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実況方法 - (2012/03/20 (火) 01:23:29) の編集履歴(バックアップ)


実況する方法、実況する上で助けになるテクニックなど


これから配信を始める方へ

 ・最近、本スレ内で「テスト配信」と称して配信実験をする人が目立ちます。
確かにPCゲームの配信は独特のノウハウが必要になることが多いですが、最低でも「画像・音声が問題なく配信されている」「スムーズにゲームをプレイできる」という条件をクリアしてから配信を開始してください。
まずは、なんでも実況V板のテスト配信スレでの配信チェックをお願いします。

 ・どうしても問題が解決しない場合は、本スレに協力要請の書き込みをした後、避難所でテストを行ってください。

    ◆◇◆実験配信をする前に自己録画を試してください◆◇◆

配信するために最低限必要なもの

 ・熱意と肝っ玉
 ・配信したいゲーム
 ・配信するためのPC
 ・配信予定ビットレートより1.5倍以上高速なアップロード帯域
 ・WME(Windows media Encoder)を筆頭にしたその他エンコードツール
  配信でもっともよく用いられているソフトです。このスレでは100%です。
 ・Microsoft Expression WMEの後継Win7からのエンコードツールです
  下記リンクからダウンロードして導入してください。
  WindowsMediaEncoder-Download

 ・ポート解放確認◆◆エンコード開始してから確認すること◆◆
 ttp://www.cman.jp/network/support/port.html

推奨スペック

 ・CPU:あればあるほど。最低ラインはAthlonXP2800+くらいないと厳しそう。ゲーム・環境によりけり。
 ・MEM:XPなら512Mではゲームとエンコードは厳しい。最低1024Mはほしいところ。2048Mあれば文句なし。Win7からの最近のゲームを考えると4G以上は欲しい。最近はメモリも安いのでとっとと買っちゃうのが吉
 ・SOUND:Creative社製SoundBlasterシリーズがゲーム用途には最適。オンボードでも可。しかしサウンドカードがあったほうが音も良くなるし何より設定しやすい。Win7音設定が変わってるので予め調べておくのが吉。
 ・VGA:ハイエンドであればあるほどよいが、ゲーム内FPSにのみ関わる。エンコードFPSには無関係。2010年以降からのゲームなら560TiとかHD6850ぐらいは欲しい。
 ・NETWORK:できればNICはPCI増設がよい。オンボードは、Realtek(通称カニ)はパケ詰まりを起こしやすいのでNIC増設をおすすめしたい。他社チップであれば可。
 ・超絶お金持ちにはこれ 金持ち用NIC

1PC配信

 ・実況するPCでWMEとゲーム双方を起動します。
  ゲームとエンコード双方のCPU負荷はかなりのものなので、シングルコア以上のデュアルコア・クアッドコア、オクタコア推奨です。
  シングルコアの場合はBESで使用率を調整してください。
  この時、どちらもデスクトップに出てくるので場所が足りなくなること請け合いですが、
  なんとか工夫して配信しましょう。
 ・WMEでは画面の取り込みで配信することになります。
 ・マイク・ヘッドセットに関してはキャプチャカード配信と同じですので参考に。
 ・マイク音声を入れるときは、「再生側のマイクのミュートを外す」
  「WMEの入力ソースは再生リダイレクト(sumやwhat u hearやステレオミックスなどの場合もあります)にします」

配信してるときに起動しておくもの


  • 画面キャプチャーソフト
  • WME
  • Microsoft Expression
最低限必要なものはこの二つです、画面キャプチャーソフトは以下のものがあります
  • SCFH
  • SCFH DSF
  • Dxtory
  • VH capture

幾つかありますが非常に使いやすいのはSCFHなので基本それを使えば良いでしょう
それ以外にもキャプチャーツールはありますから、色々探して見ると良いでしょう。

それ以外に鏡ツールを介して配信する方法もあります

WME

鏡ツール (localhost:ポートで接続する)

1PCキャプチャカード配信

  • イメージ図
 ・1PC配信との違いは、「全画面表示のゲームを綺麗に取り込める」「縮小するCPU負荷が気持ち軽い」
  といったところです。エンコード自体はどちらもゲームと同じCPUが行います。
 ・ドライバーの設定から、セカンダリディスプレイをプライマリディスプレイのクローンにして、
  「セカンダリディスプレイの映像をWMEに取り込んで」配信します。(イメージ図参照)

2PC配信

  • イメージ図

 ・1PC配信と違い、エンコードとゲームを別のCPUで処理するため負荷が軽いのが特徴です。
 ・ハイスペックPCでなくても高解像度・高ビットレートを得やすい配信です。
 ・そのほかにもミキサーが実質二つになるため、音量調節もしやすいというメリットもあります。

1PCキャプチャカード配信(コンバーター使用)

  • イメージ図

 ・これは「VGAにS端子出力が無く、キャプチャカード配信をしたい」場合の例外的対処法です。
 ・もしD-sub25ピン入力のあるキャプチャカードをご存じでしたらご一報ください。

WMEプラグイン機能を用いた画質改善方法

  • はじめに
WMEには様々なプラグインを適用することができます。デフォルト状態で使えるプラグインに有用なものは少ないですが、この機能を上手く使えれば画質を飛躍的に向上させることができます。ちなみにこのプラグインは1PCキャプボ配信or2PCキャプボ配信の方々に推奨されます。画面取り込み配信の方は、何もせずともそれなりに画質が綺麗でしょうから、設定してもあまり意味はありません。(今回ご紹介するffdshowはOSでのムービー再生に深く影響する場合がありますので、導入は自己責任でお願いします)

  • ダウンロード
今回は『ffdshow』というプラグインを使った方法をご紹介します。まずは
ttp://sourceforge.net/projects/ffdshow
より Download ffdshow → ffdshow-20041012.exe
これ以外のバージョンは、現状WMEで動きません。一度他のバージョンを入れてしまうと、WME自体の挙動に影響を与える場合があるので注意してください。

  • インストール
色々と設定を聞かれると思いますが、Support Audio Codec は外しておいてください。最悪の場合WMEがクラッシュする場合があります。その他はデフォルトのままでOK。これでインストール完了。

  • ffdshowとの連携
インストールが完了したら、WMEを起動し、プロパティパネル内のプラグインタブから登録をクリック。するとWMEに追加できるプラグイン一覧が出ます。インストールが成功していれば、ffdshow関連のプラグインが選択できる状態になっているので、その中から『ffdshow raw video filter』にチェックしてOK。『利用可能なプラグイン』に『ffdshow raw video filter』が追加されますので、『>>』で『現在のプラグイン』に放り込んでください。

  • ffdshowの導入
ここまで来たらあと一歩です。『現在のプラグイン』に追加された『ffdshow raw video filter』を選択し、構成をクリックするとffdshowが立ち上がります。『Codecs』を開き、『Raw Video』をプルダウンから『all suppored』→OK。これでWME側で適用させてみてください。エラーが出なければ導入完了です。おめでとうございます。エラーが出る場合は残念ながら以下の要因が考えられます。

 ・キャプチャボードがffdshowに対応していない
 ・ffdshowのバージョンが違う
 ・インストールを失敗している

参考までに。BUFFALO PC-MV1TV/PCIと玄人志向SAA7130-TV/PCIで動作確認を取ったところPC-MV1TV/PCIではどう設定してもエラーが出ました。SAA7130-TV/PCIは問題なく認識。

  • ffdshowの設定
めでたくエラーが出ず適用できたら、もう一度WMEからffdshow raw video filterを立ち上げてください。色々と設定項目があると思いますが、『Sharpen』にチェックを入れ、設定しましょう。設定が終わったらOK→WME側で適用。エラーが出なければ完了です。エンコードを開始し、自分の映像を見て、どのくらいシャープな画質になったかを確認してみると良いでしょう。上手く設定できていれば幸せになれるはず。以下、各Sharpenフィルタを実際に使ってみた感想と特徴を簡単にご紹介します。

 ・xsharpen
  ほんのりとシャープになる。強くかけてもあまり目立った変化はない。
 ・unsharp mask
  それなりにシャープになる。FPS等の激しい画面のスクロールにもそれなりに対応するが、CPU負荷がネック。
 ・msharpen
  それなりにシャープになる。high qualityにチェックを付けて運用しても、違い分からず。画面のスクロールにはそれなりに対応。
 ・asharp
  非常に強くシャープがかかる。普段はCPU負荷も小さい。だが激しい画面のスクロールには対応しきれず、場合によってCPU負荷が急激に上がりピザるためオススメできない。SLG限定か。
 ・swscaler(オススメ!)
  設定値を両方とも3以上にすると、自然でありながら強くシャープがかかり見やすい。CPU負荷は低めで、画面のスクロールにもそれなりに対応。

これは筆者の個人的な好みなので、個々人で最適な設定方法を見つけてみてください。
以上、WMEプラグイン機能を用いた画質改善方法でした。

低スペックでも配信したい人へ

  • はじめに
    • このスレの実況人さんたちは非常にハイスペックですが、実は案外低スペックでも出来ます。最新のゲームを最高の画質でよりたくさんの人に、というのはさすがに不可能ですが。
    • 基本は1PCでの配信方法を見てもらうとして、そこに載っていないその他の設定について書いていきます。

  • 設定方法等
    • ゲームの解像度は極力低くしてください。解像度が低ければ低いほどゲームは軽くなります。さらにゲームのビデオの設定なども軽くなるようにいじってください。いじり方はゲームによって変わってくるので調べてみてください。
    • 上の方にのっているSCFHを使って画面を取り込みます。併記してあるリンクに簡易仕様マニュアルがあるのでそれをみていろいろ試してみてください。このときマニュアルには載っていませんでしたが、SCFHの設定終了後に一度プレビューできちんと確認してみてください。プレビューウインドウ左上に描画間隔という項目があるのでこれを30か15にすることを忘れないでください。これをしないと3fpsで配信することになります。
    • WMEの設定はいろいろなサイトなどで解説されていますので割愛しますが、極力軽くする為に圧縮タブの配信先の欄にある編集を押して、ビデオの設定をISO MPEG4にしてください。これだけでも結構違います。ついでに320*240の配信ならビデオビットレートは200もあれば十分なのでその辺も調節してみてください。
    • キャプチャーカードを使えばさらに軽くすることが可能です。

  • これで設定は終了ですが配信する前にもう一つしておくことがあります。
    • SmartCloseというソフトをこの紹介記事のリンクからダウンロードしてください。紹介記事ではバージョンは1.0ですが現在は1.1です。使い方は簡単ですので割愛しますが普通はNextを押していくだけでいいと思います。これで無駄なソフトにメモリを無駄遣いしないように出来ます。

  • ここまですればあなたの配信環境は見違える程軽くなっているはずです。
    • さらに高みを目差すのであれば、OS自体を軽くするようにいろいろいじってみてください。この辺は趣味の粋というか私の助言できる範疇を超えるので省きますが、XPならクラシックにするだけでもかなり違うと思います。さらにデスクトップに無駄なものを置かないことも軽くする為には必須でしょう。

自己録画の方法

 ・WMEを実況する際の設定にし、配信準備を整えます
 ・プロパティを表示し、出力タブの「エンコーダーからプル」のチェックを外します
 ・代わりに「ファイルへ保存」のチェックを入れます(テストであればサイズや時間で制限してもいいでしょう)
 ・保存の際にシステムとは異なるHDを指定することでHDDアクセスオーバーヘッドを減らすことが出来ます。
 ・マイク音とゲーム音などを同時に鳴らし、音量の調整をしましょう。画質も考慮しましょう

配信前に確認を

 ・なんでも実況V板に実況テスト専用のスレがありますので、きちんと配信できているかどうか確認してもらいましょう。(【テンプレ】鏡募集、実況テスト、質問、宣伝スレ【必読】)
 ・PCゲーム実況スレをテスト代わりに使う行為は、スレが荒れる原因にもなりますので控えてください。