【涼宮ハルヒの憂鬱】佐々木ss保管庫 @ Wiki内検索 / 「17-404「作家のキョンと編集者佐々木~調子のいい日」」で検索した結果

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    ...編集者佐々木外伝」 17-404「作家のキョンと編集者佐々木~調子のいい日」 14-107「ラブレター騒動」 68-111「佐々木さんのキョンな日常」 14-687「もしも」前半 15-477「キョンと佐々木の消失」-1 もしもシリーズ みょん様 猫の目の日々シリーズ 14-577「巨人の歌」 佐々木とキョンの驚愕シリーズ 消したい3行目シリーズ 5-852「ファーストキスは誰のもの?」 28-757「キョンの嫁は誰だ」 24-423「キョンの溜息」 15-132「キョンと佐々木とハルヒの生活 1日目」 16-669「佐々木とハルヒが冷戦を繰り広げて(略)キョンをみんなでボコボコにするSS」 24-455「デートのお誘い?」 19-15「トライアド」前半 4-752「宣戦布告?」 1-909「俺は佐々木と付き合う」 21-409「最愛の傷」前半 23-745「佐々木1/4」 14-6...
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    ...69「新人の宿命」 17-404「作家のキョンと編集者佐々木~調子のいい日」 17-718「『スイッチの入れ方』」
  • 50万ヒット記念殿堂入り投票結果
    ...69「新人の宿命」 17-404「作家のキョンと編集者佐々木~調子のいい日」 17-718「『スイッチの入れ方』」 読んでてとても心温まる作品。とにかく佐々木のモノローグの文章の上手さと、読後のほわっとした感じが好きだ。 「スイッチの入れ方」での佐々木モノローグがいい。あとほのぼのした日常で、距離感ゼロな二人の姿がとてもいい。 『間』の取り方が抜群に上手い。お陰で非常に読み易く、読後感も良いので10回以上は読み返してると思う。 フラクラとほのぼの感がバランスよく使われていて……新しい話が追加されないかななんて思ったり 好きな未来予想図。涼宮ハルヒの憂鬱という作品そのものにもとても合っていると思う。 一番好きなシリーズ。全体的な雰囲気がとにかく気に入った。京極シリーズの関口&京極堂とキョン佐々木がちょっとかぶっていると自分で思っているのもあるかも。 14-107「ラブレター騒動」 言...
  • 17-718「『スイッチの入れ方』」
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  • 15-895「モデル付き恋愛小説」
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  • 68-111「佐々木さんのキョンな日常」
    トップページ > SS > 長編 > 68-111「佐々木さんのキョンな日常」 68-111「佐々木さんのキョンな日常 プロロ-グ」 68-115「佐々木さんのキョンな日常 春咲小町」 68-165「佐々木さんのキョンな日常 放課後四重奏」 68-191「佐々木さんのキョンな日常 侵入者 涼宮ハルヒ」(~その3) 68-229「佐々木さんのキョンな日常 侵入者 涼宮ハルヒその4~」 68-243「佐々木さんのキョンな日常 黄金週間の二人」 68-256「佐々木さんのキョンな日常 文芸部とSOS団」 68-327「佐々木さんのキョンな休日 梅雨の晴れ間に」 68-334「佐々木さんのキョンな日常 迷い猫」 68-357「佐々木さんのキョンな日常 星に願いを」 68-433「佐々木さんのキョンな日常 文芸部原作『SOS探偵団』」 68-534「佐々木さんのキョンな日常...
  • キョンと佐々木とハルヒの生活
    15-132「キョンと佐々木とハルヒの生活 1日目」 15-225「キョンと佐々木とハルヒの生活 2日目」 15-242「キョンと佐々木とハルヒの生活 3日目」 15-519「キョンと佐々木とハルヒの生活 4日目」 16-406「キョンと佐々木とハルヒの生活 5日目」 16-567「キョンと佐々木とハルヒの生活 6日目」 17-681「キョンと佐々木とハルヒの生活 7日目」
  • 長編
    ssトップページ > SS > 長編 74-16「SOS団との決別」 74-16「キョンの退団宣言」(エロ物 注意) 71-874「俺の後ろに佐々木がいる」 74-16「佐々木からのプロポーズ(驚愕If Bad End) 74-16「佐々木からのプロポーズ(驚愕If) 70-483『バッテリー』 70-432「恋愛苦手な君と僕~放課後恋愛サークルSOS」 68-866『Wanderin Destiny』 68-111「佐々木さんのキョンな日常」 67-9xx 失言と猫ヒゲ 67-9xx どこか足りないフラグメント 橘京子「それが佐々木さんの役割だって言うんですか?」 67-708『だって、あたしだってそうだったし?』 67-116 Rainy Day …… What? 67-30「じゃあ、僕はこれから塾に行かなきゃいけないんでね」 66-358 Rainy Day by? 65-...
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  • 15-477「キョンと佐々木の消失」
    15-477「キョンと佐々木の消失」-1 15-696「キョンと佐々木の消失」-2 16-94「キョンと佐々木の消失」-3
  • 16-406「キョンと佐々木とハルヒの生活 5日目」
    ×月○日 今日もいつも通りに目が覚める。 春眠暁を覚えず、というが春の朝日は心地よく、それを浴びるだけで体が動き出してしまうようだ。 気持ちよく背伸びをして隣に目をやると、 「おはよう、ママ。」 3歳の娘には大きすぎる布団の中から、目をこすりながら娘が出てきた。 私の起きる気配を察知するのか、娘は私が起きた直後にいつも目を覚ます。 「おはようハルヒ。 ―また、キョンの布団にもぐりこんだの?」 娘のハルヒはむっとするように口を尖らすと 「違うの!キョンが一人で眠るのは怖いだろうと思って一緒に寝てあげたの!」 そう言い放つとプンッと顔をあさっての方向へ向けた。 娘のハルヒは普段は別のベッドで寝ているのだが、何か怖い夢を見たときとかはキョンの布団にもぐりこんで眠る。 おそらく、ハルヒにとってキョンの傍が一番安心できる場所なのだろう。 母親としては少しばかりうらやましく...
  • 15-225「キョンと佐々木とハルヒの生活 2日目」
    ○月○日 今年大学を卒業して就職した妹が遊びに来た。 こいつは重度のかまいたがりで、昔猫を飼っていたときは猫が嫌がるほどの猫かわいがりをしていたものである。 そして、今ではその対象はうちの娘に代わっている。 「ハルにゃん~、おーっきくなったねえ。かわいい。」 そう言って家に来るやいなやハルヒに抱きつく。 「お前なぁ、ハルヒに抱きつく前に久しぶりに会った兄に挨拶とかはないのか。」 うれしそうに妹に飛びついて、頭をなでてもらっているハルヒを横目に見ながら文句を言う。 「あ、キョンくん。ひさしぶりー。」 はぁ、どいつもこいつも人のことを気安くキョンキョン言いやがって。 「あ、いらっしゃい。」 妹の気配を察して台所で晩飯を作っていたヨメが、エプロンで手を拭きながら出てきた。 「あ、お邪魔しています。おねえさん。」 「おい、ちょっとまて。なんであい...
  • 8-324「キョンと佐々木」
    北高の中を吹き抜ける風が いつもより冷たく感じられます。 古泉一樹に朝比奈みくる・・・ 長門有希までいなくなってしまい 残る勇者はキョンとハルヒだけです。 佐々木の時空改変能力を 止められるかどうかは 彼等の手にかかっています。 一体どんな結末が 彼等をまちうけているのでしょうか。 短い髪を揺らし走るハルヒ・・・ 佐々木がいる最後の教室は もうすぐです・・・ ステージ8-4 『キョンと佐々木』
  • 17-681「キョンと佐々木とハルヒの生活 7日目」
    ×月○日 「名前はどうしようか?」 「そうだね。春生まれだから春を感じさせる名前がいいな。」 「春っぽい名前ねえ。そうだ、ハルヒなんてのはどうだ?」 「いいんじゃないかい。響きも綺麗だし、どこか壮大で温かみを感じさせる名前で僕は気に入ったよ。」 「じゃあ、字はどうするかだな。春日・・・、だめだ、カスガって読まれそうだ。春陽。ん~、これもなんか違うな…」 「そうだ、キョン。いっそのことこうしたらどうだい?」 そしてあいつは手元にあったメモ用紙にこう書いた。 『ハルヒ』 「ぐげぇ!」 腹に感じた衝撃で俺は目を覚ました。 今日もまたいつものアレか・・・ 「お前、もうちょっとマシな起こし方はできないのか。ハルヒ」 「今日はせっかくの私のお誕生日なんだから、はやく起きなきゃだめなの。誕生日は特別な一日だから一分一秒も無駄に出来ないの!」 「わかった、わかったよ。」 ...
  • 15-519「キョンと佐々木とハルヒの生活 4日目」
    ×月○日 今日も今日とて繰り返しの日常は過ぎる。 いつもどおりに仕事を終えた俺は、いつもどおりにハルヒを迎えに保育園にやってきた。 「すみませーん。」 そう声をかけながら保育園の教室の前に立つ。 「おっ、どちらさまかな?」 朝比奈さんではなくえらく威勢のいいお姉さんが俺を出迎えてくれた。 腰まで伸ばした髪を一つにくくり、にこっ笑いながら近づいてくる。 笑ったときの八重歯がとても印象的だ。 「え、と、あの…」 「おー、紹介が遅れたね。ごめんなさいなのさっ。」 両手に腰を当てて威勢のよい声で返事をしてくれる。 「私がこの保育園の園長の鶴屋ですっ。よろしくねっ!」 よろしくといわれても。 「あぁ、こちらこそよろしくお願いします。」 って、あれ? この幼稚園の園長って藤原じゃなかったっけ? 「あー、それね!実は前の園長めがっさ借金こさえて夜逃げしちゃってさ!で、私...
  • Part27
    トップページ >SS > 短編 Part27 27-974「鰯の頭も信心から」 27-949「それはない」 27-935「佐々木さんの、願いは夢の中で、の巻 その2」 27-926「センター試験」 27-916「妹VS佐々木」 27-896「みゆき」 27-868「卒業旅行」 27-857「おやじキョン」 27-849「お酒は二十歳になってから」 27-839「橘への誕生日プレゼント」 27-798「デレキョン→佐々木の憂鬱プロローグ」 27-780「佐々木のこころ」 27-756「長門は見た」 27-742「そこまでやるか」 27-729「お前ストーカー、僕もストーカー」 27-704「鏡開きだよ、佐々木さん」 27-671「メールの話」 27-626「そしてとことんウソだ」 27-616「君に手紙を書くよ」 27-572「スパルタ式」 27-538「進学の悩み」 27-527「佐...
  • 15-132「キョンと佐々木とハルヒの生活 1日目」
    結婚して、サラリーマンになって、子供ができて、繰り返しの日常を送って行く。 それは本来、ずっと昔の、俺自身はそんな漠然とした未来なんて信じていなかった。 自分はもっと特別だと信じて、きっとヒーローか大金持ちにでもなれるもんだと思っていたと思う。 ただ、年を重ねるごとにそんな現実に気づき始めて、そして、そんなありきたりの人生を送ることが当たり前になっていた。 しかしながら、実際にそうなってみると意外と楽しいもので、充実したものだと気づく。 そして、そんなありきたりの生活いかに大変であるかということも。 ○月○日 朝の7時半、それがいつも俺が目を覚ます時間だ。それから朝飯を食って、子供を保育園へ送りがてら仕事へ向かう。 朝飯を作るのは俺のヨメの係で、子供の送り迎えは俺の役目だ。 俺たち夫婦は共働きで、俺が子供を送るついでに仕事へ出て行った後、1時間ほど...
  • 16-567「キョンと佐々木とハルヒの生活 6日目」
    ★月○日 今日は普通に目が覚めた。 いつものハルヒの凶悪ギロチンドロップを食らうこともなく、それこそまぁ普通の人の目覚めを得られたと来たもんだ。 というわけで、逆に普通の目覚めすぎて不安になる。 この非人道的な目覚めがいかに俺の日常としてこの体に馴染んでしまっているかを認識し、朝から軽く落胆しつつリビングへと向かった。 「だから、ハルヒ。ポニーテールはもっと髪が長くないと出来ないの。」 リビングでは嫁さんとハルヒが鏡の前で何かをやっている。 「でも、ポニーテールじゃなきゃだめなの!」 鏡に映った自分の姿を眺めながら、駄々をこねるハルヒと苦笑いのヨメ。 いったい朝から何をやっているんだ。 「あぁ、おはようキョン。ハルヒが朝から突然髪型をポニーテールにして、ってうるさくて。」 そしてヨメは、どうしたものかね、とでも言いたげに両手を挙げた。 ...
  • 15-242「キョンと佐々木とハルヒの生活 3日目」
    △月×日 ハルヒを保育園に送った後、自転車を漕いでいたら意外な人物に声をかけられた。 「キョンくん、ひさしぶりね。」 その声は… 「朝倉?」 「お、ちゃんと私のこと覚えていてくれたか。感心ね。」 スーツ姿の元大学の同級生はいたずらっぽく笑った。 「まあな。」 「結婚生活はどう?娘さんがいるんだって?」 「うん。これがまた、誰似たのかじゃじゃ馬でねー。」 「でも、顔が笑っているわよ。親馬鹿してるんじゃない?」 「ばれたか。」 ちなみにこの朝倉というのは俺たちの大学時代のマドンナだ。 同級生の谷口なんかは顔よし性格よし成績よしのAA+ランクとか言って、ずいぶんと熱をあげていたものである。 「ところで、お前は今日は仕事か?」 「うん。」 スーツ姿の同級生を眺めると、時がたったという実感が沸いて来る。 「お前はたしか大手のコンビニ...
  • 27-455「佐々木一家の会話」
    佐々木「聞いてくれ、今日久しぶりにキョンに出会ったんだ。覚えているだろう?中学時代の時に親友だったあのキョンだよ」 佐々木母「そうか。それで今日は帰ってきてから異様に機嫌がいいんだね」 佐々木父「まったく、冷静なようで意外と顔に出やすいんだね。いや、もしかしたらそういうところがお前の魅力なのかもしれないね」 佐々木「誰かに言われると恥ずかしいね。しかも両親ならなおさらだ。父さんのいうことが本当ならば、僕はそれなりにうれしいのだけれど」 佐々木母「素直に喜んだらいいのに。そういう性格は誰に似たんだろうね」 佐々木父「だから面白いんじゃないか。見ている人間を飽きさせないということは、コミュニケーションにとって重要なことだよ?」 佐々木「まったく、父さんはあまり趣味がいいとは言えないね。まぁ、僕の両親らしいといえばらしいともいえる」 佐々木母「自覚があるようだね。そんな悪趣味についてきてくれてい...
  • 70-245「佐々木さんのキョンな日常 最終章 真相~再生その5~」
      3月1日 北高 卒業式。体育館。  3年前に、この場所で、俺達は北高の生徒になった。  別々の道を歩むだろうと思っていた佐々木と、校門で再会して、俺の学園生活が始まった。  一年間だけ、俺とあいつは北高生としてともに過ごし、そして俺達はお互いが大切な存在だと気づき、想いを 伝えあった。  だけど、それからしばらくして、あいつは俺のもとから去っていった。今日この日を再会の約束の日として。  「大隣健一、木村明日香、国木田――」  卒業生の名前がひとりひとり呼ばれ、壇上にあがり、校長先生から、一人一人卒業証書を渡される。  「小室直人、佐伯麻美、司希貴遙――」  その中に、佐々木と古泉の名前がないのは、3年前と違う。  「涼宮ハルヒ、谷川京雅、長門優希――」  文芸部、SOS団。俺の仲間たち。同級生。同じ道を行くもの、違う道を行くもの。  すべての生徒たちに卒...
  • Part7
    7-904「こんなに近くで...佐々木ver.」 7-883「湯煙@佐々木vol.2」 7-790「下校時間近く、教室にて」 7-785「閉鎖空間にて」 7-769「じゃがりこゲーム」 7-723「佐々木さんの葛藤」 7-712「実は佐々木はキョンに対して想いを寄せていなかった説」 7-668「認知」 7-664「佐々キョンバカップル「情事後」」 7-652「バッドエンド」 7-593「めでたく結ばれることになった2人」 7-587「閨の睦言」 7-583「佐々木とキョンの結婚生活」 7-562「3分佐々木」 7-541「キョンのお見舞い」 7-500「東京タワー」 7-409「キョンは僕をオカズにすることはあるのかい?」 7-399「カミナリさま」 7-355「補習・佐々木講座」 7-327「黄金のスペクトル」 7-318「河合」 7-310「佐々木可愛いよ佐々木」 7-293「藤原ノ...
  • 30-402「佐々木、挟まる」
    「しまった・・・」 やぁ。実は少し近道しようとして路地裏の細い道を無理矢理通ろうとしたら壁と壁の間に胴の部分が挟まってしまったんだ。 幸いここは人通りの少ない路地裏なのでこんな姿を誰に見られるというのは無いけれど、それが良かったのか悪かったのか、正直考えてしまう。 自力では無理だ。10分ほど頑張ってみたのだが、いささか無理があるみたいだ。 滅多に時間に遅れる事はないからいつもはゆっくりと行くのだが、今日は少々勝手が違った。 道に迷った風な女の子がいたので家まで送っていたら塾へ間に合わなくなってしまった。 女の子の方が大事だからいいんだが、こういう時は意地でも間に合おうとしてしまうものだ。 こんな所を不良に襲われたりしないように早く抜け出そう。 そう決心し体を無理矢理通そうとする。・・・がそんなに簡単には抜けない。 どうやら胸部周辺が挟まっているみたいだ。動かすと痛い。 時間帯はまだ昼。ここ...
  • 15-16「機動戦士佐々木さん 逆襲のキョンの巻」
    機動戦士佐々木さん 逆襲のキョンの巻 佐々木「やあキョン? どうしたね。日曜の朝からこんなところで」 キョン「いや、昨日SOS団で長門の実験につきあって、変な栄養ドリンク飲まされてな。      以来妙に体力が有り余ってハイテンションなもんで、お前の所までジョギングしにきた」 佐々木「それは光栄だね。用事があるなら連絡をくれればよかったものを」 キョン「なに、お前の顔が見たかったからな。今日も綺麗だな、佐々木」 佐々木「……ききききキョン? な、何の冗談なんだい?」 キョン「いや別に思ったこと口に出しただけだぞ。中学時代からずっと、佐々木は美人だと思ってたし。      他の連中に騒がれなかったのが不思議でしょうがなかったね」 佐々木「き、キョンが、キョンが壊れた!」 キョン「失敬だな。まあそのおかげで、お前の笑顔を独占できたから、まあよかった...
  • 68-787「佐々木さんのキョンな日常 夏夢幻蒼~不機嫌な女神」
     なんだか、あたしは不快な気分で目が覚めた。  「おはようございます、涼宮さん」  朝御飯を食べようと起きたとき、時計の針は9時近くになっていた。古泉君はあたしが起きるまで、待っていて くれてたらしい。  「おはよう、古泉君」  古泉君は、いつものさわやかな笑顔だった。  「涼宮さん、あまり気分が優れておられないようですね」  まあね。昨日の夜、変なモノを見たから。  「変なモノって・・・・・・ああ、ひょっとして彼と佐々木さんですか?」  二人の名前、特に佐々木さんの名前を聞いたとき、私はイラっときた。  SOS団員と文芸部の部員達も寝坊したらしく、食堂に入ったのはほぼ同じ時間だった。  「おはよう、ハルにゃん」  鶴屋さんは大きなあくびをしながら、挨拶してくる。その横にはみくるちゃんと国木田君が座っていた。  優希と朝倉はあたしたちの隣の席、キョンと佐々木...
  • Part2
    2-990「佐々木さん性別を語る」 2-920「修学旅行の証言」 2-906「うららかな春の午後」 2-891「卒業文集」 2-876「中学時代のなんてことない話」 2-797「ダイイングメッセージ」 2-719「うさんくせーなぁ、橘」 2-661「○乳で悪いか」 2-653「橘と佐々木」 2-622「橘の提案」 2-594「ある寒い日」 2-573「佐々木とホラー映画」 2-568「佐々木の修学旅行」 2-565「キョンの『あれ』 2-535「僕のプリンを食べただろう」 2-468「佐々木の暴走」 2-441「佐々木のポニーテール」 2-421「橘京子との遭遇」 2-333「初めて2人で塾に行った日」 2-219「アホ三人組」 2-200「終わらない痛み」 2-196「キョンと佐々木と桜色」 2-184「将棋対決」 2-124「身体的数値」 2-73「佐々木の弁当作戦」 2-37「ある朝...
  • 16-94「キョンと佐々木の消失」-3
    そして、俺はこの世界に来てから3日目の朝を迎えた。 ハルヒ達を前触れもなく失って動揺していた俺が、佐々木に助けられたのがずんぶん遠いことのように 思える。橘の合流に喜緑さんの暗号、長門のマンションからの脱出に藤原のメッセージ、そして、佐々木と 過ごした昨日の月夜。短い時間ながらも実にいろいろなことがあったもんだ。その思い出の数だけ、俺は 図らずもこの世界との絆を深めていることになる。 あの花畑未来人を信じるなら、今日俺は長門のマンションの717号室に行き、この世界に別れを告げる ことになるんだろう。その時、俺は何を思うのだろうか。あの12月の改変世界のように、俺の記憶の中だ けに存在する夢となったこの世界に対して。 いや、違うな。今回は佐々木がいる。俺はあいつと一緒に元の世界に戻る。だからこの世界は、俺だけの 夢にはならないんだ。 そんなことを考えなが...
  • 68-738「佐々木さんのキョンな日常 夏夢幻蒼~夢一夜」
     キョンと佐々木さんが戻ってきたのは、花火大会が終わって、しばらくしてからだった。  僕と鶴屋さん、朝比奈さん、それに長門さんと朝倉さんは、花火が打ちあがる前に別荘に戻って来て、涼宮 さんと古泉くんも少し遅れて戻ってきた。  あの人混みの中じゃ、バラバラになるのは目に見えていたから、花火大会が始まる前に別荘に戻ってこよう と鶴屋さんが言ったので、僕等はそうしたのだが、キョン達は二人だけで花火を楽しんできたようだ。  戻って来た二人を見て、鶴屋さんはいつもの如く二人をからかったのだけど、僕が思ったのは、二人の雰囲 気が、少し違ったものになったということだった。  もともと、キョンと佐々木さんはとても仲がよく、かなり親密な間柄だ。谷口なんか、佐々木さんのことを 「キョンの奥さん」なんて言っているけど、案外間違いじゃないと、僕でさえ思う。  それが、何と言ったらいいのか…...
  • 70-104「佐々木さんのキョンな日常 日常の終わり」
     大晦日の夕方5時。玄関前にて。  「少し早くないかな?」  「そうでもないさ。今から行かないと行列に並ぶハメになるからな。それに今回はコイツがついてくるし」  俺の後ろには、妹の姿があった。  「いつも連れて行け、てうるさいからな。今日は連れて行ってやるさ」  既に今年も残すところ、あと一日。一年を締めくくる大晦日の夕方に俺と佐々木は、年越し蕎麦を食べに行 くことにした。最近評判の「多丸蕎麦」という、兄弟で営業している蕎麦屋の記事を佐々木が見つけ出して、 ここに行ってみようと言いだしたのだ。  ただ、昔、俺は大晦日に蕎麦屋に家族と行き、えらく待たされた経験があるので、それを踏まえて早めに行 くことにしたのだ。  俺は白いマフラーを首に巻き、佐々木は白いポンチョに帽子――すなわち、二人ともお互いにクリスマスに もらったプレゼントを着てきたわけである。  ...
  • Part42
    42-875「鈍感キョンと鈍感佐々木さんと誕生日プレゼント」 42-847「キョン、すきだ」 42-828「山桜を見に行こうか」 42-711「それはちょっと違うんじゃないか?」 42-709「エイプリルフールと佐々木さん」 42-694「あれは」 42-618「ササッキー1号貸して下さい」 42-604「あっ、キョンくんと佐々木さんです」 42-557「駅前にて」 42-553「何人くらい」 42-466「今の見ました?」 42-461「悪い虫を追い払う」 42-396「さぁキョン、暇だし」 42-384「同僚だった」 42-283「キョン、できれば僕のことなど忘れてくれ」 42-201「佐々木さん、「フランダースの犬」を語る。」 42-178「今日の佐々木さんの一言↓3月15日」 42-140「佐々木を初めて乗せた日」 42-120「佐々木さんを動物に例えると?」 42-67「どうすれ...
  • 37-789「佐々木昔話小ネタ」
    佐々木とハルヒ 「ハルヒさん。ハルヒさん。君は、ずいぶんなツンデレだから、キョンと結ばれないんじゃないかい?」 「なんですって!!佐々木さん。じゃぁ、あたしと勝負しましょう!!」 「「先にキョンといい関係になった方が勝ちよ!!」」 この勝負、どう考えても佐々木さんの方が勝ち目があります。 何故って?佐々木さんの方が先にキョンにつばをつけていたので、 塾の帰り道にいい関係になっていた佐々木さんは、つい油断して勉強を頑張ってしまいました。 その間、ハルヒは、なりふりかまわず、チャイナ服で悩殺したり、巨乳ロリータを使ってSОS団にキョンを引き込んだり 閉鎖空間にキョンを閉じ込めて、キスまでしたり、あまつさえ、禁断のポニーテールまで使ってキョンの気を引きました。 佐々木さんが気がついたとき、二人は、いい関係になってましたとさ・・・・ 「た、橘さん。今、僕は、こんな感...
  • 3-845「キョンと佐々木が小学生だったら」
    キョンと佐々木が小学生だったら キョン「佐々木ー、おまえ女なんだから女子と遊べよ」 佐々木「いいじゃないか!僕も仲間に入れてよ」 キョン「じゃあこの木のてっぺんまで登ってみろよ。そうしたら俺達の仲間に入れてやる!」 佐々木「よ、よし、やってやろうじゃないか」 佐々木「(木に登るときは下を見ずに、木に登るときは下を見ずに…)」 佐々木「どうだいキョン!てっぺんまで登ったよ!」 キョン「おぉー」 佐々木「ひっ!け、けっこう高いんだね……」 キョン「大丈夫かー?降りられるかーー?」 佐々木「だ、だいじょうぶさこのくらい!なんともないよ」 ズルッ! 佐々木「ひゃあっ!!」 キョン「さ、佐々木!今大人の人呼んで来てやるからな!」 佐々木「う、ふぇえええん!!助けてよキョンーー!!」 あ、これ佐々木じゃなくてハルヒのポジションか
  • 69-403「佐々木さんのキョンな日常 学園祭その5~」
     今度は一年九組、すなわち涼宮と古泉のクラスへ向かった。あいつらが提案したという『お客も店員もみんなで コスプレ喫茶』に、佐々木は招待されていたということで、これは行かねばなるまい。しかし、一体どんな店なの だろうか?  ・・・・・・何だ、あれは?  九組の教室の前に看板を持ち、大声で客を呼び込むバニーガール。間違いなく涼宮ハルヒである。  おい、涼宮。お前、なんて格好をしているんだ?  「いらっしゃい、キョン!来てくれたのね!」  お前が佐々木に声をかけてくれたからな。それにしても、何でバニーガールなんだ?  「呼び込みはこの姿が定番じゃない」  どこかのいかがわしい店なら確かにそうだろうが。スレンダーながら、発育しているところはしている涼宮のその 姿なら、先客万来だろう。  ところで、ここはどういう喫茶店なんだ?  涼宮の姿から目をそらしながら俺は尋ねる。...
  • 69-192「佐々木さんのキョンな日常 涼宮ハルヒの企みその6~」
     涼宮さんと私は並んで歩いていたと思ったら走っていた。  公園を出る時、SOS団員の表情が不安げに見えたけど、何を心配しているのだろう。  団員達と話しているうちに、涼宮さんがキョンに興味以上の感情を抱いているのはわかった。好意と言い換えてもいいかも しれない。  SOS団の設立のきっかけをつくったのは、キョンだというのは古泉君の弁ではあるが、その古泉くんは涼宮さんに思いを寄せ ている。彼はどんな思いで私たちの話に加わり、どんな思いで聞いていたのだろう。  ”私にとって、なくてはならない存在。そばにいて欲しい、そばにいたい。そう思える人です”  「ねえ、佐々木さん。キョンから聞いたんだけど、昔、佐々木さんは恋愛を精神病だ、って言っていたそうね」   その言葉にわたしは頷く。昔、キョンに言った言葉の中で、今は消したい発言№1に入るけど。  「私も昔同じ事を言って...
  • 2-196「キョンと佐々木と桜色」
    『キョンと佐々木と桜色』 ちょっとした散歩のつもりで近所の公園に立ち寄ったところそこには見事な桜 が咲いていた。そしてその桜の下に不敵な笑みをうかべた少女が一人、 俺を見つめていた。「やあキョン。こんなところで会うとは何か強い縁を 感じざるをえないね。」俺が取り巻きどもを探すため周りを見渡し始めると 佐々木は「今回は本当に偶然さ。橘さんたちはいない。だがちょうど話し相手が ほしいと思ってた頃なんだ。付き合ってもらうよ」とテレビに出てくる悪役の ような笑い方をしながら言った。その瞳はいつものように眩しく輝いていた。 「そういやキョンはかの初代アメリカ合衆国大統領J・ワシントンが父親の桜の木 を切って素直に白状したという逸話を知ってるかい?」 ああ、有名な話だな。あれは確かあとから付けられた話だったと聞いたが・・・。 「そのとおり。あれはワシントンが桜の・・・」 佐々木が演説モードに入ったその...
  • 15-477「キョンと佐々木の消失」-1
    ※はじめに 本SSの製作にあたり、part10スレに投下された『無題(1)』および『無題(2)』の設定を 一部拝借させていただきました。この場を借りて、お断り、並びに御礼申し上げます。 熱を出して倒れた長門のもとへ、俺は走っていた―――はずだった。 先頭を行くハルヒの背中が揺れている。続く古泉と朝比奈さんの背中も。 そして、最後尾を走る俺が視界のほんの端っこに小さな影を捉えた次の瞬間、 ものすごい勢いで急降下してきた一羽のカラスが、ハルヒの鼻っ面をかすめた。 とっさに身を引き、小さな悲鳴をあげるハルヒのスローモーションめいた映像。 それが、たぶん俺がこっちの世界で見た最後の光景だったのだろう。 この0コンマ何秒か先の未来に、世界は変わったのだ。あの奇妙に歪んだ世界に。 『キョンと佐々木の消失』 話は昨日の日曜日に遡る。あの忌々しい...
  • 70-143「佐々木さんのキョンな日常 日常の終わりその7~」
      店を出てからも、俺と佐々木は無言だった。ただ、お互いの手はしっかりと握りしめていた。  どういう風に歩いたのかは、覚えていなかったが、気がつくと、俺達は北高の校門の前にいた。  周囲は既に夜の闇に包まれ、街灯がぼんやりとあたりを照らしていた。  春の入学式の日、俺は少し憂鬱な気分でいた。そして、佐々木のことを思い出していたのだ。  別々の道を歩むんだな、と考え、校舎の門をくぐったとき、俺は佐々木に再開した。  そこから俺と佐々木の北高での物語は始まったのだ。  文芸部、SOS団、七夕、夏休みの旅行、体育祭、学園祭、そしてクリスマスのあの日。  雪が舞う白銀の世界で、俺達は想いを伝え合い、キスをした。  物語はまだまだ続くと、そう思っていた。  「キョン・・・・・・」  佐々木の眼から、涙が溢れていた。  「佐々木・・・・・・」  佐々木が俺の胸に飛び...
  • 68-694「佐々木さんのキョンな日常 夏夢幻蒼~夏休み合同旅行その8~」
         ”国木田君、遊ぼう”  夢の中で呼びかけられて目が覚めるなんて、変な話だけど、うとうとしていた僕は、それで意識が覚醒した。  キョンは佐々木さんと花公園を見に行くと言って出かけ、涼宮さんは古泉君をつれてキョン達を追いかけて、 鶴屋さんは朝比奈さんと長門さん、朝倉さんを連れて買い物に出かけた。  僕も誘われたけど、午前中に鶴屋さんとテニスをして、少し疲れたので別荘で休むことにしたのだ。  鶴屋さんは頭もいいけど、運動神経も抜群で、体力だってアスリ-トクラスだし、何より行動力がある。本当にすごい 人だ。  僕と鶴屋さんは小学校が一緒で、昔住んでいたのは鶴屋さんの家がある地区だった。  一つ上の鶴屋さんは、僕にとってはお姉さんのような存在で、一緒によく遊んでくれた。そのころから鶴屋さんは今の ような感じで、自由な存在、何物にも縛られない、僕にとって憧れの人...
  • 21-369「佐々木のキョン観察」
    あれは雪が降る冬の出来事だった。いつもの様に佐々木の部屋で勉強していた… あいつの部屋は、どっちかというと男の部屋っぽい。しかもぬいぐるみ等もいっさいない 「どうしたんだいキョン、部屋が寒いのかな?一応炬燵も用意したのだかね」 「あ~いや別に気にするな、家の妹と部屋に置いてあるものが違うなと考えていただけだ」 すると佐々木はくっくっと誰にも真似できない笑いをする 「そうかい?僕が女の子ぽくないのが気になるようだねキョン。僕はれっきとした女だよ一応僕だって体を持て余すくらいあるさ」 そりゃそうだ、佐々木だって胸だってあるし。スカートだって穿いている…ミニスカート…ミニスカート…ぐふっ 「なぁ佐々木よ、少し炬燵の温度上げないか?少し寒くてな。」 「いいよキョン僕は構わないよ。寒いなら勝手にやってくれ」 俺は炬燵のダイヤルをいじる。その向うには佐々木の白いパンツが見える 俺だ...
  • 12-217「キョンと佐々木の照れ方のイメージ 」
    キョンと佐々木の照れ方のイメージ いかにお芝居とはいえ、女性、それも親友に告白をするなんていうのはやはり気恥ずかしいものだ。 キョン「佐々木。その、だな…あー、なんだ」 佐々木「くっくっ、君のその恥ずかしい時に頬を掻く癖はいまでも治っていないようだね」 俺にそんな癖があったのか…17年間生きてきて初めて知ったぞ。 佐々木「まったく、君がそんなに恥ずかしがっているから、僕まで恥ずかしくなってきてしまったじゃないか」 む、それはすまん。とはいっても、お前はいつもどおり…いや、心なしか頬が赤い気がするが、考えすぎだろう。 佐々木はこういうことで動揺するような性質ではないからな。 佐々木「くっくっ、ともかく早急に終わらせようじゃないか」 前髪を弄りながらいつもどおり喉の奥で笑う佐々木。 あー、んじゃいくぞ。 ...
  • 67-407 ひきずれ橘さん
    「どうも最近、うまく閉鎖空間を操れないのよね」 「へ?」  な、何言ってるんです佐々木さん?  放課後の公園で、こともなげな様子で佐々木さんが発した電波話。  あたしの脳が自慢のツインテールごと静止するのを感じます。いやいや、あなたにそんな能力はないはずでしょう? 「ほら橘さん、少し前まではちょくちょくあったじゃない」 「いやいやいや」  あたしは思わずふるふると首を振るものの、佐々木さんはあごに指をあてて笑っている。  いやそのお姿は大変可愛らしいと思うのだけれど。  そうこうしていると滔々と語り始めた。 「例えば中で茜色の巨人が歌っていたり、キョンと一緒に閉じ込められてみたり、逆に彼を閉じ込めて私の今の高校生活について懇々と語ったり、或いは夢だと思い込んで彼と本心を明かしあって思わず泣かせちゃったり、中学時代に空間を介して彼に一夏の経験をお願いに行ったり...
  • 15-696「キョンと佐々木の消失」-2
    「そんな、どうして九曜さんが…」 「九曜さんの真意を、まだ僕らは把握できていなかったはずだよ。何か彼女なりの理由があるのだろう。 それより、なぜ喜緑さんが彼女の名前だけを伝えてきたのかが気になるね、そのまま名前を書けば済むと ころをわざわざ暗号という形にして」 俺は考える。雪山の古城でも、長門はただ扉の鍵を開けるのではなく、けったいな数式を提示してきた。 それも、俺たち4人の部屋に偽者まで出現させて。あの時の長門のように、喜緑さんにも何らかの負荷が かかっているんだろうか。 「もしくは、暗号そのものに何か意味を持たせているのかもしれない」 どういうことだ? 「さあね、このような形で情報が伝えられたことに、何らかの必然性があるんじゃないかと考えたまでさ。 僕は直感に長けているわけではないからね、もし意味があるとしたら、それを考えるのは君の仕事だ」 ...
  • 20-587「佐々木vs.キョン」
    今日は私の誕生日・・・佐々木団全員で騒いでいる。 でも私は心から喜べない・・・キョンが来ていないから・・・ 「すまん、佐々木。妹の友達がちょっと熱をだしてな、ちょっと 見舞いに行こうと思うんだ。今日は来れそうにないかもしれない。ごめんな。」 これが朝、キョンから来た電話・・・妹さんの友達はきっとミヨキチという子だろう。 君はなんだかんだいっても何かあったらいつも気にかけてくれる。 そこが好きになったのだから文句は言えないけど・・・ねぇ、僕ももういっぱいいっぱいだよ。 橘さんとコップがいつのまにか入れ替わっていたり・・・ 九曜さんがトンガリコーンを指にはめていたり・・・ ポンジーが消されたり・・・ いつもの佐々木団の光景だ。でも今の私は愛想笑い・・・ ゴメンね、みんな。なぜか心から笑えないんだ ちなみに橘さんにスペインで一緒に住んでみませんかと聞かれたが断っておいた。...
  • Part21
    トップページ >SS > 短編 Part21 21-976「勘違いだよ!佐々木さん」 21-966「無拍子のフラグ折り」 21-955「キョン達の同窓会」 21-923「紙をめぐる(ミヨキチの)戦い」 21-920「佐々木→キョン 」 21-909「オススメの推理小説」 21-892「子猫のようにじゃれ付いてくる佐々木」 21-856「やめてよね。僕が本気になったら神の自覚のない君が敵う訳無いだろ。」 21-846「佐々木の可愛い嘘?」 21-808「紙をめぐる戦い」 21-795「僕はキョンの○○」 21-777「お見舞い」 21-765「佐々木さんBill Evansについて語る」 21-752「忘れ物」 21-677「不味い?弁当」 21-626「消したい3行目またアフター」 21-606「ハルヒの告白佐々木視点」 21-577「消したい3行目アフター」 21-575「佐々木の...
  • 69-10「佐々木さんのキョンな日常 体育祭その3~」
     体育祭当日、天気は秋晴れという言葉がぴったりくる、快晴だった。  「いい具合に晴れてくれたものだね」  スポ-ツの秋と言うには、少し早いような気がするが、成程、体を動かすにはいい具合な天気だ。  佐々木は念入りに準備体操を行っている。張り切っているな、佐々木。  「それはそうだよ、キョン。何せ、僕等は涼宮さん達とぶつかるわけだしね」  騎馬戦とクラブ対抗リレー。  前者では涼宮&古泉と、後者ではSOS団と戦うわけだ。  なお、クラブ対抗リレーでは、SOS団のメンバーとして、幽霊部員の谷口が走ることになった。どれだけ涼宮 に弱みを握られているんだ、こいつは。  そのことを教えてくれた古泉は、ついでに走る順番も教えてくれた。  「涼宮さんのご指示ですが」  よほど自信があるようだ。へたな運動部の部員より運動神経がいい連中のあつまりだからな、あそこは。  その言葉をうけ...
  • @wiki全体から「17-404「作家のキョンと編集者佐々木~調子のいい日」」で調べる

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