アークス・ファミリー劇場3
前回までのあらすじ:学校でも札付きのワルとして名前が知れ渡っている女番長・蘇我屠自古。地元から二駅先の本屋にて「コミックメガストア」をコソコソ購入するところをクラスメイトに目撃されてしまい…。
エステ、そこは冒険を日々の糧とするアークスにとってけっして無くてはならない場所というわけではない。だが殺伐とした日々に一時の潤いを与える憩いの場でもあった。
バニア)やっぱり髪型変えるだけでも新鮮よね。
る~こと)ホントホント、ポニテからシャギーに変えるだけで小顔効果とか狙えるしネ♪
チームルームにてエステ帰りのメンバーズが感想談義に花をさかせていた。
リグル)ボ、ボクも行ってみたいな…。(ボソリ)
思春期の少女が興味をそそられる魅惑スポットであるエステだったが…。
お燐)ダメよ! リグルきゅんにはまだ早いわ!!
保護者が許してくれないという良くある構図が展開。
キアト)いいじゃねーかエステくらい。行かせてやれよ
理解力ある意見があがるも
お燐)ダメったらダメなのよ! 子供のうちから行くような場所なんかじゃないわ!!
レイセン)本音は?
お燐)ノーメイクなワンパクBOYのままがカワイイじゃない!
雛)分かるわー分かるわーー!
良くも悪くも実直なコメントが飛び出す。
サニー)リグやん、明日連れてったげる
お燐)ちょ、おまっ!
そう宣言したのはリグルより2つ年上になるメカメカしいキャスト。年齢が近いこともあり仲がよかったりする。
リグル)本当? ありがとう、凄い楽しみだよ!
反対していた勢も、リグルの嬉しそうな笑顔を前に反対し続ける気も薄れ、結局容認する結果に。
余程楽しみにしていたのか、彼女はとっておきのキャミソール ワンピース サマードレスの装いでエステ店へ。
店員)いらっしゃいませ! あらカワイイ坊やだこと。
リグル)女の子ですッ!!
エステデビュー第一歩はあまり良い印象ではないものに。
店員)じゃ今のショートからカジュアルにするのね?
リグル)は、はい。お願いします。
初々しさ溢れる客に微笑ましくなってしまう店員
店員)お嬢さんカワイイからきっとお似合いになりますよ
リグル)そうでしょうか…ボク男の子みたいだってよく言われるから
日々少年扱いされていたのが地味にコンプレックスなのか、自信のない返事がもれる。
サニー)気にすることはないでしょ、♂♀関係なくカワイイと言われてるんだから
リグル)そうでしょうか…ウワァ(゚д゚)!?
フォローを入れてくれた友人を振り返ると、頭と胴体だけになったサニーミルクが平常時と変わらずトークしていた。
リグル)サ、サニィさん平気なんですか? 腕とかが…
会話の途中で首が胴体から取り外される
サニー)あ、ジョーカヘッドに変えてくださる?
そう言うと首だけの姿で運ばれていくサニー。
リグル)キャストってスゲェ…。
ハサミですかれる音が心地良い。他人に髪を任せる気持ちよさに思わず目を閉じる。
リグル)(何かいいなぁ…大人の女性って感じがする)
一人前のレディとして扱われているようで嬉しい気持ちに浸っていると…
ウィーン、ガリガリガリ、ギャリギャリギャリ、トンテンカントンテンカン
大よそエステとは無縁な機械作業音が飛び込んでくる
サニー)あーいいわー。上腕ユニットのフォトン直結回路もうちょっと強めに締めてくださる?あーそうそう、気持ち良いー。
眼前で繰り広げられる非日常的風景に思わず驚嘆とするリグル。
リグル)あれがキャスト流の美容なの…?
エステ、そこは癒しを提供する憩いの場所である。
つずけ
前回までのあらすじ:学校でも札付きのワルとして名前が知れ渡っている女番長・蘇我屠自古。地元から二駅先の本屋にて「コミックメガストア」をコソコソ購入するところをクラスメイトに目撃されてしまい…。
エステ、そこは冒険を日々の糧とするアークスにとってけっして無くてはならない場所というわけではない。だが殺伐とした日々に一時の潤いを与える憩いの場でもあった。
バニア)やっぱり髪型変えるだけでも新鮮よね。
る~こと)ホントホント、ポニテからシャギーに変えるだけで小顔効果とか狙えるしネ♪
チームルームにてエステ帰りのメンバーズが感想談義に花をさかせていた。
リグル)ボ、ボクも行ってみたいな…。(ボソリ)
思春期の少女が興味をそそられる魅惑スポットであるエステだったが…。
お燐)ダメよ! リグルきゅんにはまだ早いわ!!
保護者が許してくれないという良くある構図が展開。
キアト)いいじゃねーかエステくらい。行かせてやれよ
理解力ある意見があがるも
お燐)ダメったらダメなのよ! 子供のうちから行くような場所なんかじゃないわ!!
レイセン)本音は?
お燐)ノーメイクなワンパクBOYのままがカワイイじゃない!
雛)分かるわー分かるわーー!
良くも悪くも実直なコメントが飛び出す。
サニー)リグやん、明日連れてったげる
お燐)ちょ、おまっ!
そう宣言したのはリグルより2つ年上になるメカメカしいキャスト。年齢が近いこともあり仲がよかったりする。
リグル)本当? ありがとう、凄い楽しみだよ!
反対していた勢も、リグルの嬉しそうな笑顔を前に反対し続ける気も薄れ、結局容認する結果に。
余程楽しみにしていたのか、彼女はとっておきのキャミソール ワンピース サマードレスの装いでエステ店へ。
店員)いらっしゃいませ! あらカワイイ坊やだこと。
リグル)女の子ですッ!!
エステデビュー第一歩はあまり良い印象ではないものに。
店員)じゃ今のショートからカジュアルにするのね?
リグル)は、はい。お願いします。
初々しさ溢れる客に微笑ましくなってしまう店員
店員)お嬢さんカワイイからきっとお似合いになりますよ
リグル)そうでしょうか…ボク男の子みたいだってよく言われるから
日々少年扱いされていたのが地味にコンプレックスなのか、自信のない返事がもれる。
サニー)気にすることはないでしょ、♂♀関係なくカワイイと言われてるんだから
リグル)そうでしょうか…ウワァ(゚д゚)!?
フォローを入れてくれた友人を振り返ると、頭と胴体だけになったサニーミルクが平常時と変わらずトークしていた。
リグル)サ、サニィさん平気なんですか? 腕とかが…
会話の途中で首が胴体から取り外される
サニー)あ、ジョーカヘッドに変えてくださる?
そう言うと首だけの姿で運ばれていくサニー。
リグル)キャストってスゲェ…。
ハサミですかれる音が心地良い。他人に髪を任せる気持ちよさに思わず目を閉じる。
リグル)(何かいいなぁ…大人の女性って感じがする)
一人前のレディとして扱われているようで嬉しい気持ちに浸っていると…
ウィーン、ガリガリガリ、ギャリギャリギャリ、トンテンカントンテンカン
大よそエステとは無縁な機械作業音が飛び込んでくる
サニー)あーいいわー。上腕ユニットのフォトン直結回路もうちょっと強めに締めてくださる?あーそうそう、気持ち良いー。
眼前で繰り広げられる非日常的風景に思わず驚嘆とするリグル。
リグル)あれがキャスト流の美容なの…?
エステ、そこは癒しを提供する憩いの場所である。
つずけ