犬猫おもいで秘宝館 (仮)内検索 / 「158榊遊ss2」で検索した結果

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  • 158榊遊ss2
    榊遊@え~藩国さんからの依頼 耳をひこひことうごかしながら、日向の側を歩きながら、子猫のあごをいじいじとなでる。  猫が何とも言い難い顔をして、我慢しているのが可愛らしい、いぬだから警戒されるかとも思ったが、別にそんなことはないようだ。  日向は別段気にすることもなく、すたすたと歩いている。  「あの、アイドレスって、ご存じですか?」  榊は、前からの疑問を尋ねた。  日向は軽く首を振って、否定 「秘密結社みたいだな」  なんと返したらいいか、まさかゲームでみんながあなたを救うために命をかけたんです。  そのことをいったらきっと頭の変な人だと思われる気がする、さすがにそれはいやだなあ、少し聞くことを変えてみよう。  猫の顎から頭に手を写す、耳の間をくりくりといじる  猫がうんざりとした表情をしていて、何とも可愛い 「金髪の日向さ...
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  • 158榊遊ss1
    榊遊@え~藩国さんからの依頼 /*その者、貧乏につき*/  昼休みに食い物で釣ってみたらどうかな。  日曜日である。学生の頃ならば(常日頃授業をさぼりにさぼって相棒と街をかけずり回っていたとはいえ)授業のない一日の心地良い開放感に浸り、ずいぶん浮かれたものだった。  思えば、そう、若さだったのかもしれない。  いや、俺はまだ若い。日向は心の中でつぶやく。  しかしつぶやくだけの気力しかない。体は栄養不足につき絶賛反乱中である。しばらく前から空腹の音しか耳にしていない。恐怖の家賃取りもやってこないのは幸いだったが、それ以前の問題として、もう気力がない。  というか、だ。ソース焼きそばだけでは体力がもたない。あの味にはうんざりだ。  や、あれが生命線なので、そんなことを言っては罰が当たる。 「…………」  惨めさにちょっと泣けた。床にぶっ倒れたまま男泣きす...
  • 338榊遊SS
    榊遊@え~藩国様からのご依頼品  男とは格好つけたい生き物である。  ハードボイルド。固ゆで卵。崩れないの意。  まあ実際女は自分にだけ弱みを見せてくれる男に惹かれるものなのだが、それはまあ、男の面子と言うものがあるので割愛しておく。  日向玄乃丈もまた、そんな格好つけたい男の一人であった。 /*/  入り江にはたくさんのカヌーが停まっていた。 「わあ」  日向の隣には、榊遊。彼女は珍しそうにキョロキョロしていた。 「カヌーって急流とかで乗っているのを以前映像でみた覚えがあるのですが、レースだとどういう風になるのですか?」 「あのポール、見えるか。7km先だ」 「えっと……」  日向は優しく教えた。  遊は目を凝らして日向の指差す方向を見た。 「あそこにいって、帰ってくる。そう言うレースだ。4チーム出る。賭けも出来る」 「沢山ありますけど1...
  • 158榊遊2
    榊遊@え~藩国さんからの依頼 行き倒れの日向 手に食いついた日向 腐海のお部屋 お食事券もらえてなくて横たわる日向 折角なので真正面からの日向 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 コメント ...
  • 158榊遊1
    榊遊@え~藩国さんからの依頼 フルサイズはこちら 榊遊さんからご依頼いただきましたイラストが完成いたしました。 とても楽しく描かせていただきました。 (密かに猫がんばってます) ご指名ありがとうございました! 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 コメント ...
  • 425榊遊SS
    榊遊@愛鳴之藩国様からのご依頼品 記憶のかけら  ―榊遊さまに捧ぐ― 雑踏にまぎれるように、一人、道を歩いていた。 何ということもない。 自分にとっては、よく見慣れた風景だ。 今日は、なんだかよくわからないが生活ゲームに呼び出されたらしい。 自分を呼ぶ物好きなど、とうの昔にいなくなったと思っていたから、少々驚いた。 それでも、まあ、別段拒む理由もない。 それで、その待ち合わせ場所に来てみたわけだが。 「こんにちは・・・お久しぶりです。」 不意に横合いから声をかけられて振り向いた。 犬耳眼鏡にメイド服、とある意味三拍子揃った20歳くらいの女性が、そこにいた。 しばらく、考える。 「ん? ああ、いや、だれだっけ」 やっぱり思い出せなくて、とりあえず素直に聞いてみた。 女性に対して人間違いなんかをする...
  • C6榊遊SS
    榊遊@愛鳴之藩国様からのご依頼品  尻尾がパタパタ揺れている。  おでんを頬張るだけでこれほど幸せそうな人というのも珍しい。  いろいろ考えて、とりあえず切り分けた大根に小さく噛みつく。  思った以上に柔らかくて、だし汁が口の中であふれた。ちょっと熱い。  おでんの熱が体にやわらかく染みてくる。  温度そのものが甘い味のように体を満たして、背中の寒さを忘れさせてくれるのだ。  次は何を食べようかな。  玄乃丈さんは目を閉じて震えている、尻尾も震えていた。  しばらくそれを見つめてしまう。  次はタコの足にしよう。  犬の国のいうこともあるのだろうけど、玄乃丈さんは思った以上に無防備だ。  指摘すれば拗ねるくせに、尻尾をパタパタかわいく振っているのである。 「ところで寒くなかったのですか?」 「懐ほどではないさ」 「トレンチコート...
  • 912榊遊SS
    榊遊@愛鳴之藩国様からのご依頼品 石言葉は想いと共に  愛鳴之藩国は帝國きっての子供の多い国で知られていたし、国の至る所で、子供の遊ぶ姿が見られた。  榊弦乃丈の歩く先歩く先でも、子供が無邪気に走り回る姿が見える。  今も、ちょうど子供が走って横を通り過ぎていった。  手にはボールを持っている。そう言えば年末年始にドッジボール大会があったとか言ってたな。流行っているのか。  弦乃丈は思わず頬を弛ませ……帽子を深く被る事で表情を隠した。  いかんな、どうもこの所ハードボイルドが崩れてる。  実際の所、女性のクリスマスプレゼントにペヤング(大)をプレゼントしている辺り、それのどこがハードボイルドなのだろう、そもそもペヤングのどこにハードボイルドを見出せばいいのだろうと思わなくもないが、本人がハードボイルドを主張しているのだから、ハードボイルドなのだろう。  と、...
  • 566榊遊SS
    榊遊@愛鳴之藩国様からのご依頼品 町長ですの?玄乃丈さん  初めまして。  私、愛鳴之藩でバトルメードをしております榊遊と申します。  え、いつもこの格好ですわ。もちろん。  メイドの衣装は私のフォーマルですもの。  赤い髪が綺麗、ですか。まあ、ありがとうございます。それに眼鏡がお似合いです、と。  ふふ、お上手でいらっしゃいますわ。お褒めいただいても紅茶くらいしかお出しできませんわよ。  どうぞ。熱いのでお気を付けてお召しあがりくださいませ。  あ、そうでした。今日はご相談に伺ったんでしたわ。  お聞きくださいませ。あれはそう、え~藩国様との合併が一段落した7月頃、愛鳴之藩でのこと。  先にお会いした玄乃丈さんにいきなり10年が過ぎたと知らされたあとのでございました。 /*/  私は待ち合わせ場所へと急いでおりました。  はい。もちろん玄乃...
  • 911榊遊SS
    榊遊@愛鳴之藩国様からのご依頼品 ~お料理ですよ、玄乃丈さん~ どうしたものかと、玄乃丈は考えていた。 腕を組み、目の前にある問題の人物に、なんと声をかけるべきかを悩んでいた。 そこは玄乃丈が暮らす家の台所であり、一人暮らしの彼の家には本来、ほかの誰かがいるはずはない。 しかしその日は、来客があった。 ヒラヒラとした白いエプロンドレスに、おとなしい色合いのストールをつけた柔和な笑みの女性。 名を、榊遊といった。 探偵業を営む玄乃丈にとっては(数少ない)たびたび仕事をもってきてくれる依頼主、すなわち食い扶持であり生命線でもある人物だった。 数年前からの付き合いであり、それなりに気心の知れた間柄ではあったが、今日は少しばかり勝手が違った。 原因は、彼女がキッチンで料理をしていることにあった。 それは両者合意の上で行われていることだったが、自分...
  • 664榊遊SS
    榊遊@愛鳴之藩国さんからのご依頼品 解説「全アイドレスプレイヤー何百人の皆様こんばんは。幸せの生活ゲーム、もしくはトラウマの時間がやってまいりました。生活ゲームのログを実況風に解説してしまおうというこの番組、3回目となります。今回の犠牲者は愛鳴之藩の榊遊様です」 ゲスト「榊遊!この遅筆な筆者にログをSS化させようという命がけの行動、僕は敬意を表する!!」 解説「いい加減、同じネタは飽きませんか」 ゲスト「…」 解説「むしろ、私が飽きます。次は別のネタを使わないとゲスト変えちゃいますよ」 ゲスト「(´゜д゜)!?」 /*/ ―その笑顔はまるで燦々と降り注ぐ陽光を浴びて、天に向かって背伸びをする向日葵のようだった。 /*/ (´゜д゜)!? 榊遊は呆然としていた。それはもう、鳩が豆重機関銃を食らってお腹一杯、夢一杯と、そんな感じである。まぁ...
  • 765榊遊SS
    榊遊@愛鳴之藩国様からのご依頼品 /*十年越しの焼きそば*/  ――十年後。  と、思われているらしい。  レストランから出て行きつつ、日向はのんびりと考えた。青空の下、緩やかな風が適度に体をなでていき、心地よい体感気温を維持している。 「さて。どうするか、が問題だ」  日向はのんびりと言った。隣をついてきていた榊は、うーん、と首を傾げる。 「どうしましょう。お勧めのところはありますか?」 「食べたばっかりだしな……」  生憎と食事をするところくらいしか思いつかない。いや待てそれはどうなんだと日向は内心で考え込む。  しかし無い知識を総動員しても回答はエンプティに決まっている。  日向は諦めて、 「散歩でもするか?」  と言った。  榊ははい、と頷いてついて行く。  十年後。話を聞いてみたところ、彼女がここにいるのも時間犯罪の可能性濃厚、という...
  • 714榊遊SS
    榊遊@愛鳴之藩国さんからのご依頼品 No title /*/  入院患者病棟がざわざわと慌しくなり、医師たちが怒号を放っている。 それは、緊急事態であることを表し、発せられている言葉は理不尽に対する純粋な怒りである。 そしてその怒りの原因は、患者の病変ではなく、一本の連絡から来たものであった。 看護士たちは命令と連絡との板ばさみになり、ほとんど身動きが取れなくなっている。 しかし、この連絡は医師たちにとっても絶対的な"命令"であった。 だが、それでも医師たちはその連絡どおりにするのには抵抗があった。 現在の医学ではどうすることも出来ない毒に犯された患者を運び出せという連絡に。  指示を出したのは、帝國最高権力の一つ「宰相府」。 指示された時間が迫り来る中で、医師たちはついに諦め、搬送のための処置を行い始めた。 /*/...
  • 338榊遊
    榊遊@え~藩国様からのご依頼品 リクエストの2シーン描かせていただきました。 服はメイドさんと迷いましたが私服にしてみました。 ご依頼ありがとうございました。 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 コメント ...
  • 425榊遊
    榊遊@愛鳴之藩国様からのご依頼品 捏造4コマ漫画。 帽子を被りっぱなしは、湿度がこもって良くないそうですよ。 ざわ    ざわ ククク・・・無駄だ・・・ いくら評価値を上げていても・・・ 忘れたっ・・・! キレイさっぱりと・・・! 感情値はリセット・・・0・0からだっ・・・! 多くの人の共感を呼ぶであろう榊遊さんの魂の叫びを 某賭博黙示録風に描いてみました。 ざわ    ざわ ぐっ・・・! 「はい、あーん。」・・・だとっ・・・! 食えと・・・言うのかっ! この煮えたちくわを・・・一口でっ・・・! そんな事をすれば・・・ 確実に・・・!大火傷・・・! 天然・・・なのか・・・? それとも・・・根に持っているのか・・・? 忘れていた事をっ・・・! リクエ...
  • C6榊遊
    榊遊@愛鳴之藩国さんからのご依頼品 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (sakaki1.jpg) 遅くなりました(土下座) やはり榊さんちの日向さんは餌付kげふんげふんご飯を食べてなんぼだと思いました。 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 コメント ...
  • 912榊遊
    榊遊@愛鳴之藩国様からのご依頼品 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 コメント ご発注元:榊遊@愛鳴之藩国様 http /...
  • 911榊遊
    榊遊@愛鳴之藩国様からのご依頼品 作品ページ http //oracle.sakura.ne.jp/3110/takekino/log/p16.html 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 コメント ...
  • 213小鳥遊SS
    小鳥遊@芥辺境藩国さんからのご依頼品 ――――彼は撃墜王になるよ。 /*/ どこまでも続くような、青く澄んだ空だった。 芥辺境空軍 王立航空師団 第一飛行中隊隊長であるところの瀧川はそんな空が好きだった。 とりわけ飛行機で飛び回っている時の空を好いていた。 どうせ死ぬなら空がいいなと、瀧川は飛行場の屋上で昼寝しながらそう考える。 その場所こそが自分の生きる場所だと考えていた。 ジェットエンジンのノイズが聞こえる。 ちらりと音のするほうに目を向ければ蒼天・夕型が白い雲を引きながら飛び立っていくところだった。 蒼天を一回り小さくしたボディに鮮やかなオレンジのラインが輝いている。 あの飛び方は第三飛行隊のケリィだなと当たりをつける。 第三飛行隊の30分後には第一飛行隊の、つまりは自分の順番がくるはずだったが、瀧川はあと10分だけ休憩...
  • 664榊遊
    榊遊@愛鳴之藩国さんからのご依頼品 /*/ 味のれんのエピソードのお話と 万年筆のところの榊さんが素敵だったので書かせていただきました。 現代での再会おめでとうございました。 いつも差し入れをしている榊さんとそれに大喜びの玄乃丈さん、のイメージがありましたが 昔話のエピソードではそれともまた違う、いい感じの雰囲気を感じました。 ご指名ありがとうございました!。 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 コメント ...
  • 714榊遊
    榊遊@愛鳴之藩国様からのご依頼品 このたびはご指名ありがとうございました! リアル事情なとはさんでしまい、大変お待たせしてしまって申し訳ありませんでした。 残念賞メダルのところを書かせていただきました。 榊遊さんの日向さんはお茶目な感じがとても素敵ですw 帽子とサングラスオンの日向さんをオマケにさせていただきますw 1枚目にサングラスをつけた差分はこちらw; 2枚目からサングラスを取った差分はこちらw; おまけのまとめはこちら http //www14.atwiki.jp/kayie/pages/47.html 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) ...
  • 自立16榊遊
    榊遊@愛鳴之藩国様からのご依頼 #色違い差分はこちら 通常 照れ 悲しみ 怒り 笑顔 真剣 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 コメント ...
  • 765榊遊
    榊遊@愛鳴之藩国様からのご依頼品 おまたせいたしました!高級そうなレストランも高級なスーツも見たことがないのでちょっと困ったりw 少し大きい版もございます。 http //www6.atwiki.jp/ashcape/?cmd=upload act=open page=%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC file=76501L.jpg ご依頼ありがとうございましたー! 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 ...
  • 566榊遊
    榊遊@愛鳴之藩国さんからのご依頼品 いきなり10年後という厳しすぎる条件での逢瀬、あふれる不安と緊迫感・・・ 皆無!みたいなイラストですみません!! 時と共に立場も大きく変わられて、遠くへ行ってしまったかのような不安を覚えそうなシーンでしたが、 さあ行こうとばかりに引き寄せてくれる日向さんはかっこよかったです。 こちらまとめとなります、どうかお受け取りくださいませ(礼 http //park.geocities.jp/tyouwakaba/hiho/sakakisan.html ご依頼、ありがとうございました! 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 ...
  • 自立16榊遊差分
    榊遊@愛鳴之藩国様からのご依頼 色違い差分になります。 通常 照れ 悲しみ 怒り 笑顔 真剣 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 コメント ...
  • No.151~No.160の依頼
    No.151~No.160の依頼 No151 船橋@キノウツン藩国さんからの依頼(作成中) 萩野むつき@レンジャー連邦 SS龍鍋 ユウ@鍋の国 その2 No152 深織志岐@暁の円卓さんからの依頼 SS黒霧@玄霧藩国 黒崎克哉@海法よけ藩国 No153 葉崎京夜@詩歌藩国さんからの依頼(作成中) SS鈴藤 瑞樹@詩歌藩国 阿部火深@FVB SS嘉納@海法よけ藩国 yuzuki@ビギナーズ王国 No154 金村佑華@FEGさんからの依頼 SS龍鍋 ユウ@詩歌藩国 矢神サク@レンジャー連邦 No155 竜宮 司@詩歌藩国さんからの依頼 花陵@詩歌藩国 SS嘉納@海法よけ藩国 龍鍋 ユウ@鍋の国 SS周船寺竜郎@FEG 駒地真子@詩歌藩国 カヲリ@世界忍者国 No156 駒地真子@詩歌藩国さんからの依頼 ss金村佑華@FEG ま...
  • 155竜宮 司ss2
    竜宮 司@詩歌藩国さんからのご依頼品 その友情が愛情に変わるのにそう長い年月は必要としませんでした…  竜宮とユウタは互いに顔を見合わせた。竜宮がかわいいなぁとチラっと思っているとユウタは言葉を口にした。 「どうしよう」 「どうしよう」  竜宮も同じ言葉を口にし、互いにくすりと笑うと二人は立ち上がった。状況はどうしようもないが、ここに二人でいるということは絶望でもなく希望な気がしたのである。ユウタの兄でもある地竜がチカチカと光っており、その光も二人の気持ちに同意しているように竜宮は感じた。  さすがにユウタの顔を見てるのが楽しいからとずっと見てる訳にもいかないだろうと竜宮は現状を把握することにした。 「この小笠原はどこの世界にあるんだろうなー」  竜宮はそして、まずは腹ごしらえだと思い、ユウタに話しかけた。 ...
  • 04はるss2
    NO.04 はるさんからの依頼 言葉は不便なものである 人は言葉に頼るが故にその思いを正しく伝えられない事がある その人にとって大事な時ほど、可能性は高い -E・ハガネスキー 浅田物語 少女の名は浅田という。名前は今は無い。 普段はキノウツン藩国というところで藩王付きのメイドをやっている猫耳少女である。 知り合いに誘われて彼女は小笠原へと旅立った。 ここは学校、今は昼休み。授業の緊張感が過ぎ去り空気が弛緩している。 浅田は同郷のはると連れ立って教室を出る。上履きをペタンペタン言わせつつ二人は屋上へと足を向けた。 階段を上がるたびに昼食の入ったコンビニ袋がかさかさとこすれる音を立てる。 「似合わんな、確かに。まあ、谷口の言うとおりだとしても。浅田ならどうとでもするさ」 そういったはるが加齢メイクを落とした顎を撫でる。 はるの言葉も不安を感じる浅...
  • 58高原鋼一郎SS2
    NO.58 高原鋼一郎さんからの依頼  壮大な音楽が遠くで聞こえている。高原は新郎控え室で沢邑と時間を待っている。  高原の付き人は急遽変更されたらしい、打ち合わせの時と違う人物が部屋に入ってきた。  その人は何の特徴もない顔立ちの男で、彼は前任者の名前をあげて、彼は病気になったと告げた。 「はぁ、それはどうも」 と挨拶をする高原。 「ところで貴方のお名前は」  このタイミングで人が変わるとは怪しい。 「……高原さん、大丈夫ですかね」  沢邑も怪しいと思ったのか、高原に小声で尋ねた。  男はそんな様子も意に介せず、自己紹介をした。 「大和丘一人。と言います」  どう聞いても、おそらくは偽名としか思えない。が、怪しんでもどうにもならない、と握手をする高原。 「大和丘さんですか。よろしくお願いします」 「ありがとう」  大和丘は微笑んで両手で貴方の手を握った...
  • 153葉崎京夜ss2
    No.153 葉崎京夜@詩歌藩国様からのご依頼品 S・TAGAMIは、強情を絵に描いたような人だと誰かが言った。  彼女がしゃべらないのは嘘を言う必要がないからだと。  葉崎はしみじみとそれを実感する、彼女がいつも同じ服なのもきっとそういう理由だろ。  教室の影の中にTAGAMIはいつも通りのかっこうでたっていた。  黒い服はいかにも学校の中で異質で、何とも居心地が悪い。  長いブロンドの髪も、澄んだ瞳も、まるでその場を拒むよう、浮いた鞄と帽子は旅支度。  どこへいってもTAGAMIは同じような空気をまとっている、いつも何処かに行く途中だと言いたげなその瞳に、葉崎は少し胸にくる。 「これで、最後だって、以前いいましたよね。それを覆してみました」  腰をまげて頭を下げてみる、まっすぐな瞳に、少し射抜かれるような気持ちがする ...
  • 131まきss2
    まき@鍋の国様からのご依頼品 記憶 「忘れないから……」 まきは必死に抵抗する。 「忘れないから」 大切なモノを消さないように 「忘れるもんか」 記憶という名の、宝物を。 「忘れない!」 そして、フォールダウン。意識は闇に落ちる。 『絶対に!』 忘れたくない日々。忘れられない日々、彼と過ごした全ての記憶はこうして封じられた。 完全に上書きしなかったのは、いったい彼の中のどの部分がそうさせたのだろうか。 真相は……いつか明かされるのだろうか。これは、その前の、ほんの短い時間のお話。                  /*/ 記憶 -memory-                  /*/ 「ここでいいんだよな…時間も大丈夫…だよなぁ」 ハンガーへ連なるトンネルの中、呟きが漏れた...
  • 79結城杏ss2
    結城杏@世界忍者国様 様からのご依頼品 本日快晴日々是平和也 (小笠原ゲーム『世界忍者国慰安旅行』より) ―結城杏さんに捧ぐ― スピキオはご機嫌だった。 にゃーんとしっぽを立てて、ちょっぴりふりふりしながら道を歩いている。 今日は、元・お見合い相手の結城杏に誘われて、みんなで海へ行くことになったのだ。 スピキオは水も、熱い砂も好きではなかったが、杏のことは気に入っていたので、いっしょに行こうという気になった。 熱い砂を肉球で歩くと、肉球から発汗する猫としてはちょっと辛いものがある。 なので、スピキオは杏の肩に乗っていた。 これはいい。 なんだかいい気分になったので、スピキオは伸びをした。 「ねぅ?」 いきなり乗られてびっくりしたのか、杏が声をあげたが、それがスピキオだと気がついてすぐににこりと笑うとスピキオの頭を撫で始めた...
  • 83鍋村次郎SS2
    鍋村次郎@鍋の国 様からのご依頼品 おまけSS「ペンギンさん鍋の国へ行く」  ハードボイルドペンギンはひょんな事から鍋の国へやってきました。それはなんらかの情報を得るためなのか? または弟子の様子を見に来たのか? 誰も知りません。けれど、ペンギンはいつものようにコートに帽子でやってきたのです。 「なーべー、なーべー、鍋具はいらんかねー」 「よーし、こうなったら鍋奉行対決だ!!」 「今日の王猫様のお散歩情報出たよー、なんと2にゃんにゃんでこの情報をあなたに!! さぁ、買った買ったー!」  大騒ぎな鍋の国の町並みを眺めつつもペンギンは歩きます。その身についた戦争のにおいや火薬のにおいを気にしているのか、そっと人から離れるように路地裏へと足を向けたところ……。 「お、なぁ、そこ行くペンギンさん、鍋食ってかないかい?」  一人の少年がペンギンに話しか...
  • 150環月怜夜ss2
    環月怜夜@世界忍者国様からのご依頼品 その日小笠原は晴れていた。待ち合わせの浜辺には、ここ数日の戦闘の跡はなかった。 きらきらと水面に反射する光を背に、それに負けないほどの煌きを結んだ黄金の髪に宿しながらその青年はやってきた。怜悧な美貌にどこかしら皮肉な微笑をうっすらと浮かべ、鼻歌でも歌いだしそうな上機嫌さを漂わせている。今日のいでたちはサマースーツ。長身に良く似合っていた。 その青年――ロイ・バウマンは、浜辺に立ち尽くす相手を認めて、軽く手を振った。相手――環月怜夜は、抱え込んでいたスーツケースと弁当箱を更にぎゅううっと握り締めた。 (おちつけーおちつけー) 2回ほど口の中で唱えてから、すうっと息を吸い込む。 「あ、ロイさん。こんにちは」 ぺこり、と挨拶する。と、スーツケースと弁当箱がこぼれそうになってわたわたする。そして顔を挙げ、相...
  • 46はるss2
    地を吹き払う、ほどの拳足の風が、砂塵を巻き起こしていた。 びょうびょうと裏路地に吹き込むビル風にも似た強力なそれを、轟と拳が砲弾ほどにも太く突き破った。地を、震、と踏みしめる。そこに裂帛の気合いはない。ただ、動きの型を確認しているだけだ。 街中で大剣を振り回すわけにもいかず、さりとてそれではどこで振り回せるのかというと、言ってしまえばなんだが所詮小さな島国であるところのレンジャー連邦に、そんな剣呑の許される場所はなかった。国民に開放されたスポーツセンターはおろか軍の訓練施設だって彼の本気のトレーニングに耐えうるような設備は用意してないだろう。 日に焼けた肌。風俗に従い剥き出しにされたへそのある、野太いほどの胴。薄い衣は彼の逞しい肉体の稜線を覆うには到底役者が不足しており、まるきり分厚い壁が、そこに立っているような存在感が、見た目の大きさだけでも発揮されていた。 谷...
  • 198歩露SS2
    歩露@芥辺境藩国様からのご依頼品 「ごめんね、チビ君。気持ち悪くなるのにこんなところへつれてきちゃって……」 「うーん。どうする? 中止にして、藩国に帰ろうか?」 「でも、今回は蒼天が……彼女が怖いやつじゃないってことを、教えてあげるから。少しだけ我慢して。……本当にごめんね」 パパと、みんながぼくをしんぱいしてくれている。 あのこわかったときとおなじ。 また、こわいことがあるの? ……でも、きょうはいつもとなにかちがう。 みんながこんなことばをつかうとき、とってもこわいおもいをするはずなのに。 きょうは、やさしいこえがきこえる。 きいたことのないこえ。 ぼくを……よんでいるの? 「蒼天は兵器だけど、でもそれだけじゃないって信じてます」 「……瀧川さん?」 「瀧川も、いつかは銃を置ける日がきますよ、きっと」 「そのためのお手伝いなら、いくらでも...
  • 49高渡ss2
     保健室に風が入ってくる。カーテンが揺れ、緩やかなダンスを踊る。それを気にもせず、 ベッドの傍らで静かに時を過している晋太郎が居る。  視線の先にはベッドで寝入る高渡の姿がある。時折まぶたがぴくりと動くが、目覚める 兆候はなかった。  「あれ…しんたろう…さん?」  何度目かのまぶたの震えの後、高渡が目を覚ます。その顔は心なしか、青ざめている。  「そんなに長ネギが嫌いなのに、無理をしたのか」そう思い、晋太郎の胸に微痛が走る。 無理なら無理と言って欲しかった。好意を寄せてくれる相手に嘘を吐かれた事が、ただた だ悲しかった。  自分から彼女との距離を取っていることが、更に己を苛む。彼女の行動に腹を立てる権利 は自分には無い。彼女は自分を心配させたくなかっただけ。人と上手く付き合う為に仮面を 被る自分と何が違うのか。  「調子が悪いな...
  • 161華ss2
    華@土場藩国様からのご依頼品 もっふもふにしてやんよ!  -絢爛世界における猫知類のケンカ売るときの決めぜりふ /*/ 土場藩国 慰安旅行SS 外伝 ないすぼーと /*/ 華は悩んでいた。 目の前にあるのは扉。 「ヤガミ置き場」 そんな風に書かれている扉である。しかもご丁寧に鍵までかかっていた。 「鍵・・あれ?夜明けの船って鍵ないはずなのに・・」 舞踏子の力をもってすればこじ開けることはわけないだろうが、 修理中の船を壊すのは気が引ける。 「どうしよう・・ばれたら怒られるよねぇ・・」 壊すことはできても直せないのだから、ばれるのは時間の問題でもある。 華は迷った結果、この船で最も信用できる親友に声をかけることにした。 「MAKI-」 優しく声が響く。すると、聞きなれた声が降ってきた。 ...
  • 105玄霧SS2
    玄霧@玄霧藩国さんからのご依頼品 世界には思いもよらない事がよく起こるものである。 その内のほとんどは自分が予想している事より悪い方向に。                        -E・ハガネスキー 「52017002、旅行社より天領への報告書第一稿。数日前から行方不明となっていたACE、結城火焔と雷電のコガを母島にて発見、と…」 ホバーの駆動音と機体にぶつかる波しぶきの音が混じるコクピットで、ぱちぱちと古めかしい小型ワープロのキーを叩く。 「外傷、及び疾患等は見受けられず。ただし食事が取れなかったらしく軽度の栄養失調の可能性あり。同行者で医師でもある玄霧氏に後を任せて必要物資の運搬を行う…」 と、そこまで打ってうーんと悩む。報告書ってこういう書き方でいいんだろうか、いや今までだって何度か打ってはいるがこういうケースは初めてなので。 「にゃーん」 「ん?も...
  • 547黒霧SS2
    黒霧@星鋼京様からのご依頼品  終わる物語  お話というものがある。  嬉しいお話。悲しいお話。楽しいお話。  どのお話も一つとして同じというものはなく、それぞれ違う輝きを放っている。  何故お話はこうして光り輝いているのか。  それは、お話は終わるからである。  終わらないお話は悲しいお話。お話は、終わるからこそ美しい。  そして、今日もまた物語を終わらせるべく歩く人がいた。 /*/  ガタンガタン  馬車は不快にならない程度に音を立てながら走っていた。  黒霧は膝の上にホワイトスノーを乗せ、外の景色を眺めていた。ホワイトスノーは大人しく黒霧の膝に座っていた。  夏の園には何度か来た事があるが、今日も日差しは強く、馬車が走って吹く窓からの風が心地よく感じる。  向かいにはラッシーが座っていた。黒霧とラッシーは流れるように変わる窓...
  • 174龍鍋 ユウss2
    No.174 龍鍋 ユウさんからの依頼 龍鍋ユウは悩んでいた。 友人―――――と言っていいものやらどうか分からないが、そうなりたい人が隣りにいる。 そんでもって一緒に登校中なのだが、 その相手の心が、ぶっちゃけ分からない。 いや、心が分かるのはエスパーだし、そこまで必要はないのかもしれないが、 とにかく、仲良くなる方法が分からない。 まず想定外のことが初っ端に起きたことが問題であった。 ファーストネームで呼んでもいいと言われたはずなのに、不思議そうにされてしまった。 あれ?あれ?と思っているうちに、何やら竹内の反応がおかしいなと思い始めた。 鍋を承諾してくれたときは笑い方は少し違うし、 鍋が嫌いなのかもしれないけれど会話はちょっと噛み合わないし、 もう何が何やら分からなくなってしまった。 ああ、どうしたらいいんだろう。 答えが出ないまま、今に至る。...
  • 99鍋 ヒサ子ss2
    からんころん 下駄を鳴らしてヤガミが歩く。 祭りの喧騒に埋もれながら、自分の体で道を開いて進む。 余分に道を大きく取ろうとしているのは、その手の先にもう一人居るからである。 ヤガミに手を引かれ、並んで歩くのはヒサ子。 にへへー、と笑いながらも、ヤガミを見上げるたびにむぅっと唸る。 彼女には愛があったが、身長はなかった。 だから、背の釣り合いをものすごく気にしたのだ。 ヤガミにはそれが解せなかった。正確には気にしなかった。 人それを朴念仁という。 朴念仁だから、じーっと見上げるヒサ子に聞いたりするのだ。 「どうした?」 「え、あ、あの。お、大きいなって!」 なんだ、そんなことかと、何故か強く握られた手を気にしながら思うヤガミ。 だが、ヒサ子には大問題なのだ。 ヤガミが大きいだけに、その問題も大きいのだ。 だがヤガミにはそんな思いが通ずることも...
  • 47川原雅SS2
    川原雅様からのご依頼品 晋太郎は一人で家に帰っていた。日差しが照りつけていたが、それも気にならないようだった。 先ほどの出来事のことで、彼は怒っていた。 晋太郎は学校で高渡たちと一緒にパスタを作った。ネギが入っているごまだれ冷やしパスタだった。 高渡(晋太郎が好き)はネギがだめだった。自分の分のネギを川原にこっそり処分されようと試みられるほどだった。 現場は晋太郎に抑えられ、ネギは高渡の手元に舞い戻ってきた。 高渡ははんなきだった。 結局、ネギが嫌いと言うことを晋太郎に告げることができずにネギ入りパスタを平らげた。 そして、倒れた。 わざとではない。高渡はそれほどまでにネギが嫌いだった。 晋太郎にネギが嫌いなことを言わなかったのは、高渡が晋太郎を好きだからだった。 そして、高渡は保健室で晋太郎と二人きりになった。気をきかされたのかもしれない。...
  • 645松井SS2
    松井@FEG様からのご依頼品 春の園、教会にて  その日は場所が場所なだけあって寒くもなかった。  まばらに人がちらちら見える中。  松井総一郎は白いタキシードなど着せられてぼんやりと立っていた。  しばらくして、着替えを終えた彼の恋人が控え室から出て来た。  自身と同じく白を基調としたふんわりとしたドレス。頭にはベールがかかり、裾を引き摺る姿がいつもの彼女とは異なって見え。 「とてもお綺麗ですね」  言いたかったセリフを恋人の友人の恋人(ああ、ややこしい)に先を越されてしまい総一郎は思わず彼を睨んでしまった。それを 「怖い顔しないの」  そうたしなめる彼女に、ちょっとだけほっとした。  何だ、ちょっとばかりいつもと違う格好をしているだけで。彼女は彼女じゃないか。  しかし、気持ちとは裏腹に。総一郎の足は勝手に教会を出て行ってし...
  • 646松井SS2
    松井@FEG様からのご依頼品  「じゃ、ここにサインをお願いします」  「はーい」とお兄さんの差し出した宅配伝票に、胸ポケットに差してあるノック式のボールペンで名前を書き込みます。「モカ」…っと。うん、上手く書けました。  愛想のいい笑顔を残し、トラックで去っていく配達員のお兄さん。そして、私の側に残されたのはダンボールに詰まった喫茶店の食材とナプキン等の消耗品でした。ちょっとした山です。  いつもは特に配送品に対し特別な感慨を抱くことは無いのですが、今日は別です。何故ならば、店長の代わりに今日はこの山を全て1人で店内に運び込まなければならないのです。  本当は「受け取りまででいい」とは言われているものの、これを一人で全てこなせればモカの評価が鰻登りになるビックチャンスなのです! ぎゅっと握りこぶしを胸元で2つ作って、自分に気合を入れてみたりします。 ...
  • 28はるSS2
    ~このSSは全くもってフィクションです。実際のPCPL並びにACEユニットとは全く関係がありません~ 『HOT!ほっと、小笠原』 小笠原の民宿では夜にも関わらず、金槌と鋸の音が木霊している。 高原鋼一郎と那限逢真・三影がグリンガムに破壊された壁の修繕をすべく、材料を切ったり打ち付けたりしているのであった。 ちなみに男湯の脱衣場には源とVZAがぼこぼこにされて縛り付けられていた。首には『私は破廉恥な男です』と書かれた板がぶら下がっている。 「よし、頑張れ」 手を吊ったはるがどこからか借りてきたパイプ椅子に腰掛けて指示を出す。 源たちを止めようとしてエミリオの式神によるとばっちりを受けたのだった。修理を手伝えないので源たちの見張りをしているのである。 ちなみに青森も脱衣場で気絶したまま転がされている。顔にかぶせられた白いタオルと微妙な位置におかれた桶はせめてもの情け...
  • 07きみこSS2
    No.07 きみこさんからの依頼 昼休みのお誕生日会 ~きみこさんへ捧げる~ 静かに晴れ渡った小笠原の空に午前の授業のベルが鳴り響いた。 授業への呪縛から解放された学生達が思い思いに活動を始めた。学食に走る者、中庭で弁当を広げる者、校庭で遊ぶ者など様々だ。 それとは別に今回の主人公であり、凄い体験をする事になるきみこ@FVBの事について簡単に触れておこう。始めはにゃんにゃん共和国の大国FEGという藩国で内政の仕事をしていた。おっとりした笑顔と大好きな料理で皆を和ませていた人物でした。ただ、ふと何かを思いつき他の国への移動を決意した。そして、色々と迷って選んだ藩国はFVBという藩国でした。FVBは四季折々の花が咲き乱れる麗しい藩国であり、国民もその自然を楽しむ感覚とその厳しさに耐え受け入れる事ができる国民性であったからこそ移動してきたきみこ@FVBを受け入れる事ができた...
  • 681ミーアSS2
    ミーア@愛鳴之藩国様からのご依頼品 そこには一本の巨大な木があった。 ずいぶんと昔からそこにあったその木は、だが誰も気に留めない。人間達にとってはその程度の認識だった。 朽ち果てるのをただ待つだけだったその木に一人の男がやってきたのはいつの事であったか。 男はボロボロになった幹を手にした杖でコツ、コツと数度叩く。 と、表皮がぱりぱり音を立てて扉になり、瘤は見る見るうちにドアノブへと姿を変えた。 外見は冬の道でばったりと出会った借金取りを思わせる、と誰かが評したその顔を男はにこり、と綻ばせると、ドアを開けて木の中へと入って行った。 それが数ヶ月前の事である。 その家に客人が訪ねてきた。 珍しいその客人は、筋骨隆々とした偉丈夫であった。 「しかしまあ、相変わらず殺風景だな。酒樽でも置かんのか」 「魔法に必要な材料としてならともかく、一人で飲む気にはなれませんね」 ...
  • 111駒地真子ss2
    No.111 駒地真子@詩歌藩国さんからのご依頼品 ガラララ!  保険医をやっているサーラの元にその三人がやってきたのはサーラが朝の連絡会議を追えて保健室へ戻ってすぐであった。 「あら、どーしたのー」 「あ、サーラ先生。駒地さんの治療をお願いしていいですか?」 「すいません、先ほど先生がいなかったので消毒薬で治療したんですけど」  鈴藤と森の言葉に頷きながらサーラは答えた。 「わかったわー、じゃあ、ケガを見せてもらってもいい?」  サーラの言葉に駒地が椅子に座るとサーラは検診に入った。 「…………」  森は治療に入ったサーラの顔をじっくり見るとうーんっと少し悩んでいる様子である。鈴藤はその様子に気づいた。 「森さん、どうかしたの?」 「あ、いえ」  森は手を振ると、少ししてから言葉を口にした...
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