ローゼンメイデンが普通の女の子だったら @Wiki内検索 / 「第4話「薔薇水晶の涙」」で検索した結果

検索 :
  • 薔薇水晶
    上にいくほど、最近に掲載された作品です。 【乙女の涙を拭えるもの】 『カムフラージュ』 『誰より好きなのに』 不思議な電話 いつだって二人は幸せ Summer names illusion-Rozenkristall- 頑張ればらしー それは抱き枕との日常のカケラ。Ⅰ ばらしぃとジュンの愛の【長編】保守劇場 『好きな子にいじわるしちゃう心理』 涙の味 -ハチミツレモンキャンディ- ○○記念日 学園一の乙女の座 二人っきりの暗闇で biero よい聖夜を 「ご飯はちゃんと食べましょう」 スマイル一番イイ♀ 薔薇vs翠 寂しがり屋で照れ屋で泣き虫で uninhabited station (注:他作品キャラあり) 薔薇水晶先輩 [Theinnocent] *このSSには暴力シーン、グロテスクな表現が含まれています、苦手な方はご遠慮ください。 突然ですがクイズです 10年前の約束 呼び方 『き...
  • 薔薇水晶短編
    ばらすぃー・・・だよ   1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 上に行くほど新しく掲載・更新された作品です。 ばらしぃとジュンの愛の保守劇場 2 3 あったかなふたり 父と恋人仲が良い。 『ばらシーマン』 きみと、ぼくと、にちじょう 2 3 4 5 闇パンマン 2 薔薇水晶ってこうですかわかりません 薔薇水晶がメイドだったら 「薔薇水晶とお父様」 薔薇水晶との同棲生活
  • 第十六話 薔薇水晶
    「超機動戦記ローゼンガンダム 第十六話 薔薇水晶」   「っくぅうう!!このぉお!」 シンクにReスイギントウのダインスレイブが突き刺さる瞬間、シンクを弾き飛ばし割って入ったバラスイショウ。 シンクは直撃を受けずに済んだが、バラスイショウが右腕を切り落とされてしまう。しかし、それでも バラスイショウは止まらずに残った左腕のガトリングガンでReスイギントウを退ける。 「真紅!しっかりして・・・真紅!!」 薔薇水晶がコクピットで震えている真紅に声を呼びかける。しかし、今の真紅の脳裏にはReカナリアの うなだれ兵士のマーチにより蘇ったアリスの乱の惨状がフラッシュバックしていた。 「お父様・・・お母様・・・いや・・いや・・・助けて・・・JUM・・・」 Reカナリアはさらに追撃をかけようとする。「破壊のシンフォニー」。この世界にこれ以上劣悪な音は 存在しないという音。黒板ひっかき音やジャイアンの歌さ...
  • ジュンと薔薇水晶のデート
    ~日曜日:コンビニ前~ ジュン「ごめんごめん、待ったか?」 薔薇水晶「・・・ううん・・・そんな事無い・・・たった3時間だけだから・・・」 ジュ「普通、帰るだろ!?よくそんなに待てたな!」 薔「・・・大丈夫だよ・・・この前・・ここのコンビニ開くまで8時間・・・待ってたことあるから・・・」 ジュ「待ちすぎだろ!?って言うかコンビニは24時間開いてるだろ!?」 薔「・・・ちょ~・・・うける~・・・」 ジュ「何がだ!?・・・まぁ、いいや。腹減ったから、マック行こうぜ」 ~マック店内~ 雪華綺晶「いらっしゃいませ。何になさいますか?」 薔「あ・・・お姉ちゃん・・・」 雪「あら、ばらしーちゃん」 ジュ「よう、雪華綺晶」 雪「あら、ジュン様も。 デートですか?」 ジュ「まぁな」 薔「・・・お姉ちゃん・・・ここで何してるの・・・?」 雪「見てのとおり、アル...
  • まとめ薔薇水晶
    薔薇水晶イメージ 何を考えてるか良く分からない子アッガイ好き -- 名無しさん (2006-06-19 13 04 49) 雪華綺晶と双子?(妹)(薔薇水晶は替え玉との話もアリ) -- 名無しさん (2006-06-19 13 17 06) シュウマイ好き(オリジナル設定) -- 名無しさん (2006-06-19 17 21 52) 眼帯は左装着 -- 名無しさん (2006-06-19 18 59 27) ダウナー系不思議ちゃんセリフ表記に「……」「・・・」が多用される傾向 -- 名無しさん (2006-06-19 20 38 12) 実はローゼンメイデンではない(TVアニメ) -- 名無しさん (2006-06-19 20 56 20) 意外といろいろな所の影響が強い子 -- 名無しさん (2006-06-19 22 11 38) 唯...
  • 薔薇水晶ってこうですかわかりません
            みんなおいてけぼり、投げっぱなしの1レス小話集 『薔薇水晶ってこうですかわかりません』 ※あらすじ:薔薇水晶の退屈しのぎにジュンがつきあうよ #1 「こーどもー、こーどもー、たーっぷりー、こーどもー」 「関わりあいになりたくなくて、眼帯側の死角からこっそり逃れようとする僕です」 「あ、ジュンだ。気づいてたけど」 「ああン」 「退屈です。しのいでください」 「のっけから日本語崩壊してるなあ。いいよ、なんかして遊ぶか?」 「ヒント:1行目」 「なんで帰ろうとするかなー。むー。って口で言う。むー」 「お前は性的いたずらのことしか頭にないのか」 「ジュン酷いよ。私純愛派なのに。コウノトリだって信じてるのに」 「信じてる子は信じてるって言わない」 「……意地悪しないで。遊んで」 「セクハラしなければ普通に遊ぶぞ。で、何する?」 「コウノトリの...
  • 第十話 槐
    「超機動戦記ローゼンガンダム 第十話 槐」   白いガンダムと同じく白だが、ウサギのようなふざけたフォルムの機体が光の刃をぶつけ合う。 「ふふふっ、いいですねぇ雪華綺晶。相変わらずの太刀筋で。」 「抜かせ・・・貴様の本気がこの程度じゃないのは分かってる。」 キラキショウの頭部の右目の薔薇が伸びる。その伸びた茎にはいくつかの針がついている。 キラキショウの特殊兵装の一つ、「ローズウイルス」。この針に命中すると刺さり具合にもよるが 驚異的な速度でウイルスが進入、侵攻。機体のOSを破壊する兵器。綺麗な薔薇には棘があるって ところだろうか。もっとも、射程がかなり短いのでかなり接近しなくてはならない。おまけにこの兵装を知ってる 相手ならば必ず近づいてくるのが分かるので当てるのは至難の業だ。しかし・・・キラキショウには これを効率的に当てる事ができるもう一つの特殊兵装がある。 「もらうぞ・・・・白崎!...
  • 第四話 「紅蓮と氷結」
    「(蒼星石、翠星石無事でいてくれよ)」 二人と分かれた後急いで中等部のほうに向かっているJUMと乙女達 「まったくJUM~あなた、心配しすぎよぉ~」 「え?」 「二人が心配でしょうがないって顔に出ているわよ」 「水銀灯は、心配じゃないのか?」 「あのねぇー確かに心配だわ、でもねあの子達があんな奴に負けないわ。少なくとも私はそう思っている。JUMはあの子達がしんじられないの?」 「!!・・・ごめん、言うとおりだよ。僕は二人の事を・・・」 「わかればいいのよ(まったく、こんなにもJUMに心配されるなんで二人には妬けるわ)」 「JUM、水銀灯、二人ともなにもたもたしているのだわ急ぎなさい」 前から、真紅のイライラした声が聞こえてくる 「こっちの中庭を抜ければもうすぐ中等部の校舎ですわ」 勢いよく中庭へのドアを開くと、そこに広がっていたのは夜の遊園地のような景色 「「「「...
  • 【愛の行く末】第一話
    第一話 薔「映画面白かったね、ジュン」 J「ああ、アニメっていうからてっきり子供向けかと   思ってたけどなかなか良かったな」 僕の名前は桜田ジュン。裁縫が得意なごく普通の高校三年生だ。 隣にいるのは恋人の薔薇水晶。僕たちは付き合い始めてちょうど一ヶ月になる。 今日は薔薇水晶が前から見たいと言っていた映画を見に行った。今はその帰りだ。 薔「それは偏見…アニメ=子供向けって決めつけるのはいくない」 J「でも周りは子供の方が多かったぞ。なんか僕らは浮いてるみたいだったし」 薔「え…じゃあジュンは私とデートしても楽しくなかったの?」 J「え、いっいやそういうわけじゃ…」 薔「ジュンは……ヒック、私といても……グスッ、楽しくないんだあ」 女の涙というものはずるい。それは相手がどれだけ悪くても、それを見せた途端に こっちが悪く思えてしまう。それにここは表通りから外れているとはいえ道のど真ん中だ。...
  • 『ひょひょいの憑依っ!』エピローグ
        『ひょひょいの憑依っ!』エピローグ 春一番かと思えるほど強い風に四苦八苦しながら、私は懸命に羽ばたいて、 この辺りで最も高いマンションの屋上で待つ彼女の元へと、辿り着きました。 「ただいま、薔薇水晶」 カナリアの姿から、人の姿に戻って話しかけましたが、 薔薇水晶は機嫌が悪いのか、私に背を向けたまま、ウンともスンとも言いません。 居眠りしてるのかと思うほど、静かなものです。 「なぁに? シカトだなんて、感じ悪いのね。  言いつけどおり、彼の手にマスターキーを付与しに行った私に、  労いの言葉ひとつ無いの?」 春風に乱された金髪を撫で付けながら、文句ひとつを浴びせて歩み寄った私は、 そこでやっと、彼女の傍らに置かれているモノに気付きました。 普段から、滅多に外されることのない眼帯に。 「薔薇水晶…………貴女、まさか泣い――」 「ふふ……まさか」 彼女は眼帯を鷲掴みにする...
  • カムフラージュ 【4】
     5. ラストオーダーは、最初と同じカクテルを注文した。 これで、楽しかった宴も、おしまい。 消えゆく幸せな時間を名残り惜しむように……僕らはゆっくりと、それを飲み干した。 たおやかに奏でられる旋律に、耳を傾けながら―― その曲がドビュッシー作の『夢』だと知ったのは、この数日後だった。  「だいぶ、酔ったな」  「……ですねぇ」 来たとき同様、足どりの怪しい薔薇水晶を支えつつ、控え室まで戻る。 彼女が、「どうしても着替えて帰る」と言い張ったから、仕方なくだ。  「そのドレス、着たままタクシーで帰ってもいいよ」 クリスマスだし、プレゼントすると言ったけれど、聞き入れられなかった。 薔薇水晶は頑として、首を縦に振ろうとしない。 僕のデザインしたドレスなんか、どうせ、もらったって嬉しくないよな…… なんて、ヘソを曲げたフリで困らせ...
  • まとめ雪華綺晶
    雪華綺晶イメージ 金持ちのお嬢様家庭的 -- 名無しさん (2006-06-19 13 07 04) ですわ。 -- 名無しさん (2006-06-19 13 10 20) 薔薇水晶と双子?(姉)(薔薇水晶の替え玉との話もアリ) -- 名無しさん (2006-06-19 13 15 21) 怒らすと怖い(スレ内の傾向) -- 名無しさん (2006-06-19 18 56 35) 純情無垢なことも -- 名無しさん (2006-06-19 18 57 38) 芯はしっかりしてそう -- 名無しさん (2006-06-19 18 59 02) 薔薇水晶と姉妹の話もあればだたそっくりなだけな話もあり -- 名無しさん (2006-06-19 20 42 42) 天然だったりとか、心理学に強めの傾向がある(?) -- 名無しさん (2006-...
  • 第十七話 生きた証
    「超機動戦記ローゼンガンダム 第十七話 生きた証」   夢・・・夢を見ている・・・始まりの悪夢、終わりのない悪夢。 「真紅!!」 お父様が私を突き飛ばして、私を庇って・・・死んだ。飛んできた建物か、機体か。何かの破片に 体を貫かれていた。 「逃げて・・・真紅・・・私達の可愛い・・・真紅・・・」 お母様は崩れる家から逃げるときに間に合わず家の下敷きになり、そして徐々に広がる炎の中で ただ、私の無事だけを祈って死んでいった。 「いけない!真紅!!」 薔薇水晶が私と敵の間に割ってはいる。初撃で右腕を・・・そしてその後新しい敵に撃ちぬかれた。 私は・・・また人を殺した・・・初めはお父様、次はお母様・・・そして薔薇水晶。 私は、3人を殺して今生きている・・・何故?何で私なんかが生きているの?もう・・・私は闘えない・・・ 「うっ・・・・ぐぅ・・・・はぁ・・はぁ・・・」 真紅がベッドに沈めていた体を起こ...
  • 【夢の続き】~ドール~
     桜が、散ろうとしていた。待ち望んでいた筈の春は、あっという間にその終わりを見せよう としている。川沿いの桜並木から、零れ落ちていく花びら。それらが、水面にひたり。水の 流れに沿っている。落ちた花びらは、抗えず。ただ、流されていくだけ。  こんな風景を見て。私の心の内には、何の波も立っていない。感傷、寂しさ、あるいは哀し み……という名前の、『何か』。そういうものは、少なくとも私には必要の無いこと。  涙は流さず。少しの喜びと、楽しみがあれば。それだけで、良いのだから。  私は、十分に哀しんだ。  だからもう、いいと思う。  ちりん、と。首元から聴こえる金音。紫の紐に通された、ふたつの銀の輪。  ぎゅっと、握り締める。  光が眩しい。眼を細めて、私は。自分の先を、ただぼんやりと見つめている、だけ。   ―――――――――――  夢を、見ていた。私は春の桜並木の下を、ひ...
  • 第七話 鏡の姉妹
    「……ねえ、お姉ちゃん」 「どうしましたか?」 「……私達のしたことは――間違い、……だったのかな」 「答えは誰にもわかりませんよ。この世の正しさを保障してくれる神様だって――   ひとの数だけ、居るのですから」   久しぶりの休暇――という訳でもないが。私達は久しぶりに、自宅でのんびりと した時を過ごしている。   しかし、仕事とあればすぐに飛んでいくし。妹もそのことは重々承知している筈。   窓の外には、新月に近くなっている細身の月が見えて。指輪の光のような白く艶かしい ひかりを放っている。折角良い眺めだからということで、部屋のカーテンは開け放してお いた。室内の照明は元より薄暗いものだったし、これならばご近所の迷惑になるというこ とも無いだろう。   眼の前には、グラスを持ちながら、これでもかと言うくらい顔をまっかっかにし...
  • 第十五話 ここからが本当の地獄だ
    「超機動戦記ローゼンガンダム 第十五話 ここからが本当の地獄だ」   「槐。準備が終わったのかい?」 スペリオルや他の機体をディアーズに積み込む槐を見て白崎が言う。 「ああ、全て調整が終わった。テストがてら私が行こうと思ってな。白崎、お前はどうする?」 「僕はやめとくよ。まだラプラスが調整不足だからね。」 白崎は積まれていく機体を眺める。バーズが10機ほど。槐のスペリオルガンダム。そして・・・ 「梅岡にはドイツの守備をさせておく。ふふ、私が帰っていたらお前の出番はもうないやもしれないな。」 「それはそれでいいけどね。しかし君はつくづく恐ろしい男だよ・・・」 「ふん、おだてても何も出ぬぞ。では、行ってくる・・・」 積荷を終えた槐はディアーズに乗り込みディアーズは発進する。 白崎はそれ見送ると工場に戻り破損したラプラスの調整に戻った。 「さて・・・果たしてどんな結果になるかな・・・はははははは...
  • 第十一話 姉妹の目
    「超機動戦記ローゼンガンダム 第十一話 姉妹の目」   メイデンのみんなには驚くような光景じゃないかもしれないな。 周囲は火の海、人が焼け焦げてたり銃弾に撃ち抜かれてたり。建物は大抵燃え盛りいつ崩れるか 分からない様な物ばかりだったな。私と薔薇水晶は奇跡的に生き残っていた。 父上と母上は死んでいたよ。父上は銃弾に撃ち抜かれていたんだろうな。父上だったモノは全身を 穴だらけにして穴という穴から血液があふれ出ていた。思えば穴だらけとは言えどこも千切れたりしてない のは死体の中でも綺麗なものだったのかもしれないな。母上は・・・もはや母上と分からなくなってたよ。 近くにミサイルだかバズーカだかが落ちたのかもな。爆発したと思ったらもう母上の体は存在しなかった。 私は薔薇水晶の手を引いてとにかく逃げた。奇跡的に生きていた私達。もしかしたら父上と母上が 守ってくれたのかもしれないな。しかし、どこにいって...
  • 頑張ればらしー
    頑張ればらしー 「うんっと……えっとぉ…今月は、貯金が……6千円だ…えへっ」 冷たく凍える氷雨が細い霧のように降り注ぐ真夜中。 言葉すら喋れない幼い子供が病院の前に捨てられていた。 「…これで5万円…貯金できたよ……私、偉い…」 その捨て子は薔薇水晶と名づけられ、施設へと預けられた。 ほどなくして彼女は小学校へと通うが、親のいない彼女は格好の標的とされ 、イジメの毎日を過ごしていた。 下駄箱から靴が消える。給食のオカズに消しゴムが入れられる。遠足などは いつもみんなと離れて一人でおにぎりを食べていた。 無視には慣れたはずの薔薇水晶だが、不意にとめどなく涙が溢れてくる日が ある。それは自分の誕生日だった。 いつ?どこで?私は生まれたの?当たり前の事すら解らない。 施設で祝ってもらう誕生日パーティー。 彼女にとって...
  • 『Dolls' House 最終話』後編
        『Dolls House 最終話 ゆめのおわりはいつもまっしろ』     【後編】    お昼くらいは許すですよ。今日の夕飯はフル稼働なんですからね。と宣言し、翠星石がワゴンに積み込んだのは膝に乗る程度のサイズの編みバスケット。中身が入りきらず隙間からちらちらとアルミホイルが見え隠れしているが、これより大きな入れ物がなかったのだとか。  このあたりで一番大きなデパートに行くために八人姉妹がみっしりと乗り込んで出発して十分後、早くも辛抱ならず手の震えが止まらなくなった雪華綺晶は後部座席のバスケットに忍び寄っている。  何とか守り抜こうとそれを抱きかかえてにっちもさっちも行かなくなった翠星石との攻防が始まり、車内はすでに混沌の様相を呈していた。  あの秋の大惨事ドライブから色々な変遷があり、結局席の並びは運転手水銀燈、助手席に薔薇水晶、真ん中の列に雪華綺晶と真紅と蒼星石、...
  • 「あなたを呼ぶ」後日談3
    私が、Teegesellschaftでアルバイトを始めてから、 二ヶ月くらい経ったかしら。 場所が場所だけに、新規客はあまり見かけないけれども、常連は多いわ。 薔薇水晶さんは、無口なほうだけれども、決して悪い人ではないわ。 むしろ、アルバイトの人をよく気にかけてくれるのだわ。 紅茶の葉の状態や淹れ方の作法、覚えることは多いけれども、 こういうのも、楽しいものね。 自分で淹れた紅茶というのも、中々味わい深いものだわ。 扉が開く。常連さんだわ。 紅「いらっしゃいませ。」 客「いつもの」 いつものテーブルに座り、そういったわ。 紅「かしこまりました。少々お待ちください。」 薔薇水晶さんに注文を伝えたのだわ。 調理は彼女の仕事だわ。だけれども、今日は違ったわ。 薔「……淹れてみる?……」 紅「え、……私が淹れていいのですか?」 薔「……うまくなったから……」 紅「はい、がんばります。」 薔薇水晶さ...
  • まとめラプラス
    ラプラスイメージ 雪華綺晶&薔薇水晶の食料になる運命・・・・ -- 名無しさん (2006-06-19 12 36 59) 意外と悪代官w -- 名無しさん (2006-06-19 18 58 33) 詩人 -- 名無しさん (2006-06-19 21 54 40) 意外と理解不明的行動を取ったり作家や作品によって使い分けられる傾向がある -- 名無しさん (2006-06-19 21 58 50) 姿は兎 -- 名無しさん (2006-06-21 12 43 24) 単純なことを小難しく言う理論中毒者。 -- 名無しさん (2006-08-01 21 10 43) 出番がいつ途絶えるかわからないので、取り敢えず文字数多く喋っとこうという作戦 -- 名無しさん (2006-08-28 22 07 35) うさぎと言われ、飼育されている。 ...
  • 第二十九話 眠れぬ夜
    「超機動戦記ローゼンガンダム 第二十九話 眠れぬ夜」     時間は既に22時を回っていた。JUMはどうにも寝付けずに艦内を歩いていた。 この3日間はひたすらに機械と睨めっこしていた。 損傷した各部を直し、残り5機となった切り札であるローゼンガンダムを最終調整し、 万全の準備を整えてきた。昼過ぎに準備が完了したメイデンは他のレジスタンスの 応援に入り、夕方には全レジスタンスの準備が完了、明日の作戦開始時刻まで ゆっくり休憩となっていたのである。 「喉かわいたな・・・食堂行くか・・・」 JUMが食堂に向かって歩いていく。カツンカツンとJUMの足音だけが廊下に響き渡っていた。 JUMは歩きながら物思いにふける。思えばこの10年は様々なことがあったな、と。 アリスの乱からはじまった動乱。短いながらも、真紅、のりと過ごした学生時代。(梅岡の存在は記憶から 抹消済み)メイデンに入り、今の仲間達との...
  • 水銀燈の野望 烈風伝
    時は戦国の世―― 備前国に、幼くして両親を失った八人の姉妹が居た。 やがて美しく育った姉妹たちは「薔薇乙女」と呼ばれ、近隣諸国の評判となる。 だが、姉妹たちの長女・水銀燈には野望があった。 いつの日か兵を率いて京に上り、天下を手中にするというとてつもない野望が―― http //rozeen.rdy.jp/up/vipww25686.jpg この長編は、PCゲーム『信長の野望 烈風伝』において薔薇乙女たちを新武将として参加させ、実際にプレイをしながら書いていくものです。 誰も知らない人物が出てきたり、史実と食い違っていたりということが頻出するかと思いますが、面白く読んでいただけたら幸いです。     序章 <第一部> 備前統一編 播磨侵攻編 美作攻略編 上洛編 大和攻防編 三好追討編 陰謀錯綜編 石山戦争編 四面楚歌編 紀州雷動編 幕府滅亡編 決別編 <第二部> 血戦前夜...
  • 過去ログ30
    あっ、ほんとだ・・・。もう一回出直してくる・・・。 -- 名無しさん (2006-07-05 00 04 57) いまさらながら【ゆめまぼろし】読んだクオリティタカス -- 名無しさん (2006-07-05 00 54 55) あの作品に肩を並べるものを書けたらとおもうただ漠然と書いてるだけじゃ駄目なんだろうな、やっぱ・・・ -- orz (2006-07-05 01 19 05) テポドンが発射したと言うのに相変わらずここは静かだな -- 名無しさん (2006-07-05 05 16 35) 俺は北朝がミサイルぶち込んだ時点で覚悟決めたよ・・・・もう、開戦しようが大丈夫・・・・・・・(´;ω;`) -- 名無しさん (2006-07-05 06 40 34) まぁテポドンは実際失敗したみたいだし -- 名無しさん (2006-07-05 11 00 ...
  • 複数短編139
    それじゃあ保守代わりに短編を一つ JUM「おねぇちゃぁぁぁぁん!水銀燈に!水銀燈に追いつかれちゃうよぉぉぉぉ!」 翠星石「私がいたらチビ人間は逃れられないですぅ。一人で行くですチビ人間。あなたを逃がすのは蒼星石であり…真紅であり、あたしの父さん『ローゼン』…生き延びるです、あなたは『希望』!!ここは翠星石が食い止めるですぅ!」 JUM「だめだよ!一緒に逃げようよ!」 翠星石「ダメですチビ人間・・・来るです!水銀燈!スコーン・フリーィィィィィ!」 JUM「お・・・おねぇちゃぁぁぁぁん!!!」 翠星石「と、いう夢を見たですぅ」 JUM「何で僕がエンポリオなんだよ」 蒼星石「僕はアナスイなんだね・・・」 真紅「そんな・・・翠星石の夢の中でも貧乳なのだわ・・・ガッデム!」 水銀燈「私が神父?...
  • 奇しき薔薇寮の乙女 第一話
    第一話 「おはよう」 大体は、彼女のこの挨拶から朝が始まる。 最初は驚いた。 入学してから三日目、通学途中でいきなり声をかけられたんだから。 自分にかけられた挨拶だとも思わなかったし。 中学時代にあんな目に遭っていたから、高校では極力、誰とも接触を持たないようにしていたのに。 たった三日でブチ破られてしまった気さえしたな。 「ああ、おはよう」 最初は無視しようと思ったけど、それで二の舞になってもつまらない。 一応返事だけは返したんだけどね。 まさか、それが毎日続くようになるなんて思いもしなかった。 僕の計画はいきなりつまづき、それから2ヶ月の間、内心では混乱しっぱなしだ。 「今日も下ばかり向いちゃって。ツマラナイ男ね」 「じゃあ、なんで僕に構うんだよ」 関わり合いたくないという意思を含んで返した。 凄味は込められなくても、出来るだけ精一杯に。 少し悩むような仕草を...
  • 名前のない話
     夢でもし会えたら、とは恋愛ドラマやラブソングにありがちな詞で、浮かれた恋人たちにとってはお約束の会話だと思っている。  およそ僕なんかには無関係だなんて言うと、同情めいた眼を向けられて、少しばかり寂しい気持ちに苛まれてしまうのだが。  まあ、事実なんだから仕方がない。そう自身に言い聞かせて、今まで無理に納得してきた節がある。 「きみね、もう少し身なりに気を配った方がいいよ」  人が思い耽っているところに、このお節介な旧友は、いつも空気を読まず何かと指摘してくれる。それは実際のところ非常に恵まれたことなのだろうが、僕にとっては、まったくもって余計なお世話だ。  仕事の手を止めることなく横目に睨むと、白崎はいつものように薄ら笑い、肩を竦めて見せた。 「そういうのは感心しないよ、槐くん。客商売で愛想が悪いって、致命的だと思うんだけどね」 「……不景気な顔は生ま...
  • 奇しき薔薇寮の乙女 第六話 後編
    第六話 後編 「だから、カナは何も知らないかしら!」 みんなから突き刺さる純白の視線。 確かに翠星石を驚かしたのはカナだけど、その視線は痛ってえかしら。 一応アリバイ工作も出来たし、バレてはいないみたいだけど。 何度も「今来たばかり」と説明したおかげで、なんとか疑いだけは晴れた。 みんな単純で助かったかしら。 「まァ確かに、金糸雀じゃムズかしいかもね」 さっすが変人奇人のすくつになっているこの寮唯一の常識人、蒼星石! 怒らせると一番怖いから、コレで少し安心。 「じゃあ、二階から響いた音は何なんだ?」 「ゆゆゆ、幽霊の仕業だわ……やっぱり見間違いじゃなかったのよ……!」 真紅ってば、そういえば怖いもの苦手とか言ってたかしら。 ジュンの後ろでぶるぶる震えてるのはちょっと面白い。 あんな真紅を見るのは初めてだから、ちょっと得したかしら。 「んー、じゃあ見てくる」 ...
  • 百合CP短編(友情物含む)
    百合CPの短編 分類はリバ含む。今まで多かったのだけ書いておくけどCP増えたら新たにページを作るといいとおもうよ。 百合じゃなそうなもの(友情物)とかもひとまずここに置いときます ・・・勝手にまとめてる人は分類に自信がないのでおかしいと思ったら言ってね? 蒼星石×翠星石 2 3 4 5 6 7 8 水銀燈×薔薇水晶 2 3 4 水銀燈×真紅 2 3 水銀燈×雛苺 水銀燈×蒼星石 2 3 薔薇水晶×真紅 真紅×翠星石 真紅×雛苺 水銀燈×雪華綺晶 水銀燈×薔薇雪 めぐ×水銀燈 2 3 薔薇水晶×雪華綺晶 のり×巴 巴×雛苺 みっちゃん×金糸雀 雛苺×金糸雀 雛苺×雪華綺晶 色々 2   上に行くほど新しく掲載・更新された作品です。 「百合女帝のり」 めぐとすいぎんとう 翠×雛の『マターリ歳時記』 図書館シリーズ 薔薇、雪華、メグの愛して銀様! 《かくて少女は痛みを乗り越える》 《かくて少女は...
  • 【 2years~薔薇水晶~ 】 【まほろば】
       ――  時間とは、とても不思議なもので。  手に触れることすら出来ないというのに、誰もがしっていて、確かにここにある。  流れるように過ぎていく、と言っても。  私はその感覚に疑いを持つ。だって私達は、その流れるような時間に、ぴったりと挟まっているのだから。  二人の時間が離れていれば。私がどんなにもがいたところで、距離が縮まることもない。  私が望む、夢見るように幸せな、すばらしい場所に、二人が重なることはない―― ――    「二年……ううむ」  打っていたキィの手を休めて、頭を抱える。どんなに小難しい言葉を並べてみたところで、事実ってば本当に変わらないから困るの。  私と彼の年の差は、二年。彼がしんでしまうなんて、そんなとんでもない話にもならない限り、私は彼に追いつくことなど、出来はしない。私と彼では、『居る』場所が違うんだ。  ……だめだめ。そんな弱気にな...
  • エピローグ
      …………  目覚めるとそこは、真っ白い空間だった。だけどここは"九秒前の白"では無くて――― 僕が入院していた、病院の一室。 「……ジュン君~!」  目覚めて身体を起こすなり、いきなり抱きつかれる。……またかよ! 「ね、姉ちゃん……暫く身体動かしてないんだから……! ちょっ、痛い痛い!」  僕の抗議も空しく、姉は泣きながら抱きつくのをやめてくれない。―――僕が一応植物状 態みたいな状況に陥ってから、どれ位の時が経っていたのかはすぐにはわからなかったが。  やっぱり心配かけちゃったよな…… 「……ごめん、姉ちゃん。あと……ただいま」 「ひっく、……? ジュン君、ぐすっ、何処か、お出かけしてたのぉ?」 「うーん……ちょっと、夢の中で」 「……ふふっ、おかしなジュン君……」  うん、まあおかしいよなあ。……それにしても。僕が幽霊になる前は、あれほど激しく...
  • *序盤戦
       「大丈夫よ、ジュン。国によって飲酒は16歳から認められるわ」 「もう早く始めましょうよぉ。何か隠し玉でもあるのかしらぁ?」  真紅、ここは日本だ。  あと水銀燈。お前は酒がすきすぎる。ボトル抱えるな。 「いえいえ、本当に無理はなさらぬよう。しかしながら、皆様もう大学生。昨年よりは羽目を多少外したところで、お酒の神様も見逃してくれるでしょう」  白崎さん……無責任なこと言わないでください……  昨年、というのは。丁度僕が独りだけ大学に落っこちたものの、とりもあえず高校は卒業したんだということで、ちまりとお酒なんかも出されたりもしたのだった。  それでもまだ、当時は結構平和的に行われていた筈のそれ――ごめん、ちょっと嘘ついた。  今回は一体どうなってしまうのだろう。  会場となった我が家の居間。妙に広い間取りがこういうときばかりは役に立つ。入ろうと思えば入れる空間。 ...
  • カムフラージュ 【3】
    寄り添いながら、パーティー会場を出て、エレベーターに向かう。 覚束ない足取りの彼女を支えているため、どうしても身体が密着しがちになる。 鼻先を、コロンの甘い薫りにくすぐられて、僕はクシャミをひとつ放った。  「普段から、あんまり飲まない方なのかい?」  「……んふぅ。実は、そうなんでぇ~すぅ」  「だったら、やっぱり、やめておこうか」  「うぅん。構いませんよぉ。今夜は、めいっぱい飲みた~い気分ですからぁ」 とても愉しいから、メチャクチャに酔ってしまいたいの。 じっくり噛みしめるように呟いて、彼女は白い腕を、僕の腰に絡みつかせた。  「連れていって。ね? もう少し、楽しくお喋りしましょぉ」  「――しょうがない娘だな。ま、誘ったのは僕だし、トコトン付き合うよ」 からっぽのエレベーターに乗り込んで、上へのボタンを押す。 僕らの目当ては、ホテルの...
  • あの世に嫌われているけど何か質問ある?
    あの世に嫌われているけど何か質問ある?(あの世に嫌われている方々のお話) ねえ… 「ん?」 そういえば入院ばかりしているけど、単位は大丈夫なの? 「嫌なことを思い出させるな…ま、とりあえず先に取れるだけ取っておいたから問題ないと思うけど」 そうなんだ 「うん。じゃ、柿崎は?」 私? 私は問題ないよ。大学は今休学してるし 「そうなんだ」 そういえば… 「ん? 今度は何?」 今日新しい人が入院するらしいよ 「この病室に?」 この病室に 「へ~。誰かな?」 ラプラス「私ですよ!」 (゚д゚)「(゚д゚)」 …見なかったことにしようか… 看護婦「あ、ラプラスさん、そんな所にいらっしゃったんですか? ほら、あなたの病室はここじゃあありませんよ」 「…あいつ…初めて見たときにはどっかミステリアスな雰囲気を持ってたけど…」 認識を改めないとね… 「で、新しい...
  • =さらば!我が愛しき日々よ=第十三話
    ジュンは今、絶体絶命のピンチに陥っている。 ジ(穴があったら・・・入りたい・・・)  ジュンは、顔が真っ赤になっていくのを感じた。 雪「ジュン様!これは、男としては正常な証拠ですわ!むしろ、喜ぶべきですわ!」 ジ「できるかー!」  反論するのと正反対に、ジュンの顔は、みるみる赤くなっていく。 銀「ほらぁ、ジュンはやっぱり興奮してたじゃなぁい。」 真「何かの間違いなのだわ!ジュン、どうなの?!」  水銀燈の満足げな声と、真紅のヒスの入った声。 ジ「え、いや、その・・・。」  弁解の猶予はない。体が正直に示しているのだから。 ジュンは、真紅の拳が握られていくのを見て、もう一度あのパンチが飛んでくることを覚悟した。  が、そこにまた、 雪「ジュン様!勝手ながらも、私が処理いたしますわ!」  雪華結晶が現れ、ジュンを押し倒した。 雪華結晶は妙に息が荒かった。  ジュ...
  • 第十九話 再会
    「超機動戦記ローゼンガンダム 第十九話 再会」   「は?こんな時に休暇だって?何言ってるんだよ?」 モニターの通信越しにJUMが言った。 「なぁに、休暇みたいなもんだ。メイデンにはしばらく日本に行って貰うんだからな。」 通信の相手はベジータだ。前回のロシア戦線でかなりの戦力を消耗したもののSAIYAはまだまだ健在だ。 最近ではベジータもよくスーパーサイヤジンを駆って戦場に躍り出ている。 「それなら行くけどさ・・・大丈夫なのか?アリスの動向は。何かあればすぐ飛ぶけども、移動時間だって・・・」 「大丈夫だろう。先日の戦い以来アリス軍は驚くほど大人しい。まぁ、虎の子のリファイン機が 全て破壊されたんだから仕方ないがな。」 確かに、言われてみればリファイン機が投入される前はアリスはほとんど攻めてくる気配は無く 余程開発に力を入れていたんだろう。 「だけどなぁ・・・あいつらがまた別のモン使ってくる...
  • 第二十話 金糸雀の決断
    「超機動戦記ローゼンガンダム 第二十話 金糸雀の決断」   「よし、今日はここまでにしよう。後はみんな自由行動でいいよ。」 「やったかしらー。みっちゃんの家行って来るかしらー!」 ミーティングが終わった途端に金糸雀が部屋を飛び出していく。ここ数日の見慣れた光景だ。 「や~れやれですぅ。金糸雀は無駄に元気すぎるですよ。」 「はははっ、いいじゃない。ようやく探してた人に会えたんだからさ。」 何故かプリプリしている翠星石を蒼星石がなだめる。 「う~、でも最近カナが遊んでくれないからちょっとつまんないの~。」 「ふふ、じゃあ雛苺。私と遊びましょうか。」 ブータレる雛苺をなだめるのは巴の仕事だ。 「でも、どうするのかしらねぇ。金糸雀ったら。」 そんな光景を見ながらヤクルトを飲みながら水銀燈がいう。 「どうするって・・・何をだ?」 「もしかしたらメイデンを抜けて金糸雀がみっちゃんさんと暮らす・・・と言...
  • 第七話 少女達の休息
    超機動戦記ローゼンガンダム 第七話 少女達の休息 「やれやれ・・・みんな元気なもんだよなぁ・・・」 砂浜の上に立てられた大きなパラソルの下の日陰でJUMは寝転がっていた。水着で。 そう、ここはリュウキュウのビーチなのだ。先日JUM達が日本を占領したとの報はレジスタンス中に伝わり 結構な数のレンジスタンスが日本に駐留した。ここを拠点に反アリスを貫こうというのだ。 で、現在色々な編成中であり功労者であるJUM達メイデンには先に休暇が与えられたわけである。 もっとも、JUMの予想ではメイデンは都市の守備にはつかずに各地の戦場を飛び回ることになりそうだが。 「早いね、桜田君。」 JUMが顔をあげる。そこには白の清潔そうなワンピースを着た巴が居た。 JUMは少しドキリとしてしまう。同年代の女の子の水着だ。もっとも、ここでドキドキしていたら後は もたない気がしなくもないが。 「あ、ああ。男は着替えが...
  • 「あなたを呼ぶ」後日談2
    今日は休日。 僕は、水銀燈が来る前に、部屋の掃除をしている最中だ。 特に約束したわけでもないけれど、休日にはよく訪ねてくるからな。 銀「ジュン?いるぅ?」 水銀燈が来たみたいだ。 ジ「よう。水銀燈。今紅茶入れるからちょっと待ってて。」 銀「はぁい。」 ヤカンを火にかけ、茶葉を選ぶ。 ……アッサムにしようかな。 蓋を開けると、葉がほとんどない。 買いに行かなきゃな。 とりあえず、残った葉で紅茶を淹れる。 ジ「はい。お待たせ。」 銀「ありがとぉ。」 彼女は、カップに口をつける。 ジ「あのさ、いい茶葉が売ってる店しらないか?   そろそろ、茶葉が切れそうなんだ。」 少し考えた後、彼女が答える。 銀「近くを通っただけで、入ったことはないんだけどねぇ   知り合いから聞いた限りではいい店らしいんだけど。   ……その店でもかまわない?」 ジ「別に他にあてがあ...
  • 第九話 命の天秤
      例えば私は本が好きで、それは自身に様々な知識を与えてくれた。   私は学校の知り合いにも思う様話しかけられない性格だったし、本来は友達付き合いで 学んでいけるようなことだって、本を読めばある程度は理解出来ていたつもりだったのだ と思う。   そこには物語があったし、それが人と人との関係の全てと言い切ってしまえば……その 辺りは言いすぎであるかもしれない。けれどどんなジャンルのお話であれ、一冊の本を読 めば一冊分の情報と知識は積み重なっていくものなのだと信じていたのだ。   あとは、大好きな姉の存在。私はお姉ちゃんにべったりだった。年が離れている訳では ないけれど、先に生まれたという事実だけで、私よりも数倍大人びていると感じられる。   いつでも、姉についていけば間違い無かった。幼い頃に自分に特別な力があるのだと気 付いてしまった姉と私。姉はまず...
  • 百合
    上にいくほど最近に掲載された作品です。 意識 -水銀燈・真紅 NG.biero- 夜の静寂に響かせて 《Hard Boiled ― Soft Memory》 銀金 ほのぼの 『孤独の中の神の祝福』 『モノクローム』 sinineta guroino 『冬と姉妹とクロスワード』 《世界は色で出来ている》 赤い靴履いてた女の子 【ある日の幕間】 あなたとみるゆめ 『奇妙な熱』 『Just believe in love』 sinineta biero パン派vsごはん派 ギャグ 「30分の休憩を…。」 友情?銀薔薇 『Lelien Maiden』 双子、銀薔薇、雛金 ユキイチゴ 雪華綺晶×雛苺 biero 水銀燈とめぐの夢 「水の翠に対する陰謀」 水銀燈×翠星石 今日は日曜日。 銀薔薇 花火とりんご飴と夏祭り。 双子 『貴女のとりこ』 雪華綺晶×巴 sinineta guroino 彼が見 ...
  • 薔薇乙女と、きもだめしと、柿崎さん。
    「薔薇乙女と、きもだめしと、柿崎さん。」 毒虫に穿たれ。 恋人の兄に謀られ。 最後は恋人によって空へと上げられた狩人──オリオン。 そんな、泣きっ面に踏んだり蹴ったり50HITな男の見守る空の下。 僕は。 僕らは。 半周ほど、季節を取り違えたイベントを行っていた。 肝試し。 きもだめし。 KIMODAMESHI。 正直な話、何一つ理解することがきなかった。 何故、僕が、斯様な不可解な集いへの参加を強いられなければならなかったのか。 何故、この寒空の下、「納涼」だなんて場違い甚だしい文句がプリントされた旗を、槐さんは笑顔で持っているのか。 何故、柿崎さんを始めとする女子たちは、不満一つ漏らさずに、気迫すら感じさせる眼差しで此方を見つめているのか。 そして。 何故。 舞台がこんな、「如何にもな」墓地なのか。 「か、柿崎霊園……!...
  • 超機動戦記 ローゼンガンダム:人物紹介
    人物紹介 JUM・・・サクラダの艦長。アリスの乱で両親を失い、姉ののりと幼馴染の真紅と暮らしていた。 その後アリスに反抗するためにレジスタンスに参加。みんなと共にサクラダを任される。 MSの知識も相当あり、機体の修復などもお手の物。よく改造もしている。 のり・・・JUMの姉でサクラダの食堂のお姉さん。彼女の作る花丸ハンバーグはクルーにもっぱら好評。 一人で切り盛りしているがそれが物理的に可能かはおいておく。戦闘では活躍できないが それ以外の面では非常にみんなに頼られている精神的支柱でもある。 巴・・・オ○ニー師匠・・・ではなく、サクラダの副艦長。冷静沈着で常にJUMをサポートしている。 また、アリスの乱で孤児となった雛苺をかくまっており、姉妹のような関係。 真紅・・・アリスの乱で両親を失い、幼馴染のJUMとのりと暮らしていた。紅茶ジャンキーで戦闘中も 作り置きのJUMが淹れた紅茶を...
  • 第十一話 旋律(二)
    『その力を使うのは、僕が傍についているときだけにした方がいい』   彼と組んで闘うようになってからすぐ、私が言われた言葉。一人で居るときは使わない、 またそれでなくても、みだりに回数を重ねて発揮するものではないと。   多分彼は、私の力の本質を。彼と組む以前に私が能力を使っている様子を見たときから、 看破していたのかもしれない。   その証拠に、と言うか。私と組もうと申し出てきたのは、彼の方からであった。   それはまだ、私が……組織に所属して間もない頃の話。 「全く酷いなあ、白崎君は」   私はそんな文句をぶつぶつ言いつつも。ある場所を目指して歩きながら、当時のことを 少しだけ思い出していた。 『めぐ、今回はちょっと昔の相方と行ってくるよ。少しだけ待っていて欲しい』   待っていて、と言われてもなあ。多分彼には彼なりの考え方があって、...
  • 短編
    ここは短編をまとめる場所です. 水銀燈 金糸雀 翠星石 蒼星石 真紅 雛苺 雪華綺晶 薔薇水晶 巴 めぐ のり みっちゃん 梅岡 その他 色々なキャラが出るSS 百合CP(友情物含む)  
  • 長編
    ここは長編ですよ 今まで長編はジャンルがわかりづらかったので、メインキャラごとに分ける方向で…… 水銀燈 金糸雀 翠星石 蒼星石 真紅 雛苺 雪華綺晶 薔薇水晶 ミーディアム達 柏葉巴 複数 百合
  • 奇しき薔薇寮の乙女 第五話
    臓腑が蠢く、気持ちの悪い命の音を知る。 食前食後、それは食われるコトを前提に作られていた。 他者の命を喰らう。本来のそれは、そうあるべき姿としてこの世に生きる資格を与えられた。 長い命の夜を経て、他者の命に包まれて、またあるべき姿として再生する。 限りなく圧縮された長い時間を使い再生したそれも、また他者の命に包まれるコトを前提に。 大地に根付く雑草に倣う。一年を使い産まれる、約20万もの命。その圧倒的な存在感は、もはや同等の概念に近い。 力強い自身を表現するように、それらは自らを血潮に染める。 自身を鮮やかな赤に染め上げて、自分の開花を知らしめる。 気の遠くなるような時間と進化を使い、ようやくそこに到達した。 「─────どうして、食べちゃったの?」 包まれるコトに痛みはない。 包まれていく恐怖もない。 例えられる快感はなく、自身の意思などあり得ない。 自身が咀嚼されていく現実...
  • 第三十一話 失われた時へのレクイエム
    「超機動戦記ローゼンガンダム 第三十一話 失われし時へのレクイエム」   「白崎、梅岡。そろそろだ・・・行くぞ・・・」 槐がスペリオルへ搭乗し、システムを起動させる。 「分かってるよ。しかし、僕らがここまで手こずるなんてねぇ・・・」 「ふふっ、いいじゃない。先生は逆に楽しみだよ。満ち溢れた希望を潰すのはこれ以上ない快感さ♪」 白崎と梅岡もそれぞれラプラス、プラムに搭乗する。 「アリス、お前も大丈夫か?」 「問題ない。貴様らが死のうと私は一人で彼奴等を討ち果たし、再びお父様が望んだ世界を作る。」 デッキで待ち構えているアリスガンダムから少女のような声が聞こえる。 「はははっ、それは頼もしい・・・」 「何なら、お前達は艦内にいても構わない。人間など脆いものだからな。私には至高の音に聞こえる 音が奴らには地獄からの誘いへ聞こえるらしい・・・ふふふっ・・・」 「成る程、音波兵器かい?確かに、以前「...
  • @wiki全体から「第4話「薔薇水晶の涙」」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索