催眠標準テキスト@Wiki
催眠から目覚めなかったらどうしよう?
最終更新:
匿名ユーザー
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催眠は睡眠とは別物で、だから「目覚める」という言い方はほんとは正しくありません。
また「催眠にかかったまま」になる人はいません。ときどき催眠中のリラックスした状態がとても気持ちよくて、ふつうの意識状態に戻りたくないと思う人はいます。
「3、2、1……さあ、目覚めてください」といっても被催眠者がすぐに応じない場合は、本人がなんらかの理由で目ざめない選択をしているのです。
そんなときは、相手に理由を聞くとよいでしょう。それから再び解催眠暗示を与えます。「あなたはいますぐ目覚めることができるし、もう少し今の状態を楽しむこともできます」と許容的な暗示を与えることもできるでしょう。
また放っておいても、大抵は「ふつうの睡眠状態になったあとに自然に目ざめる」か「催眠から覚めたくなったら勝手に自分から目覚める」のどちらかになるので心配はいりません。
(くる)