犬猫おもいで秘宝館 (仮)内検索 / 「121きみこss3」で検索した結果

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  • 121きみこss3
    きみこ@FVB様からの依頼より 鎧の娘 /*/ “貴女の無茶には慣れたつもりですが、今回はとびっきりですね。” “お父っ・・・バルク!” ~いつかどこかでの会話~ /*/ 黒のオーマの中に一風変わった男がいた。と言っても、同じ黒から見るとと言う意味ではあるが。 ごめん。かなり大嘘こいた。 男の名はバルク。オーマネームは黒にして黒曜。切れ長の目と長い耳を持つ美形である。 この人物、黒の中では珍しく魔法使いであった。本人の望みとしては戦士でありたかったのだが。 バロ曰く、魔法と剣技のどちらかに絞って鍛えれば、一流には成れるだろうとの事だが、魔法の技を捨て切れずにいた。 バルク自身は、自らを中途半端と評したがある少女は、その二つの道を進むバルクを立派だと言っている。 勿論私もその意見には賛同する。 ...
  • 121きみこss1
    きみこ@FVB様からのご依頼品 雅戌の大冒険 -Adventure of the festival- 雅戌(オス・20代)は現在特別任務遂行中である。 自分から提案したものではあるのだが、買出しに出ているのだ。 焼きソバ クレープ たこやき 焼き鳥 ……たこやきは定番としても焼き鳥はちょっと親父くさいな、と失礼なことを考えながら顔色一つ変えず全力で走っていた。 第一目標は、焼きソバ。 出店で食べる焼きソバはうまい。 熱々の鉄板で焼けるソースの匂いは一種の魔力のようだ。お世辞にも高級とは言えない食材を使いながらも何故か惹きつけられてしまう、お祭りの熱狂と相乗してつい財布の紐をゆるめる要因となりうる。 「へい、らっしゃい!お兄さんヤキソバいかがっすか!」 威勢の良い声を聞きつつ軌道修正。ここが狙い目と足の裏でしっかりと地面を掴んで摩擦係数を高める。 ...
  • 121きみこss2
    きみこ@FVB様からの依頼より 説得~ファウ(黒)・オーマの場合~ /*/ 草原の中に二人の男が立っている。 お互い背が高くがっしりとした体躯で、同じような黒い鎧・黒いローブを身に付けている。 それでも、違うのは片方は剣、もう片方は杖を持ってる所である。 一陣の風が吹き、刹那とも永遠とも分からない時間が流れ、そしてその時は来た。 杖を持つ男の右手が恭しく上げられ、わずかな息が漏れた。 その瞬間に剣の男は一瞬のうちに互いの間合いを詰め、手にしている剣を真一文字になぎ払った。 瞬間、走る閃光。 そこに観客がいれば、その閃光が止むまで何も見えなかっただろう。 真一文字に薙いだ剣は杖の男を引き裂くことなく宙で止まっていた。 その切っ先は男ではなく杖のみを捉えていた。 肝心の杖の男の姿が見えない。 剣の男はそのままの体勢で重心だけを...
  • 121きみこ2
    きみこ@FVBさんからのご依頼品 左から きみこさん、曲直瀬りまさん、ミーア(カイエ)さん、バルク、エノーテラ、メビウスさん、雅戌さん。 で、シーン的にはエノーテラがわた飴食べちゃったあたり のつもりで描いております。 とても楽しく描かせていただきました。 ご指名ありがとうございました! 下記リンク先にも画像置かせていただいております。 添付のファイルより大きいサイズの画像が置いてあります。 http //stellar-night.at.webry.info/200711/article_6.html 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 拡大サイズがすごいです。ぎっしり、きっちり描き込んでいただいてありがとうございます。あ、胸の谷間が…… -- まなせ (2007-11...
  • 121きみこ3
    きみこさんからのご依頼品 お待たせいたしました。 7人でお祭りのシーンを書かせていただきました。 ゲームの楽しい雰囲気が出せたなら幸いです。 ご指名ありがとうございました。 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 コメント ...
  • 121きみこ1
    きみこ@FVB様からのご依頼品 ご依頼ありがとうございました。 左から、きみこさん、エノーテラさん(恥ずかし死(笑)、曲直瀬りまさん、ミーアさんです おまけでもう1枚描かせていただきました。 左から、雅戌さん、エノーテラさん(無限に凹む(笑)、メビウスさんです。 楽しく描かせていただきました。恋する乙女は可愛いです~。 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) ありがとうございます。どんよりしたエノさんが最高です。 -- まなせ (2007-11-17 19 16 51) ありがとうございます~。ログを読んでてあまりに可愛かったので、つい描いてしまいました(笑)>どんより。 -- カヲリ (2007-11-18 21 30 29) どうもありがとうございました!みんな...
  • 07きみこSS3
     教室の黒板の上部、教室備え付けのスピーカーよりチャイムが鳴る。  「お昼だ!お腹すいた!」  きみこの叫びに続けとばかりに  「わーい、しゅうしょーのかねっ♪」「ふぃ~ 終わった終わった」「うにゃあ、昼休みー ごはんだごはんだー!」  と教室が学生の昼休み特有の喧騒に沸き立ち始める。  その騒ぎの中、きみこの眼前を横切って二列前の「芝村舞」に近寄る影がある。女性のような 顔つきにして、真っ青な髪。「青の厚志」その人である。  「お昼だね」  「ふむ。そなたは決まったことしか言わぬな」  厚志を見たきみこは、心臓ばくばくである。この女性、厚志が大好きであり、同じクラスにな れた時はガッツポーズをしたという噂も聞く。その憧れの人が居るのである。知らず知らずの内に 顔が少し赤い。  だが、ふと我に返り昼ごはんの相棒を探し始める...
  • 169きみこSS3
    きみこ@FVB様からのご依頼品 そこは大きな空洞だった。 声が、足音が、変な風に反響しているのが分かった。 「料理教室はここですか」 料理教室、というにはあまりにもかけはなれていた。 さくらつかさはきょろきょろする。 何もない。というか暗い。 「というか、ここはどこですか。」 つぶやくように、言った。 一緒にお祝いにきた面々も分からないらしい。 だいたいさくらつかさと同じような反応をしていた。 今日はエステルの結婚祝いをする予定だった。 そのはずだった。 さくらつかさはきょろきょろしてエステル達をさがす。 急に、ライトがついた。50m上の投光機が照らしているのだった。 次々とライトがついて、艦隊が光に浮かびあがった。 艦首はマッコウ鯨のように見える。 大きさは400mはあろうか。自分たちの船と...
  • 07きみこSS2
    No.07 きみこさんからの依頼 昼休みのお誕生日会 ~きみこさんへ捧げる~ 静かに晴れ渡った小笠原の空に午前の授業のベルが鳴り響いた。 授業への呪縛から解放された学生達が思い思いに活動を始めた。学食に走る者、中庭で弁当を広げる者、校庭で遊ぶ者など様々だ。 それとは別に今回の主人公であり、凄い体験をする事になるきみこ@FVBの事について簡単に触れておこう。始めはにゃんにゃん共和国の大国FEGという藩国で内政の仕事をしていた。おっとりした笑顔と大好きな料理で皆を和ませていた人物でした。ただ、ふと何かを思いつき他の国への移動を決意した。そして、色々と迷って選んだ藩国はFVBという藩国でした。FVBは四季折々の花が咲き乱れる麗しい藩国であり、国民もその自然を楽しむ感覚とその厳しさに耐え受け入れる事ができる国民性であったからこそ移動してきたきみこ@FVBを受け入れる事ができた...
  • 07きみこSS1
    No.07 きみこさんからの依頼 或る夏の想い出(小笠原デモゲーム 青・舞編より) -きみこさんに捧ぐ- きーんこーんかーんこーん…… / * / 余韻を残してチャイムがあたりに木霊する。 授業が終了して、お昼休み。 ようやく待ち望んだひとときに、生徒たちは思い思いに身体をのばした。 「わーい、しゅうりょーのかねっ♪」 「ふぃ~ 終わった終わった」 「お昼だ!」 午前の授業は全て終了。 となれば当然、この後に待つのは一日で一番楽しみなお昼休み。 すなわち、ご飯の時間である。 「お腹すいた!」 きみこは、素直にそういった。 だって、お昼である。 おいしいご飯ではにゃ~んの時間である。 他のクラスメイトたちも思い思いに今日のお昼ごはんについて考えていた。 そしてさらにその横。 ふと見れば、青の厚志と芝村舞が楽...
  • 169きみこSS1
    きみこ@FVB様からのご依頼品 /*喰うべし*/  「食べられるものは食べる。これ自然の掟」  「な、なんですかあの生き物は!」  「イカナっていうの。第4異星人」 /*1*/  一同が集まったのは、反響の音がおかしくなるような、巨大な空洞だった。大きさは二千キロメートル。日本列島全部と、ほぼ同じ、大きさである。  さらに驚くべきは、これでも全体の20%ほどしか残っていない事であろう。大部分は埋まっているという話だから、全体を想像するのは最早困難どころでない次元である。  どんな化け物技だよ、こんなの作ったの、などと考える天河宵である。  広島の迷宮もあれだが、あっちはは2.5km四方だよなー。それと比べてもすごいよなー……というかもうすごいとかそんな次元じゃないだろ、これ。謎だ、謎。  そんな中。五十メートル上の投光器に照らされて、FVBの一行は唖然...
  • 169きみこSS2
    きみこ@FVB様からのご依頼品 海法よけ藩国の山岳地帯にはダムがあることは有名な話である。そのダムの下に秘密戦艦が眠っていたことも大分有名である。 かつて秘密戦艦が眠っていた洞窟、その闇に前後真っ二つにされて改装を行われている潜水艦が浮かび上がる。 その名を夜明けの船という。 奥を見ると、同じ形をした艦が更に7隻建造中という驚異の開発ラッシュ。 これはそんな場所で起きた食と人間を巡る愛と笑いと感動と突っ込みとバイオレンスのドラマ。 「そう、でちらし寿司だね」 夜明けの船の前に設営された特設調理台。その上には色とりどりの食材が並べられている。 エプロンを着たにこにこと笑う青年の名はアーシュラ・アツシ・リアティ。もっとも一般的には青だとかあっちゃんだとか希望の戦士と呼ばれている人型傍若無人兵器である。 その横にはつい今しがた傍若無人振りを目の当りにしたFVBの5人...
  • 人気ランキング
    思い出秘宝館人気作品ランキング テスト稼働中です。 閲覧回数によるランキングです。 上から閲覧回数の多い作品となっています。 作品閲覧の参考にどうぞ! 昨日の閲覧ランキングTOP10 141東西天狐 730乃亜・クラウ・オコーネルSS 178 アポロss2 110S43SS3 119左木SS 419アポロ・M・シバムラSS1 79結城杏SS5 33忌闇装介5 297時雨SS 240伯牙SS 総合閲覧回数ランキングTOP50 479黒崎克耶 147あおひとSS3(前編) 147あおひとSS3(後編) 14nicoSS1 02 鍋谷いわずみ子 15九重 千景SS 08高原鋼一郎SS3 105玄霧ss1 48ソーニャ 48ソーニャ 392和子SS 429橘SS 179時雨SS 28はるSS2 161華ss1 33忌闇装介SS5 95刀岐乃SS3 16船橋SS...
  • 169きみこ
    きみこ@FVB さんからのご依頼品 ご依頼ありがとうございました。 楽しそう(途中かなり大変でしたが!)なログを楽しんで描かせていただきました! 最後の「エ、エステルーー!?」な感じが出せていたらいいなと思います。 念のため、後ろの皆さんは左から 天河宵さま、曲直瀬りまさま、栗田雷一さま、さくらつかささま、きみこさまです。 手前の人物と背景の人物を別々にした大きいイラストはこちらになります。 その1 その2 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) きゃーーーー!麗しいっ!ステキ!オウサマ美人! 青かわいい! …イケナイ、この青見てたらときめいてきました…。 落ち着いた色調もとてもいい感じです。お願いできてよかったです。どうもありがとうございました! -- きみこ@FVB (2007-12-...
  • 07きみこ2
    きみこ@FVB様からの依頼分 大きいサイズ おまけ 1:きみこさんとブータ(背景なし) 2:動物達 以上です。楽しいお仕事ありがとうございました。 その他 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 コメント ...
  • 07きみこ3
    No.07 きみこさんからの依頼 まき@鍋の国 遅くなりましたが、きみこさんリクエストの青&舞とランチをアップいたします。 先のお二人が描いてなかったのでお食事図を。 シュークリームにはきっとバニラビーンズがたっぷりです(笑 (動物たちを描く余裕がありませんでした、すみません) 大きめ画像(800×700)はこちら http //g-room.sub.jp/apuro/aomai.jpg 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 コメント ...
  • 07きみこ
    No.07 きみこさんからの依頼 あやの@FEG 小笠原の思い出として少しでもお役に立てれば幸いです。 ご依頼ありがとうございました。 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 コメント ...
  • 169きみこ2
    きみこ@FVB さんからのご依頼品 大変遅くなりました。 つたないものとなりましたが、どうかお納めください。 ちなみに盛大に咲き誇っているのは芍薬です…。 立てば芍薬、なんてスイマセンスイマセン! 今回はご依頼ありがとうございました。 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 間違って元のイラスト置き場の方にコメントしてしまいました。改めてこちらでも。とてもあでやかです!青の笑顔、すてきです。でもちょーっとコワイかもw 華やかでカワイイ作品をどうもありがとうございました! -- きみこ@FVB (2008-01-28 20 35 56) 名前 ...
  • 自立9きみこ
    きみこ@FVBさんからのご依頼品 ご依頼ありがとうございました! 遅くなりまして申し訳ありません、しかも横長いのでリサイズしたらなんと小さいこと・・・(エターナル土下座 大きいサイズとおまけを以下のページにご用意させていただきました。 http //www.geocities.jp/yo53ti/sousinyou/baito/photo/kimikosan-sum.html なにとぞお納めくださいませ!(礼っ 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 コメン...
  • 169きみこ3
    No.169 きみこ@FVBさんからのご依頼品 FVBの皆様、秘宝館スタッフの皆様。 申告をはるかに過ぎ、提出がこんなに遅くなりまして 大変申し訳ありません。 ○「戦慄!あっちゃんのお料理教室」  みんなで楽しくお料理しているシーン イラストを提出させていただきます。 お詫びといってはなんですが、イラストパーツを使って 各シーンの挿絵になるような感じにしてみました。 よろしかったら、こちらもどうぞ自由にご利用ください。 http //www30.atwiki.jp/stray-catsdogs/pages/60.html 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無...
  • No.121~No.130の依頼
    No.121~No.130の依頼 No.121 きみこ@FVBさんからの依頼 カヲリ@世界忍者国 星月 典子@詩歌藩国 松井@無所属 SS風杜神奈@暁の円卓 SS伯牙@伏見藩国 SS葉崎京夜@詩歌藩国 No.123 サク@レンジャー連邦さんからの依頼 ss藤原ひろ子@FEG 萩野むつき@レンジャー連邦 No.124 サク@レンジャー連邦さんからの依頼 ss周船寺竜郎@FEG 花陵@詩歌藩国 No.125 カイエ@愛鳴藩国さんからの依頼 SS鍋 黒兎@鍋の国 猫野和錆@玄霧藩国 No.126 風杜神奈@暁の円卓さんからの依頼(作成中) ss1はる@キノウツン藩国 yuzuki@ビギナーズ王国 三つ実@羅幻王国 No.127 まき@鍋の国さんからの依頼(作成中) 乃亜I型@ナニワアームズ 棉鍋ミサ@鍋の国 No.128 あ...
  • No.00~No.10の依頼
    No.00~No.10の依頼 No.00 秘宝館トップ絵ギャラリー 忌闇装介@akiharu国 ソーニャ・モウン艦氏族・デモストレータ No.01 たけきのこさんからの依頼 01たけきのこ くま@鍋の国 イク@玄霧藩国 高渡@FEG ソーニャ・モウン艦氏族・デモストレータ カヲリ@世界忍者国 冴月@無名騎士藩国 黒崎克哉@海法よけ藩国 坂下真砂@よんた藩国 支那実@よんた藩国 あやの@FEG 和志@akiharu国 忌闇装介@akiharu国 橘@akiharu国 No.02 鍋谷いわずみ子さんからの依頼 ss城華一郎@レンジャー連邦 NO.03 一井号太さんからの依頼 乃亜Ⅰ型@ナニワアームズ商藩国 NO.04 はるさんからの依頼 文:高原鋼一郎@キノウツン藩国 挿絵:nico@土場藩国・橘@akiharu国 SS扇りんく@世界忍者国 ...
  • No.01~No.10の依頼@携帯
    No.01~No.10の依頼 No.01 たけきのこさんからの依頼 くま@鍋の国 イク@玄霧藩国&おまけ 高渡@FEG ソーニャ・モウン艦氏族・デモストレータ カヲリ@世界忍者国 冴月@無名騎士藩国 黒崎克哉@海法よけ藩国 坂下真砂@よんた藩国 支那実@よんた藩国 あやの@FEG 和志@akiharu国&おまけ 忌闇装介@akiharu国 橘@akiharu国 No.02 鍋谷いわずみ子さんからの依頼 城華一郎@レンジャー連邦 NO.03 一井号太さんからの依頼 乃亜Ⅰ型@ナニワアームズ商藩国&おまけ NO.04 はるさんからの依頼(作成中) SS0高原鋼一郎@キノウツン藩国 SS1扇りんく@世界忍者国 nico@土場藩国&おまけ 橘@akiharu国&おまけ NO.05 りゅうへんげさんからの依頼(作成中) 鍋ヒサ子@鍋の...
  • 385こんこSS
    こんこ@たけきの藩国様からのご依頼品  きらきらひかる  雷蔵は上機嫌だった。  お呼ばれされたのである。バーベキューに。  ばうばう2の頭を雷蔵は撫でた。 「この間会ったこんこが、バーベキュー行かないかって!! 楽しみだね」  ばうばう2は尻尾を振りきれんばかりに振った。 「あはははは、ばうばう2も嬉しい?」  ばうばう2は「ワンッッ」と言った。 Yesと言う事だろう。 「それじゃ、行くよ?」  雷蔵はドアを開けた。  小笠原は今日も晴天。雲一つない快晴だった。 /*/  こんこが雷蔵を呼ぼうと思ったのはお礼であった。  先の戦いで命を助けられた。本人はもしかすると覚えてないかもしれないけど、それで自分は救われた。だからお礼がしたいと思うのは人の心だ。雷蔵は食べるのが好きらしいから今日はうんと食べ物を持って来た。それで雷蔵が喜んで...
  • スタッフ申送りメモ
    2008年1月 日 時 担当者 依頼受付 内部作業 ギャラリー作成 引渡し 報酬マイル申請 スタッフマイル申請 その他作業 伝達事項 04 2325 高原 ○ ○ ○ 残作業なし、自由枠をお勧め枠に変更しておきました 06 1800 豊国 ○ ○ 残作業なし 08 0035 豊国 ○ 残作業なし 13 0351 豊国 ○ 残作業なし 13 1820 高原 ○ ○ ○ ○ 残作業なし 19 0055 豊国 ○ ○ 残作業なし 25 0344 豊国 ○ ○ 残作業なし 日 時 担当者 依頼受付 内部作業 ギャラリー作成 引渡し 報酬マイル申請 スタッフマイル申請 その他作業 伝達事項 2007年12月 日 時 担当者 依頼受付 内部作業 ギャラリー作成 引渡し 報酬マイル申請 スタッフマイル申請 その他作業 伝達事項 0...
  • No.21~No.30の依頼
    No.21~No.30の依頼 NO.21 ソーニャさんからの依頼 SS444@akiharu国 乃亜I型@ナニワアームズ商藩国 NO.22 伏見さんからの依頼 SSくま@鍋の国 鍋谷いわずみ子@鍋の国 NO.23 カイエさんからの依頼 SS鍋野沙子@鍋の国 イク@玄霧藩国 NO.24 さるきさんからの依頼 SS伯牙@伏見藩国 棉鍋ミサ@鍋の国 NO.25 つきやままつりさんからの依頼 南天@後ほねっこ男爵領 NO.26 SW-Mさんからの依頼 あやの@FEG 高渡@FEG カヲリ@世界忍者国 SS1高原鋼一郎@キノウツン藩国 SS2伯牙@伏見藩国 SS3扇りんく@世界忍者国 NO.27 壊和城夜さんからの依頼 黒崎克哉@海法よけ藩国 まき@鍋の国 NO.28 はるさんからの依頼 SS1黒霧@玄霧藩国 SS2...
  • 281時雨
    時雨@FVBさんからのご依頼品 いつもご依頼ありがとうございます。 このログのエステルは泣いてるのが本当にかわいくて、描くのが楽しみでした! 勲章おめでとうございますー!(ここで言ってしまった…) 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) すごく表情が良いです。かわいいです。 -- まなせ@FVB (2008-06-25 15 47 05) コメント打ったつもりでいたら反映されてなかった(汗 もう最高です。何というか、見る度心に響くものがっ!本当にいい絵をありがとうございました! -- 時雨@FVB (2008-06-28 21 43 04) うわー。すごくいい表情です。エステルかわいいです! -- きみこ@FVB (2008-06-30 00 43 ...
  • 218神室想真SS3
    No.218 神室想真@紅葉国様からのご依頼品 紅葉ルウシィ、という女がいる。 眉目秀麗職業藩王、質実剛健という言葉は、あまりピンとこない。光モノを愛する呪われし美脚である。 紅葉は疾走している。金髪を流し、褐色の肌に汗をにじませながら。 ザワザワと耳障りな音をたてて追ってくる影から、彼女は必死に逃げていた。 息が荒い。口が乾く。肺が痛い。もうとっくに林から抜け出たというのに、辺りは森の中のように暗かった。 「敵か!!敵性存在だからかー!!」 空を覆う影に振り返りもせずに紅葉が叫ぶ。 手足を振って走っていた紅葉は、音と空気の流れの微妙な変化から迫る影が加速するのを感じて足を止めた勢いで後ろにのけぞる。 一瞬遅れて紅葉の頭のあった位置をスピアの形をした影が貫いた。 反応の遅れた前髪の毛先が影に擦られて弾け飛ぶ。 膝を曲げて地面と平行に立ち、鼻先5cmの高さ...
  • 04はるSS3
    はる@キノウツン藩国様からの依頼より 男の人は嫌い。大嫌い。  私をいじめて面白がる人なんて、大嫌い。  いじめられるのはあんなに悲しいのに、どうしてそれが分からないんだろう。  いじめてこない人だって、最初だけ親切そうな顔で話しかけて、すぐに距離を取る。  私が嫌いだから? 分からない。分からなくて気持ち悪い。嫌い。  だから、女の子が好き。いい匂いがするし、……私をいじめてこないから。  でも、青森の小隊で過ごして、私は少し変わったのかもしれない。  男の人は相変わらず怖いけれど、前ほど気持ち悪いとは思わなくなった。  気持ち悪いと、思いたくない人ができた。  三年も前に、こんな気持ちはなくなったと思ってたのに。  小笠原は暑かった。  潮の変な匂いもするし、いつも体中に何かがべたべた張り付いているような感じで、雪ばかりの青森が懐かしくなった。 ...
  • No.161~No.170の依頼
    No.161~No.170の依頼 No.161 華@土場藩国さんからの依頼(作成中) ss あさぎ@土場藩国 ss あさぎ@土場藩国 No.162 しらいし裕@暁の円卓さんからの依頼 ss はる@キノウツン藩国 三つ実@アウトウェイ No.163 竜乃麻衣@FEGさんからの依頼(作成中) ss 金村佑華@FEG 沢邑勝海@キノウツン藩国 No.164 あおひと@海法よけ藩国さんからの依頼 ss 久遠寺 那由他@ナニワアームズ商藩国 SS奥羽りんく@悪童同盟 三つ実@アウトウェイ 静@無名騎士藩国 No.165 伯牙@伏見藩国さんからの依頼 あおひと@海法よけ藩国 SS悪童屋 四季@悪童同盟 No.166 乃亜I型@ナニワアームズ商藩国さんからの依頼 ss 久遠寺 那由他@ナニワアームズ商藩国 カヲリ@世界忍者国 No.167...
  • 218神室想真SS3-2
    No.218 神室想真@紅葉国様からのご依頼品 千葉昇、という男がいる。 眉目秀麗才色兼備文武両道。その万能成功要素は、【美形】。 天は二物を与えず、という言葉を疑いたくなるような完璧な兄である。 弱点といえば、血の繋がらない妹である千葉奈穂を天使ではないのかと思うほどに愛し、妹愛しさのあまりへたれたことくらいであろうか。 さておき。 パーフェクトブラザー千葉昇は、地の色にはとても見えない、しかしその髪質と性格からは染めたとも考えにくい赤い髪を風になびかせて立っていた。 背景には人気の少ない浜辺があつらえたように広がっている。 時折長い睫毛や高い鼻にかかる髪を物憂げに落とす動きも含めて、千葉は絵になった。 難点といえば、彼の眼前に広がる怪しいほどに黒い林(時々微妙に動く)くらいのものである。 腕を広げる慈母のように膨れ上がる林。 神の怒りを乗せた暗...
  • 148嘉納SS3
    嘉納@海法よけ藩国様からのご依頼品 純子は魔法陣の円から浮かび上がった。  顔を上げると、よく見知った顔と、知らない顔二人。  純子はいつものように微笑んだ。  また会えたと微笑んだ。 「えーと、純子さん、一緒にいるのは、友達と呼ぶと涙が出そうな比嘉君、良い奴でなかったらアウトだからセーフだよ」  嘉納はいつものように純子に気遣いながら、知らない顔を紹介した。  純子が知らない顔……比嘉劉輝を見ると、彼はあたふたとした顔をしていた。 「だ、大丈夫ですか?」  いきなり自分が魔法円から出てきたので驚いたのだろう。  純子はいつものようににこにこと笑った。 「はい」  嘉納は自分を気遣って寄ってきた。 「ワープ酔いですな、水でうがいします?」  その言葉に比嘉は反応する。 「え、ワープって酔うんですか?」 「いや、適当に言っただけ。だまされたー」  ...
  • 28はるSS3
    小笠原の夏祭りは事件が起こることで有名である。 (いや、本当かは知らないが) 兎にも角にも、なぜかアイドレスプレイヤーが行くと事件が起こる。 (起こすと言った方が正しいが) それがACE10人を同伴するとなれば尚更である。 今回も結局は旅館ぶち壊しと言う惨事を招くことになった。 が、祭りそのものそれほど問題が起こらなかった。奇跡といってもいい。 その後旅館ぶち壊しになるとは思いもよらないほど、純粋に祭りを楽しんでいたのだ。 今回の話は、そんな奇跡の一コマである。 『乙女のチッスを求めて~射的にかけたマイル 青森編~』 「青森さーん、どこですかー?」 出店の間を声を上げながら通る人影が一つ。 その時リゾートに行っていた中の一人、扇りんくだ。 お祭り会場に着いたときにはいなくなっていた青森を探している最中である。 「あおもりさーん、あおもりさん~? ...
  • 49高渡ss3
    夏祭りと絆創膏とコロッケと (小笠原ゲーム『晋太郎先生のお料理教室 3時間目』より) ―高渡さまに捧ぐ― 「ごめん……」 晋太郎は憮然としながら、高渡の手当てをしていた。 別に高渡のせいで憮然としているわけではない。 ただただ、己に対して怒りを覚えているだけの話である。 「私のほうこそごめんなさい…。無茶して倒れて心配かけて…そのうえこんな」 高渡は申し訳なく思って縮こまったが、晋太郎は手当ての手を止めずにさらりと言った。 「弟は、反省してると思うから」 晋太郎の顔は、少しも変わらなかった。 「海の底で」 「∑こ、光太郎君はわるくありません」 代わりとばかりに慌てる高渡。 叫んだ拍子に傷が痛み、思わず顔をゆがめる。 自分の情けなさに、涙が少し出た。 「ごめん……よりにもよって夏祭りの日に」 晋太郎は...
  • 自立発注ギャラリー
    自立発注にて受け付けた依頼品のギャラリーとなります。 作者へのメッセージを募集しております。 何かあればこちらから。 また、私も注文をと言う場合にはトップページより、 注文BBSへご注文ください。 お待ちしております。 NO.1 芝村さんからの依頼 城華一郎@レンジャー連邦 NO.2 竜宮・司・ヒメリアス・ドラグゥーン@詩歌藩国さんからの依頼 SS鷺坂祐介@星鋼京・南天@後ほねっこ男爵領 NO.3 ミーア@愛鳴之藩国さんからの依頼 乃亜・クラウ・オコーネル@ナニワアームズ商藩国 NO.4 東西 天狐@akiharu国さんからの依頼 アポロ・M・シバムラ@玄霧藩国 古島三つ実@羅幻王国 NO.5 多岐川佑華@FEGさんからの依頼 久珂あゆみ@FEG NO.6 蒼のあおひと@海法よけ藩国さんからの依頼 SS久遠寺 那由他@...
  • 155竜宮 司SS3
    竜宮 司@詩歌藩国さんからのご依頼品 /*/ ――――――――――――その日は、朝から快晴だった。 昇る朝日が夜明けを告げ、光が澄んだ空に冴え渡る。  陽射しが、竜宮 司の閉ざした目蓋を照らす―――――――――。 カーテンからこぼれる光が部屋の影を照らし出すように彼の意識にも夜明けを告げようとしている。 パチリと、眼が覚める。 シーツから手を伸ばし、枕元に置かれた時計を覗く。 現在時刻をみて、―――――軽く驚いた。目覚まし時計が仕事始めるより30分も早く意識が覚醒していた。 二度寝しようかとも思ったが、こんな日に寝ているのはもったいない気がした。 せっかく早起きしたんだし。 跳ね起きるように、シーツ、ベッドから抜け出す。軽く眼をこすり、メガネかける。 今日の予定を確認するようにつぶやく、えっと、予約の時間は・...
  • 47川原雅SS3
    川原雅様からのご依頼品 光太郎の一計 作:1100230 玄霧弦耶 /*/ 兄貴の様子が可笑しい。 帰ってくるなり「コウ、後で学校に行ってあげてくれない?」と言ったっきり引込んじまった。 『また兄貴の同級生と何かあったのか?』とか少し考えたのがいけなかった。手遅れだ。 「うわ、兄貴なんだよこの量」 「え? ああ、作りすぎちゃった」 「うそだ、絶対嘘だ!どうすんだよこんなに!」 「コウ、育ち盛りだよね」 こういうときの兄貴は大抵、自分か他人かに怒ってる。 多分、今回は十中八九自分にだ。・・・それはそれとして、こいつはどうしたもんか。 と、眼の前の敵をどうやってやっつけるか考えようとしたところにチャイムも鳴らさずに兄貴の友達が入ってきた。 毎度毎度思うけど、兄貴はいつの間にか友達とかが多くなってる気がする。 ...
  • No.21~No.30の依頼@携帯
    No.21~No.30の依頼 NO.21 ソーニャさんからの依頼 SS444@akiharu国 乃亜I型@ナニワアームズ商藩国&おまけ1 NO.22 伏見さんからの依頼 SSくま@鍋の国 NO.23 カイエさんからの依頼 SS鍋野沙子@鍋の国 イク@玄霧藩国 NO.24 さるきさんからの依頼 SS伯牙@伏見藩国 棉鍋ミサ@鍋の国 NO.25 つきやままつりさんからの依頼 南天@後ほねっこ男爵領&おまけ1 NO.26 SW-Mさんからの依頼(作成中) あやの@FEG&おまけ1 2 高渡@FEG SS1高原鋼一郎@キノウツン藩国 SS2伯牙@伏見藩国 ss3扇りんく@世界忍者国 NO.27 壊和城夜さんからの依頼 黒崎克哉@海法よけ藩国 まき@鍋の国 ? NO.28 はるさんからの依頼(作成中) SS1黒霧@玄霧藩国 ...
  • 62詩歌藩国ss3
    その光景は森精華には、輝くばかりの美しい光景だった。 地面が割れて大きな蜘蛛のような姿を現す「それ」を、人々は様々な呼び方で呼んだ。 「兄」や「お兄さん」とも「ドラゴン」・「地竜」とも呼ばれた「それ」は、真っ黒な機械だった。 祭を見て歩くさ中も数度ユータは舌打ちしていた。そして今も舌打ちをする。 するとユータが兄と呼ぶ、その黒い竜の目が輝いてた。 ガシャコンギャシャコン、と。 もしかしたら、ユータは舌打ちすることで、兄と連絡やコミュニケーションを取り合っていたのかもしれない。 その様子を目を見開き、森の義弟である茜は「なんだ、こいつ」と呟いて竜を見詰めた。 さらにその横の森からは感嘆のため息と共に言葉が漏れた。 「綺麗……」 「Σ」 森のその感嘆の言葉に茜は驚きを隠せない。 しかし森のその言葉に反応したのは、茜だけではなかった。 「兄さん...
  • 90カイエSS3
    カイエ@愛鳴藩国様からのご依頼品 「すいません、英吏さん…ありがとう。」 赤星はうつむいた。何かを祈るような、姿だった。 「こんな事になるつもりではなかったのです。いつかもっと良い形でお会いしましょう。英吏さん、奈津子さん、クイーン。」 潮騒が、人々の確かにそこにいた余韻をかき消していく。今夜は月夜だ、水面が青い。 波に散る、月の姿を見ながらに、思うのは、今宵の顛末。思いもよらないすれ違いが、それでも最後には、気持ちを、理解を半ば押し付ける形にはなったけれども果たされて、そうして最初の英吏たちは元の世界に帰っていった。 緊張していた。警戒していた。 当然のことだった。自由意志も同意もなく、自分の置かれた状況に対する、知識も、心構えも、何もない人間が、突然に理解を求められたのだ。 だが、それでも――― 一方的ではなかったと思...
  • 79結城杏ss3
    結城杏@世界忍者国様 様からのご依頼品  どうしてこんな事になったのか私にはわかりません。  これを読んだあなた、どうか真相を暴いてください。  それだけが私の望みです。  ……どっかで聞いた事あるくだりだって?  イヤダナアソンナコトナイデスヨ? ――――みはえる摂政業務日記より一部抜粋――――  その日は晴天。  見事なまでの小笠原日和です。  杏さんの連れて来たスキピオがにゃーんと鳴きながらしっぽをぴんと立てて歩いています。  スキピオもこの見事なまでの小笠原日和が嬉しいのでしょう。  私達は、今日はこうして小笠原に慰安旅行に来たのです。  いやはや、こんなに嬉しい事があるでしょうか。  日頃の責務から解放された我々は、銘々に好きな場所に移動し始めました。 「いやあ、猫はいいねえ」  ……結城...
  • 110S43SS3
    S43@るしにゃん王国さんからのご依頼品 S43は悩んでいた。 草原を歩きながらネコリスー、ネコリスーと唸る。 S43にはネコリスが必要なのだ。 それもただのネコリスではない。メガデウス・ネコリスである。 だからこそ、S43は悩んでいた。 このネコリス、ただのネコリスではない。 まず、メガデウスの名の通り、でかい。 文献によれば体長は3m、体重は200kgを超えるという。 それでいてネコリスである。にゃんにゃんちゅーと鳴くし世界移動もお手の物。 なんという素晴らしい生き物であろうか。 存在していたならば、会いたい生き物ランキングに入ってくること間違いなしだ。 そう、存在していたなら、である。既に絶滅しているのだ。 再度言うが、だからこそS43は悩んでいた。 ネコリスが食む草の草原を歩きながら、考える。 メガデウスっていうくらいだから、でかいんだろうなぁ...
  • 06龍鍋ユウSS3
    龍鍋 ユウ様からのご依頼 / * /  突然だが、竹内優斗は追い込まれていた。  いや、半分以上自分の自爆だったりする事実は君と僕の内緒だ。  とにかくまあ、窮地なのだ。英語でいうとピンチ。青森で形勢が傾いた時だってここまで危機的状況には早々ならなかったはずであろう。  太陽が沈みかけたとはいえ、まもなく夏が訪れるであろう小笠原は暖かい。悪くいうなら蒸し暑い。  彼らが学校帰りに足を止めた甘味処も、当然のように冷房がその暑さを忘れさせている。  …………のだが、何故かその中に居ながら竹内の背中は汗でびっしょりと濡れていた。  嫌な汗、いわゆるひとつの冷や汗というやつに相違はない。  何を隠そう、竹内優斗は甘いものが苦手なのだ。まあそれなのにほいほい着いてきてしまったのだから救いようがない。  ちょっとばかし後悔してみても  ユウの「あんみつかー、竹内君は...
  • 178アポロSS3
    アポロ@玄霧藩国様からのご依頼品 温泉。そこは、古来より数々のドラマを生み出してきた名所である。 /*/ 藩国旅行の最後の時間に温泉を訪れた玄霧藩国の面々は、 これより温泉に入ろうと、更衣室の前に集っていた。 岩田:「温泉は、ハンターのロマンです」 玄霧 : 「浪漫です」 影法師 :「靴下っ。靴下っ」 善行:「それにしても、本当に僕の元部下に似ていますね」 岩田:「ソウデスネ」 玄霧 :「ははは、ソウデスネ」 岩田は、善行と昔同じ部隊だった。 だが、それを善行に知られてはならない理由があるため、ごまかしているのだった。 雅戌 : 「到着。付いてない人はいませんね」 黒霧 : 「僕は普通に温泉につかります」 猫野和錆 :「・・・(覗かせんぞ)」 イク : 「ハハハ・・・」 ...
  • 95刀岐乃SS3
    刀岐乃@越前藩国様からのご依頼品 ■桜の花、海辺に咲く頃に (後編) 作 3100590 伏見@伏見藩国 /*/ 淡い美しさを持った黒髪の少女が、はにかんだ。 それは桜が舞うかの如き様子だった。 「こんにちはみなさん」 その表現はあながち間違えではないのかもしれない。 八重咲桜子。 それが長い黒髪の日本人形のような美少女の名前だった。 「こんにちは」 一歩踏み出した男が、丁寧に頭を下げる。 三十路近い男が少女に頭を下げる絵はなかなかに不思議だったが、 その少女には、それをさせるだけの魅力――威厳があった。 「初めまして。越前の黒埼と申します」 越前藩国執政・黒崎紘。 わんわん帝國においては有名な人物である。 『越前藩王に過ぎたるものが二つあり、電精文殊と黒崎紘』 とは帝國のみならず、にゃん...
  • 33忌闇装介ss3
    『ウイチタ 更紗の休日~akiharu国観光編~』 /*/ “出掛けるぞ。仕度をしろ” “え、えぇ?” 副官をデートに誘う準竜師の図。 /*/ その日、私ことウイチタ 更紗は久しぶりの休日を、ゆったりと楽しむつもりだった。 少し遅い朝食をとっていたその時、多目的結晶に連絡が入った。 用件だけを伝えると、一方的に通信を切られる。 いい加減に慣れはしたが、ついため息のひとつも漏れてしまうのはしかたがない。 急いで仕度をすることにする。 少し悩んではみたものの、あまり飾り立てるのもわざとらしいかと思い無難なところでインディゴブルーのソフトジーンズにシルバーグレイのカットシャツと決める。 ためしに髪をまとめてポニーテールにしてみたところ、これはなかなかイイカンジ。 あとはお気に入りのルージュをひいて、カンペキ。よし、こ...
  • 26SW-MSS3
    空、遠く――(小笠原ゲーム マイトとミズキと初心者達より) ―ゲームに参加された皆様に捧ぐ― 賑やかな祭囃子が、辺りに響いている。 これぞ祭りといわんばかりの浮かれた空気だ。 小笠原に来ている面々も、やや気分が高揚しているようだ。 「本物の笛とは、風流ですねー」 辺りはまだ明るかったが、雰囲気としては十分だった。 なにせ、近頃には珍しい、本物の笛の音が聞こえてきていたのだ。 浴衣を着て、うちわで扇ぎながらあたりを歩けば、もうお祭り真っ只中である。 「お、ここでは本物の笛を使っているんですねー。本格的だなー」 「夏って感じがしますねー」 「誰が吹いてるんですかね~?」 そんなことを言いながらそぞろ歩いていると、やがて笛の主が見えてきた。 法被を羽織り、裾を端折って笛吹く姿も似合いすぎる、オーキマイトその人だ。 「うんうん、いい音...
  • 13是空とおるSS3
    ここは小笠原分校。 教室の窓は開かれて、海風がカーテンを揺らしている。 外は夏の日差し、太陽の光で満ち溢れていた。 教室の中に男と女が二人。二人は外の景色を眺めていた。 男は窓際に持たれかかって、女は机に腰掛けて共に遠い海を眺めている。 窓から見える海は、とても穏やかで澄んでいた。 「平和だねぇ」 「本当にそう思う?」 「外見上はね。この外見を本当にするために勉強会をしようと思って来てもらったんだ」 女は少し、首を傾げた。肩より長い髪の先を指にくるくる巻き付けている 「この美しさを見れば戦争なんて起こらんと思うが本音だけど……今回の戦争の個人的見解を素子とゆっくり話しておきたかったんだ」 国で王様が弱気にはなれないからねぇ、と男は笑う。 「見解、ね。そうね。長生きだけは、してきたから。すこしくらいはためになるかも知れないわ」 「なんの話からしようかな。色気は...
  • 09風杜神奈ss3
    風杜神奈さんからのご依頼  風社は夢を見る、毎晩ではない、時々夢を見る。  その夢はいつも同じではない、いつも違う夢だ。  ただ、決まっていることは一つある、それはイルカだ。  そこが海ではなくても、町であろうとも、風社は、イルカをみる。  町のショーウィンドを泳ぐイルカ、山の雪を泳ぐイルカ、街を歩くと、水たまりにイルカ、慌てて上を見ると、空を泳ぐイルカ。  イルカイルカ、イルカ、遠くから見るイルカ、近くにいるイルカそばにいるイルカ、イルカ? そばにいる?  風社は、少し頭を振って目を覚ました、時計を探そうと思ったが、どうせもうおきるのだ、着替えるためにベットを降りて、水差しから水を取ると一気に飲む。  冷たい水が体に染み渡る、眠った体に水が通るように覚醒していく。  カーテンをあけて外をみる、空はまだ少し暗い。 「なんで、イルカ...
  • 138SW-Mss3
    SW-M@ビギナーズ王国様からのご依頼品 マイトのお見舞い 2007/12/15 1 05版 * 10月も末だというのに小笠原は今日も暑いくらいの陽気だ。 SW-Mは夏そのままの太陽に手をかざして見上げ眼を細めると、ポニーテールを揺らして小さな病院のロビーへと入った。 ひんやりとした空気が後れ毛のかかる首筋に心地良い。 SW-Mはそれだけで何だか今日は良いことがありそうな気がして、元気よく目当ての病室を探した。 彼女の今日の目的はオーキ・マイトのお見舞い。 先だって共に戦った戦闘で負傷した彼の事をSW-Mはいたく気にかけていた。どれだけこちらが近付こうとしても同じ距離を取って離れていこうとする、まるで月のような少年。 それでも彼女は心底諦めない。歩き続ければ月にだっていつかは手が届く。 見上げれば何時だ...
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