東方キャラとイチャつくスレ @ ウィキ内検索 / 「三月精」で検索した結果

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  • 三月精
    三月精 +1 三月精1(初出不明) 12スレ目 739 うpろだ871 12スレ目 858 うpろだ897 うpろだ1082 +2 三月精2新ろだ612 新ろだ671 +3 三月精3 レス  1 34スレ目  932より後のレスは三月精2以降にまとめ
  • 三月精3
    三月精
  • 三月精2
    三月精2 新ろだ612 「○○おはよーっ!今日も天気がいいねー」 特大元気な声で、僕に話しかけてきた女の子達。 彼女達は、一見小さな子供にしか見えないけど、実は妖精の少女達。 日の光を司るサニーミルク。 月の光を司るルナチャイルド。 星の光を司るスターサファイア。 3人(?)合わせて、「三月精」と呼ばれているらしい。 普通、人間と妖精が関わり合うことは、まれである。 僕とこの子達が知り合ったのも全くの偶然だった。 それは半年前、珍しい野草を探しに魔法の森に入った時の事。 人間が1人で歩くには危険と言われる魔法の森。 しかし、少し入るくらいなら問題ないはずだった。 何度もこの森に入っていて油断していた僕は、少し深く森に入りすぎてしまった。 行きなれたルートは、森の木々が変化した事により、全く分からなくなってしまった。 妖怪に遭遇する...
  • 三月精1
    三月精1 (初出不明) 誰も言わないなら、一行だが俺が言ってやる! 「いくら悪戯されても構わない。キミ達が飽きるまで悪戯を受け続けてやる。  キミ達が好きだし、好きな子からのいじめは本望だから」→三月精 あれ、二行だぜ? 12スレ目 739 うpろだ871  ある晴れた冬の日。  幻想郷の冬は外の世界とは比べ物にならない程寒い。  それはここ紅魔館近くの湖においても例外ではない。  俺は白い息を吐きながら、木陰からある一点を見つめていた。  そこには、氷精が一人で佇んでいた。  どうやら暇を持て余しているらしく、大きく口を開けてあくびをしている。  そうやっていられるのも今のうちだ。  標的を確認した俺は、もう一度白い息を吐き、そいつへ向かって歩き出した。 「よぉ。久しぶりだなチルノ」 「あっ、お前は○○! 今日こそ凍らせてや...
  • 三月精(レス)1
    三月精(レス)1 ─────────────────────────────────────────────────────────── バーン! サニー「いえーい○○遊びにきてやったよー♪」 シーン・・ サニー「ってあれ?居ないのかな」 ルナ「出掛けてるんじゃない?」 スター「でもちゃんとこの部屋から動体反応はするんだけど・・」 サニー「スターの能力が鈍ってきたんじゃない?」 スター「そんなはずは・・あれ?あそこのベッドから反応が」 サニー「ははーん、あそこね!まったく真昼間から寝ているなんてダメねぇ」 ルナ「サニー、人の事言えないでしょ。昨日ずっと夜更かししてたじゃない」 サニー「ちゃんと早起きしたからいいの!」 スター「うーん、どうするの?寝てるんじゃ仕方ないし帰る?」 サニー「ふっふっふ・・ちょっと悪戯しちゃおうか。このまま帰るには勿体無いわ」 ルナ「またロクでもな...
  • キャラ別まとめ
    ...異聞 DS 香霖堂 三月精 茨歌仙 鈴奈庵 酔蝶華 求聞史紀 儚月抄 秘封倶楽部 旧作 西方 その他 主人公 霊夢 魔理沙 紅魔郷 ルーミア 大妖精 チルノ 美鈴 小悪魔 パチュリー 咲夜 レミリア フランドール 妖々夢 レティ 橙 アリス リリーホワイト ルナサ メルラン リリカ 妖夢 幽々子 藍 紫 永夜抄 リグル ミスティア 慧音 てゐ 鈴仙 永琳 輝夜 妹紅 花映塚 文 幽香 メディスン 小町 映姫 リリーブラック 向日葵妖精 風神録 静葉 穣子 雛 にとり 椛 早苗 神奈子 諏訪子 地霊殿 キスメ ヤマメ パルスィ 勇儀 さとり 燐 空 こいし 星蓮船 ナズーリン 小傘 一輪 村紗 星 白蓮 ぬえ 神霊廟 響子 芳香 青娥 屠自古 布都 神子 マミゾ...
  • ルナチャイルド1
    ...で迷った○○を助けた三月精。 あっという間に○○に惚れてしまった3人は、 あの手この手でアタックを開始した。 三月精が○○が教師として勤める寺子屋に通うようになって3ヶ月。 ○○は三月精からの好意に気づくが、同時に困惑もしていた。 そこにひょっこり現れたスキマ妖怪・八雲紫。 彼女は言った。種族の違う愛は悲劇になりやすいと。 もし、貴方の愛が本物ならば、三月精を分け隔てなく愛する事が出来るはず。 3人全てに、満足な愛を与えればあるいは……、と。 ○○も、その言葉で自分の三月精への好意に気づき、何とか努力をしようとするのだった。 ========================== いつものように○○の家にやってきた三月精。 でも、今回はルナ1人だけである。 サニーとスターはどこにいったかというと、紅魔館である。 3人は寺子屋に通うようにな...
  • 編集履歴ログ
    ...霖之助1 朱鷺子1 三月精1 ルナチャイルド1 br()阿求1~6 依姫1 豊姫1 蓮子1~2 メリー1 br()魅魔1 神綺1~2 夢美1 くるみ1 マリー1 br()人形1 紅魔館のメイド1 永遠亭のウサギ1 レイラ1 br()(上記全項目 プロポスレ@Wiki掲載分移行完了)   --   size(80%){2010-06-04 02 58 39} - ハーレム?1~15 ハーレム?長編 最甘トーナメント ロリっ紅魔郷 口魔郷 br()(ハーレム? プロポスレ@Wiki掲載分移行完了) br()   --   size(80%){2010-06-05 08 48 23} - 分類不能1~16(分類不能 プロポスレ@Wiki掲載分移行完了)   -- ...
  • トップページ/コメントログ
    ...96~ 892) 三月精(レス)1(20スレ目 35),阿求(レス)1(20スレ目 559),メリー(レス)1(20スレ目 891) 魅魔(レス)1(20スレ目 342~ 581),神綺(レス)1(20スレ目 189~ 756) ハーレム?(レス)1(20スレ目 69~ 741),東方学園(レス)1(20スレ目 56) 修羅場?(レス)1(20スレ目 239~ 787),分類不能17(20スレ目 281~ 948) -- 2011-02-13 19 15 09 キャラ別ページを新設 ・エリー  ・秘封倶楽部 -- 2011-02-24 22 05 10 霊夢(レス)1(21スレ目 364~ 900),魔理沙(レス)1(21スレ目 10~ 963) ルーミア(レス)1(21スレ目 155),パチュリー(レス)1(21スレ目 ...
  • チルノ8
    ...。○○が大ちゃんとか三月精のあいつらと仲良くしているのを見るとすごく苦しい。  ○○の側にずっといられないのはすごく苦しいよ。  ねぇ……どうすればあたいは○○の特別になれるの? バカなあたいにも分かるように教えて……?」  チルノの真剣な悩みに○○はうかつなことは言えないと思った。本当に純粋な、チルノの気持ちを軽はずみな答えで返すわけにはいかない――  しばらく瞑想するかのごとく目をつむっていた○○はゆっくりと瞼を開くと真剣な表情でチルノに向き合う。 「……ごめん。今の俺にはチルノの問いには答えられない」 「えっ……」 「今の俺にはチルノはいつも側にいてくれることが普通になってしまってる。だからチルノが俺にとっての特別なのかは分からないんだ。ごめん」 「…………」 「……でも、いつか、必ず答えを出すよ。その時まで待ってくれないか?  チルノが真剣に悩...
  • スターサファイア2
    ...い。 三月精完結記念も兼ねて、ホワイトデーネタで。……バレンタインは書いてないけどいいよね? Megalith 2012/12/30  そろそろ今年も終わりに近づき、年末への準備を意識する頃になった。  そんな時期ながらいつもの如くスターサファイアは俺の家まで遊びに来ている。  いつも通りにとりとめのない会話をしながらも、途中で今朝から気になっていたことを尋ねてみる。 「なあ、クリスマスって知ってる?」 「名前くらいは聞いたことあるわね。今日がその日?」 「そうだな、正確に言えばクリスマスイブ、前日なんだけどな」 「それでクリスマスは何をする日なのかしら」 「キリストという神様に近いものの生誕を祝う日だったかな」 「何だかあまり楽しくなさそうな日ね、○○はその神様を信じてるの?」  スターが少し怪訝そうな顔をしながら言う。 ...
  • 東方学園1
    ...あり!?」   三月精はこんなかんじかな~と思ったり 383 :名前が無い程度の能力:2007/05/05(土) 02 10 04 ID XHm/88XY0   学校しだいだが   たいていの学校には   球技大会があるな   一体どんなレベルの争いになるんだか 384 :名前が無い程度の能力:2007/05/05(土) 06 54 49 ID 7iIqkzVE0   くにおくんのドッチボールとかに弾幕を足した感じだろうなw 385 :名前が無い程度の能力:2007/05/05(土) 07 48 42 ID VRmwrlgM0   くにおくんテラナツカシスwwwww   ナッツボールゼロ距離でキャッチとか、あの頃はけっこう遊んだなぁ。 386 :名前が無い程度の能力:2007/05/05(土) 15 00 06 ID 5QO1h95E0   ○「なー輝夜どっか行かないか?...
  • 小傘1
    小傘1 新ろだ364 「ああ?驚かす方法?」 彼女は時たま俺の家に来る 「……そうだな……この際出会い頭にキスするとか?  まぁ、驚かせるっても別の意味だけどな  そもそもパッと見、新鮮さっていうか禍々しさがないっていうか」 こんなやり取りもいつものことで 「見た目が女の子っていうか、かわいいからさ  なんていうか「妖怪を見たー」って感じが……って痛いから!! 叩くな!!」 こういう風にからかうのもいつものこと 「うん、落ち着いた? OK?  だからやっぱり行動で驚かすしかないと思うんだけどね」 でも今日は彼女は少し積極的で ちゅっ…… 「え……」 まんまと驚かされてしまったわけだ でも、こんな経験をするのは俺一人で十分だろう? この方法を使うのは俺以外には辞めといたほ...
  • アリス(レス)1
    ...; 人形が三月精に出てくるような半自律っぽいのよりもう一段階下の、     遠隔操作の操り人形だとすると、ちょっといいかな、と      631勝手に借りてごめんよ 31スレ目  631, 633 ─────────────────────────────────────────────────────────── アリスーーーーーーーー!!好きだーーーーーーーー!!心の底から愛してrぶへぅあ(シャンハーイ 32スレ目  173 ─────────────────────────────────────────────────────────── 251 :名前が無い程度の能力:2012/06/02(土) 19 47 33 ID m9DYNnqA0   アリスとマッドティ...
  • 夢月2
    夢月2 新ろだ2-040 水温む、三月上旬。 午前六時。 少し春めいてきたとはいえ、この時期のこの時間は、館全体にまだ薄らと闇が落ちている。 朝食を作るため、いつものように厨房にやってきた夢月を迎えたのは、暗がりに浮かんだ小さな明かり。 加えて何だか甘い香り。そして何より、思わぬ先客の姿だった。 「……何してるの、こんな朝から」 声をかけると、弾かれたように顔を上げて後ろを振り返る。 それは、悪魔や妖怪ばかりが住まう夢幻館に異質な、人間の……それも男のもの。 名を○○と言い、最近になってこの館に住み着いた、新しい居候である。 「あ――――夢月さん。おはようございます」 「おはよう。で、何してるの」 望んだ答えが返ってこなかったため、夢月はカツカツと、○○の横へ歩み寄る。 そして、...
  • 雛2
    雛2 11スレ目 87 人は完全に希望を断たれると何をすると思う? ある人は失意の中それでもなお抗おうとするだろう またある人は自らの命を絶とうとするだろう 今の例で言うなら俺は、後者だ…。 俺が性質の悪い風邪に伏せっている間に家族は外出し、帰って来たのは遠い遠い受話器の向こうからの身元確認の連絡だった… 思い起こす度に辛く胸が引き裂かれそうになる 目を瞑る度に二度と逢えないヒト達の姿がありありと浮かぶ 耐えられる訳がない、どうして俺だけが生き延びたのか……ッ!? 俺は連絡を受けた後家を出て自転車にまたがりフラフラと近くの海岸までに来た。 ここの海岸の崖から下までは軽く見積もって十数メートル、間違いなく死ねる。 最初は死ぬとかまで考えが及ばなく一人になりたかっただけだが崖からボンヤリと日が沈む光景を見てたら物悲しくなり今正に崖から身を踊...
  • メリー1
    メリー1 1スレ目  736  秘封倶楽部に入ったのに、特にたいした理由はない。  たまたま学食で二人と相席になり、聞こえてきた面白そうな話に首を突っ込んだのが始まりだ。  そのときは確か、町外れの廃屋に行ってみたんだっけか。  やたら古めかしい洋館で、外国人風の子(メリーだっけか)が言うには『ここに境界が見えた』とか……  結局、一晩中うろついてみたものの収穫はゼロ。たいした事のない初サークル活動だった。  * * * *  ある夜。俺はメリーと一緒だった。場所はよく分からない古寺。  メリー曰く『ここには間違いなく境界があるの』だそうだが……霊感なんぞ一欠も無い俺にはよく分からないや。 「はぁ……今日はやけに冷えるわね」 「まぁ、秋だからなぁ。冷え込むこともあるだろーし」 「うう、寒いわー……」 「……そんなに寒いなら厚着してくればいい...
  • 豊姫1
    豊姫1 新ろだ204  聞こえるのは、ただ波の音。  月の表側、静かの海。  かつて地上人達が残した穢れが水底に沈み、生命の存在しない殺風景な土地。  滅多な事が無い限り月人が寄り付かず、兎達もいないこの場所は集中して思考を回すには最適な場所である。  また、雰囲気に浸りたい時、どうしても一人になりたい時の個人的なお薦めスポットでもある。  そして、今回も煮詰めたい事があって此処にきたのだが。 「何をしているのですか、豊姫様」 「そうね、強いて言えば何もしてないをしているのかしら」 「ようは暇なんですね、分かります。あと離れて下さい」  既に先着の豊姫がいて、俺の姿を見るなりすぐさま駆け寄ってきた。  何故かそのまま俺の傍らに寄り添い、自然な動作で腕を絡めてくる。  周囲の目が無いからまだマシなものの、相手の立場と自分の立場を比べるとこの状況は非常...
  • ハーレム?(レス)1
    ...bsp; 三月精の家に泊まると予定通りに抱き枕兼湯たんぽ代わりにされます     博麗神社に泊まると博麗の巫女に湯たんぽ代わりにされ、時折     鬼娘と隙間妖怪+αがついてきます     後他に何かあったらあとはよろしく義兄弟 604 :名前が無い程度の能力:2009/01/23(金) 08 38 33 ID gXZMxlHsO     永遠亭に泊まると兎掛け布団と兎抱き枕が出るわけか     たまに薬師抱き枕と姫抱き枕も出てくると 621 :名前が無い程度の能力:2009/01/24(土) 00 13 12 ID 8cf5toLw0   &nbs...
  • 文23
    文23 料理人と文~四月馬鹿編~(新ろだ2-079)  三月の最期の日。いつものように目が覚める。いつものように○○さんと朝ごはんを食べ、 いつものように私は幻想郷を飛び回って、○○さんは料理屋を開く。  今日はいつもの一日でしたが、私はちょっとした悪戯を計画していました。  普段多少の嘘は素で聞き逃してしまうだろう○○さんを心底びっくりさせる。そして思い切り 抱きしめて、笑い飛ばす悪戯。そう、明日はエイプリルフールなのです。  料理人と文~四月馬鹿編~  頭の中を澄ませていく。まずは頭の中で○○さんの反応をシミュレートしてみることにした。  何事も予測と計画が大事だから、それに、あの分かりやすいようでわかりにくい○○さんだ。 すんなり騙されるのか、スルーされるか、騙されても笑って済ませるのか、本気で怒るのか、わからない。  まずは予測を立てる。...
  • ハーレム?21
    ハーレム?21 トライアングル4(新ろだ847) 家に帰ると、母が出迎えてくれた。 夕食を外で済ませた事を告げて、そそくさと風呂へ。 上がった後は妹との会話もそこそこに布団に入った。 頭の中にあるのはさっきの光景。 「キス……されたんだよな」 あんな事、と言ったら失礼か。あれだけの事をされておいて気付かないほど鈍感には出来てはいない。 ある程度の、親しい友人程度の好意を持っていて欲しいとは思っていたし、 俺自身も二人にそういった感情を抱いていた。 けれど、まさか異性に対するそれだなんて思いもしなかった。 正直に言えば、嬉しかった。 二年もほったらかしにしていた俺を変わらず好いてくれることが、素直に嬉しいと思う。 けれど、俺はその想いに応えることは出来ない。 何よりも、誰よりも愛している...
  • 幽々子4
    幽々子4 5スレ目 508-510 今日、9月9日は菊の節句なので、それにちなんで書こうと思ったら変に小難しくなってしまった…。 雨月物語を知っているとわかりやすいと思います。 一応、後ろに注はつけましたので。 雨月物語はここら辺で(ttp //mouryou.ifdef.jp/ugetsu/ugetsu.htm)。 なお、最後の歌の訳だけ少し変えています。 そして連投失礼。 参考サイト 『雨月妖魅堂』 ttp //mouryou.ifdef.jp/ 東京大学総合研究博物館・デジタルミュージアム「雨月物語」 ttp //www.um.u-tokyo.ac.jp/DM_CD/DM_CONT/UGETSU/HOME.HTM 509 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2006/09/09(土) 00 41 26 ID c.sBb.sk ...
  • 幽々子6
    幽々子6 12スレ目 852 うpろだ893  冥界の夜は寒い。  冬ともなればなおさらだ。  ○○が寝室としてあてがわれている白玉楼の一室は  南寄りなのでさほどでもないが、  それでも布団を厚くして手足がはみ出ないように  丸くなっていなければならない。 「う~ん……ん?」  ようやく寝付いた頃、背後の襖が開く気配がした。  屋敷のあちこちで働く幽霊なら襖を開けて入ってきたりはしない。  となるとほぼ二択だが、この時間に  部屋にやって来るのが妖夢であるとは思えない。  すなわち、導き出される結論は 「○○~……起きてる?」 「ね、寝ています」 「そう、それはちょうど良かったわ」  入って来たのは、やはり幽々子だった。  夜這いかとも思える状況だが、  そういった緊張感は感じられない。 「今晩は寒いから、温かい...
  • レティ1
    レティ1 1スレ目  58 「もうじきお別れね…」 「俺、待つよ。  また冬が来て、君が戻ってくれるのを」 「今までも何人かそう言ってくれる人がいたわ。  でも結果はいつも同じ、その人は次の冬までの間に別のいい人を見つけてしまっている。」 「レティ!俺の気持ちがそんなに軽いと…」 「そうじゃない、そうじゃないの。  でもひと冬の間でいっぱいの私と一年の季節全てを生きるあなたとでは流れる時間が違いすぎるの!  私にとってはいつもの一晩と同じにしか感じない時間、  でもあなたにとってそれは私と一緒に過ごした以上の時間よ。  その間、ずっと待っててだなんて私には言えない。  だから…ここでさよならしましょ。」 「…わかった、じゃあ、これでお別れだ」 「……うん…」 「でも、次に出会ったときにまた惚れ直すくらいは許してくれるよな?」 「…うん…あてにはしな...
  • 穣子1
    穣子1 8スレ目 780 「秋穣子様。僭越ながら我が声をお聞きください」 「豊穣は届けたし、収穫際も終わったでしょ? 他に何かあるの?」 「里の者が秋穣子様を好いているのは御存じだと思います」 「まあ、豊作を嫌う人はあまりいないわね」 「それは物事の一面にすぎませぬ。秋穣子様だからこそ、好かれている事を忘れないで頂きたいのです」 「うーん、豊穣を除いた私ってよくわからないわ」 「ご自分のことは案外見えないものです。秋穣子様は女性としても魅力的でございます。 神を愛してしまう馬鹿者がここにいるのですから。…また来年お会いしましょう」 ─────────────────────────────────────────────────────────── 9スレ目 303 「ヴぁー、かったるいー、仕事めんどいー」 ...
  • 萃香7
    萃香7 うpろだ1416 里で働いて、家に帰ってきた。そこまではいつも通りだった。 家で一人、晩酌をする鬼を見つけるまでは。 「おかえり~。帰って来るの遅いんだね」 家の中で寝転がりながら酒を飲む萃香。 その顔は赤く、もうずいぶんと酒を飲んでいることが分かる。 「ただいま、というかお前は家で何をしてんだ?」 「何って、晩酌。あんたも飲む?」 けらけらと笑いながら返された言葉を聞き、頭が痛くなるのを感じた。 働いて帰ってきたら鬼が居る。しかも晩酌をしているとは。 今日の仕事は長引いていて、かなり疲れもたまっている。 そのため早く眠りたかったが、この状況ではしばらく寝られなさそうだ。 そこまで考えて、ため息が出た。 「何ため息なんかついてんのさー」 萃香が不満そうに頬を膨らませながら抗議してくる。 その仕種はかわいらしいが...
  • 霊夢20
    霊夢20 12スレ目 444 うpろだ830 突然ですまないが、霊夢が暴走した。 「さぁぁぁぁぁいせぇぇぇぇぇぇんんんんん!」 その叫びは幻想郷中に響き渡り、人々を震え上がらせた。 そして、その叫びが収まった直後。霊夢は…… 「妖やー人ー間ー達、わーすれーてるー。思い出せー神社ーのー役目ー、信じーるーこーころー」 何かの歌を口ずさみながら人妖構わず賽銭を強奪するようになってしまった。 「……一体、どうしちまったんだ?霊夢の奴……」 それを遠巻きに見ていた魔理沙が一言漏らす。 「というか、○○は何やってるんだよこんな時に!愛しの霊夢があんな暴走してるのにほったらかしか!?」 『……心外だな、魔理沙。俺はここにいるぞ』 霊夢の恋人の名を叫んだ瞬間、本人の声が聞こえた。しかし、姿は見えない。魔理沙が辺りを見回していると、目の前にスキマが現れた。 「……ほい...
  • レミリアとでいうぉーかー(5)
     冬、紅魔館と言えども、寒さとは無縁ではない。  むしろ、寒い寒いと言いながら、それすらも風流の糧とするところがある。  暖炉に火を灯し、暖かいものを飲んで暖を取る。  そういった生活が、冬の紅魔館の暮らしだった。 「とはいえ、寒いわねえ……」  咲夜に淹れてもらった紅茶を飲みながら、レミリアがぽつりと呟いた。 「咲夜、メイド達は大丈夫? 無論貴女も含めてね」 「ええ、大丈夫ですわ。今年は○○さんも手伝ってくれていますし」 「……○○はほっとくとずっと働き続けるんじゃないかしら」  軽くため息をついて、紅茶に再び一口つける。 「今日も?」 「ええ、薪などの燃料を運び出すのを……」  もう一度ため息をついて、レミリアは紅茶のカップをソーサーに戻す。 「まあ、好きにするように言ってるしね……仕方ないか」 「ですが、そういうところもお嬢様は気に入っておられるのでは?」 ...
  • 永琳3
    永琳3 ─────────────────────────────────────────────────────────── 454 芽生え、花が咲き、そして散ってゆく。 朽ちて、風に融け、そして空に昇る。 やがて雨が降り、大地を潤し、新しい生命を芽吹かせる。 繰り返し、繰り返し。 周る星々と同じように、命もまた巡るものなのだ。 ・ ・  ~ January  ~  ――最初から結果を知っているのなら、誰も間違いは起こさない。 元日からの三ヶ日もそれなりに平坦に過ぎ、年越しの浮かれた空気もやや薄れ始めた永遠亭。 その日、珍しく自ら材料の採取に出ていた私の師匠こと八意永琳は、ロクでもない拾い物をして帰って来た。 「……どうしたんですか師匠。それ」 ホクホク顔で帰って来た師匠の背中に、一人の人間の青年がグッタリと負ぶわれていた。 「ちょっとそこで拾って...
  • ゆめのなかへ
    「ん……ふぁあ」  冬の寒さもいつしか和らぎ、日の光が眩しく溌剌とした空気が漂う朝の時間帯。  私は布団の中で覚醒と睡眠の狭間を泳いでいた。  起きているのか、寝ているのか、曖昧な感覚。  このまま現実と夢の境界を永遠に楽しんでいたい、と夢想していた時、 「んぁっ!?」  地を揺らすほどの大きな音が、家全体に鳴り響いた。 「っ……何の騒ぎだ」  明滅していた意識が瞬時に浮上する。  被っていた布団を剥ぎ、飛び上がるように体を起こして、音のする方を見据えた。  すわ敵襲かと身構えるが、寝込みを襲われるほどの恨みを買った経験に覚えはない。  一体何だって言うんだ……  音の発生源は玄関で、どうやら戸を強く叩いているらしい。  わずかに聞こえるのは男の声。  窓から入り込むのは光の強さから察するに、時刻は朝早。  来客には適さない時間。  ここを尋ねて来る用事のある者は限られる。 ...
  • 悪運は尽きぬ
     人生はすごろくだ。  そう昔の人は例えて言ったことがある。  振ったサイコロの数は自分が決められることもあれば、そうじゃなかったりもする。  幸福、不幸とが入り混じった世界で、思いもよらないことが次々に起こっていく。  それが面白い、と不満や文句を垂れ流しながらも口をそろえて同じことを言うだろう。  じゃあそれが面白いというならば、今の俺の状況もいつか面白くなるための布石なのだと思いたい。  そう思ってなきゃやってられない。    「よく燃えたわね」  「キャンプファイヤーにしちゃ、随分と豪勢すぎますけどねぇ」  「全くね」  灰と燃えカスしかない不毛の地を見て、そんな感想を述べる。  かつてそれが服だったであろう物体を手にとってみれば、僅かに触れた程度で崩れ去っていく。  昨日までは確かにあったはずの光景は、今はただただむなしさが募るばかりになっていた。  無くなってし...
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