【涼宮ハルヒの憂鬱】佐々木ss保管庫 @ Wiki内検索 / 「10-126「忘れさること忘れないこと」」で検索した結果

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  • 10-126「忘れさること忘れないこと」
    人が人を好きになる瞬間と言うのはいつなのだろうか。 俺の場合それは恐らくあいつと一年ぶりに出会った日だった。 四月。太陽の光がぽかぽかと暖かくなり、そろそろ半そでで外に出てもいいんじゃないかと心も軽くなる季節。 俺が佐々木と再会したのは春を象徴するかのようないい天気の日だった。 虫達と一緒にハルヒの活動もより活発となり、俺たちはまたいつものように駆り出されていた。 佐々木に会ったのはそんなどこにでもある日常だった。 出会いは唐突でまったく予期していない出来事だったが、久しぶりに見る佐々木は変わっていなかった。 肩のところで切った栗色の髪、相変わらず勉強ばかりしているのか白い肌に細い肩。涼しげに笑う口元。 春風になびく髪はそよぐ茂った草木をイメージさせた。 それなのに佐々木の眼の色はこの陽気な季節とは不釣合いでどこか寂しげだった。 「ほ、ほ...
  • 長編
    ...らのプレゼント?」 10-126「忘れさること忘れないこと」 9-205「パーティー前半」 9-205「パーティー後半」 8-878「流星に何を願う」 9-650「ワン・セグメント・ホワイトリボン」 8-683「「赤いバーチェッタ」 8-493「夢」 8-205「流様が見ている」 7-527「フラクラ返上」 7-446「Happy Strings」 7-230「サプライズ・ダンス」 6-860「湯煙@佐々木」 6-786「夢花火」 6-658「笹の葉ワルツ」 6-357「夏祭り」 6-171「いろがみ」 6-82「スクウェア・ラブ」 5-878「胡蝶の夢」 5-852「ファーストキスは誰のもの?」 5-804「二人三脚」 5-754「キョン」 5-698「記念日」 5-554「夢で会えたら」 5-180「ダブルブッキング」 4-881「夜の学校」 4-752「宣戦布告?」 4-399...
  • 39-168「忘れないでください」
    168 : この名無しがすごい! :2008/11/25(火) 16 22 23 ID /zfcTKvl 「僕のこと忘れないでください」 「中学生生活が終わって、ただの元同級生に戻ってしまっても、時々でいいですから、僕のことを思い出してください」 「そして…ああ、そういえば中学校で変な女の子に会ったなぁって、それだけでもいいですから忘れないでください」 「それが、僕のひとつめのお願いです…」 「…って言うのは、ダメかな?」 169 : この名無しがすごい! :2008/11/25(火) 16 23 50 ID /zfcTKvl 「言っただろ? 俺にできることだったら、何でも叶えるって」 「……」 「約束する。俺は佐々木のことを忘れないし、絶対にお前の前に帰ってくる」 170 : この名無しがすごい! :2008/11/25(火) 16 25 42 ID x2sGbGXL 168 「だか...
  • Part20
    トップページ >SS > 短編 Part20 20-946「塀についたドア」 20-904「消したい3行目 」 20-884「パソコン」 20-865「SS? というほどのものだろうか?」 20-835「キョンと佐々木のメールのやりとり」 20-824「妹の買い物事件」 20-822「会議」 20-796「ささき姫」 20-776「教えてササッキー+α」 20-762「佐々木さんの、「ラスト・シーンから始めよう」の巻」 20-706「北高の火災訓練」 20-690「佐々木は神だと思っている。」 20-653「教室にて、2」 20-624「School Days スクールデイズ第9話ビデオ鑑賞後」 20-614「School Days スクールデイズって作品です。」 20-599「それは僕らの知らないエピソード。初デートの時のこと」 20-587「佐々木vs.キョン」 20-566「始...
  • Part21
    トップページ >SS > 短編 Part21 21-976「勘違いだよ!佐々木さん」 21-966「無拍子のフラグ折り」 21-955「キョン達の同窓会」 21-923「紙をめぐる(ミヨキチの)戦い」 21-920「佐々木→キョン 」 21-909「オススメの推理小説」 21-892「子猫のようにじゃれ付いてくる佐々木」 21-856「やめてよね。僕が本気になったら神の自覚のない君が敵う訳無いだろ。」 21-846「佐々木の可愛い嘘?」 21-808「紙をめぐる戦い」 21-795「僕はキョンの○○」 21-777「お見舞い」 21-765「佐々木さんBill Evansについて語る」 21-752「忘れ物」 21-677「不味い?弁当」 21-626「消したい3行目またアフター」 21-606「ハルヒの告白佐々木視点」 21-577「消したい3行目アフター」 21-575「佐々木の...
  • Part26
    トップページ >SS > 短編 Part26 26-984「移転小ネタ(仮)」 26-956「祝!!ハルヒ二期中止!!(仮)」 26-816「佐々木団+キョンとのお茶会(仮)」 26-796「相合傘」 26-772「佐々木さんの、Leprechaun Christmasの巻」 26-760「佐々木さん、クリスマスは家族で過ごすものだよねの巻 」 26-742「ササキョン(仮)」 26-689「真夜中のプール」 26-683「モノローグ(佐々木)」 26-666「正夢実行計画」 26-656「漢詩と佐々木さん」 26-648「SS Ontology」 26-626「しごとのはなし」 26-622「神は処女受胎を糾弾す」 26-617「妹へのクリスマスプレゼント」 26-607「閉鎖空間が赤で染まる日」 26-605「佐々キョン」 26-600「据膳は黄泉の味」 26-578「佐々木さん...
  • 20-624「School Days スクールデイズ第9話ビデオ鑑賞後」
    School Days スクールデイズ第9話ビデオ鑑賞後 「いやーみらいかえゆうーもうこんな野蛮人時代いやー」 「うっうっっうっううううううう」 「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいなのです。佐々木さん泣きやんでっぐださい なのです。」ぐずぐず 「あたしたち汚れちゃったのですが犬に噛まれたと思って忘れるのです。悲しいこと忘れるです・・って九曜さん何してるですか?」 「この気持ちーーーなにーーゴメンナサイーこうゆう時ーーどうゆう顔したらよいかーわからないの。」 「笑えば良いとおもうです」 あはーあはははーはははーははははははははははーははははははーはははははははははー 「佐々木さん泣き止んでくださいしくしくしく」 「グス、よかったほんとーによかっったよグス」 「は?」 「てっきり中学からの親友の女の子が悪役だと思ってたんだが実はメイン...
  • 66-126 ルームシェア佐々木さんと春
    「やぁ、キョン」  ……できればもうちょいツンデレで素直になれない幼馴染みたいな調子で起こしてくれ。 「それは昨日やったじゃないか」 「す、すまん!」  エプロン姿の佐々木の囁きに、一瞬で完璧に覚醒する。  しまった。またコイツに甘えてしまった。 「すまんな、またお前に起こしてもらって」 「それは言わない約束だよ」  くっくと笑いながら佐々木がカーテンを開ける。 「だがこれはこれで、ルームシェアし甲斐があったというものかもしれないね」 「まったく、俺は誰かに頼ってばっかだな」  目覚まし時計を増やしてみるかね。 「なら、これはツケにしておくよ。いつかたっぷりと頼ってあげよう」  カーテンから溢れた朝日に、静かな微笑みが浮かぶ。  ――こいつは、ほんとに綺麗になったな――――  何か妄言が浮かんだ気がした。覚醒が足りんようだ。ぶんぶんと頭...
  • 21-752「忘れ物」
    キョン「あっ…、ジャージ忘れた…。」 ガタガタガタン ガチャ 佐々木「やあキョン、忘れ物はこれかな?それとも僕かな?」 キョン「うおっ!!何で俺のロッカーから佐々木が出てくるんだ!?」 佐々木「そんな事どうでもいいんだ、ほらジャージ。 あぁ、僕ならいつ迄も君が取りに来てくれるのを待ってるよ。 でも、なるべく早く取りに来てね、それじゃ。」ガチャ ガタガタバタン キョン「やれやれ……か?」 ~失敗編~ キョン「コーラでも飲むか……って、財布忘れた………。」 ヒューーーーーーーーゥ……ドゴンッ 谷 口「WAWAWA忘れ物は何ですか♪見つけにくい物ですか♪」 キョン「谷口、なぜ空から降ってきた?」 谷 口「飛行船でナンパしてたらさ、可愛い女の子がいたんだよ! それで声かけたらよ、突然女の...
  • 28-351「バレンタイン」
    まだ少し肌寒い昼休みの教室、高校入試も無事終わり、残り少ない中学生活に特にこれといった未練を感じることも無く、 俺はいつもの様に佐々木と弁当を食べ終え、他愛も無い事を話していた。 「 キョン、良かったじゃないか。無事に合格できて。他人事ながら、親友として結構冷や冷やしていたよ」 ああ、お前には感謝してるよ。 お前の入試が私立ゆえに早く終わってくれたおかげで、俺はお前に勉強を手伝ってもらえたんだからな。 「 礼には及ばないよ、キョン。どうせ他にやることも無かったし、それに、何より親友の為だからね」 佐々木は小学生の様な微笑みを浮かべた。 しかしあれだな。もう入試も終わっちまったから、お前と一緒に塾に行くことも無いんだな。 「 そうだね。僕としては君と話をしながら塾へ向かうあの時間は、結構楽しみだったのだが」 まぁ、俺も少し寂しい気はするな。 こんな風に思えるのも、入試が無事終了した余裕という...
  • Part39
    39-984「佐々木さんの、聖夜は夢の中で、の巻」 39-954「帽子と手袋」 39-895「どっち!?」 39-798「君に対する思いは」 39-764「――――― あと、十秒 ―――――」 39-698「夢を見るならどれ?」 39-695「布団からでるのは」 39-661「掌の温もり」 39-628「もしもしキョンかい?」 39-417「佐々木さんの戦争論」 39-372「佐々木さんと麻雀したい」 39-371「機関工作員達の佐々木観察報告」 39-345「H5N1-変異」 39-295「H5N1」 39-281「一本の缶コーヒー」 39-250「日本語とOK」 39-168「忘れないでください」 39-142「ほら、受け取れ」 39-103「泣いているのかい?」
  • 20-128「異界の神」
    驚愕αパート 終章 我がSOS団には新入生が何人も入った。後輩達に囲まれ、毎日が楽しい。 そして新入生が参加したSOS団の不思議探索が行われようとしていた。 そこに橘と九曜がやって来た。 そういえば、佐々木との二度目の再会の後、佐々木にもこいつらにも会ってない。 「―――手紙―――預かった―――月の光―――」 九曜さんが手紙を俺に渡す。 「何?ラブレター??」ビキビキ ハルヒは俺の手から手紙を引ったくり、封筒を開け、勝手に読もうとする。 「何するんだ、人の手紙を」 「えーと、何々?って白紙じゃないの馬鹿馬鹿しい」 本当に白紙だ。古泉も朝比奈さんにも読めないな。長門読めるか? 「・・・白紙・・・」 「先輩これって」 「何か知っているのか?」 この後輩の女の子は名前が出てこない。何故だろう。それにこの存在感の無さ 「いえ、そういうわけじゃないのですけど」 「ど...
  • Part27
    トップページ >SS > 短編 Part27 27-974「鰯の頭も信心から」 27-949「それはない」 27-935「佐々木さんの、願いは夢の中で、の巻 その2」 27-926「センター試験」 27-916「妹VS佐々木」 27-896「みゆき」 27-868「卒業旅行」 27-857「おやじキョン」 27-849「お酒は二十歳になってから」 27-839「橘への誕生日プレゼント」 27-798「デレキョン→佐々木の憂鬱プロローグ」 27-780「佐々木のこころ」 27-756「長門は見た」 27-742「そこまでやるか」 27-729「お前ストーカー、僕もストーカー」 27-704「鏡開きだよ、佐々木さん」 27-671「メールの話」 27-626「そしてとことんウソだ」 27-616「君に手紙を書くよ」 27-572「スパルタ式」 27-538「進学の悩み」 27-527「佐...
  • コメント/雑談室
    1get? - 名無しさん 2007-07-20 11 09 14 中の人乙です 沢山あってしんどいと思うけどガンガレ - 名無しさん 2007-07-20 11 13 48 これはテラスゴス お疲れ。 - nameunknown 2007-07-21 20 38 03 できるなら向こうの管理者さんと相談していい具合に互換してみたら良いと思うんだ。非当事者ごめん(・_・) - nameunknown 2007-07-21 20 40 55 おせっかいかもしれないけどtopのAAが潰れてると思ったので画像版どぞttp //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org0058.jpg.html - 名無しさん 2007-07-22 23 21 04 追記:パスはsasaki - 名無しさん 2007-07-22 23 21 42 トップ絵直ったね。↑と...
  • 10-66「1乙に関する考察」
    「 1乙」 「へ?」 今何つった? もっぺん頼む。 「いち、おつ」 ぁんだ? って佐々木、もうレス60以上行ってんぞ。それに俺は 1ではない。 「いや失敬。10スレ目のお披露目のご挨拶も無事済んだし、丁度良いタイミングだと思ってね。それに、 ちょっと声に出して言ってみたかったものだからね」 SOS団御用達の喫茶店で、大きな声で、しかも俺の目を見て言わんでくれないか。俺は周りを見渡す。今日 は喜緑さんはいない。 「それにしてもだ、実に潔い言葉ではないか。新たにスレを立ててくれた 1に対する感謝とねぎらい、そ れにホスト規制など諸般の事情でスレを立てられなかったものたちの無念と憧憬の思いなどが渾然一体と なり、しかして悪意のかけらもない、簡にして要を得た表現と言うべきだろうね。この表現を発明した人 に対しては敬服の至りだ。」 異論...
  • Part10
    トップページ >SS > 短編 Part10 10-966「佐々木スープレックス」 10-912「神佐々木」 10-899「夢で逢えたら」 10-822「5KYON」 10-701「ソードマスターササキ最終話 希望を胸に すべてを終わらせる時…! 涼宮ハルヒの驚愕、発売日は未定です。」 10-699「ハヤごと改変」 10-691「ヤンデレ佐々木」 10-681「佐々キョンバカ+1」 10-676「ゲームのワンシーンを改変」 10-66「1乙に関する考察」 10-567「高校二年生佐々木さんの演説でした」 10-528「洗面器の男」 10-521「ぬいぐるみ」 10-430「キョンは良いお父さんになれそうだ」 10-401「佐々木団の会合にて」 10-387「僕は、ここにいる」 10-319「河合塾の模試の結果」 10-295「部室に来るとみくるの着替えに出くわす佐々木」 10-11...
  • 26-177「カナダ留学」
    僕がいると神:涼宮の精神を刺激し、僕にとっても、世界にとっても良くないことが起きる。 ということで、僕はキョンに黙って海外留学することにした。 向こうで博士を取るので、8年はいることになる。 一人寂しく飛行機に乗る。見送りは誰もいない。 『親友の僕を見送りもしないなんて薄情だよ。キョン』 ああそうだ、キョンには知らせて無かったんだ。 飛行機が日本を離れる。 『キョン、君は今、幸せかい?』 もし『僕と一緒に来てくれ』と言ったら付いてきてくれたかな? でも、これでお別れだね。 もう会うことも無いだろう。 不意に涙がこぼれる。 『いけない、キョンのことは早く忘れないと』 泣き疲れた僕はそのまま眠ってしまった。 ・・・・・・・・・ 目が覚めた頃、アメリカ大陸が見えてきた。 この飛行機はカナダ東海岸までノンストップだ。 「目が覚めたか?佐々木」 そうだ、僕はキョンと一緒にカナダに留学に来た...
  • 3-826「喫茶店」
    「喫茶店」 「そうだな、たまには僕に付き合いたまえよ」  そう言って、俺が佐々木に連れられていったのは、洒落た雰囲気の喫茶店だった。 もとより、時間つぶしに喫茶店に入るという概念を持っていなかった俺にとって、 そこは異空間であり、多少居心地の悪い場所だった。  まぁ慣れればどうということもないのだが。 「しかし、こういう時間はなんとも手持ちぶさたなものだね」  慣れた調子で、ブレンドのカップを傾けながら、佐々木はそうつぶやいた。  同意を込めて頷く。  半ドンに終わった土曜日、いつもであれば帰宅して身支度して十分に間に合う塾の 始業時間であったが、今日はなにやら特別授業とやらで、いつもより早くなっていた。  よって、俺たちは帰宅せずに、一緒に昼食を取ってから、塾に向かうという予定を 組んだのだった。昼食を取る場所について、特になんの当てもなかった俺は、佐々木に 誘われるままに駅近くの喫茶...
  • 24-423「キョンの溜息」
    俺が中学最後の年。全三年生諸君が待ち望んでいる最大お祭り行事――修学旅行がやってきた。 ウチの学校は二年だとか、細かいことにはこの際触れずにおこう。 その待ち望んでいる全生徒にはもちろん俺も例外なく含まれ その日が近づくにつれ自然と周りも騒がしくなっていった。 現在の昼休みも修学旅行熱真っ只中である。 後ろの女子グループは修学旅行のプランを考えるためのお泊り計画を立てているし 俺の周りの男共は土産代をいくら持っていくかで競い合った後もつまらない話で盛り上がっている。 というわけで修学旅行を間近に控えた我が校の三年は その後にそびえ立つ悪魔の如き定期テストの存在も忘れ完全に浮き足立っていた。結構なことじゃないか。 その後10分ほど話し込んだ男子生徒達は仲良くトイレへと旅立って行った。 「はぁ・・・やれやれ」 思えばこの頃から口癖となる兆候が出始めていたのか 溜息と共にお馴染みのフレーズを口に...
  • 9-102「プルケリマ」
    駅からバス停まで歩く帰り道 あの日みたいに私は空を見上げていた 相変わらずの町並みと私と青い夜 キミは自転車を押しながら、空を眺めていたね この街でも星が見えるなんて、キミに教えられて初めて知った ―何を見ているんだい? ―見ろよ、天然の人工衛星がきれいだ ―あれは何万年前に生まれた光が、僕たちに届いてきているのさ ―なら、あれは今はもうないかもしれない光だな 宙を眺めるキミはそう言った でも、あの星はまだちゃんと見えているよ キミと何度この空を見上げて歩いただろう キミとどれだけの数の星を見ていたんだろう 夜に浮かぶ天然の人工衛星 少し前を行くキミの背中 私が踏んだキミの影 二人きりの空の下で私たちだけを照らしていた 何万年前の光は暖かかったね 帰り道、すれ違う親子 あのつないだ手がずっと離れなければいいな ずっと手をつないだまま、いつまでも幸せでいられるといいな その手が離れない...
  • 40-127「期待されるというのは」
    佐々木「期待されるというのは必ずしも素晴らしいことだとは思わない。  確かに人に望まれることで実力以上の力を発揮出来ることは多々あるだろう。  しかし、人はある程度の結果を見ると、更にその上を見たくなるものだ。  前より上手くいけばさらに上手く、より上手に、高みへ、至高へ、と望んでしまう。  望まれた方は次々と寄せられる期待に応えようと努力し、やがては押し潰されるだろうね。  だが、見ている側は情けをかけない。『なんだ、大したことはないじゃないか』と見限る。  そうなれば、望まれた者はもう二度と実力を発揮することは叶わないだろうね。  僕が発展を望むのはあまりいいこととは思えないというのは、こういうわけだからさ。  ならば今のままでいい、このままずっと続けばいい、そう思うのは、逃げだろうか…………  くっくっ、話がずれたね。  いつの間にか、何かに重ねてしまうの...
  • 55-903「佐々木とRADWIMPS 携帯電話 」
    携帯電話 佐々木 「今日も携帯電話をポッケに入れて歩くのだが、        いくら待っててもあの人からの連絡はない・・」 佐々木 「まるで、寂しさをポッケに入れた歩いてるみたいだ」 佐々木 「いっそのこと携帯なんて捨ててしまおうと思ったんだが電話帳に      君の名前が入っていて     まるで、君を携帯しながら生きている・・    そんな風に感じて今日もポッケに携帯を入れて歩いている   そんな 変な 僕です」 佐々木 「こんなものがなければ 今日も僕は一人だと 思い知らされることもなく 生きていけたんだろう」 佐々木 「だけどこれがあるから 今日も君のポッケの中に僕の居場所が あるんだろう」 携帯電話その2 佐々木 「ふいに携帯電話を見ていると あの約束も あのけんかも残っていて       まるで僕の歴史を携帯しながら生きている   ...
  • 20-117「佐々木さんのビューティフルドリーマーの巻」
    佐々木「ねえキョン。涼宮さんは、「まだ夏休みに(キミと)していないことがある」      と思って、昨年の夏を幾度も繰り返したのだったね」 キョン「幾度もってレベルじゃねえけどな」 佐々木「でも、それが終われば、涼宮さんは、また通常の2学期が始まることを      望んだというか、許容したわけだね。      ある意味、彼女は無欲な人かもしれないね」 キョン「は? 佐々木、いくらなんでもそれはないぞ」 佐々木「いや、あるいは単純に、夏にそれほど執着しないだけなのかな。      僕と違って、2学期という時間も共にいられるし、文化祭等の      イベントも多いしね」 キョン「確かにあいつはイベント好きだからな。2学期はそこらへんてんこもりだったぜ」 佐々木「僕はね、涼宮さんと違って、君と共にいられる長期休暇の時間そのものを、      とても貴重に思っているんだ。「...
  • 15-221「ワンスアポンアササキインアメリカ」
    アメリカ版佐々木 佐々木「すいまセーン……ボク、ウソついてまーした」 佐々木「ボクの国ではハンバーガーとバーベキューしか食べませーん」 佐々木「でも、日本のコトワザで一つだけ好きなのありマース 『鳴かぬなら殺してしまえホトトギス』 キョンも勿論お前らも……ボクの前ではホトトギスデース」 アメリカ留学した佐々木 佐々木(大学生)「キョン! 久しぶりっ! 僕のこと忘れてないだろうねっ!」 キョン(大学生)「よお佐々木かってうわ! いきなり抱きつくな。頬にキスするんじゃありません!」 佐々木「? アメリカではこのくらい、親愛さを示す挨拶だよキョン」 涼宮(大学生)「…………」 ●(大学生)「やれやれ(アメリカ人らしい、大仰に肩をすくめるジェスチュア)」
  • 64-405 何かを勘違いしてしまった佐々木さん
    「今後もあたしの出番はあるんでしょうか」 「お前はまだマシだろう現地人。何もかも粉砕された僕よりはな……ふっく」 「お前らより佐々木の方が可能性があるだろ。俺と情報を共有できて、背後組織を持たない唯一の人間だからな」 「―――観測」 「忘れろ。ンなものただの座談会だ。なあ佐々木? お前ならまだ(今後の話に)出せるだろ?」  出せるだろう? 出せるだろう? 出せるだろう・・・?  な、何をかな  それほど大量に出せるものではないのだよ……その……  い、いや、君がどうしてもと言うのであれば、僕としてはやぶさかではないのだが  ただ、君の協力がないことには出せないのだ  あれはその……まだ僕一人ではね……?  し、しかし、こんなことを真面目に話させてしまうなんて君は罪な奴だな!  全く度し難い男だよ!  僕だってそれほど経験があるわけではないのだからね!  だ、だから……今晩は、優しくしておく...
  • Part12
    12-965「新佐々木団」 12-921「『かっこ良い橘さんの演説を真面目に聞く』」 12-900「夏休みの佐々木さん」 12-858「さらに泳ぐ佐々木さん」 12-850「泳ぐ佐々木さん」 12-806「ネガササッキー」 12-798「白佐々木黒佐々木」 12-760「佐々木の悪夢」 12-744「佐々木の慟哭」 12-726「佐々木の花びら占い」 12-696「佐々木さんキョンテレカに文句を言う」 12-688「ユッキー&ササッキー」 12-680「ついてきて欲しかった佐々木さん」 12-674「キョン、逃げるんだ。キョンだけでも逃げるんだ」 12-597「佐々木さん間違えてメールを送ってしまう」 12-576「佐々木さんのヒトメボレLOVER」 12-543「佐々木さんキョンを匿う」 12-532「佐々木さん『藤原?君はどうでもいい。』」 12-398「佐々木さん色んな者に敗退するの...
  • 58-526「佐々木さんの得意料理」
    522 この名無しがすごい! sage 2010/11/23(火) 19 10 44 ID HBAaRY85 佐々木さんの得意な料理・苦手な料理は?   523 この名無しがすごい! sage 2010/11/24(水) 06 29 47 ID 1fw6ygyO 佐々木さんは和食が得意そう   525 この名無しがすごい! sage 2010/11/24(水) 15 07 52 ID z8AYwdNz 522 野菜炒めに1票   526 この名無しがすごい! sage 2010/11/24(水) 20 57 49 ID +kGxDYjX 「ふむ、僕の得意料理か。得意と言えるかどうかの判断はいずれキミに委ねることになるだろうが、比較的蒸し料理を作ることが多いかな。どうだねキョン、理由がわかるかい?」 質問に質問で返すんじゃありません!と言いたいところだが、一応俺の質...
  • 67-407 ひきずれ橘さん
    「どうも最近、うまく閉鎖空間を操れないのよね」 「へ?」  な、何言ってるんです佐々木さん?  放課後の公園で、こともなげな様子で佐々木さんが発した電波話。  あたしの脳が自慢のツインテールごと静止するのを感じます。いやいや、あなたにそんな能力はないはずでしょう? 「ほら橘さん、少し前まではちょくちょくあったじゃない」 「いやいやいや」  あたしは思わずふるふると首を振るものの、佐々木さんはあごに指をあてて笑っている。  いやそのお姿は大変可愛らしいと思うのだけれど。  そうこうしていると滔々と語り始めた。 「例えば中で茜色の巨人が歌っていたり、キョンと一緒に閉じ込められてみたり、逆に彼を閉じ込めて私の今の高校生活について懇々と語ったり、或いは夢だと思い込んで彼と本心を明かしあって思わず泣かせちゃったり、中学時代に空間を介して彼に一夏の経験をお願いに行ったり...
  • 50-108「佐々木さんとRADWIMPS」
    37458 「絶対なんて絶対ない 」ってそれはもうすでに絶対です 一体全体どうしたんだい? 何がなんだかもうわからない 佐々木 「だから僕とキョンが絶対結ばれないとは言えないんだよ」 「絶対なんて絶対ない以外絶対ないのだから…くっくっ…」 「でもだからって何も変わらない」 お願い うるさい もう消えてください だからこのなんとでも言える世界がいやだ 何の気無しに見てたい ただ ただそれだけなのに このどうとでもとれる世界がいやだ どうでもい もう黙っててパパ 黙っててパパ 37458 その2 「誤解を恐れず言わせてもらいます」 ってそれはもうすでに恐れてます じゃあ一体どうしたらいいんだい? そんなことは俺も分からない 佐々木 「僕も分からないね」 あるひ人は人生を山に例え ...
  • 16-669「佐々木とハルヒが冷戦を繰り広げて(略)キョンをみんなでボコボコにするSS」
    涼「ちょっと佐々木さん。キョンを何度も何度もひっぱりだすのはやめてくれないかしら。   SOS団の活動に差し障りが出るのよ」 佐「それは申し訳ない。でも、私はキョンに無理強いをしているわけではないわ。   そもそも、SOS団は正式な部活動ではないし、活動日も、皆で任意で   決めているだけのものでしょう。私が毎日キョンと会っているというならともかく、   時折抜け出すくらいは、キョンの自由というものだと思うのだけれど」 涼「……うーー」 ●「まあまあ二人とも、そんなけんか腰ではまとまる話もまとまりません。   彼もいないことですし、ここは落ち着いてゆっくり話し合いをですね……」 涼「古泉くんは黙ってて!」 ●「ハイ」 ピロリロリーン ●「ハイ、もしもし。……ああやっぱり。すみません、急に家人が病を発したとのことで、   すみませんが早退さ...
  • 66-387 ルームシェア佐々木さんと桜吹雪の日
    「春だねキョン」 「そうだな佐々木」  大学の帰り道、キョンの自転車の荷台で揺られながら桜を見上げ、桜並木に立ち止まる。 「生憎と先日の爆弾低気圧とやらで随分散ってしまったようだが……」 「まるで雪でも降ったみたいになってるな」 「おや、誌的な表現をするじゃないか」  喉奥で笑ってみせる。……ふむ。 「ふむ。忘れめや都のたぎつ白河の名にふりつみし雪の明ぼの、だったかな」 「あー。どっかで聞いた事があるような」 「キョン。南北朝時代は知ってるね? 鎌倉幕府を倒した原動力の一つにして南朝の初代天皇、後醍醐天皇……」 「ああ後醍醐天皇の」 「その皇子、息子にあたる宗良親王の遺した歌さ」 「また随分だなそれ」 「そうかい?」 「後醍醐天皇の勢力が鎌倉幕府打倒後に分裂したのは覚えているね?」 「さすがにそのくらいは覚えてるぞ」 「それが南北朝時代だね...
  • 31-782「卒業式の思い出」
    今でも卒業式のことは昨日のように思い出される。忘れようとしても忘れられない思い出だ。 「キョン。別れても、会う機会がほとんど無くても僕達はずっと親友でいよう」 卒業式で佐々木に言われた時、複雑な気持ちだった。 『一生あなたとは男と女の関係になりません』と言われたのも同然だから… 時間は無限にある。若い頃はそう勘違いするものだ。皆、頭ではそんなこと無いと判っているのだが… 俺が佐々木と連れ立って塾に行くようになり、(今から思うと)恋人同士と見られるようになるのに大した時間はかからなかった。 その後、佐々木ともっと深い関係になり、いろいろな事をしたいと思わなかったわけじゃない。 しかし、それ以上踏み込むことができなかった。卒業式の日でさえ。 そこそこ仲良くなるまでは、断られて当然、OKしてもらえたら儲け物、嫌わられて当たり前の駄目元で捨て身になれた。 しかし、すごく仲のよい関係、周囲が恋人と誤...
  • 67-9xx 佐々木さんと「やあ、親友」「そして」
     67-9xx 佐々木さんと「じゃあね、親友」続編。  北高からの帰り道に僕は思う。  日常の側に残ってしまった、キミに何もしてあげられない僕自身を。 「・・・・・それとも僕は」  僕も、非日常に入ろうとすべきだったのか?  僕の「非日常」の属性とやらを、たとえ彼を舌先三寸で騙してでも、たとえ「神様」になってでも・・・  そうすれば彼を救えるはずなのだから・・・・・・。  くく、矛盾しているね。  涼宮さんから力を取り上げなければ、僕は「非日常」の側には行けない。けれどそれが彼の一番望まないことなんだ。  僕は「非日常」の側に立てない。立つ事はできないんだ。  僕には彼を救えない。  キョンを助けたければ彼を裏切るしかない。  実に、実に、矛盾している。  悲しくなんか無い。辛くなんか無い。  けど、羨ましい、くらいは思ってもいいだ...
  • 70-126『晴れ時々涙』
    春先になると、マスクマンが増える。それは私の親友も例外でなく。 「……」ズルリ 「風邪かい?くっくっ。」 私には一生無縁だと考えていた、花粉症。しかし。 「お前、花粉症って誰でも羅患する可能性があるからな。なってみたらわかるぜ、この辛さは。」 神様というのは存外残酷な存在だ。 「…………」ズルリ 風邪だ。そうに違いない。 本日何回目か分からないティッシュペーパーの消費。きっと鼻風邪を引いたに違いない。 私としたことが、自己管理を怠るとは。 「……くしゅんっ!」 きっと鼻風邪なんだ。朝に会うキョンに風邪を移しても悪いな。マスクをしないと。 「咳に鼻水に涙目。花粉症だな。ざまぁ。」 「…………」ズルリ やれやれ、親友。僕がそんなやわなわけはないだろう?ただの鼻風邪さ。 「春の間続く鼻風邪はねぇよ。試しにマスク外してみろ。咳が止ま...
  • 68-xxx あなたの中に私がいる、ということ
    「ああクソ!」 「おや、どうしたんだいキョン?」 「佐々木、お前は研究者をやってるんだろ? TPDD、いや、タイムマシンは可能か?」 「くく、それはまた唐突にして難題だねキョン。その開発にはまず基礎理論からして不足している。まあ考える事自体は非常に刺激的ではあるが」  グラスを脇におき、キョンは唐突に、感極まったように髪をかきむしった。  よく整えられていた髪がくしゃくしゃになってしまったが  なに、仕事明けなのだから気にすることはない。  そう、これは仕事明けのちょっとした酒宴の話。  酒と穏やかさを旨とするバーに二人並んで、けれど、学生時代のように他愛もない話をしているだけのお話さ。 「そうか。そりゃ幸いにして不幸な事だな」 「ねえ、聞いていいかい? 仮に作れたとしたらだけれど、キミはどうするつもりなんだい?」  あの頃のように喉奥で苦笑をかみ殺...
  • 10-899「夢で逢えたら」
    「キョン、キョン、そろそろ起きてくれないかな」  うが。 「ほら、起きて、時間がないんだよ」  う~~、あと五分…………。  くつくつとみそ汁を沸騰させたような笑い声が聞こえる。どっかで聞いたような、聞き慣れ ないような。そんな笑い声だ。  だが、俺のまぶたは眠気に対してまったく抵抗できないでいた。平たく言うなら、俺はも少 し寝ていたい。 「キミの寝顔を見続けるのも、それはそれで悪くないのだけれどね……それ以上、寝続けると 悪戯をしたくなる自分を押さえられる自信がない」  不穏当な発言は、俺の生存本能を刺激し、意識は急速に浮上した。 「さ、佐々木……か」  寝ぼけ眼をこする俺の前には親友(自称)が座っていた。 「おはよう、キョン。すまないね、急に呼び出したりして。キミと少し話をしたくてね。無礼 は平にお詫びするよ」  そういって、佐々木はぺこりと俺に頭を下げた...
  • 28-442「角川スニーカー文庫重役会」
    ~角川スニーカー文庫重役会議~ A「いったい、いつになったら谷川君は驚愕を書き終えるのかね?」 編集「すみません。今、彼はいろいろとスランプでして……」 B「そんな言い訳が通じると思っているのかね? 当初の予定からいくら遅れていると思っているんだ、え?」 編集「す、すみません。そこはなんとか、今年中には……」 A「今年中って、本来の予定は去年の六月だったんだよ。もう、半年以上も遅れているんだ!」 C「書店にポップアップまで配って、いったいどれだけの宣伝費が無駄になったと思っているのかね」 編集「すみません。本当に……」 B「このままだと君の責任問題にもなるよ。株主総会でどう言い訳をするつもりだ」 C「せっかくアニメ二期も決まったというのに、肝心の原作がこれではねー」 編集「すみません。今度のスニーカー誌上でまた発売延期の告知を出します」 A「二回も発売延期告知を出すなんて聞いたことがない...
  • 10-212「キョンからのプレゼント?」
    「よぉ、佐々木。待たせたな。」 駐輪場で待ってもらっていた佐々木は、声をかけてようやく俺の存在に気がついたようだ。 「ああ、気にしないでかまわないよ。 ただ、キミが運悪くも先生に仕事を頼まれてしまった、それだけのことだろう。 まさかそのあとどこかで道草を食っていたとも思わないし、そんなことはないだろう?」 ああ、俺は人を待たせてそんなことをするやつじゃないぜ。 「ところでお前の持ってるそいつは何だ?」 「ああ、これかい?最近の若者はあまり使っていないようだね、ラジオだよ。携帯式の。」 そうかい、確かに最近のやつらはケータイもってるからな。使わんだろうよ。 そういいながらぐちゃぐちゃに絡み合った自転車の中から自分のものを引きずり出す。 「ほら、乗ってくれ。」 「ああ、いつもすまないね。ただ、今日はキミの用事で少しばかり時間をとってしまった。 少...
  • 17-183「夏期講習」
    17-39「縁」の続き? 『夏期講習』 「それで、期末はどうだったんだい?」 「おかげさんで、谷口をおおっぴらに馬鹿に出来るくらいには」 「くっく、その谷口君の成績は知らないが少なくとも赤点とは無縁って事でいいのかな?」 「まぁそんなとこだな」 俺がお袋の逆鱗に触れ塾に放り込まれてから1学期が過ぎた。 周りの雰囲気に当てられるからか、それとも佐々木の宣言が頭の片隅に残っているからか此処での俺の集中力は学校でのそれの比ではない。 そのおかげか俺の成績は以前からこの点数ならば塾にくることもなかっただろうというレベルまで持ち直していた。 なまじっかこういう風にあがるもんだからお袋は俺を塾に入れたがるんだろうな。 もちろんその期間も一番望んでいる奴だけを華麗にスルーしていく不思議体験は続いていた。 ああ、危なかった。きぐ...
  • 20-526「佐々木vs.乳」
    「佐々木団全員しゅ~ごう~!!」 私はその日橘さんから貰った『佐々木団呼び出しマイク』というものに叫んだ。 使ったのは初めてだ。それほどまでに私は切羽詰っていたんだろう。 ちなみに橘さんは来るのに一分もかからなかった・・・ちょうど近くにいただけだよね? 九曜さんはいつの間にかいた。まぁ、これもいつものことだ。 ポンジーも来たから驚くばかりだ。すごいな・・・このマイクは・・・ 「佐々木さん、今日は何をするんですか?」 「今日は皆に取りくんで欲しいことがある。私がどうやったらキョンと二人きりになれるか 真剣に考えて欲しい。考え付いたら遠慮なく発言してくれ。紙はないかな。」エート・・・ 「佐々木さん、ホワイトボードがここにあるのです。」 「ありがとう、橘さん。あなたがどうして私の部屋に関して私より詳しいのかは 今度二人きりで話し合おう。」 もしかして私が中学の頃国木田に貰...
  • sword of suzumiya ~キョン語り~
    ハルヒファンタジーパロ  苦手な方はすみません。 基本佐々木×キョンです。    窮屈な荷馬車に揺られながら流れるような平地を眺めていると少しずつ羊の群れやあせくせと働く農夫が   見えてきて、申し訳程度に張られている柵を越えるといよいよ見慣れた町並みが見えてきた。    三年前に町を飛び出す時に振り返ったものとあまりに変わらない風景。    あの頃にはこの変化のなさに辟易していたはずなのに今はそれが不覚にも鼻の奥がツンとしてしまう自分が   いる。そんな俺の頭に変わった幼馴染の独特な笑い声がよぎり、苦笑してしまう。   いまからこんなことでは、久々に会うアイツにも笑われてしまう。     気持ちを切り替えて顔を再び上げる。     栄転でこそないが、三年ぶりの帰郷だ。     ~~~~~~       「あっ」    鈍い音を立ててハードカバーの書物が手から滑り落ちる。これで本日...
  • 66-36β 佐々木さんと「やあ、親友」
     66-36 佐々木さんの仮面と驚愕続編。時間軸は驚愕(後)  佐々木さんが恋心だと「完全に自覚・自認」したのは驚愕の頬ぐりぐり以降じゃないかという解釈シリーズ(驚愕前P282)。  うつぶせに布団に包まり、ぽふぽふと枕を叩く。  ぎゅっと猫のぬいぐるみを抱きしめ、一呼吸。ああ、ようやく収まった。  さてキョンの自室を辞してからのことだ。  久しぶりに歩く彼の家からの帰り道。ほんの数えるほどだったはずだけれど、やけに鮮明に覚えていた。  我が家に近付くその度に、身体はルーチンワークに切り替わってゆく。  ルーチンワークが頭を休め、僕の思考をまとめてゆく。  自室につく頃にはすっかり気付いてた。  中学時代の僕は、客観視したなら恋する少女だ。どうみてもロマンティックが止まっていない。  彼の机に肘をつき、乗り出し見上げた彼の顔。きっとあの時も笑顔だった。...
  • 雑談室
    現行スレってもう51になってるよ どなたか変えてくれるとありがたい - 名無しさん 2010-01-13 14 40 36 そろそろどなたか現行スレの変更を… 自分はやり方よく分からないのでお願いします - 名無しさん 2010-02-27 11 12 36 現行スレの変更をどなたか・・・AAスレは、ってのももういらなくないですか - 名無しさん 2010-05-31 07 40 48 勝手ながら現行スレと前スレ変えました 管理人さんごめんなさい - 名無しさん 2010-07-26 10 21 19 ttp //wantatonyanko.blog26.fc2.com/ 勝手にリンク貼られてます - 名無し 2010-11-26 17 35 10 6-171「いろがみ」編集ミスでしょうか、同じ文章が二回入ってますよ - 名無しさん 2011-04-02 08 35 ...
  • 26-136「偽装問題」
    「ねぇ、キョン。  最近続々と発覚している偽装問題だけど、君は何か思う事があるかい?」 「いきなり唐突な質問だな。佐々木よ」 「何でもいいから話をしてくれないか。退屈なんだ、僕は」 「確かめて判るような事ならいいのだが・・・」 「シュレーディンガーの猫・・・量子力学の話をしたいのかい。くっくっく」 「そんな話じゃないぞ。確かめても判らないような偽装は消費者にとって困ると思わないか」 「違うのか。まぁ、君の言う事も判るよ」  ・  ・ 「この夏に親戚からお中元を貰ったんだ。それが噂の某料亭のブランド物でな。  次に叔父にあった時どう言おうかウチの親が困ってるんだ」 「それは確かに気まずいね」 「俺はネタとして笑い飛ばせばいいと言ったんだが、  ウチの親はこれだから関西人はと言われるのが嫌みたいんだよ」 「そう云う見方もあるのか。確かにステレオタイプで判断されるのは僕も好まない所だね。  どう...
  • 19-812「忘却よりも憎しみを」
    ある冬の休日、同級生の友人達と買物に出かけた。 「まず、このデパートに行こう。」 「うんそうしよう。」 あ、「親友」である彼がデパートに入るのが見える。1年近く会ってない。懐かしさで自然と早足になる。 会って何を話そうか。心臓の鼓動が早まる。 彼に声をかけようと思ったその瞬間。 「キョン、早く来なさいよ」 元気そうで美人の女の子が彼の袖を引っ張る。 「おい、袖が伸びるじゃないか。」 「ほんとのろまなんだから。早く来なさいよ」 呆然と立ち尽くす私。友人達が私に追いつく 「どうしたのササッキー?」 「佐々木さん、顔が真っ青じゃないの」 「ごめん、気分が悪いから先に帰るね」 「大丈夫?」 私が帰った後、友人達はこんなことを話したらしい。 「どうしたのかしら佐々木さん。急に気分が悪くなるなんて」 「あの時、ササッ...
  • 68-111「佐々木さんのキョンな日常」
    トップページ > SS > 長編 > 68-111「佐々木さんのキョンな日常」 68-111「佐々木さんのキョンな日常 プロロ-グ」 68-115「佐々木さんのキョンな日常 春咲小町」 68-165「佐々木さんのキョンな日常 放課後四重奏」 68-191「佐々木さんのキョンな日常 侵入者 涼宮ハルヒ」(~その3) 68-229「佐々木さんのキョンな日常 侵入者 涼宮ハルヒその4~」 68-243「佐々木さんのキョンな日常 黄金週間の二人」 68-256「佐々木さんのキョンな日常 文芸部とSOS団」 68-327「佐々木さんのキョンな休日 梅雨の晴れ間に」 68-334「佐々木さんのキョンな日常 迷い猫」 68-357「佐々木さんのキョンな日常 星に願いを」 68-433「佐々木さんのキョンな日常 文芸部原作『SOS探偵団』」 68-534「佐々木さんのキョンな日常...
  • 6-104「桜」
    桜が舞う・・・にはもう少しといった感じの、それでも肌寒さを感じない程度に 適度な暖かさを感じながら俺は中学の3年間を今日、終えた。 つまり、今日は中学の卒業式だ。 「これからは寂しくなるね。キミと会ってからの一年はまさに光陰矢の如く早かったように思えるよ。 僕の中学生生活においてもっとも輝かしい期間だったよ。」 感慨深くそう述べる佐々木だが、そこまで言われると逆に気味が悪い。 そんなに俺のことを持ち上げても何も出てきやしないぞ? 「くっくっ どうやら僕はこの一年でキミに図々しい女だと見なされていたらしいね。 同じ校舎で同じ時間を過ごせるのは今日が最後なんだ。 惜別の言葉くらい送ってもかまわないだろう?」 やれやれ、と口にしようとしたが佐々木の言った通りだ。 これで俺と佐々木の関係も終わる。いや、別に付き合ってたとかじゃなくてだな、 友人としての関係という意味であって・・・って俺は誰...
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  • Part42
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