前日の問い合わせでNHKコールセンターの部長が「中継の申請をしたが先方に断られたので中継できなかった」と答えたので、「断ったのは外交防衛委員会の理事会か?いったい誰に断られたのか?国会は私的機関ではないので、本来公開が原則ではないのか?」と尋ねると、折り返し電話が欲しいということだったので、翌日折り返した結果。つまり実態は、本来そんな権限のない自民党の議員(国対?)に中継はやめてくれと言われて、NHKがはいわかりましたとそれに応じたということ。
なおそのやり取りの動画をニコニコ動画にアップするも他の利用者から不適切と削除要求をうける。
浜田は、11日参院外交防衛委員会で田母神前空幕長に参考人質疑を行いました。この中で浜田は、航空自衛隊のトップが日本の過去の侵略行為を正当化する論文を発表したことについて、文民統制について不安を抱かせたと指摘し、再発防止を図るため防衛大臣、官房長官より自衛官の言論、思想の自由と文民統制の関係について見解を質しました。
と発言するも産経新聞によると【産経抄】11月12日 - 産経新聞より
テレビの醍醐味(だいごみ)は、なんといっても生中継にある。結果が出てしまった後で野球や競馬の録画を見ても興趣に乏しい。国会中継も同じだが、
なぜか参院できのう開かれた田母神俊雄・前航空幕僚長の参考人招致は、生中継されなかった。
▼タレントのみのもんたさんもお怒りのようで、TBS系の「朝ズバッ!」では「国民の知る権利を奪っている」と中継を認めなかったとおぼしき国会に
思いっきりかみついていた。お怒りごもっとも。でも実態はだいぶ違っている。
▼与野党は、「田母神氏の持論展開の場にしてはいけない」として、NHKに中継を要請しなかったが、禁止したわけではなかった。参院側は民放からの
中継申請を認めていたのだ。生放送しなかったのは、各局の自主判断だった。ちなみにTBSはドラマの再放送をやっていたが。
▼つまらない委員会でも相撲中継を短縮してまで放送するほど国会中継に熱心なNHKは、申請すらしなかったという。与野党から要請がなければ放送しないなら
受信料を返してほしい。「みなさまのNHK」は「国会議員のみなさま」しか眼中にないのだろう。
▼国会議員も情けない。民主党出身の委員長は「後世の歴史の検証に堪えうる質疑を」と大見えを切りながら参考人の発言を再三、制していた。更迭された田母神氏に
対する批判は当然あるだろうが、参考人に呼んでおいて発言を規制するのは失礼千万だ。
▼議員の質疑も防衛相に聞く方が多く、民間人となった前空幕長が自由に発言するのを恐れているようだった。生中継を見られなかった読者のみなさんには、
少 なくとも「言論統制が徹底した軍に自衛隊をすべきではない」という彼の発言は、説得力があったことをお伝えしておきたい
http://digest2chnewsplus.blog59.fc2.com/blog-entry-1511.html
TBS 081111(イブニングファイブ)田母神論文報道
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杉尾秀哉「いかに田母神氏が偏った考えをもっているか又(田母神氏の)憲法改正しべしの発言も行き過ぎでは、こういう考えの持ち主とわかっていたことから政府の任命責任も
あるだろう、今回の問題は自衛隊の文民統制、それから隊員教育のあり方、色々な問題を提起した。こうした問題をうやむやに終わらしてはいけない」
TBS 081111-2254田母神論文報道(田母神を叩く一方民主党鳩山夫妻の写真は隠蔽報道)
ナレーション
ところで、今朝行われた、自民党の国防関係合同部会では、冒頭・・・中谷安全保障調査会長が、文民統制の観点から、田母神氏を批判し、浜田防衛大臣が謝罪して
始まったが、議論に入ると、田母神氏の歴史観を擁護する意見が相次いだ・・
ある自民党(衆議院議員)
- 「常識的感覚を持っていれば、田母神氏の歴史認識になる」
- 「何をもって侵略というのか・・・」
- 「衆議院の先生方が、この村山談話のような歴史観で、 選挙が戦えるんですか?」
ナレーション
文民統制をする政治の側にも、田母神氏と同じ意見が根強くあるということがわかり、政治がコントロールする、文民統制が危ういものであることが浮き彫りになった・・・
- 私もそれをできるだけチェックを致しました。私の率直な感想は、あの日あの場にいた人間の中で、最も田母神さんが堂々としていた。それを延々と流されるのが
嫌だったということじゃないんでしょうか?」
田岡俊次
「しかし内容がね、とにかくなっとらん訳。彼の論文は」
田原総一朗
「なっとらんならね?!国会議員たちがやっつけりゃいいのに・・・」
田岡俊次
「そそそう・・・それをやればいい」
田原総一朗
「更にいうと、もう1つ大事なことを言うとね。僕はね世の中的にいうと・・・田母神さんはね、日本の言葉でいうと、差別用語になるから・・・クレイジーだと思われている
でも、田母神さんは、航空自衛隊で大変尊敬されていたんでしょ?」
潮匡人
「大きく頷く」
(中略)
帝京大学教授・元陸上自衛隊北部方面総監:志方俊之氏
「それとね、ただ・・・確信犯と言ってるけどね、彼が言ったことは〝犯罪〟ではありませんから・・・彼の名誉のために言って・・・」
田原総一朗
「犯人ではないと・・・〝確信行為〟だ(笑)」
志方俊之
「私は〝切腹〟だと思うんです。〝切腹〟」
田岡俊次
「私は切腹と言うより、寧ろ、辞めろと言われたら辞めたらいいんでね・・・(聞き取り不能)」
田原総一朗
「何故?切腹したのか?」
志方俊之
「それは、いくら自分の内で持っててもね、中々いえないと・・・しかし、彼は現役の時に言っとかないと、彼がリタイアしたら誰も見向きもしないじゃありませんか、
今、こうやって議論していることだって・・・」
田岡俊次
「それならそれで、すぐに辞めりゃいいんですよっ!辞表を出せと言われても、辞表を出さないんだからっ!」
田原総一朗
「(田岡氏を制止しながら・・・)ちょっちょっと待って。彼は切腹して、何をやりたかった?」
志方俊之
「こういうことが、世界の話題・・・世間の話題になることを考えたんでしょうね。今までは、とにかく踏襲〝村山発言〟〝村山発言〟とかやって「はい踏襲します。」
「はい踏襲します。」って言って、日中関係で一番大事なことをこっちに置いて来た訳でしょ?研究もその結果も発表しない。私はこんなに生々しい日中間の歴史っての
がね、これからいろいろと研究すべきことがあると思う」
(中略)
志方俊之
「言わして下さい・・・彼は航空幕僚長としてね、航空自衛隊を統率する必要がある。その時はジェット機も必要だし、ミサイルも必要だけども、何て言ったって
隊員の団結・規律というこういうことにね・・・その時にね、彼等はね、毎日、訓練でも飛んでったって、命懸けですよ。そこが他の自衛隊と違うんですね。そうすると、
「お国のためにお前達は命懸けでやれ」と言っているお国と言うのが〝村山j発言〟では、彼は高々説明できなかったと思うんですね」
田原総一朗
「あのね・・・志方さんも言ってらっしゃる通り、読売新聞が、「今までは、その長い間、自衛隊というものが〝日陰者〟であった」と・・・「税金泥棒」とか言われていた
と・・・ここに来てやっと自衛隊が認知されようとしている時に、こんなことを言ったらぶち壊しじゃないかと・・・こう読売が書いてるんだけど・・・」
志方俊之
「彼はね、やはり憲法とかね、集団的自衛権の話をしたかった。しかし、それは立場上言えない。だからこの歴史観の問題に摩り替えてね、ここならいいかなと思ったら、
やっぱりそれも、重要な任務に関することだったんだんですね。なんで彼がそんな事を言おうとしたのか?というとね。それは長年の間、自衛隊と言うものがね、
憲法の中にも位置づけられてない訳ですよ、どこにも書いてない訳ですよね。それは、解釈上、自衛隊は合憲だと言われてるけどもね、自衛隊員は、やっぱり憲法を変えて
貰いたいと思ってますよ。自分の組織が憲法の中に位置づけられていることは重要ですよ、その時に彼は・・・」
田原総一朗
「今でもね、社民党や共産党は憲法違反だと言ってるんだよね」
志方俊之
「そうです。そうです。そしてね、自衛隊の任務が、どんどん外へ出て行くようになったでしょ、日本から一歩外へ出れば軍隊ですよ。相手(海外では)は、全部そう
扱いますよ、日本に入れば「軍隊じゃない」と言われる。その間の相克というのはすごく大きくてね、その現場に於ける、なんだから、法律の中で自衛隊の任務や役割と
いうものはやっていいこと、やっていけないことを決めなきゃいかんのに、それは全然やっていないんですよ、ほとんど努力してなくて、とにかく「シビリアンコントロール
だっ!」「シビリアンコントロールだっ!」て言ったって、1年10ヶ月の間に防衛大臣が6人も代わる中で、一体どうやってシビリアンコントロールできるんですか?」
田岡俊次
「(聞き取り不能)寧ろ、必要以上に細かくきちっと決めたじゃないですか?」
志方俊之
「あれはね、国民保護法とね、武力攻撃対法であって、有事法案と言ってもね、自衛隊はどういう時に出動するかという、そういうことは何もないですよ。
やっぱりどこか緊急基本法とかなけりゃおかしいでしょ!」
田岡俊次
「それは、最初の自衛隊法の中で決まっている話ですよ、それは・・・」
志方俊之
「いやっ!あれは自衛隊の手続きの法律ですよ。(田岡氏を指差し)何故?基本法がいらないと思いますか?!」
田岡俊次
「あれは、しかし元々ね、不満の元だと知って防大に入るわけですよ、みんな・・・元々、知った上で入って後になってね、苦渋を言ったって・・・」
※話をはぐらかさず、志方氏の質問に答えて欲しかったですね・・・
田原総一朗
「〝日陰者〟であると知ってて入って、今じゃ、〝日陰者〟というなと・・・」
田岡俊次
「そう、そう・・・基地の傍にね、基地が出来ている傍に住んできてね、「やかましいからけしからんからやめろ」という、あの論法とどこか似ているんですから・・・」
(中略)
田岡俊次
「浜田さんが言ったね、「偏向してる」という将校がね、大分の奴が偏向していると、で、それから防衛大の五百籏頭(いおきべ)校長が、精神に偏重を引き摺っている人と
ほとんど精神に偏重を引き摺っているじゃないか?と・・・」
潮匡人
「じゃ、ならばですね、ならば・・・例えば、どこがどう間違えているのか?と個別、具体的に言うべきであると思います。村山談話だってですね、例えば、
政府に聞かれて、侵略の定義に関してこう言ったんですよ。「お尋ねに対して、お答えすることは困難である。確立された定義があるとは承知しておらず・・・」
なんで、これに違反したって話になるのか?私は、そのこともまるでわかりません」
田原総一朗
「(潮氏の発言に答えられず・・・田岡氏に振り出す。)田岡さんね、もし自衛隊員が、みんなおかしい、クレイジーだとすれば、そんなんでいいの?」
田岡俊次
「もう・・・大変ですよ。すごく問題なのはね。戦力でね、かなり重要な要素は指揮官の判断力なんだ。(聞き取り不能)ところがね、自分の都合のよい情報ばっかり
集めてね、それだけでね、あの・・・物事を考える人が指揮がであったら、戦争になったら確実に負けますから・・・」
(中略)
潮匡人
「(前略)敢えて申し上げたいんですが、今回の件ではなくて部内紙に書かれた中の一文なんですけど、〝物言っただけで大騒ぎになり、職を辞さなければならないような
時代は、謂わば暗黒の時代である。民主主義というのはお互いの考え方を述べて、意見を戦わすことが原点だ〟とこう書いた人が、今まさにこうなっているということです。」
(中略)
田原総一朗
「高野(猛)さん、高野さんねぇ・・・マスコミもみんな逃げてんの、国会議員も・・・」
高野猛
「その通りですねD・・・」
田原氏
「ちょっと言って・・・」
高野猛
「ちょっと言ってて・・・ですから、やっぱりそうなると、あの・・自衛隊の中での教育、一体どういう教育をしてるのかと、はっきり言って、これ・・・その・・・
相当レベルが低いですよね。はっきり言って・・・」
田岡俊次
「そ、そ、そう」
高野猛
「潮さん基本的に賛成だって仰ってましたけど、ここに挙げられている事実、検証とかまったく研究論文ともいえないような、稚拙と言っていいほどの・・・あの・・・
レベルの低い論文ですよ。」
※高野氏も『レベルの低い』という言葉で、逃げてるとしか思えませんが・・・
潮匡人
「それは見方の違いだと思いますよ」
(中略)
志方俊之
「あのね、ただ彼がね統いていた航空自衛隊のCクラスね、平均年齢は21歳ですよ、21歳というと1989年生まれ」
田原総一朗
「何も知らない」
志方俊之
「要するに天安門事件があった年ですよ、そして、中学に入った頃にやっと湾岸戦争があり、それで高校に入った頃にイラク人道支援・・・だからね若い隊員にね、
その過去の歴史を言って、「あの戦争は」と言ったら、湾岸戦争のことを思うの・・・彼は相当悩んでたんだと思うんだよね」
田岡俊次
「そういうレベルでね、慣れてしまって・・・で、うっかりものを書くから大失敗するんですよ、よく将官が書いた文がね、防衛相の季秋刊に・・・月刊誌なんぞにも
見るたびに笑い出すような間違いがある。何故こうなるかというと隊講和のつもりでやるからなんだよ」
(中略)
志方氏
「だからね・・・自衛隊の名誉のために言っておくけどね、あなたがさきほどからね、自衛隊の幹部はクレイジーな奴がいるっていうね、そんなこと言い出したらね、
どこの世界にもいます。そういう表現をねすることがね、私はね、一言論人としてね不適切である」
田岡俊次
「防大校長が、偏重を引き摺る人々がいるのが問題なんだと、防大校長が書いてることを後継いだ訳」
志方氏
「一部にいるでしょうけどね、自衛隊幹部全体が、全部クレイジーだなんていうことはない」
田岡俊次
「自衛隊が全体がそうだと潮さんが仰るなら、そうすると偏重を来たしている(聞き取り不能)」
潮匡人
「現に田原さんが仰っているように、工作はあったんですよ・・・で、だから向こうが悪いとか、それが全体だと言うのは問題だと思いますけど、同じ過ちを
繰り返してはいけないと言うのであれば、例えばはっきり言えば謀略があったんだったら謀略で騙された方だって悪い訳ですよね。そういうことも含めて1つ1つの
事実を検証していくことは大事だと思いますが、何でこんな風に全部言論封殺するんですか?ということです」
田岡俊次
「彼なんかが謀略に1番引っかかりそうなタイプでね○×~※□・・・」