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CD-Rに収まるWindowsXPを作る

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手順

下処理
  1. Virtual HDDを可変4GBで作り、これにXPをインストールする。XPは小さい領域にインストールできないので、多めに見積もっておく。
  2. 普通にXPをインストールする。
  3. SP3をいれたら、$hfmig$、SoftwareDistribution\Download、ナントカができるので、それを削除。
  4. 必要ならば.NETをいれちゃっても構わない。
  5. いらないファイルを消していく(→消しても平気なファイル)。USBとかが使えないならデバイス増設もないだろうから、Drive Cacheなんかも大胆に削除していく。SP3をいれるとあたらしくDriverCacheができるので削除。
  6. sfc /purgecache
  7. sfc /cachesize=1
  8. *.cplはUPXしてもよいが、nusrmgr.cplはダメ。「ユーザーアカウント」はHTAでうごいていて、UPXが非対応。
  9. ハイバネートをオフにする(→コンパネ/電源管理)
  10. 仮想メモリを小さくする。たとえば400MB。
  11. CClean、NTREGOPTをしておくと、ちょっと小さくできて幸せになる。
  12. CPUが符号なら、System32のEXEをUPXして小さくする。そうでなければcompact /cで小さくする。Celeron 2.5GHz程度では、UPXしてしまうと、もっさり感がひどい。
  13. *.txt *.inf *.ini *.vbs *.js *.css *.htm *.html を compact /c する。*.logは微妙なのでしなくてもよいと思う。
  14. お好きなところをcompact /cする。

しあげ
  1. 新しいVirtual HDDを可変で作り、VirtualPC
  2. Norton Ghostでドライブからイメージをつくり、イメージから新しいほうに展開する。おわり。

結果

↓古い内容です

663MBのWindowsXPが作れました。CD-R一枚に入れてどこへでも持ち運べるる! そうとうぎりぎりにサービスを切ったりしたけれど、有線LANでならネット接続できたりします。ただしアンチウィルスソフトは入っていないので、そこらへんは注意。.NETも入っていないし、UNIX Likeツールも入っていないし、もちろん、gccとか、C#とかもないけれど、最低限、Windowsテスト用としては役立ちそう。


VirtualPCで運用するときは、ほかに差分HDDを作っておいて、小さなWindowsは保存しておくのがよさそうです。

メモリーは200MB程度で起動すれば、スワップなしでもそれなりにやっていけます。それでも、起動直後に30MBしか余っていないうえに仮想メモリーがないので、仮想メモリー用のHDDを追加するなどしたほうがよさそうです。
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