【涼宮ハルヒの憂鬱】佐々木ss保管庫 @ Wiki内検索 / 「26-886「夜とコーヒーと本と彼」」で検索した結果

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  • 26-886「夜とコーヒーと本と彼」
     テーブルの上で小さく存在しているブラックコーヒーを、僕は一気に飲み干してしまう。 喉の奥で、余韻が残る。苦い。だが、悪くない。と言った感じの余韻。 僕は先程までコーヒーが注がれてたコップを、テーブルに置く。コツンと音がする。 沈黙という海の中で、その音は波に紛れて消えてしまう。 だが、僕の耳の奥にはしばらく、その、コツンという音が存在し続け、そして呼吸している。  飲み干してしまった苦いコーヒーに対して、僕はもう興味が湧かない。何故だろう?きっと、本質とズレが生じているからだと、僕は考える。今すべき事は、コーヒーについて考える事では無い。  では、今すべき事はなんだろう。一体、僕は今何をすべきなのだろうか。 膝元に置いてある、電話帳ほどの厚さを誇るこの読みかけの本を読みきってしまう事か?いや、違うはずだ。なぜならこの本は、僕がこの空白の時間を埋めるべくして所持...
  • 長編
    ...「佐々木の引越し」 26-886「夜とコーヒーと本と彼」 26-471「帰り道」 26-338「星の流れる時」 26-40「茜色の雫」 24-746「最初で最後のオーバータイム」 24-624「神曲の果て」前半 24-624「神曲の果て」後半 24-486「佐々木の禁酒大作戦」 24-192「アイドル(暫定タイトル)」 23-745「佐々木1/4」 22-723「アンダー・グラス・ラブソング」 22-619「ツイスト・タイム」 22-268「キョンまさかの失恋」 20-711「RPG永遠の夏「涼宮ハルヒの暴走」 19-762「夏の終わりの記念日」 19-511「閉鎖空間漂流記」前半 19-511「閉鎖空間漂流記」後半 19-75「佐々木と文化祭」 17-795「小旅行2+1」 17-753「β4後の佐々木と藤原の会話」 17-509「さぁ・・・いこうかっ!」 16-884「確約」 ...
  • 66-418 「ところでキョン。紅茶かコーヒーかと言えばだ」
    「ふむキミは紅茶か。では僕はコーヒーにしよう」 「で、また俺のを一口飲むつもりかお前は」 「くく、いいじゃないか」 「ところでキョン。紅茶かコーヒーかと言えばだ」  なんだその嫌そうな顔は。 「キミは紅ヒーというものを飲んだことはあるかい?」 「コーヒーじゃなくてか」 「実はね。以前橘さんと喫茶店に行った時の話なのだが」 「という事があったのだよ」 「ほう」 「ってなんで省略されてるんですか!」 「いたのか橘京子」  ウエイトレス姿とは新鮮だな。バイトか? 「うう……だから嫌だったんです。なのについ……」 「お前ってツッコミ似合いそうだもんな」 「そうですね。佐々木団じゃ常識人ポジションでしたから……って誰がツッコミですか!」 「ほれやっぱり」  ん。どうした佐々木? 「キョン。もしかしてキミの中での僕は『ボケ』なのかい?」 ...
  • 66-286「ときにキョン、僕はそろそろお茶が怖いな」
    「ところでキョン、今度の親友旅行の件なんだが」 「なんだその新婚旅行みたいな呼び方は」 「おや? そちらがお望みかい?」  右へ左へ聞き流す。 「それよりソレ旨そうだな。一口貰うぞ」 「酷いなキョン。なら僕もそちらを一口貰おう」  佐々木のパフェを一口貰うと、お返しとばかりに俺のコーヒーゼリーが一口奪われた。  珍しく人がデザート類を頼んだのに何しやがる佐々木。 「先に食べたのはキミだろう。まあ良い。僕はキミのそういう態度には慣れているからね」 「寛大な対応に痛み入るよ親友」 「くっくっく。まあパフェの方が内容量が多いのは否定しないがね。ほら」 「おう。あんがとよ」 「ってキミ、普通こう「あーん」とかされたらもっと赤くなるとか対応があるだろう?」 「はふいが、もとい、悪いが俺はお前に性差を感じたような事はないぞ親友」 「もっとあっさりスプーンを...
  • 26-86「俺の愛車は軽トラだ MK.Ⅳ」
    「そこだ、キョン。最大のボトルネックは流通構造なんだよ!」  その佐々木の言葉を聞いた時、こいつは何を言っているんだと怪訝な瞳で佐々木の顔を見つめたのが本当のところだった。 だからいつもの様に話を聞き流してしまえばいいだろうといういう、俺の考えが甘かった。 佐々木の話はいつもの雑談・勉強モードから懸け離れており、魚の流通に関して淡々と述べていた。 事業目的は鮮魚・地魚の急送による直接販売であり、港と料理屋や小売店に流通経路を発掘する事であった。 最大のネックである既存の流通経路に対抗するには、ニッチ分野でのルート開発しか有り得ないだろうと・・・・。  佐々木は喜々とした表情で話を進めてゆき、その話の相手をしている内に夜が明けてしまったので、佐々木を車に乗せて家まで乗せ て帰る事にした。年頃の娘を二日連続外泊させたんだから、親御さんに俺から謝りの1つでも入れておこうとも思った訳だ。 助手...
  • 66-377 「だから人のコーヒーを飲むな佐々木」
    「それでだキョン」 「だから人のコーヒーを飲むな佐々木」  例によって佐々木が見つけた喫茶店で駄弁る俺達である。 「くく、いいじゃないか。代わりに僕のアイスティーを一口進呈するよ」 「まあ頂いてやろう。冷たいのも悪くないな」 「ふふ、どうだい僕のアイスティーの味は」  妙な表現をするんじゃない。人聞きが悪い。 「こらこら、ストローで泡立てないでくれたまえ。小学生かキミは」  すまん。どうも口で勝てないからか妙に気が抜けちまうな。って笑うな佐々木。 「というかどうしたね。またエキサイティングしているじゃないか」 「最近古泉とよくキャッチボールするんだが、なんか妙にあいつのコントロールが悪くてな」 「ほう。ぶつけられでもしているのかい?」  身を乗り出すほど気にすんなよ。  言ってみりゃ男同士の馴れ合いの一種だ。いい気晴らしだよ。 「ふむ。では」  言...
  • 66-86 ルームシェア佐々木さんとハードル
    「……まさか、それほどとは」  大学。古泉は眉間に当てるように中指を立て 「まるで本当に無邪気なバカップルの同棲生活の一ページのようではありませんか」  何度も言うようだがな古泉。俺は確かに無邪気かもしれんがカップルではないしルームシェアだ。  俺の母親もあちらさんも了解してくれた上に誓約書まで書かされたんだぞ。 「ええ、そうでしょうとも……どうも高校時代も似たような話をした覚えがありますが」 「奇遇だな。俺もだ」  古泉はぐっとコーヒーを飲み干すと、空き缶をダストシュートへシュートする。 「確かに、涼宮さんの能力に復活の兆候は見えませんが……ああ、どうですあなたも。もう一本」  ガコン! と小気味良い音を立て缶コーヒーを取り出す。  おごりならありがたく受け取ってやろう。 「セカンドレイド!」 「うお!?」  古泉が投擲したコーヒーをあわててカバンで受け止...
  • Part26
    トップページ >SS > 短編 Part26 26-984「移転小ネタ(仮)」 26-956「祝!!ハルヒ二期中止!!(仮)」 26-816「佐々木団+キョンとのお茶会(仮)」 26-796「相合傘」 26-772「佐々木さんの、Leprechaun Christmasの巻」 26-760「佐々木さん、クリスマスは家族で過ごすものだよねの巻 」 26-742「ササキョン(仮)」 26-689「真夜中のプール」 26-683「モノローグ(佐々木)」 26-666「正夢実行計画」 26-656「漢詩と佐々木さん」 26-648「SS Ontology」 26-626「しごとのはなし」 26-622「神は処女受胎を糾弾す」 26-617「妹へのクリスマスプレゼント」 26-607「閉鎖空間が赤で染まる日」 26-605「佐々キョン」 26-600「据膳は黄泉の味」 26-578「佐々木さん...
  • Part6
    6-981「アングリーササッキー」 6-923「佐々木一族の秘密」 6-882「究極のフラグ」 6-871「Gネタ」 6-860「湯煙@佐々木」 6-852「G」 6-831「黒い悪魔、あるいは天使」 6-786「夢花火」 6-753「井戸の中の女」 6-730「黒い安息日」 6-712「Gとの遭遇」 6-631「ネクタイ」 6-625「1時間以内にレスがあればキョンの嫁」 6-586「佐々木vs朝比奈さん」 6-425「お姫様抱っこ」 6-357「夏祭り」 6-346「ギックリ腰ササッキー」 6-327「天国へ行く方法」 6-323「お前の朝がお前」 6-313「鬱ネタ」 6-307「鶴屋家花見大会」 6-289「体技:スルー」 6-239「一夏の冒険」 6-214「涼宮ハルヒが驚愕」 6-197「佐々木のひとり交換日記」 6-191「祭り」 6-182「正夢おっぱい」 6-171「いろ...
  • 26-816「佐々木団+キョンとのお茶会(仮)」
    一週間に一度の佐々木団+キョンとのお茶会 橘さんは説得をするためにキョンを毎週誘っている せっかくのチャンスなのでキョンの隣に座らせてもらおうか キョンがこんなにも近いことなんて今まであったかな? ここまで近いんだ。ちょっとぐらい押し倒しても大丈夫だよね… 絡み合う二人の指、もしかしたら勢いで口付けもやっちゃうかもしれない あっとヤバイちょっと妄想でよだれが… 「さーさーきー」 「ヴぇ!な、なんだいキョン」 「何か頼まないのか?」 「あ、ああミルクティーにしようかな」 「すみません、ミルクティー一つとコーヒー四つお願いします……なぁ、佐々木」 「なんだい?キョンから話を切り出すなんて今日は積極的だね」 「お前結構努力家なんだな…」 「!!!キョンそれはどういうことかな?」 まさかとは思うがばれてるのか?この前キョンが間違って貧乳団...
  • 「キョン、どうだい喫茶店でも?」シリーズ
    トップページ >SS >シリーズもの>「キョン、どうだい喫茶店でも?」シリーズ 66-299 「ちょっとセンチメンタルな別れを演じた風で騙されるかよ」 66-286「ときにキョン、僕はそろそろお茶が怖いな」 66-377 「だから人のコーヒーを飲むな佐々木」 66-418 「ところでキョン。紅茶かコーヒーかと言えばだ」 66-461「解ったから舌なめずりはやめろ佐々木」 66-655「キョン、思考は自由であるべきだ」 66-922「フリーダムとリバティは違うぞ佐々木」 66-947『―――違い―が―解らない』 66-259 佐々木とキョンと藤原とフロイト先生のお話 「キョン、どうだい喫茶店でも?」シリーズ
  • 累計ページ閲覧ランキング
    15-845「作家のキョンと編集者佐々木」 27-472「しゅくしょうしゃしゃき」 15-895「モデル付き恋愛小説」 編集者佐々木シリーズ 17-718「『スイッチの入れ方』」 佐々キョンバカップルシリーズ 16-69「新人の宿命」 15-866「編集者佐々木外伝」 17-404「作家のキョンと編集者佐々木~調子のいい日」 14-107「ラブレター騒動」 68-111「佐々木さんのキョンな日常」 14-687「もしも」前半 15-477「キョンと佐々木の消失」-1 もしもシリーズ みょん様 猫の目の日々シリーズ 14-577「巨人の歌」 佐々木とキョンの驚愕シリーズ 消したい3行目シリーズ 5-852「ファーストキスは誰のもの?」 28-757「キョンの嫁は誰だ」 24-423「キョンの溜息」 15-132「キョンと佐々木とハルヒの生活 1日目」 16-669「佐々木とハルヒが冷戦を繰り...
  • 39-281「一本の缶コーヒー」
    11月の終わり、寒い中、ひょんな事から谷口と2人で帰ることになる。 「たまには男どうしも悪くないはず」というのが谷口の弁だ。 「やあキョン」 「おう佐々木か」 はて?学校からの帰宅途中としたら、佐々木と俺がここで会うはずないが?どういうことだ? 「おはよ~ございます、今日も寒いですね佐々木さん」 谷口よ、あいさつはこんにちはが正しいぞ。 「お早よう、というよりも今晩はと言うのが良い時間かな?くつくつ」 佐々木の鋭い突っ込みに谷口は赤面している。 「何だキョン。佐々木さんと待ち合わせしてたのか。水臭いな。言ってくれれば……」 「いや、そういうわけじゃないが……」 「僕が望んだからキョンに会えたのかもね。くつくつ」 その後、俺達3人は四方山話に花を咲かせる。 そんな中、あのアホが突然言い出す。 「あの~ぶしつけな質問良いですか?佐々木さんは今幸せですか?...
  • Part67
    トップページ >SS > 短編 67-9xx 解らないから知りたいのさ 67-9xx 何事も一長一短だよ、キョン 67-9xx「キミこそ余裕がないようだが?」 67-9xx「お前軽いな、ちゃんと飯食べてるか?」 67-9xx「僕は満たされているから」 67-9xx「……笑わないでくれよ?」 67-9xx そんなデイ・バイ・デイ 67-9xx ある日の橘京子さん 67-9xx 言えなかった、言わなかった 67-9xx カラダにピース、マスターピースさ 67-9xx「大事なのは評価基準さ」 67-9xx「次はわたしの番なのだから」 67-9xx やっぱ大事なプレミアシート 67-9xx 矛盾しない幸福論 67-9xx 旧交の日 67-9xx なんて当たり前なパーソナライズ 67-9xx ひらめきのミュータンス菌 67-9xx 佐々木「実に由々しき問題だね」 67-9xx「キョンの望みであ...
  • Part25
    トップページ >SS > 短編 Part25 25-929「爪の垢」 25-900「佐々木さん、仮面ライダー涼木の巻」 25-880「終の住家」 25-876「俺の愛車(長門視点)」 25-854「キョンの告白」 25-807「俺の愛車は軽トラだ MK.Ⅲ」 25-794「俺の愛車:アナザーエンド」 25-776「彼女と私の特等席」 25-738「俺の愛車は軽トラだ」 25-731「奴の愛車」 25-708「俺の愛車」 25-676「お前らパンツに興奮するな」 25-619「佐々木と長門とバニー」 25-594「中学3年の昼食中の会話」 25-590,588,561「佐々木の下の名前」 25-586「四字造語」 25-407「ランチタイム」 25-377「ササッキーとんち話3‐4」 25-360「ジュマンジ」 25-351「佐々木さんの諺講座」 25-344「ササッキーとんち話1‐2...
  • 67-814 キョン「残念ながら俺はコーヒー派でな」
    佐々木「キョン、夜明けの紅茶を一緒に飲まないか」 キョン「残念ながら俺はコーヒー派でな。それに今は夜9時だ。      朝まで9時間もあり、そしてお前はもうとっくに帰るべき時間だ」 佐々木「むう、つれないじゃないか。君のご両親にはとっくに今夜の泊まりを了承してもらったというのに」 なんてこった、俺の両親は息子の多感な時期をまったく大事にしてくれぬようだ 佐々木「おやおや、君ほど鈍い男もいないと思っていたよ、      むしろ多感という言葉はぼくにこそ相応しいもんだと思うんだ、      君が帰ってくるまでの間どれだけ気を揉んでいたかリプレイで見せてあげたいぐらいだよ」 嘘をつけ、しれっと大荷物ごと男の部屋で待ってる女子高生のどこが多感だ、しかも制服で。 佐々木「妹さんも一階で寝ると言ってくれてたし、さて何時ごろに消灯するのかな?(ピトッ)」 本...
  • 66-461「解ったから舌なめずりはやめろ佐々木」
    「さ、頂こうか」  例によって佐々木と喫茶店で駄弁っていると、今日はお勧めの一品とやらを軽くつまもう、という話になった。  まあ軽くつまむ程度なら財布にも腹にも問題はあるまい。 「牛タンのサンドイッチか。初めて食ったけど旨いな」 「ワリカンなら一人頭四百円もしないからね。たまにはこういうのも良いだろう」 「牛タンってどこの部位だっけか?」  すると佐々木はぺろりと舌なめずりをし、艶然と微笑んだ。 「タンとは舌の事だね。よく運動する部位ほど旨いというだろう?」 「後は骨に近いほど旨いんだっけか」  なんとなく落ち着かない。 「そうだね。骨に近いほど肉はうまい、イギリスの格言だよ。よく知っていたね?」 「なんで知ってるんだか自分でも良く解らんが」  そこ。なんで笑う。 「なんで旨いのかは解るかい?」 「ああ。骨を守る為に脂肪が多く入ってるから旨いと...
  • 26-136「偽装問題」
    「ねぇ、キョン。  最近続々と発覚している偽装問題だけど、君は何か思う事があるかい?」 「いきなり唐突な質問だな。佐々木よ」 「何でもいいから話をしてくれないか。退屈なんだ、僕は」 「確かめて判るような事ならいいのだが・・・」 「シュレーディンガーの猫・・・量子力学の話をしたいのかい。くっくっく」 「そんな話じゃないぞ。確かめても判らないような偽装は消費者にとって困ると思わないか」 「違うのか。まぁ、君の言う事も判るよ」  ・  ・ 「この夏に親戚からお中元を貰ったんだ。それが噂の某料亭のブランド物でな。  次に叔父にあった時どう言おうかウチの親が困ってるんだ」 「それは確かに気まずいね」 「俺はネタとして笑い飛ばせばいいと言ったんだが、  ウチの親はこれだから関西人はと言われるのが嫌みたいんだよ」 「そう云う見方もあるのか。確かにステレオタイプで判断されるのは僕も好まない所だね。  どう...
  • Part16
    16-922「佐々木さん、お酒は二十歳になってからの巻」 16-884「確約」 16-854「佐々木の泥酔レベル」 16-806「 素晴らしき衝撃のキョン」 16-800「12月18日」 16-793「ブラックジョーク改変ネタ」 16-758「佐々木さん、「俺の嫁」禁止令の巻」 16-717「佐々木さん高校について語る」 16-676「佐々木さん、恋愛カウンセリングの巻 」 16-669「佐々木とハルヒが冷戦を繰り広げて(略)キョンをみんなでボコボコにするSS」 16-625「今更七夕」 16-562「佐々木団の日常妄想」 16-555「佐々木さん、色々と台無しでござるの巻 」 16-525「佐々木さんパチンコをする」 16-490「佐々木を送っていく」 16-480「セリフのないSS」 16-376「プール・海水浴で、熱中症で倒れた佐々木を保健室に運んで、本屋で佐々木さんは少女マンガを...
  • 猫の目の日々シリーズ
    16-215「佐々木さん、猫の目の日々の巻 」 16-255「佐々木さん、猫の目の日々2 人の目の日々の巻1 」 16-499「佐々木さん、猫の目の日々2 人の目の日々の巻2 」 16-555「佐々木さん、色々と台無しでござるの巻 」 22-494「佐々木さん、子猫の目の甘い日々の巻」 22-512「佐々木さん、子猫の目の甘い日々2 何度も僕の名をよんで、の巻」 23-486「佐々木さんの、子猫の目の甘い日々3 炬燵で触れ合う距離感、の巻」 26-121「佐々木さんの、子猫の目の日々4」 28-534「佐々木さんの、子猫の目の甘い日々5 雪の面影、なぞるように、の巻」 31-211「佐々木さんの、子猫の目の甘い日々6 ごく何気ないホワイトデイ、の巻」 31-921「佐々木さんの、子猫の目の甘い日々7 エイプリル・フール? の巻」 34-647「佐々木さんの、子猫の目の甘い日々8 織姫フ...
  • 17-39「縁」
    16-884「確約」の続き 『縁』 「さて、聞かせてもらおうかしら?」 塾の初登校が終わった次の日。 昨夜は久方ぶりに脳みそをフル回転させたせいか倦怠感から心地よい眠りをすごした。 本日は塾が無い日なのでSOS団に参加できる。 部室での第一声ははハルヒの不機嫌な声だった。 聞かせるって何をだよ。 「塾の話しに決まってんでしょうが!あんたねぇ、いくら休暇を許したからってSOS団の本分は忘れちゃダメよ!  集まりに参加できない分、塾で不思議を探してきたんでしょうね?」 探すかそんなもん。俺は勉強しに行ったんだぞ。 強いて言うならあんなところに押し込まれて必死こいて勉強している奴らの心情が不思議だね。 まぁ俺も昨日その仲間入りをしたんだがな。 「なによ、まさか何にもないんじゃないでしょうねぇ……なかったら罰ゲー...
  • 26-111「あたしの愛車は冷凍車」
     起こった事を端的に言い表すとあたしはキョンに見放された訳なのよ。 佐々木さんに負けたとはあたしは認めたくなかったし、負けるという言葉に反応してしまったのも理由の1つかもね。 負けたと思ったら自分がほんとうに惨めになるし、少しでも根性がねじ曲がっていたら逆恨みの原因にもなりかねないから。  あたしはこう考えたの。あたしに落ち度がいっぱいあって、それが原因にキョンに振られてしまい見放されてしまったのよ。 そう思うと胸の中のヤキモキはすっきりしてきた。あたしの胸に秘めていればアイツにも迷惑掛からないしさ。 今夜は一晩ず~っと泣いて泣いて過ごして、明日になったら一歩踏み出そう。 やがて学校を卒業して社会に飛び立つ日が来たけど、あたしはその群衆の中から あの二人 が居ないように心に願った。 もっともこれはあたしの記憶違いだった様子で あの二人 はあれから直ぐに学校を辞め、二人で事業を始めたらし...
  • Part9
    9-102「プルケリマ」 9-146「佐々木の告白」 9-180「海水浴」 9-338「ハルヒに対抗する佐々木」 9-372「国木田と佐々木の進研ゼミ」 9-377「全てはキスで解決」 9-378「現実」 9-391「ラブレター」 9-512「自習室の彼女」 9-522「フラグ! ぶっ壊せ! フラグ!」 9-560「欝ネタ」 9-666「吉野屋ネタ改変」 9-679「佐々木少佐語録より抜粋」 9-719「いつもどおり」 9-723「二重人格」 9-856「夜食」 9-930「おもろい夫婦」 9-960「キョンと佐々木のチュートリアル」
  • 26-92「俺の愛車は軽トラだ MK.Ⅴ」
     その後の慌ただしい日々は俺は焦燥感を相棒に共に過ごす事になった。 自分の腕1つでどこまで出来るか確かめたい気分であったし、あいつの微笑みを見たかったからだ。 「キミはよくやったよ、うん」 勉強を見て貰っていた時に満足気な表情を浮かべて微笑む仕草が妙に恋しかった。今までは目先が分かり切った課題を解くだけの人生 だったが今度の相手は先が読めない相手だから、そんな中で回答を導き出して驚かせてみようという気持ちがあったのは否めない。 事業を始めるに当たって必要不可欠な事務処理を二人で一緒にこなした俺は、愛車と共に見果てぬ荒野に目指していた。  最初は挫折の連続で生来、楽天家の俺もめげそうになる事も屡々あった訳なのだが、あいつに俺は元気とアイデアを貰って再び外に 出掛ける日々が何日も何日も繰り返された。石を積み上げては崩されまた積み上げる、まるで昔の刑罰の様な日々だった。  そしてある日、初めて...
  • 66-655「キョン、思考は自由であるべきだ」
    「ところでキョン」  佐々木はいつものシニカルな笑顔を浮かべて言った。 「いつか僕の笑みをシニカルと評した事があったね。さてシニカルとはどういう意味だったかな?」 「お前は俺の思考を読んでるのか?」 「何のことかな」  くつくつと喉奥で笑う。  俺にとっては高校帰りの、あいつにとっては塾休みの。  夕暮れの宵闇が夜の闇へと変わりきる、ほんの小さな間隙の時間。俺とこいつは喫茶店で語り合う。 「あー、皮肉屋っぽいとか否定的な、とか、そんな感じだろ」 「そうだね。ただそうなると僕は悲しむべきなのかな? キミにそんな目で見られている事に対してさ」  佐々木は大げさに、それこそシニカルな笑顔と仕草で微笑んでくる。 「今まさに皮肉っぽく言ってるじゃないか」 「くくく、そうかもね」  言ってクリームソーダをかき混ぜた。 「ところでシニカルの語源を知っているか...
  • 66-299 「ちょっとセンチメンタルな別れを演じた風で騙されるかよ」
    「どうだいキョン」 「ほう」  瞠目する。さっくりと揚がったドーナッツは、普段食べるそれとは一味違った。 「ここのドーナッツは揚げたてを旨としている。おかげでちょっと待ち時間が必要だけどね」 「まあ喫茶店なんざ時間を潰すためにあるようなもんだ。問題ねえだろ」 「おや、僕との時間は暇つぶしに過ぎないというのかい?」  別にそうは言ってねえよ。十分に楽しんでるさ。 「くく、なら素直に喜んでおくとしよう」 「しかしお前は色んな店を知ってるな」 「そうでもないさ。単に趣味の一環というだけだよ」  春の大騒ぎがひと段落してからしばらく。俺はたまに佐々木に連れられ喫茶店に行くようになった。  そして各店の違いを楽しみつつ、SOS団の不思議事件や高校の話をダラりと語り合うのだ。  組織にも属さないくせに不思議事件を知ってる一般人、なんて変人はこいつくらいだ。  忌憚...
  • Part5
    5-944「佐々木の家」 5-938「お招きいただき」 5-897「親友」 5-876「3本のフラグ」 5-871「眠れぬ夜のササッキー」 5-868「もし佐々木がもっと変な女だったら」 5-835「将来設計」 5-788「佐々木の憂鬱」 5-737「3分キョン」 5-721「佐々木vsハルヒ」 5-687「キョンの告白」 5-686「つい女口調でした」] 5-653「フラグたちの憂鬱」 5-631「佐々木のメールアドレス」 5-630「眠れぬ夜」 5-608「佐々木vs長門」 5-607「橘の悪夢」 5-597「キョンキョンキョンキョンキョンキョンキョンキョン」 5-584「佐々木vsハルヒ」 5-554「夢で会えたら」 5-552「ハルヒvs.佐々木」 5-543「ポニーテール」 5-536「縦読みメール」 5-515「続グッドメディスン」 5-491「佐々木かわいいよ佐々木」 5-4...
  • Part3
    3-948「お友達(佐々木サイド)」 3-925「お友達」 3-852「佐々木キョン大いに酔っ払う」 3-850「やあ、キョン(´・ω・`)」 3-845「キョンと佐々木が小学生だったら」 3-844「中学生日記」 3-841「とりあえず着替えんかい」 3-826「喫茶店」 3-811「お風呂」 3-801「模擬試験」 3-766「世界まるみえ佐々木」 3-763「キョンの閃き」 3-754「佐々木様」 3-698「ちょっとしたじゃれあい」 3-678「雨宿り」 3-669「お化け屋敷にて」 3-638「佐々木の結婚観」 3-605「karma」 3-596「「僕」を使い始めた理由」 3-588「二人で本の買出し」 3-534「佐々木さんの悪夢」 3-530「耳かき」 3-521「公園」 3-496「勝負下着」 3-470「原動機付自転車」 3-459「修羅場」 3-396「自転車」 3-...
  • Part27
    トップページ >SS > 短編 Part27 27-974「鰯の頭も信心から」 27-949「それはない」 27-935「佐々木さんの、願いは夢の中で、の巻 その2」 27-926「センター試験」 27-916「妹VS佐々木」 27-896「みゆき」 27-868「卒業旅行」 27-857「おやじキョン」 27-849「お酒は二十歳になってから」 27-839「橘への誕生日プレゼント」 27-798「デレキョン→佐々木の憂鬱プロローグ」 27-780「佐々木のこころ」 27-756「長門は見た」 27-742「そこまでやるか」 27-729「お前ストーカー、僕もストーカー」 27-704「鏡開きだよ、佐々木さん」 27-671「メールの話」 27-626「そしてとことんウソだ」 27-616「君に手紙を書くよ」 27-572「スパルタ式」 27-538「進学の悩み」 27-527「佐...
  • 9-856「夜食」
    「キョン、起きてくれ。キミの高校の期末考査がどの程度のものなのか…僕には知る由もないが、少なくとも、キミが余裕を持って挑む事のできるレベルではないだろう?」 「………」 まったく、キミが明日の考査を乗り切る為に1日家庭教師に就任してくれ、と頼み込んできたじゃないか。 なのに開始一時間で夢の世界へ旅立つとは一体どういう了見なのだい? 「さあ、学習を再開しよう。キミにとって運命の時間まで既に半日をきっているのだからね」 そう言いながらキョンの肩を揺する僕。 「………」 だけど、起きる気配すら感じられない。 ベッド上のシャミ君が欠伸をするのが視界に入った。 「はぁ…」 深夜に年頃の、更に言わせてもらえば恋愛関係である男女が2人きりだと言うのに… 更に、更に言わせてもらうと、僕の装いはいくら7月とはいえ少々肌を露出し過ぎているはずだ。 ちょ、ちょっとだけ上乳もチラリとしてるんだよ...
  • 50万ヒット記念殿堂入り投票結果
    7票 14-577「巨人の歌」 ただひたすらに綺麗で切ない。一つの世界ができあがってる作品。 風景描写とか、読んでて「色が見えてくる」描写が秀逸の一言に尽きる。何度も名前があがるのは伊達じゃない美しい一編だと思う。 本当は橘SSだが、自分がSS書くきっかけとなった感動作なので入れておく。切なさが、泣けてくる 鉄板です 佐々木さんの神人に佐々木さんの強さと弱さ、喜びと絶望を見事に表現させている じわっと来た。 これを読んで閉鎖空間モノを書こうと思い立った。私にとっての最高峰にして永遠に届かない目標。 6票 14-687「もしも」前半 14-687「もしも」後半 19-15「トライアド」前半 19-15「トライアド」後半 21-409「最愛の傷」前半 21-409「最愛の傷」後半 28-854「君が見える場所から、ずっと」前半 28-854「君が見える場所から、ずっと」後半 君が見える...
  • 67-61「くく、一口欲しいのなら言いたまえよ」
    「やれやれ、暑い日が続くね」 「歩き飲みは行儀が悪いぞ、佐々木」  自販機から缶を取り出した佐々木へと言ってやる。  しかし多分に羨ましさが交じった声音を聞き分けたのか、こいつはニヤリと笑って見せた。 「くく、一口欲しいのなら言いたまえよ」 「俺はただマナーを指摘しただけだぜ」  相変わらず無駄に鋭い奴だ、そう思いながら自転車を押す。  薄暗い塾の帰り道、佐々木と俺はいつものようにバス停を目指して二人で歩いていた。  ああそうだ塾だ。塾にさえ入れられなければな。 「察するに、塾に入れられたことで小遣い削減でもされたってとこかい?」 「何の事やらうさぎさんってな」  こいつ心の声でも読めるのか。 「くく、そういう事にしておこう」  言いながらやけに大きな動作で缶を振る。 「なんだコーヒーか?」 「まあそうだね」  小さな口を缶にあて、すぼめな...
  • Part23
    トップページ >SS > 短編 Part23 23-957「佐々木さん、ハロウィンですねそうですねの巻」 23-952「パンプキン・パイ」 23-930「佐々木団のハロウィン」 23-823「ポケモン」 23-712「ストーキング橘」 23-694「難聴」 23-690「ささにっき」 23-666「ガウェイン卿の奥方」 23-652「佐々木さん、『スパイダーマン3』を観るの巻」 23-636「キョン肉マン」 23-620「涼宮ハルヒの人形」 23-539「佐々木さんの閉鎖空間で神人が暴れだす」 23-512「忠犬橘」 23-477「ただの人間には興味ない。この中に僕っ娘がいたら俺のところに来い。以上」 23-458「佐々木の昔日」 23-437「婚礼写真」 23-430「涼宮ハルヒのいまだに灰色?の高校生活」 23-427「佐々木さんの灰色?の高校生活」 23-416「夜中にトイレ行...
  • 10-899「夢で逢えたら」
    「キョン、キョン、そろそろ起きてくれないかな」  うが。 「ほら、起きて、時間がないんだよ」  う~~、あと五分…………。  くつくつとみそ汁を沸騰させたような笑い声が聞こえる。どっかで聞いたような、聞き慣れ ないような。そんな笑い声だ。  だが、俺のまぶたは眠気に対してまったく抵抗できないでいた。平たく言うなら、俺はも少 し寝ていたい。 「キミの寝顔を見続けるのも、それはそれで悪くないのだけれどね……それ以上、寝続けると 悪戯をしたくなる自分を押さえられる自信がない」  不穏当な発言は、俺の生存本能を刺激し、意識は急速に浮上した。 「さ、佐々木……か」  寝ぼけ眼をこする俺の前には親友(自称)が座っていた。 「おはよう、キョン。すまないね、急に呼び出したりして。キミと少し話をしたくてね。無礼 は平にお詫びするよ」  そういって、佐々木はぺこりと俺に頭を下げた...
  • メニュー
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  • 66-259 佐々木とキョンと藤原とフロイト先生のお話
    「よう」 「おやキョン。どうしたんだい?」  放課後。いつもの不思議探索におけるSOS団の待ち合わせ場所である駅前公園……その傍にある駐輪場での事である。  もっとも不思議探索以外、それこそ平日の放課後に訪れる理由なんて普通はない。つまりこの場に俺が立っているのはイレギュラーであり  ここを毎日のように訪れているという佐々木と、こうして出会うのもイレギュラーな事なのだ。だが。 「なんとなくな。お前はこれから塾か?」 「そうだね。だがお茶を一杯頂くくらいの時間はあるよ」 「ならご同道願おう。親友」  と、あいつの台詞を真似ると、佐々木は鳩のように笑う。  相変わらずよく笑う奴だ。 「で、なんでこんなとこに居るんだいキミは」 「ちょいと夢を見てな。……この店でお前と話す夢だ」 「僕の夢を見てくれたとは幸甚だね」 「なんとなくだよ。気にすんな」 「で...
  • 3-826「喫茶店」
    「喫茶店」 「そうだな、たまには僕に付き合いたまえよ」  そう言って、俺が佐々木に連れられていったのは、洒落た雰囲気の喫茶店だった。 もとより、時間つぶしに喫茶店に入るという概念を持っていなかった俺にとって、 そこは異空間であり、多少居心地の悪い場所だった。  まぁ慣れればどうということもないのだが。 「しかし、こういう時間はなんとも手持ちぶさたなものだね」  慣れた調子で、ブレンドのカップを傾けながら、佐々木はそうつぶやいた。  同意を込めて頷く。  半ドンに終わった土曜日、いつもであれば帰宅して身支度して十分に間に合う塾の 始業時間であったが、今日はなにやら特別授業とやらで、いつもより早くなっていた。  よって、俺たちは帰宅せずに、一緒に昼食を取ってから、塾に向かうという予定を 組んだのだった。昼食を取る場所について、特になんの当てもなかった俺は、佐々木に 誘われるままに駅近くの喫茶...
  • 6-860「湯煙@佐々木」
    古泉属する機関とやらがどれだけのコネと力を持っているかは 知らないし知りたくも無いが、それでも信じていいことが一つだけある訳で、 それはSOS団創設後に行われたであろう俺の身辺調査の結果である。 これ以上ないというほどに平凡な中流家庭で、 これ以上ないというほどに平凡な人生を(あくまで高校生になるまではだが) 送ってきた俺は間違いなく普通の人間だということだ。 普通。 今となってはどれだけ懐かしく、 郷愁を覚えずにはいられない響きだろう。 灰色空間やらタイムトラベルやら様々な経験を積んだ俺には 最早遠いところにある言葉であり、 しかしこうして見ると自分の経験値もどうってことなかったのだと 自責の念に駆られることも無いわけではない。 いやいや、よく考えてみろ俺。 俺の経験値において大半を占めているのはあくまで 非日常的冒険活劇チープ版であり、 鶴屋さんの別荘にしても夏の孤島にしても豪華ではあ...
  • 26-217「ささキッス」
      あくまで確認だけだ。  佐々木にそう言われた時に中学の頃の自分の役割を思い出したのは誰が責められようか? あの頃は受験生で佐々木に色々と教わる事が多かった俺は、佐々木の口調や状況であいつが何を望んでいるかを考え、望み通りの答え をしてやる事にある意味で充実感を感じていたのだ。 大きく分けて4つのパターンに分けられる。  ・君は憶えてくれたかい?(勉強モード)  ・君の考えならばどうだい?(プロファイルモード)  ・君はどう思う?(予定調和モード)  ・君だったらどうする?(雑談おちゃらけモード) まぁ、こんな感じだろう。  突拍子もない事を言って瞳に喜色を浮かべている佐々木を見た俺は、これはおちゃらけな質問だなと思い、それに即した答えを導き 出そうとしたのは、俺としては極めて自然な考えだった。 いま俺達がいるのは純喫茶(純じゃない喫茶って何だ?)の中で、机の向こうの目の前にいる佐々...
  • Part66
    トップページ >SS > 短編 66-905「解らないからこそさ」 66-868「くっくっく。無理はいけないよキョン」 66-840「佐々木さん、大事なのは言葉なのです」 66-819「ふむ。この自習室は暖房がよく効いているね」 66-784 人をなめた話 66-779「キョン、自分自身こそ厳しく律すべきだよ」 66-754 昔日 66-731 5月5日の手のひら 66-710「で、キョン。どう責任をとってくれるのかな?」 66-691 佐々木さんと洋楽「A Case of You」 66-677「報道された出来事だけが事実となるかい?」 66-651「連休はどこも大渋滞だぜ」 66-607『は――はは―――――ばかみたいだわ……はは―――』 66-607「どうもキミと話している時は何だか笑っているような顔で固定されているようでね」 66-590「不味いぞ佐々木」 66-564「ご馳...
  • Part20
    トップページ >SS > 短編 Part20 20-946「塀についたドア」 20-904「消したい3行目 」 20-884「パソコン」 20-865「SS? というほどのものだろうか?」 20-835「キョンと佐々木のメールのやりとり」 20-824「妹の買い物事件」 20-822「会議」 20-796「ささき姫」 20-776「教えてササッキー+α」 20-762「佐々木さんの、「ラスト・シーンから始めよう」の巻」 20-706「北高の火災訓練」 20-690「佐々木は神だと思っている。」 20-653「教室にて、2」 20-624「School Days スクールデイズ第9話ビデオ鑑賞後」 20-614「School Days スクールデイズって作品です。」 20-599「それは僕らの知らないエピソード。初デートの時のこと」 20-587「佐々木vs.キョン」 20-566「始...
  • 66-922「フリーダムとリバティは違うぞ佐々木」
    「くく、思考は自由であるべきだと言うじゃないかキョン」 「くく、フリーダムとリバティは違うんだぜ佐々木よ」  意味不明な事を言いつつじりじりとにじりよる佐々木に対し、俺もまた何故かなんとなくじりじりと後退していた。  というかなんで俺はせっかくの休日の自室でまでこんな妙な問答をしているんだろうな? 『ほう。それで期末は大丈夫なのかい?』 『大丈夫さ、高校こそ塾に入れられないようにがモットーだ』  数日前そんなやりとりをしていたのは覚えている。 『おや? 僕との塾通いは不服だったのかな?』 『そうは言わんさ。けど高校生向けの塾となると電車を使わんと通えないからな、お前が良い例だろ?』  そうなったら小遣い制度が在廃の危機だと念押しされてんだよ。それに俺がいつまでも手のかかる奴のままだと思われるのも癪と言えば癪だ。  俺は俺でちゃんとそれなりに勉強するようにな...
  • Part36
    36-995「きよんくんとあったひ」 36-969「佐々木と長門の会話」 36-948「キョコン」 36-927「佐々木と国木田」 36-868「プール仕舞い」 36-812「キョン肉まん」 36-714「血液型占い」 36-703「レッツ輸血」 36-692「血液型占い」 36-539「典型的主人公」 36-500「駄文ですorz」 36-406「11時の夕ご飯」 36-252「今度海に行かないか」 36-77「偽者談義」
  • 15-866「編集者佐々木外伝」
    下書きというかプロットみたいなものを佐々木に送ったら、何の返事もなく本人がうちにやってきた。 文字通り、跳んでくる勢いで。 「・・・キョン」 俺をさして広くもないリビングに正座させ、佐々木の奴は苦虫を噛み潰したような表情でうろうろ している。 「なあ、佐々木、座ったらどうだ?」 「・・・キョン、君ってやつは・・・」 何度か俺がが声をかけても、独り言のようにつぶやいて、リビングの徘徊を続けている。 だからといって、俺が正座を解いたり立ち上がろうとすると、あまり見たこと無いような険しい表情で にらみつけられ、しぶしぶと沈黙の正座へと戻るのをもう何度繰り返しただろうか・ やっぱり、更なる人気のためにどうだろう?と官能路線の下書きを送ったのはまずかったろうか? ふと思いついた冗談だったために、出てくる女性は佐々木の名前と外見だったのは、さすがにまずかっ ...
  • 3-841「とりあえず着替えんかい」
    なんの因果か佐々木と自室で勉強をしていると何物かが部屋のドアを叩いている。 「キョン君、コーヒーとお菓子の代わり持ってきたよ。入っていいよね?入るよ?」 「待て今ドアの前にはシャミセンが―――」 「え、シャミ?――『ミギャアアァァァーーーー!!!!!』 「……………いや、コーヒーがぬるかったのとシャツが黒かったのは不幸中の幸いだ。  お前、片づけと謝罪は後でいいからさっさとタオルと雑巾持ってこい。  KIGAE、KIGAE~―――――――って、そういや佐々木がいたんじゃねぇか!  ちょっと風呂場まで行って「待てキョン、流石に室内とはいえ生ぬるい液体を浴びたまま長時間停止していたら  気化熱によって急激に体温を奪われた結果低体温症を引き起こし深刻な健康被害を被る危険性があるだろうから  キミは僕のことは一向に気にせず迅速に着替えを行うべきだと進言する。  いや、『するべき』ではなく『せ...
  • Part24
    トップページ >SS > 短編 Part24 24-948「食事中」 24-940「模試の結果」 24-937「健康診断」 24-923「朝の襲撃」 24-913「二人乗り失敗の巻」 24-901「極太サラミ」 24-865「佐々木勉強みてくれ」 24-845「佐々木の調教」 24-843「佐々木の寝姿」 24-842「三人の嫁候補」 24-836「佐々木のパンツは何色?」 24-813「死神」 24-796「佐々木さん、スイーツとは甘味類のことだろうか果物の複数形だろうか、の巻 」 24-795「スイーツ(笑)」 24-770「戦わなければフラグが立たない!」 24-739「佐々木さんの雪山大作戦」 24-714「アーチャー佐々木」 24-694「キョンの奇妙な日常」 24-687「 中学時代 」 24-679「 熱く語るキョン 」 24-662「キョンの中学生活」 24-627「...
  • 65-884 ささきと!-4
    65-863 ささきと!-3の続き。 翌朝 キョン「」ンー キョン「あー……いい天気だ」 佐々木「キョンおきたかい?きょうはどこにいこうか?」 キョン「おう。まず朝ごはん……って」 佐々木「?」カオマッカ キョン「おまえ……」 ……………………………… キョン「38度5分」 佐々木「はー まあもんだいないよ」 キョン「問題あるだろ」 キョン「外出禁止。今日は一日寝てろ」 佐々木「やだー!」 佐々木「だいじょーぶ!だいじょーぶですから!ね!」 キョン「大丈夫じゃない」 キョン「昨日寝れなかったか?」 佐々木「……うん」 佐々木「でもつぎから! こんどはすぐねるから!」 キョン「佐々木、布団にもどれ。な?」 佐々木「やだ! いやだ!」 佐々木「あー! あー!」 ……………………………… ...
  • 16-884「確約」
    『確約』 塾に入れられた。 まぁそろそろかと思っていたがおふくろの堪忍袋の緒が切れたのだ。 はっきり言って勘弁してもらいたかった。 しかし俺の家庭内ヒエラルキーは罠カード「悲惨な小テスト」と魔法カード「塾のパンフレット」のコンボにより最下層に落ちていたため 俺に反論の余地はなかったのだ。 俺とて自分の成績に危機感を覚えていないわけではない。 仮にも進学を希望している身としてこのままではいけないと言う気持ちもあったさ。 しかし、今回指定された塾のカリキュラムを見ると話は変わってくる。 週4月水金土。平日は学校が終わってから直行しなければならない時間であり土曜日は日中フルタイムだ。 時間的にSOS団とまる被り。 塾に行くなんて事よりもハルヒの説得をすることを考えて頭が痛くなった。 しかし、お袋は完璧な正論で攻撃してくるのに対しハルヒは理不尽...
  • その他
    トップページ >SS > その他 1-1「佐々木さんAAまとめ(順次追加)」 69-291「佐々木VS小学生s(AA)」 「2007/07/05(木) 13 09 12 ポンジー聖誕」 26-966「ポンジー祭り~PAPAPAパンジー~」 25-970「ポンジー祭り~ポンジーさん、早い、早すぎるよ~」 24-978「ポンジー祭り~ポンジー初めての長編SS~」 24-116「1乙」 23-970「ポンジー祭り~ポンジー祭りが待ちきれなくて~」 23-29「1乙」 22-970「ポンジー祭り~ポン●ジー~」 22-85「1乙」 21「ポンジー祭り~スッポンポンジー!~」 21-222「1乙」 20-978「ポンジー祭り~ポンジー美容室へようこそ!~」 20-211「1乙」 19-288「SSの書き方談義」 19-173「1乙」 18-960「ポンジー祭り~ポンジーを憐れむ歌」 18-3...
  • 68-111「佐々木さんのキョンな日常」
    トップページ > SS > 長編 > 68-111「佐々木さんのキョンな日常」 68-111「佐々木さんのキョンな日常 プロロ-グ」 68-115「佐々木さんのキョンな日常 春咲小町」 68-165「佐々木さんのキョンな日常 放課後四重奏」 68-191「佐々木さんのキョンな日常 侵入者 涼宮ハルヒ」(~その3) 68-229「佐々木さんのキョンな日常 侵入者 涼宮ハルヒその4~」 68-243「佐々木さんのキョンな日常 黄金週間の二人」 68-256「佐々木さんのキョンな日常 文芸部とSOS団」 68-327「佐々木さんのキョンな休日 梅雨の晴れ間に」 68-334「佐々木さんのキョンな日常 迷い猫」 68-357「佐々木さんのキョンな日常 星に願いを」 68-433「佐々木さんのキョンな日常 文芸部原作『SOS探偵団』」 68-534「佐々木さんのキョンな日常...
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