらしい明かりはない。  月と星の透き通った光だけが、海と、金髪の少女を青く照らしていた。 「警告しておく。」  呟く声がなるべく冷たく聞こえればいいと願った。  これが、最後の通告のつもりだった。  そして自分とこの不思議な少女との最後。  意味不明なことをさんざん喚いては自分を振り回して、けどどこまでも真剣で必死だからつい構ってしまっていた。  それがなんとなく続いていて、いつしかその関係に...
  • 28はるSS1
    静けさとは無縁の愉快な悲鳴。派手に突撃していくグリンガムの姿や、アメショー警備仕様に追い立てられてるソックス持ちの玄霧や岩田、いつの間にかりんくの隣で湯船に使っている青森、勢いよく飛んでいく桶。  そんな景色を眺めながら、ワサビの愛称で知られる猫野和錆は感慨深く思ったものだ。 「混浴っていいな」  あ、殺気を多数検知。  ワサビは慌てて「はんおー様いつ戻ってくるのかな」などと呟いて誤魔化した。  それは賑やかで、  騒がしくて、  でも、どこか愉快な、一夜限りの狂想曲。  夜が静寂と共にあるなんて嘘っぱちで、  ふいに大声で笑い出したくなるような、  そんな、お祭りのような一時の──  みんなで夏祭りにいこう!─ある一夜の狂想曲─  夜闇を切り裂くような速度で疾走する一団がある。アメショー警備仕様である。警備仕様であるため本格的な殺傷武器こそ積...
  • 319黒霧SS1
    黒霧@伏見藩国様からの依頼より  少女と万年筆 /*/  あれはとても幸運な出来事だったのだろうと後に黒霧は振り返った。  手元にあるのは、万年筆。あの幸運を象徴するかのような品だ。  黒霧はこれから何を書こうと考えた。  そうだ、彼女との出会いについて書いてみるといいかもしれない。  黒霧は早速万年筆を滑らせた。実にいい書き心地である……。 /*/  幸運に導かれ、黒霧はアリエスと出会った。  そのまま紅茶を振る舞われたのは、運がよかったとしかいいようがない。ここはセキュリティーチェックが厳しいのだから。  紅茶を口にしてみた。  味わい深い。高級なお茶なのだろうか?  黒霧が紅茶を飲んでいる正面で、アリエスも紅茶をすすっていた。  ホワイトスノーは足元で、遊びたそうに黒霧にすりよっていた。 「おいしいです」  黒霧は率...
  • 99鍋 ヒサ子ss1
    まったく。 と、ヤガミは思う。 いつも口は半開き、ちんちくりんで、半目で、眠そうで。 おまけに無邪気で無頓着で無防備で無警戒にあけすけで。 言葉で考え羅列する。 心を言葉で埋めないと、思考が彼女を傷つける。 素直に言っても遠回しに言ってもヒサ子は同じ反応しか返さない。 まっすぐにしか反応しない。 だからごまかしがまったくきかない。できるのは、けむに巻くことだけだ。 なるべくけむには巻きたくない。しかし巻かなければ傷つける。それは、嫌だ。 布地のほとんどない格好。 ほとんど目もあてられない裸同然の格好。 …そんなものを見続けて冷静でいられるほど俺は出来ていない。 傷つけるのは嫌だ。だから見ない。見たくないわけじゃないが。 見たいと匂わせるのすら、嫌だ。念仏は宇宙の真理について考察している。唱えることを行動す...
  • 161華ss1
    華@土場藩国様からのご依頼品 缶です。 みんなで、小笠原に遊びにいったら 猫に絡まれたとです。 一張羅の缶がボロボロとです。 みんなネタで笑ってるけど、本人割と必死です。 缶です。 夜明けの船にいってBallsと仲良くしようとしたとです。 いきなり再資源化されそうになったとです。 缶です・・・缶です 缶です…。 「土場藩国 藩王の日記より」 /*/ 土場藩国 アイテム図鑑 小笠原慰安旅行 SS /*/ 話は、前日までさかのぼる。 その日華(ヤガミスキーの一人)はパチン、パチンとホッチキスで旅のしおりを作成していた。 「よし、ちゃんとできた!」  紙をきちんと万中で折り、ページを確認して両端を止める。吏族の手伝いをしていただけあって、なかなかの腕前だ。 明日...
  • 49高渡ss1
    暑い日のお料理教室 小笠原の抜けるような青い空、綺麗な海辺…。 ではなく、暑い日差しを避けて小笠原校の家庭科室で男女6人が集まって料理を作ろうとしていた。 まず始めに本編の登場人物について紹介しておこう。 エプロンが上手く結ぶ事ができずに悪戦苦闘している女の子が今回の主人公の高渡である。 大きな瞳と猫耳、あと笑顔が似合う晋太郎が大好きな一人の乙女でもある。悪戦苦闘している高渡のエプロンをにこにこと笑って結ってくれたのが彼女の想い人である晋太郎である。高渡が少し驚いて、そして嬉しそうに『ありがとうございます』とお礼を告げると晋太郎は『はい』とにこにこと笑って返事をしてくれた。 その横には高渡の友人である川原雅がすでにエプロンをちゃんとつけて待っていた。その側には千葉昇が料理は苦手だなぁといった顔で立っており、晋太郎と何か言い争っていた。と言うよりも晋太郎が昇を弄って楽...
  • 149花陵SS1
    花陵@詩歌藩国様からのご依頼品  足に伝わるぴりぴりとした痛み、がちゃがちゃとなる空の弁当箱、もう暮れなずんで、赤の中に黄も混じる海の色も、花陵には目にも耳にも一切合切入っていなかった、ただ目の前の、ヤガミだけに神経がいっていた。  素人目にも決まったヤガミは、帽子の角度を気にしているようだ。  ハーケンや、がちゃがちゃとサックの横に着いたコップ、腰の辺りに見えるロープなどから、そのまま男性誌のカタログに載せても通るだろう。 「えーと、準備は完璧ですね」  ほめ言葉か、皮肉なのか、ぽろっとおもわず言葉がこぼれた。  ほめ言葉として受け取ったらしい、ヤガミは角度をびしっと決めると、少し楽しそうに行き先を聞いてきた。 「どこへいくんだ?」 「えーと、千歳岩、千尋岩、千尋岩です。すっごく景色のいいところらしいんです、そこにいきたいです!」  舌が絡まった、緊張してる...
  • 62詩歌藩国ss1
    詩歌藩国SS・花火風景  パチパチパチパチ。  小笠原の校舎の片隅で、小さな炎の光が見えた。  線香花火である。 「皆さん楽しそうね」  森は、しゃがんで線香花火を見つめていた。  茜も、隣にしゃがみ、線香花火を見ている。 「うるさいだけだ」  茜はややすねてそう言った。 「いいんじゃない。皆さんあんなに楽しそうにしてる。…あの白い馬は可哀想だけど」  森の視線の先には、エクウスがいた。 「蛇嫌い~」  エクウスは泣きながら蛇花火から逃げていた。 「エクウスー。怖くない。怖くないから!」 「花火、花火。しよう。ほら、花火!」 須藤と花陵がエクウスに怖くないと示すが、エクウスはそれでも怖いらしい。 「ほらネズミ花火。怖くないよー」  面白がったのか九音がエクウスの足元にネズミ花火を投げた。 「藩王鬼畜~!!」 ...
  • 16船橋SS1
    NO.16 船橋さんからの依頼 相も変わらず燦々と日が照りつける小笠原。 今日もこの地のリゾートへ遊びに来る者たちがいた。 キノウツン藩国の重鎮(というかこの国は参加者のほぼ全員が重鎮であった)、 船橋と高原鋼一郎の2人である。 今回は日々忙しく国務・護民官業務・旅行社業務をこなす船橋のために 彼の上司(?)、小笠原旅行社の社長である高原が手を貸し、 念願のACEとキャッキャウフフ☆をしに来たのだ。 ……もっとも娯楽不足のためそれほど沢山にはACEを呼べないのが泣き所だったのだが。 そんな赤貧洗うが如しの彼らのもとへ現れた太陽の化身、 砂漠の国のオアシスに勝るとも劣らない南国の華。 今回のゲストACE、柱空歌&アララ・クランの登場である……! GPO緑の章を遊んだことのある諸兄ならばおわかりであろうが、 柱空歌は周囲の人間からは地雷扱いをされている。...
  • 95刀岐乃SS1
    刀岐乃@越前藩国様からのご依頼品  どこにでもある集合団地の一棟、その中のある部屋。そこで一人の少女が頭を捻っている。 一見すると男の子とも見える中性的な魅力を持ったその少女。名を「七海」という。越前藩国の逗留ACEにして、E98「九州会戦」にてその知識をもって貢献した勝利の立役者である。  よく人は見かけによらないというが、この七海もまた、その典型例である。10歳にしてゲーム「スピリチア・ダンス」にて、特師の階級章を持っている。スピリチア・ダンス全体の参加者数と、特師が一握りの者にしか与えられることが無い、といえばその非凡さがわかるであろう。   そんな少女をしても、解決が困難なことは沢山ある。様々な才能があろうと、彼女はまだ10歳であり、解決できないことはいくらでもあった。 全部がゲームだったらなぁ、というのが彼女の言ではあるが、世の中そうそう都合よ...
  • 725風杜神奈SS1
    風杜神奈@暁の円卓藩国様からのご依頼品 「よっこらせっと」  抱えた本の数々をテーブルに置き、秋津隼人は満足そうに頷く。 「うー、ゆー」  トラナはふらふら歩くぎこちなさ一緒にと幾冊もの本を抱え、踏ん張っている。  おいおい、と嘆息し秋津はトラナから本を取り上げ、自分が置いた本の隣に置く。本と言う重石から解放されたトラナは未だ顔を紅潮させ、ふうふうと息を吸う。  「ありがとう、パパ」  「おう」  そんな二人の遣り取りを見て、図書館の貸し出し窓口のお姉さんは微笑を受かべる。『随分若いパパさんね』などと思いつつ、秋津より受け取った本の貸し出し処理を次々と行っていく。トラナが目を輝かせて、その手際よいお姉さんの手付きを見つめる。流れるように左から右に積まれていく本の内容は風景写真や、旅行書である。  今日は二人にとって大事な風...
  • 148嘉納SS1
    嘉納@海法よけ藩国様からの依頼より あれはいくつの頃だったか。 広い背中におぶさって、月を見上げたことがある。明かりの少ない海沿いの道を、当時はまだ私にもよく構ってくれた父に負われて。海に浮かぶ月までの道を、歩きたいと駄々をこねて。せめて私の代わりにと、月に向かって靴を投げた。 …その後、父に酷く怒られたのだけど。 月に行ってしまった靴の相棒が、淋しそうに箱の中に横たわっている。掌よりも小さなそれを手に取って、純子はにこにこと笑った。 「旦那様がつれていってくださると、約束してくれました。たのしみですね。」 答えない靴を大事にしまいなおして、純子は彼女の夫のところに向かう。 夫は、今日も彼女が居ることに気付かなかったが、純子の笑顔は曇りもしない。ただ、手を引いて歩く夫の背中を見て、今日は何をするのだろう、と笑った。 風が、純子の頬と髪を撫でる。目...
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