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食糧倉庫 - (2008/04/22 (火) 09:24:31) のソース

*食糧倉庫

**「食糧倉庫」(食糧生産地より派生)

L:食糧倉庫={
 t:名称=食糧倉庫(施設)
 t:要点=食糧倉庫
 t:周辺環境=備蓄されている食糧,ネズミ捕りのなにか
 t:評価=なし
 t:特殊={
  *食糧倉庫の施設カテゴリ = 藩国施設として扱う。
  *毎ターン食料+15万tされる。
 }
→次のアイドレス:・食品加工工場(施設)・陸軍兵站システム(技術)・豊饒の大地(施設)
}


#ref(070121_souko.jpg)
(絵:うにさん&シコウさん(合作))

-設定(作:薊さん)&br()&br() リワマヒ国は夏季と冬季の気温の差が激しい国である。&br()夏季は熱帯のように暑く、多くの野菜や果物、穀物が収穫されるが、&br()冬季は陸地の大部分が氷雪に閉ざされる。&br()冬はただでさえ食糧が不足しがちな季節。極寒ともなれば尚更である。&br()家畜には限りがあり、狩りをしようにも野生動物の多くは冬眠してしまう。&br()厳しい冬を乗り切るためには夏季の内にできるだけ多くの食糧を備蓄しておく必要があり、&br()それらの食糧を備蓄するための倉庫を配備する事は最優先事項だと言っても過言ではない。&br()&br() 倉庫に食糧を備蓄するといっても、備蓄するのは穀物ばかりではない。&br()豆や米は大切だが、さすがにそれだけで冬を越せと言われたら脱藩を考える者が出るだろう。&br()かといって何も考えずに魚や果物などを詰め込んでいったのでは&br()冬がくる前に暑さで傷んで大変な事になってしまう。&br()備蓄するためには長期保存が可能なように加工しなければならない。&br()&br() 代表的な保存手段はやはり乾燥である。&br()一般的に、食物というものは乾燥させると傷み難くなる傾向がある。しかも水分が失われた分だけ体積が小さくなるのであまり嵩張らず、少ないスペースで多くの食物を備蓄する事が可能なのだ。&br()リワマヒ国では主に魚や貝や海藻の干物、煮干し、ドライフルーツといった物が作られている。&br()また、狩猟で仕留めた獲物は大部分を干し肉にして備蓄し、冬の間に家畜を食べ尽くしてしまわないように配慮している。&br()干物は炙って食べるばかりが能ではない。鍋で煮込んで戻してもおいしく食べられる。&br()要は使いようである。&br()&br() 干物以外の保存食としては燻製がある。&br()乾燥させるという点は同じだが、こちらは煙に含まれる殺菌成分を浸透させる事で保存性を高める。&br()それにより独特の風味を持たせる事ができるため、なかなか評判がいいようだ。&br()&br()また、漬物も重要な保存食といえるだろう。&br()野菜の漬物は勿論だが、それ以外にも果物の砂糖漬けやシロップ漬け、果実酒などもある。&br()&br()&br() リワマヒ国ではこれらの食糧を保管しておくために以下の2種類の対策を施している。&br()&br() 1つは雪の対策。&br()冬季は天然の冷凍庫と化すので保存に適した環境なのかもしれないが、屋根に雪が積もりすぎて雪の重さで倉庫が倒壊してしまっては困る。&br()建物の屋根は傾斜をつけた切妻造であり雪が積もり難い形状にはなっているが、&br()それでも雪質によっては積もってしまう。&br()大切な倉庫を倒壊から守るために、倉庫の屋根の雪降ろしは家屋以上に念入りに行われる。&br()&br() もう1つはネズミ対策。&br()備蓄した食糧は厳しい冬を乗り切るための命綱のようなものであり、気前よくネズミにくれてやっていては死活問題になってしまう。食糧難の原因がネズミでは目も当てられないだろう。&br()だからこそネズミ対策は徹底しなければならない。&br()被害を防ぐための最善の方法はネズミの侵入を赦さない事である。そこで要所にネズミ返しを取り付ける事にした。&br()リワマヒ国の建築物は洪水対策のために高床式になっている。ただでさえ侵入しづらい場所にネズミ返しがあるのだから撃退効果はかなりのものである。&br()しかし、それだけでは万全とは言いきれない。そこで倉庫の中にも罠を仕掛けておく事になった。&br()ネズミが好む寄せ餌を用意して仕掛けの作動スイッチに設置しておき、ネズミが餌を食べると仕掛けが作動して檻が降りてくる。&br()よくある罠だが効果が期待できるからこそ多用されている。複雑な仕掛けは不具合が起き易いので実用性が低いのである。&br()


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