【涼宮ハルヒの憂鬱】佐々木ss保管庫 @ Wiki内検索 / 「68-357「佐々木さんのキョンな日常 星に願いを」」で検索した結果

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  • 68-111「佐々木さんのキョンな日常」
    ...な日常 迷い猫」 68-357「佐々木さんのキョンな日常 星に願いを」 68-433「佐々木さんのキョンな日常 文芸部原作『SOS探偵団』」 68-534「佐々木さんのキョンな日常 夏夢幻蒼~夏休み合同旅行」(~その4) 68-620「佐々木さんのキョンな日常 夏夢幻蒼~夏休み合同旅行その5~」(~その7) 68-694「佐々木さんのキョンな日常 夏夢幻蒼~夏休み合同旅行その8~」 68-738「佐々木さんのキョンな日常 夏夢幻蒼~夢一夜」 68-787「佐々木さんのキョンな日常 夏夢幻蒼~不機嫌な女神」 68-827「佐々木さんのキョンな日常 恋愛小説~for You~」 68-880「佐々木さんのキョンな日常 夏の終わりの君と僕」 68-944「佐々木さんのキョンな日常 体育祭」(~その2) 69-10「佐々木さんのキョンな日常 体育祭その3~」(~その4) 69-6...
  • 68-357「佐々木さんのキョンな日常 星に願いを」
     「七夕の行事を鶴屋さんの家でやるそうだから、みんなで行かないか?」  7月6日、期末試験に向けての勉強を、放課後の文芸部室で皆でやっているとき、国木田がそんな話を持ちかけてきた。  中間試験の俺の成績は、中学校時代の俺の定位置からは随分急上昇していて、母親はえらく喜んでいた。これは佐々木 がいろいろ教えてくれたからであり、今では国木田や長門、朝倉からも教えてもらい、随分勉強がはかどるようになった。  まだ、皆には追い付いていないが、それでも背中は追いかけている。中学時代のままだったら、俺はいまでも低空飛行 だったろう。やる気が出てきたのは佐々木がいてくれたからだと思う。期末試験は中間以上のものを、と佐々木はいったが 確かに目標にはなっている。  「キョンも頑張っているようだし、期末試験は期待できそうだけど、少し息抜きにどうかな。」  小学校の先輩だという鶴屋さ...
  • 長編
    ssトップページ > SS > 長編 74-16「SOS団との決別」 74-16「キョンの退団宣言」(エロ物 注意) 71-874「俺の後ろに佐々木がいる」 74-16「佐々木からのプロポーズ(驚愕If Bad End) 74-16「佐々木からのプロポーズ(驚愕If) 70-483『バッテリー』 70-432「恋愛苦手な君と僕~放課後恋愛サークルSOS」 68-866『Wanderin Destiny』 68-111「佐々木さんのキョンな日常」 67-9xx 失言と猫ヒゲ 67-9xx どこか足りないフラグメント 橘京子「それが佐々木さんの役割だって言うんですか?」 67-708『だって、あたしだってそうだったし?』 67-116 Rainy Day …… What? 67-30「じゃあ、僕はこれから塾に行かなきゃいけないんでね」 66-358 Rainy Day by? 65-...
  • Part28
    トップページ >SS > 短編 Part28 28-931「再会の再開、際会」 28-922「917に捧ぐ」 28-912「佐々木の難問」 28-892「いやさされたよ」 28-840「鬼娘のコスプレ」 28-757「キョンの嫁は誰だ」 28-730「谷口」 28-668「誘蛾灯」 28-647「札幌テレビ塔」 28-619「愛は真心、恋は――」 28-610「ポツダム? いいえそれは脱ダムです」 28-606「影響力」 28-534「佐々木さんの、子猫の目の甘い日々5 雪の面影、なぞるように、の巻」 28-481「団長を野球○に誘おうにょろーん」 28-462「パントマイム」 28-442「角川スニーカー文庫重役会」 28-409「バカップル」 28-393「こういを漢字で書くと」 28-368「佐々木の演説」 28-351「バレンタイン」 28-315「中学校の昼休みのこと」 2...
  • Part27
    トップページ >SS > 短編 Part27 27-974「鰯の頭も信心から」 27-949「それはない」 27-935「佐々木さんの、願いは夢の中で、の巻 その2」 27-926「センター試験」 27-916「妹VS佐々木」 27-896「みゆき」 27-868「卒業旅行」 27-857「おやじキョン」 27-849「お酒は二十歳になってから」 27-839「橘への誕生日プレゼント」 27-798「デレキョン→佐々木の憂鬱プロローグ」 27-780「佐々木のこころ」 27-756「長門は見た」 27-742「そこまでやるか」 27-729「お前ストーカー、僕もストーカー」 27-704「鏡開きだよ、佐々木さん」 27-671「メールの話」 27-626「そしてとことんウソだ」 27-616「君に手紙を書くよ」 27-572「スパルタ式」 27-538「進学の悩み」 27-527「佐...
  • Part19
    トップページ >SS > 短編 Part19 19-812「忘却よりも憎しみを」 19-806「 女達の妄想」 19-789「黒国木田」 19-744「中学生の佐々木さんの部屋にキョンがやってきた の巻 」 19-471「大学生になった佐々木さん、飲みに行く の巻」 19-427「佐々木買収される」 19-422「涼宮ハルヒの失効」 19-355「佐々木さんと銭湯にいきました の巻」 19-350「佐々木さん、マジで危険なので絶対真似しないようにの巻 」 19-175「ホッペにキス」 19-160「ボールペン」 19-151「キョンの敗北」 19-75「佐々木と文化祭」
  • 27-426「佐々木さんの、願いは夢の中で、の巻 その1」
    佐々木さんの、願いは夢の中で、の巻 その1 元旦の夜、ふとした悪戯心で、彼の写真を枕の下に入れてみた。 3年の、文化祭のときに、友達が気を利かせて撮ってくれた、数少ないツーショット。 枕の下に写真を入れると想い人の夢が見られる、なんておよそ非論理的な俗信に過ぎないけれど、 21世紀にもなって一富士二鷹三なすびというのもどうかと思って、ほんの冗談のつもりの行為だった。 ふと気がつくと僕は、オックスフォードホワイトの空の下、セピアがかった世界の中に独り佇んでいた。 夢だと言う事は、何故かすぐに分かった。 なるほど。これは橘さんが言っていた、僕の閉鎖空間というヤツを夢に見ているらしい。 あそこに入れるのは橘さんたち「超能力者」だけで、それには僕は含まれていない。 自分で作ったものに自分が入れないのは理不尽だなあと漠然と思ってはいたけれど、 まさか夢に見るほど関心があるとは思わなかった。 と言うよ...
  • 佐々木さんの、願いは夢の中で シリーズ
    「佐々木さんの、願いは夢の中で」シリーズ 27-426「佐々木さんの、願いは夢の中で、の巻 その1」 27-935「佐々木さんの、願いは夢の中で、の巻 その2」 39-984「佐々木さんの、聖夜は夢の中で、の巻」
  • 27-935「佐々木さんの、願いは夢の中で、の巻 その2」
    佐々木さんの、願いは夢の中で、の巻 その2 僕の夢見る閉鎖空間の街中を、キョンと手をつないで歩く。 正確には、僕が夢見ているキョンなのだろうけど、それでも胸が弾む。 「だから初詣とかじゃなくて、この世界から脱出する方法をだな……」 まったく、本人みたいにつれないことばかり言うのだから困ったものだ。 そういえば、せっかく初詣に行くのだから、今着てるような普段着ではなく、 晴れ着にでも着替えてみたいものだね。 夢の中なんだから、そのあたり自由にならないものだろうか。 そう思った途端、僕の周りを茜色に色づいた霧のようなものが包み込んだ。 何だろう。どこか懐かしいような、安心するような、不思議な気持ちがする。 キョンに抱きしめられてたら、こんな気持ちになるものかな。 「うわ、佐々木、急にどうした!」 キョンが大声を出して飛びのく。大丈夫だよ。夢というのは、何でもありなのだから。 霧が夕映えを映した...
  • シリーズもの
    トップページ >SS > シリーズもの 「ねこの森には帰れない」 71-162『世界ふかし話』 71-42『やんやんでれでれささきょんさん』 ふらくら時間シリーズ いじめは駄目だよねシリーズ 佐々木さんとキョンな日常シリーズ 「キョン、どうだい喫茶店でも?」シリーズ ルームシェア佐々木さんシリーズ 佐々木さんの仮面と驚愕シリーズ ささきと!シリーズ ディナーへようこそ!シリーズ おさんぽシリーズ 佐々木さんと洋楽シリーズ 佐々木とキョンの驚愕シリーズ(未完) キョンの溜息シリーズ 消したい3行目シリーズ 猫の目の日々シリーズ 教えてササッキーシリーズ もしもシリーズ キョンと佐々木とハルヒの生活 編集者佐々木シリーズ 佐々木さんの、願いは夢の中で シリーズ 佐々木の雨、時々気紛れ保守シリーズ 「卵の殻」シリーズ 佐々木、歌いますシリーズ 44-99「―佐々木さんの消滅―」 佐々キョン...
  • Part7
    7-904「こんなに近くで...佐々木ver.」 7-883「湯煙@佐々木vol.2」 7-790「下校時間近く、教室にて」 7-785「閉鎖空間にて」 7-769「じゃがりこゲーム」 7-723「佐々木さんの葛藤」 7-712「実は佐々木はキョンに対して想いを寄せていなかった説」 7-668「認知」 7-664「佐々キョンバカップル「情事後」」 7-652「バッドエンド」 7-593「めでたく結ばれることになった2人」 7-587「閨の睦言」 7-583「佐々木とキョンの結婚生活」 7-562「3分佐々木」 7-541「キョンのお見舞い」 7-500「東京タワー」 7-409「キョンは僕をオカズにすることはあるのかい?」 7-399「カミナリさま」 7-355「補習・佐々木講座」 7-327「黄金のスペクトル」 7-318「河合」 7-310「佐々木可愛いよ佐々木」 7-293「藤原ノ...
  • Part38
    38-947「さっきから何笑ってんだ?佐々木」 38-900「素直じゃないのは」 38-877「ツインタワー」 38-806「さんたくろーす」 38-784「ありがとう、今週中に死ぬ」 78-768「~キョンと佐々木団、戦い終わって~」 38-757「誤解の被害者?」 38-669「佐々木様、お慈悲を…」 38-631「佐々木様を信じなさい」 38-608「そんな朝」 38-600「こらこら」 38-575「…ばか…」 38-573「お喋りな背中」 38-550「寒い日には」 38-494「疲れたよパトラッシュ・・・ 」 38-395「君は誤解している」 38-347「書道に使う文鎮さん」 38-343「国木田氏~!!」 38-341「国木田殿に物申す!!」 38-339「哀しい気持ち」 38-307「トリック」 38-249「キョン?」 38-172「運動会のビデオ」 38-67「三国...
  • 15-648「佐々木さん、最後の一葉の巻」
    佐々木さん、最後の一葉の巻 病院にて 佐々木「十二、十一、十……」 橘「佐々木さん、何を数えているのですか? 窓の外には小さな庭と木くらいしかないのです」 佐々木「六。折れるのが早くなってきたわ。三日前は20近くあったのに。数えていたら頭が痛くなったもの。でも、今は簡単だわ。また一つ落ちたわ。あと、五つしかない」 橘「だから何なのです」 佐々木「葉っぱよ。あの蔦のつるの。最後の一葉が落ちたら、私のフラグがへし折れるの」 橘「そんなバカな話はないのです。退院したら、一緒に新世界を創造して、ヒロインになるのです」 佐々木「いいの。明後日は嵐になるわ。きっとそれで最後の一葉が落ちて、      私の使いすてのテコ入れキャラとしての寿命も終わるの」 橘「そんなことありませんってば!」 橘さんがどんなに言葉をつくしても、佐々木さんはどんどん衰弱...
  • 28-534「佐々木さんの、子猫の目の甘い日々5 雪の面影、なぞるように、の巻」
    佐々木さんの、子猫の目の甘い日々5 雪の面影、なぞるように、の巻 「こういう情報を耳にしたことはないかニャ、キョン?」 ふざけた語尾とは裏腹に、猫耳をパタパタと震わせて真剣な口調でシャ……佐々木が話し始めたのは、 とある三連休の中日にあたる、冷え込んだ日曜の夕方だった。 ああ、ちょっと待ってくれシャ……佐々木。このクソ寒い中、SOS団の活動をようやく終えて、 今炬燵でようやく人心地ついたところなんだ。 さらに久々にロッドフォームの必殺技が炸裂してるのを絶賛視聴中なんだ。まさにクライマックスだぜ、録画だけどな。 唯一の正統派の蹴り技なんだ。この技だすのも本当に久しぶりなんだよ。 空気といわれた遊佐が珍しくメインを張ってるんだ。さ来週からは他人事じゃないし。 ああっ!尻尾でTVのスイッチを切るなシャシャキ! あと俺の足に、冷えた足を絡ませるな...
  • 67-407 ひきずれ橘さん
    「どうも最近、うまく閉鎖空間を操れないのよね」 「へ?」  な、何言ってるんです佐々木さん?  放課後の公園で、こともなげな様子で佐々木さんが発した電波話。  あたしの脳が自慢のツインテールごと静止するのを感じます。いやいや、あなたにそんな能力はないはずでしょう? 「ほら橘さん、少し前まではちょくちょくあったじゃない」 「いやいやいや」  あたしは思わずふるふると首を振るものの、佐々木さんはあごに指をあてて笑っている。  いやそのお姿は大変可愛らしいと思うのだけれど。  そうこうしていると滔々と語り始めた。 「例えば中で茜色の巨人が歌っていたり、キョンと一緒に閉じ込められてみたり、逆に彼を閉じ込めて私の今の高校生活について懇々と語ったり、或いは夢だと思い込んで彼と本心を明かしあって思わず泣かせちゃったり、中学時代に空間を介して彼に一夏の経験をお願いに行ったり...
  • 13-875「佐々木さん今日はへしおられない七夕の巻」
    佐々木さん今日はへしおられない七夕の巻  佐々木「笹の葉~ さ~らさら~♪」  キョン「あれ、なにしてるんだ佐々木?」  佐々木「ごらんのとおりさ。七夕らしく、笹の葉にお願いごとを飾っているんだ」  キョン「そら見りゃわかるが、確かおまえ、七夕に願い事するなんてバカらしいとか       前に言ってなかったっけ?」  佐々木「ああ、覚えていてくれたんだね。確かに中学時代はそうだったよ。       織姫と牽牛の話がどうにも不合理だと感じてね。       あの二人は、天帝に結婚を許されたものの、互いのことばかりかまけ、仕事を放逐したので、       天帝に引き離された、という話だろう? 二星の距離が14光年、というのは措くにしても、       それほど引き離され、一年に一度しか逢えない二人が、       本当に互いを思い続けていられる...
  • 21-535「教えてササッキー3」
    春日局の人気番組「教えてササッキー」の3回目で20-776、21-446の続きだよ。今週も佐々木さんに対する質問を大募集だよ。 電話受付中。春日局に電話してね、待ってます。 それじゃ、電話かかっているので早速いっちゃいましょう。 16歳高校生(女性):佐々木さん、神様になって下さい。お願いしま ガシャン ツーツーツー 佐々木:最近変なのが、わいてますね。気にせず次にいきましょう。 13歳中学生(女性):佐々木さんみたいに頭が良くなりたいです。どうしたら良いでしょうか。 佐々木:本を沢山読んで。授業の予習、復讐をしっかりやることね。 13歳中学生(女性):どんな本が良いですか? 佐々木:まずは、ジャンルにこだわらず、自分が好きになって読めそうな本を何でも良いから読んでみることね。ライト・ノベルでも良いと思うわ。 13歳中学生(女性):ありが...
  • 26-386「ササッキー1号の誘惑(エロ注意)」
    ササッキー1号の誘惑 「キョン、ササッキー1号を作ったよ。これが君の実力を引き出すよ」 そして、2週間後 「素晴ラシイデス、ワズカ2週間デ共通1次過去問題1000点満点中811点デス」 「確か、800点以上で胸を揉ましてくれるんだな」ドキドキムラムラ 「ハイ、初メテデスカラ、優シクシテクダサイ。時間ハ10分デス」 モミモミモミ。佐々木より大きくて揉みごたえあるな。 「おい、キョン。おっとWAWAWAごゆっくり」 谷口に見られたよ。口止めしとかないと。 1月後 「大阪大学ノ入試、合格点デス」 「一緒に風呂に入ってくれるんだな」 「ハイ、僕ノ体ヲ、オ風呂デ綺麗綺麗シテ下サイ」 人間と変わらない女体を堪能して、風呂から上るとハルヒ達が、、、 「あわわ、キョンくん何て破廉恥な」 「へー?これが勉強?独創的ね。すごいじゃん」ビキビキ 「・・変態・・」 2月後 「君はすごい上達度だね。ご褒美に僕...
  • 23-427「佐々木さんの灰色?の高校生活」
    佐々木さんの灰色?の高校生活 ―――僕は君と同じ高校に行きたかった 「ササッキー、今度も同じクラスだね、よろしくねー」 「ああ」 (ササッキーが冷たいよー、えーん) ―――新しい高校では君みたいな親友できなかった 「ササッキー、ゲーム強いな―」 (負けているのに、この楽しみよう。勝負にこだわっている私、何か負けた気分) ―――気がついたら君のいる方角を見ている 「ササッキーそうだよねー」 「うん」 「ササッキーもそう思うよねー」 「うん」 (考え事している間話し掛けるなという佐々木さんのオーラと、生返事する佐々木さんへのオーラが、) ―――僕は涼宮さんがうらやましい 「佐々木、勉強教えて」 「ササッキー、お願いしま―す。あたしにも」 「佐々木さん、僕にここがわからないのですが」ハアハア 「俺にも頼む」...
  • 16-59「ヤンデレ佐々木さん」
    ヤンデレ佐々木さん、元ネタはGift。 「佐々木、ハルヒの様子がおかしい。お前、何か知っているんじゃないか?」 「ねぇ、キョン。覚えているかな?夏休みにみんなで 君の家に集まって宿題を片付けたことを」 「何を言って・・・?あれはハルヒが・・・」 「じゃああれはどうかな?君が素っ頓狂な内容のラブレターを代筆して 勘違いした僕がすごい勢いで君を問い詰めたこともあったね」 「佐々木・・・」 「君が野球大会で大活躍したこともあった。でも、僕が一番嬉しかったのは 映画撮影のとき、映画を成功させよう、と言ってくれたことだよ。 口には出さなかったけど、本当に嬉しかったんだ。くっくっ」 「佐々木、やっぱりお前が力を・・・」 「そう、涼宮さんからもらったんだ。キョンと過ごしたたくさんの思い出を」 「佐々木、お前・・・」
  • 64-12『待っているとキミは言った』
    佐々木「悪いな。助かるよ佐々木。」 佐々木「まったくキミは、僕がいないと何もできないと言うんじゃないだろうね。」くっく 佐々木「…そうだな、おまえがいないと俺は困る。」「佐々木、俺とずっといてくれないか。それこそずっとだ!」 佐々木「キョン…///」 女子A「うわ。またブツブツ言ってるよ、キモ。」 女子B「ほんとヤバクね?アイツ。」 橘「……佐々木さん…。」 佐々木「学校で、みんなとあんま仲良くやれてないのか?」 佐々木「ん…まあ、それなりにだよ。」「それにキミとこうやって話をしているだけで僕は正直他なんてどうでもいいんだ。」 佐々木「…おまえらしいといえば、おまえらしいが、…あんま無理すんなよ?」 佐々木「くっく。相変わらずキミは優しいんだね。」「でもきっと僕以外にもそうなんだろうね、うん、そんなキミだから僕は…」 佐々木「違うぞ佐々木。」 佐々木「え?」 佐々木「ここ最近…ええい...
  • 18-150「バイオレンス佐々木」
    カオス作品『バイオレンス佐々木』 「佐々木です。今日からよろしくお願いします。」 「喜緑です。分からない事があれば遠慮なく質問して下さい。」 今日、新しいバイトの娘がやってきました。 涼宮さんと類似した力を持っている佐々木さんです。 それにしても、彼女がバイトなんて意外ですね。 「この喫茶店には彼もよく来るんですよね。」 彼――、キョン君のことですか。 ふふ……、それがバイトする理由ですか。 「ええ、お仲間との待ち合わせで来たりします。」 そう言うと、ニッコリとした表情で早速持ち場に歩いて行きました。 「コーヒー二つ……って、なんで佐々木が…?」 「くっくっ、今日からここで働く事になったんだ。」 「勉強の方は大丈夫なのか?」 「勉強では得られない物がこのバイトで得られるかもしれないからね。」 「……それにしてもウエイト...
  • 65-142 九曜特製だきまくら
    「し、死ぬ……。合宿でもないのに1日12時間講習は、さすがに来るものがあるね。いや、時間だけが原因じゃないか。隣に人が、キョンが居てくれたなら、これまでの経験からして自らの勉強のみならず、彼の苦手を指摘・指導してなお余力が残っているだろうに……」 「だいぶお疲れのようですね佐々木さん。そんなあなたに、あたし達からとっておきのお年玉なのです!」 「リクエストが通るなら、さっさと帰ってくれないかな。さっき橘さん自身が言ったように、今私は凄く疲れてるんだから。いきなり窓から現れたことに対してツッコミする気力も起きないくらい」 「まあまあ。今から渡すものは、必ずや佐々木さんの心を癒して差し上げるに違いないのです!さあ九曜さん、例のモノを」 「ちゃららちゃっちゃちゃー、くーちゃん特製抱きまくらー」 「え、ちょ、抱きまくらってこれどう見てもキョンじゃない!キョン!キョン!!返事をしてくれ!九曜さん、...
  • 26-338「星の流れる時」
    その頃の俺は、美人だが男のような口調で話す親友といっしょにいることが多く、周囲から恋人どうしとみなされていた。 「君は流星の伝説を知っているかい?」 「願い事を3回言ったら叶うというやつだろ?」 佐々木は、その整った顔で目にマゼラン星雲を浮かべて言った。 「もう一つの伝説はしっているかな?」 「さあ?」 「流れ星が一つ流れる時、地上の人間の一人が天に召されるのさ」 「つまり死ぬということか。嫌な伝説だな」 本当に嫌な伝説だ全く 「僕達が死ぬ時は、一緒に死ぬか、どちらかが他方を看取るのが良いな。くつくつ」 「縁起でもない」 佐々木が死ぬところを想像して、少し欝になった。 「心配しなくても老衰で死ぬ時の話だよ。ついでに、僕達の子供達と孫達に看取られて」 それを想像すると、確かに幸福な人生の終わり方だ。 「そうなったら良いな」 「君がそう言ってくれて嬉しいよ」 「俺達は、互いに恋人ができ、結婚...
  • 22-619「ツイスト・タイム」
    その日私達、仮称佐々木団は橘さんに呼ばれていつもの喫茶店で会合を開いていた。 キョンも一緒だ、私一人では心細いからと頼んだら付いて来てくれたのだ。 例によって橘さんは必死に神の力を私にと説得する傍ら藤原君は無関心、九曜さんは無反応。ここまでは何時も通りの光景だった。 そう、ここまでは。次の瞬間、世界が暗転した。 「うおっ!?」 「キョン!」 突如キョンの足元に開く大きな穴。私は必死に右手を伸ばした。 「キョン、手を!」 「佐々木っ!」 何とかキョンの手を掴んむのに成功した私はそのまま彼を引っ張り上げ、一息ついて周りを見回す 。一体今のは何だったんだい? 「佐々木さん、その子誰ですか?」 「え?」 私の右手が掴んでいたのはキョンのではなく、小学校一年生位の男の子の手だった。 「えっとキミは…まさか…キョン…なのかい?」 「えー誰それ?、僕の名前は――...
  • 33-93「朝倉×佐々木」
    ある日、佐々木さんが私に突然言いました。 「橘さん。長門さんや九曜さんの体は人間と同じなの?特にアソコのつくりが気にならない?」 「さあ?どうでしょうか?」興味はありますけども 佐々木さんの目は好奇心に満ちた子供のようです。何か嫌な予感が…… 「だったら、私達で調べましょうね。私は長門さんの家に泊まるから、橘さんは九曜さんの方を調べてね」 「はい、佐々木さんの頼みなら火の中水の中なのです。怖くないのです」ガクガクブルブル そして…… 「九曜さんと一緒にお風呂に入りましたけど、情報操作で肝心な部分が見えませんでした」ハア 「さすが九曜さんだわね」 はっきり言って、ちょっと怖かったのです。 「佐々木さんの方はどうでしたか?」 「変な女の人が乱入して、長門さんのは確認できなかったわ」 「そうでしたか」 「でも、感じの良い人だったわね。今度キョンを連れてと朝倉さんの彼氏にも会うことになった...
  • 69-192「佐々木さんのキョンな日常 涼宮ハルヒの企みその6~」
     涼宮さんと私は並んで歩いていたと思ったら走っていた。  公園を出る時、SOS団員の表情が不安げに見えたけど、何を心配しているのだろう。  団員達と話しているうちに、涼宮さんがキョンに興味以上の感情を抱いているのはわかった。好意と言い換えてもいいかも しれない。  SOS団の設立のきっかけをつくったのは、キョンだというのは古泉君の弁ではあるが、その古泉くんは涼宮さんに思いを寄せ ている。彼はどんな思いで私たちの話に加わり、どんな思いで聞いていたのだろう。  ”私にとって、なくてはならない存在。そばにいて欲しい、そばにいたい。そう思える人です”  「ねえ、佐々木さん。キョンから聞いたんだけど、昔、佐々木さんは恋愛を精神病だ、って言っていたそうね」   その言葉にわたしは頷く。昔、キョンに言った言葉の中で、今は消したい発言№1に入るけど。  「私も昔同じ事を言って...
  • 15-817「 佐々木IN北高「胸の中のピース」-3
    「おあいにくさま。現在我がSOS団は人気絶頂満員御礼、目下空席のできる目処無し、キャンセル待ちも 受け付けてないわ」 朝、教室に着いた俺の耳に最初に飛び込んできたのは不機嫌そうなハルヒの声だった。やれやれ、相手はまた 佐々木か。どうしたんだ、今日は。 返事もせずそっぽを向いて座るハルヒの代わりに、佐々木がその答えを教えてくれた。 「やあキョン、おはよう。いやね、今涼宮さんに、僕もSOS団に入れて貰えないか聞いたところなんだよ。 残念ながら断られたけどね」 そう言って苦笑する佐々木に俺は囁いた。 「悪いことは言わん。ハルヒがこういう調子の時はそっとしておけ。触らぬ神に祟りなしってやつだ」 「くっくっ。君は涼宮さんの心理状態に関しては相当のエキスパートのようだね。羨ましいよ」 羨ましい?散々引きずり回された結果だぜ。小声でそう言うと佐々木は 「いや、...
  • 15-549「約束」
    『約束』 「############」  部屋に携帯の電子音が鳴り響く。いけない、仮眠を取るつもりが本格的に寝入ってたみ たいだ。時間は、あれまだ10時前か。  携帯を見ると鳴っているのは自分で設定したアラームじゃなくて、着信だった。 やっぱり音色を全部同じにするのはよくないかな。  そんなことをぼんやり考えながら携帯に手を伸ばす。相手は……誰だろう。  表示には見慣れない数字。誰かが携帯変えたとか、かな。 「はい、もしもし」  深く考えずに出る。少し無用心かもしれないけど、半分寝ぼけてそこまで頭が回らない。  まあそんな眠気も電話に出た次の瞬間には吹き飛んでしまったけどね。 「―――。―――」 「……やあ、久しぶりだね」  聞こえてきたのは聞き覚えのある、けれどここ一年以上聞かなかった声だった。 「―――」 「……そう、会...
  • 25-880「終の住家」
    俺は橘の手引きで佐々木の閉鎖空間に入った。 「あたし、ここに入ると落ち着くのです。涼宮さんの所に比べて、良い所と思いません?」 終の住家ならどっちもお断りだ。 「僕の閉鎖空間に入った感想は?」 「何も無い」 「そうか、くつくつ」 「どうです?キョンさんは佐々木さんともちょうど1年の付き合いですし、どちらが神様に相応しいかわかりますよね?」 「一年の付き合いと言っても、佐々木とハルヒでは全然密度が違う。それに、佐々木と違ってハルヒとは現在進行形だ。 断言できることは、ハルヒは誤解されやすいが、お前たちが言うほど危険なものじゃないということだ。 ハルヒと深く付き合っている俺にはよくわかる。 佐々木も嫌がっているし、神能力移植などは考えない方が良い。あきらめろ」 誘拐犯や敵性宇宙人と付き合いたくない、というのもあったのかもしれない。 後から考えれば、佐々木の気も知らないで余計な事を言ったも...
  • 68-787「佐々木さんのキョンな日常 夏夢幻蒼~不機嫌な女神」
     なんだか、あたしは不快な気分で目が覚めた。  「おはようございます、涼宮さん」  朝御飯を食べようと起きたとき、時計の針は9時近くになっていた。古泉君はあたしが起きるまで、待っていて くれてたらしい。  「おはよう、古泉君」  古泉君は、いつものさわやかな笑顔だった。  「涼宮さん、あまり気分が優れておられないようですね」  まあね。昨日の夜、変なモノを見たから。  「変なモノって・・・・・・ああ、ひょっとして彼と佐々木さんですか?」  二人の名前、特に佐々木さんの名前を聞いたとき、私はイラっときた。  SOS団員と文芸部の部員達も寝坊したらしく、食堂に入ったのはほぼ同じ時間だった。  「おはよう、ハルにゃん」  鶴屋さんは大きなあくびをしながら、挨拶してくる。その横にはみくるちゃんと国木田君が座っていた。  優希と朝倉はあたしたちの隣の席、キョンと佐々木...
  • 34-684「七夕の日の思い出」
    二年前の七夕の日のこと。須藤の家の屋上、クラスで仲の良い数人が集まって七夕祭をした。 『受験に無事合格しますように』 『綺麗で話の合う嫁さんと、平凡だが楽しい生活が送れますように』 俺のこの願いを見て、クラスメート達は「もっと具体的に書かないと願いが叶わないよ」と口々に言ってきた。 検閲するな。 そういや、佐々木はどんな願いなんだ? 『受験に無事合格しますように』 『話の合うお婿さんと、平凡だが楽しい生活が送れますように』 なんだ、俺と同じか。 しかし、クラスメート達が更にニヤニヤになってきたのは何故なんだ? 「キョン君と佐々木さんは同じ願いなんだね」「良かったね」 夜の9時頃、俺達は帰宅することになったが、佐々木を送り届けるのは何故か俺の仕事になっっている。 自転車持ってきてなかったので一緒に歩いて帰る俺達。 「しかし、理性的なお前が七夕などというイベントに参加するとはな」 「別に七夕の...
  • 21-544「左の握手:青い巨人の夢」
    目が覚めたら授業が終っていた。またあの夢だ。ここ一年、あまりみてなかった夢。最近よくみるのは何故だろうか。 いつ頃からだろうか、青い巨人と赤い光球の夢をみるようになったのは。 よく覚えてないけれど、中学生になった頃だったと思う。 その夢は中学2年生から3年生の頃は毎日のようにみた。 ソレはいつも同じだ。灰色の空の下、青い巨人が建物を壊し、いくつかの赤い光球が巨人を倒す、というものだった。 青い巨人が建物を壊す度にワクワクしたのは何故だろうか。 いえ、自分でもわかっている。多分私は「このつまらない世界を壊したい」と思っていたのだ。 1年前の5月の終わり、あたしは最高に幸せな…じゃなくて!悪夢!そう悪夢を見た、ソレは先程見たいつもの奴ではなく まあ、近い感じはしたんだけどね、 お陰でその後、目が覚めても幸せな気分…じゃなくて嫌な気分と、それが現実じゃな...
  • 23-712「ストーキング橘」
    キョン「佐々木はスレンダーだな。上から下までストンって感じだ」 佐々木「これでも成長しているんだけどね」 橘「そうです!佐々木さんは脱ぐと凄いんですよ! この前一緒にお風呂に入ったときはすごかったのですよ!」 キョン「お泊まり会でもしたのか?」 佐々木「いや、一緒にお風呂に入った覚えはないね。 どういうことかな?橘さん」 橘「だから、(佐々木のお風呂を盗撮したビデオを見ながらビデオカメラと) 一緒にお風呂入ったときは(画面越しの佐々木さん体は)すごかったのですよ!」 「橘?これにやいてくれないか?佐々木の盗撮」 するとキョンさんは、CDみたいなディスクを渡してくれました。 「焼くのですか?別にいいですけど…キョンさんが自分でやればいいと思うのです」 一週間後灰にしたディスクを郵送しました。次に会ったとき無視され続けられました。 悪い事してないのに ...
  • 42-709「エイプリルフールと佐々木さん」
    ※台詞のみ 「なあ佐々木。 なんで俺の顔をずっと見てるんだ?」 「いや、別に理由はないよ。 …というよりも無意識に近かったね、今のは」 「…無意識で人の顔を見つめるな」 「どうしてだい?」 「まあ、なんだ……その……照れる、というか」 「ほう」 「なんだそんなに目を細めて」 「僕に見つめられて照れているのかい?」 「……すみませーん。 お冷お願いしまーす」 「あっ、逃げたな」 「ただ喉が渇いただけだ」 「じゃあ僕の質問に答えるんだ」 「はいはい分かったよ。 …ああ照れたさ。 なんて言ったって佐々木は可愛いからな」 「なっ……!! 君は……そういうことを口に出す奴だったのか」 「っていうのはエイプリルフールの冗談だがな。 っておい佐々木、水! 水がこぼれてるぞ!」 「君ってやつは……君ってやつは……」 「ああ、悪かった...
  • 10-681「佐々キョンバカ+1」
    NTR阻止!!! 佐々キョンバカ+1 「笑点って面白いですよね」 「いきなりなんだ、橘。脈絡も無しに話し出されちゃ対応もできんぞ」 「キョン、そのようではいけないな。事前に『お題』を貰っているのかも知れない。だが、彼等のとっさの判断という物を…キミは見習わなくてはならないね」 「…そこまで言うなら何か上手い事を言ってやらん事もないな」 「えぇっ!?だ、大丈夫なんですか?」 「ほう…それではお願いしようじゃないか」 「佐々木の胸と掛けてモンゴルの大地と解く」 「…佐々木さんの胸、ですか…」 「…まぁ一応、確認の意味を込めて聞いておこう…その心は?」 「見渡せど 見渡せどなお まだ見えぬ 駿馬に乗りて 平地を駆けり」 「…」 「…怒」 「昨夜、馬に乗ったのは佐々木だったりするがな」 「ちょっ!き、ききキョンっ…///」 「…ええっ...
  • 37-640「佐々木さん改造計画~悪戯な小悪魔・女豹の佐々木さん~」
    「た、た、橘さん!これは一体、何!?」 私は彼女の鞄からパサッと落ちた物体を見てパニックに陥ってしまった。 ここまでの精神的動揺というのはここの所の私の記憶の中にはあまり存在しない。 多少の事では揺らぐ事のない人間だと自覚していたのだが…  「下着なのです」  そんな笑顔であっさり返されても困る…そもそも橘さんは何故、鞄の中に下着を入れてるの? しかも現在のあなたの立場は一応のところは一高校生にしか過ぎないのでしょう? それをこんな…  「可愛かったので買ったのです。これは今、一番のお気に入りなのです♪」  胸の前で下着を広げながら微笑む友人…私は人付き合いを間違えたのであろうか? 同世代の女性として、また友人として忠告と疑問がある。 さすがに『真っ赤なレースのTバック』は少し派手だとか可愛いという範疇を超えているよ。 あまりに挑発的過ぎやしない?どこでどう使うの?こんなもの。 それに制服...
  • 16-215「佐々木さん、猫の目の日々の巻 」
    佐々木さん、猫の目の日々の巻 僕は猫である。名前は佐々木。 でも、僕の飼い主であるキョンには上手く発音できないらしく、 いつも僕を見ては、「シャミ」と訛って呼ぶ。変なキョン。 ちなみにキョンは、僕のことを男性だと信じ込んでいる。 まったく失礼な。だいたい三毛猫に雄はまずいないんだよ、キョン。勉強したまえ。 僕がどこで生れたか、とんと見当がつかない。 何故か、学校の帰りの横断歩道と、猛烈な勢いで迫ってきたトラックの運転手の 驚いた顔をうすぼんやりと記憶している。 でも、猫にとって過去は何の意味もないし、今、僕はキョンの傍で幸せだから、過去なんてどうでもいいんだ。 僕は家猫で、あまり外には興味がない。 窓から見下ろす人間や、時々、キョンが連れて来る人間を観察するだけでも結構楽しいのさ。 まあ、時々この部屋に闖入してくる、涼宮さんは、声が大き...
  • 66-840「佐々木さん、大事なのは言葉なのです」
    『藤原くんから見れば、そう、私にはキョンを北高へ連れていくくらいの役割しかなかったのよ』  佐々木さんの言葉はあたしの心をあの閉鎖空間へと連れ戻す。  あの日見た、混ざり合い混沌とした空間へと。 『彼の望みは力によってお姉さんを救うこと。だから本来は力の所持者なんて誰でもいいの。  けれど涼宮さんにそれをさせるのは不可能に近い。だから、私に移すという第二の可能性に賭けたでしょうね』 『でも私は与えられた役割を演じなかった。  力の奪い合いを目的とした『涼宮さんに対する解り易い敵役』という役割をね。  きっと藤原くんは未来人の知識によってそれを知っていたんじゃないかしら。だから私を憎んだのだと思う。  私が本気で役割を演じていたなら、もしかしたら藤原くんは『お姉さんを救う』という大望を果たせたのかもしれないのだから……』  あたしは言わなくちゃいけない。 ...
  • 31-838「キョンの本名何だっけ?」
    ある日のこと ハルヒ「そういやキョンの本名何だっけ?」 谷口「おいおい、あれだけ親しくしていてそれかよ。俺なんかクラスメートに関してはフルネームと誕生日と血液形を全て覚えているぞ」 国木田「Aランク以上の美人さんもね」 ハルヒ「あんたのことはどうでも良いのよ」 阪中「確か佐々木宿六だったはずなのね。国木田くん達が時々その名前で呼んでいるのね」 谷口「阪中それは…」 ハルヒ「サンクス。これで書類が書けるわ」 谷口「おい、涼宮…行っちゃったよ」 国木田「涼宮さん随分急いでいたわね」 谷口「しかし、キョンのもう一つのあだ名は涼宮宿六に変えた方が良くないか?」 国木田「佐々木のままの方が良いよ。今日も団を休んで佐々木さんとデート」 谷口「納得した。これ以上は何も言いたくないな」 阪中「キョンくん酷い。でも涼宮さん今から何するつもりなのね」 その頃のハルヒ 「これから総理に手紙を書くわ。 『あたしと...
  • しゅくしょう番外編~夢の中へ行ってみたいと思いませんかくっくっくっ~
    佐々木が小さくなった。胸のことでは無く身長のことだ。 見た目的には小学一年生ぐらいといえるだろう。 そしてご都合主義的に佐々木の両親は旅行中で家にいない。 そんな天涯孤独(?)なしゃしゃき―もとい佐々木を可愛そうに思った俺は佐々木の身の回りの手伝いをしてやることにした。 このお話はそんな設定とともに、世の理とか世間の目とかキャラの性格とか人権とかいろいろなこと無視したフリーダムなストーリーだ。   しゅくしょう番外編 ~夢の中へ行ってみたいと思いませんかくっくっくっ~   「やはりキョンさんに佐々木さんは渡せません!佐々木さんは神聖で不可侵な我らが佐々木団の団長様なのです!」 「あの…橘さん?私はいつの間に団長なんかに……?それに佐々木団てそのまますぎじゃ……」 「誘拐犯のくせに権利を主張してるんじゃねぇ。佐々木は俺の親友だ。お前になど危なっかしくて任せてられるかよ!」 あぁキョン。そんな...
  • 66-164 火曜日と自転車の荷台
     目覚ましのベルが鳴るより早く、僕は床を抜け出す。  さて、今日は火曜日だ。 「いってきます!」  暖かく輝く空の下、らしくないくらい足が軽い。いつもより薀蓄が冴える。  それは火曜日の特徴だ。 「そうかい? 嘘は言っていないつもりだよ?」 「まったくキミという奴は」  中学校。いつものように隣の机に肘をつき、乗り出すように覗き込む。  キミの表情はいつも通りの困り顔さ。  休み時間を楽しく過ごし、机を合わせて給食を食べる。  食事中に喋るだなんてはしたない? くっく。そんな事を言うなら一度彼と話して見るべきさ。  きっと誰でもこんな気分になるのだろうと僕は確信しているね。  これは僕にとって何より貴重な時間なんだ。  でも、火曜と木曜は特別だよ。  下校時間があるからね。  二人で彼の家まで歩き、それから自転車に二人乗り。...
  • 24-534「僕は猫になりたい」
    「僕はネコになりたい」 金曜日の夜、佐々木さんの家での飲み会の最中、佐々木さんが突然そう言いました。 九曜さんはそんな佐々木さんを、興味深そうに見つめていました。 「佐々木さん。何でネコになりたいのですか?」 「ネコになってキョンの体にスリスリしたり、寝床に乗り込んだり、体を洗ってもらったりしたいんだよ」 佐々木さん、酔ってます。そういえば男言葉になってますね。 「―――そんなに・・・なりたい?――――」 なりたいなんて言ったら駄目ですよ、佐々木さん。九曜さんが本気にしますよ。 「なりたい」 「―――ファイナル・・・アンサー?―――」 「ファイナル・アンサー」 とたんに佐々木さんの姿が変身して。 見事なトラネコになりましたが、体格が変わらないので完全にトラですよ。これじゃキョンさん怖がりますよ。 「―――テレポーテーション――...
  • 23-194「九曜VS八面六臂:恋愛編」
    涼宮さんのSOS団、僕達の佐々木団、古泉君の機関の人々と朝倉さん、喜緑さんで遠足に行きました。 秋晴れの素晴らしい日曜日のこと。 「ふー、もう駄目」 「朝比奈さん、大丈夫ですか?」 「キョン君おんぶしてー」 何?!!!ビキビキビキビキビキビキ その場の女性の半数が、その一言で切れかかった。 (この刺すような視線。恐いよー、未来に帰りたいよー) 「朝比奈さんは限界だ、ここらで休憩すべきだと思うが」 「僕もここで休むべきだと思います。山登りのペースは一番体力の無い者に合わせるのが鉄則ですし。」 「わかったわよ。皆ここで休憩」 「何で涼宮さんが仕切っているの?何様のつもり?」ヒソヒソ 「エミリお姉さま。落ち着いて。私達は本来余所者ですし、このくらいの扱い当たり前です。」ヒソヒソ 「意外と我慢強いのね」ヒソヒソ 「そうでなきゃ委員長なんてやってませんよ。」ヒソヒソ ...
  • 25-160「親公認」
    「キョン、先週の週末は佐々木さんと泊りの旅行だったらしいわね。 つまり、佐々木さんと一晩中ギシギシバンバンやりまくっていたわけね この女たらし」ビキビキ 「佐々木の家族も一緒だったから、お前の考えるようなものではない、 どうした?ハルヒ」 おい、目がいっているぞ ―――ガーン(親公認、、、親公認、、、)そんなー(涙) 「とにかく、親も一緒だから、いかがわしいことないんだ」 ・・・・・・・・・ 「あたしとお父さんは、『もう一人欲しい』と思いながら結局作れなかったから、娘には早く孫を作ってほしいのよ」 「(佐々木の)お母さんの願いが叶うように、俺は頑張らせていただきますよ」 (絶対、キョンは何か勘違いしているよ、お母さん) 大学卒業くらいで佐々木は結婚ですか? 佐々木が大学時代に良い相手を見つけるのに、一肌も二肌も脱ぎますよ 「キョン君、うちの娘と一緒にお風呂入って来なさい」 (混浴...
  • 71-640「お片づけ」
    「この笹はどこに持っていくんだ?」 「ああ、それはつきあたりのスペースによろしくね」  ここは公民館。 何をやっているかというと、昨日の七夕祭りに使った笹を展示スペースへ移している最中。  お隣が祭りの実行委員で手伝いを頼まれていたのだけれど。 たまたま駅近くをぼんやり歩いていた彼に出会い誘えたのは僥倖というべきか。 「みんなこれに参加してたんだな。 あいつらも一緒だったのか?」 「ああ、橘さんと九曜さんも皆浴衣で参加したんだ。 二人共なかなか似合ってたよ。」  ほう、とキョンは何かを思案するように周りを見る。 「その絵ヅラも見てみたかったな……ん? その二人はどうした?」  九曜さんは一時間食べ放題祭りとかで商店街のカレー屋へ涼宮さん・長門さん・朝倉さんとお出かけ。 橘さんはオイタが過ぎて自宅謹慎中。 「という訳で二人共片付けには参加してないよ」 「それ...
  • 67-9xx 佐々木さんと「じゃあね、親友」
     66-236 佐々木さんの踏ん切り続編。  僕は、あの雨の日に素直になれなかった自分を後悔した。  だから僕の答えはこれだ。  キミには後悔なんてして欲しくない。  だから僕は素直にならない。  だって私はキミが欲しい。  それを告げれば、キミの選択のノイズになる。  僕は、キミが今抱いている素直な気持ちを、そのまま形にして欲しいんだ。  僕は、自分の気持ちの為に、キミの気持ちを犠牲になんかしない。させるつもりはない。 『どうもキミと話しているときは何だか笑っているような顔に固定されているようでね』  僕は役者になれない。そう結論した。  四年前、僕は涼宮さんに憧れて「演技」を始めた。  性別を超越した変人を演じ、注目され、「浮いた」自分を楽しむ。  そうやって自分の枠を作って、僕は誰にも自分を見せないようになっていた。  けれど...
  • 44-235「―佐々木さんの消滅―ep.06 二人だけの記憶」
    ep.06 二人だけの記憶 (side sasaki) 『機関』の対応は素早かった。翌々日つまり木曜日に橘さんが外部協力者だと紹介した学生数人と一緒に来て、 私の私物と届いたロッカー箪笥を同じマンションの別室に運んでくれた。何でも『機関』が監視用に確保していた 部屋を引き払うのは位置や設備の関係で問題があったのだという。朝倉さんの部屋との相対位置や何の設備なのかは 知らない方が良さそうだ。 代わりに別の階の角部屋が『偶然いつでも入居できる状態で空いていた』ので、私達はその部屋に住むことになった。 「ここは予備の部屋です。これ以上は内緒ですよ」 橘さんはそう言って片目をつむる。なるほど、これ以上の事情も訊かない方が良いということか。 家具屋が寝具やら箪笥やらカーペットやらを、家電量販店の配達が家電製品一式を、さらに引越し業者がキョンの荷物を 持っ...
  • 26-79「橘の呼び出し」
    ある日、橘に呼び出された。 喫茶店で、橘にははっきりと怒りのオーラが見えた。 女の子と二人きりでも喜べない状況なのは、何かの呪いか?誰か助けてくれ 「昨日、また佐々木さんの閉鎖空間に神人が発生したのです」 「俺の責任とか言う口振りだな」 「100%、キョンさんの責任なのです。男らしく佐々木さんに対して責任とるのです!」 声がでかいぞ。周りから注目をあびている。 ヒソヒソ (責任取れだって?) (あの子を妊娠させたのよ) (違うわよ、話の流れから言って、妊娠したのは、あの子の友達よ) (佐々木とか言ったわね) (まだ高校生なのに) 古泉といい、橘といい、超能力者は俺に責任転嫁することが趣味らしいな。 「いつものように、佐々木が俺の家に来て、勉強して、食事しただけで、いかがわしいことはしていないぞ」 溜息をつきながら橘は言った。 「あきれました。映画の券とレストランの食事券をあげるので、明...
  • 20-711「RPG永遠の夏「涼宮ハルヒの暴走」
    RPG「永遠の夏:涼宮ハルヒの暴走」は「涼宮ハルヒ」のシリーズの名作「エンドレスエイト」(涼宮ハルヒの暴走に収録)をRPGゲームにしたものです。 解説 ①ゲームの概要 SOS団の高1時代。8/17から8/31の活動(エンドレスエイト)をシミュレートしてます。 主人公は古泉一樹です。古泉一樹の行動を操作して下さい。 涼宮ハルヒが夏休みに満足するまで永久に繰り返します。 一つのソフトで計10人分やれます。(同時プレーは不可) オートセーブで行われます。途中セーブでやり直すことはできません。 各キャラはそれぞれ体力値、ストレス値を持ちます。 ②登場人物 SOS団のキャラ:涼宮ハルヒ、キョン、古泉一樹、長門有希、朝比奈みくる サブキャラ:貴緑、鶴屋、森さん、多丸弟、コンピ研会長、佐々木、ミヨキチ、キョンの妹、谷口、国木田etc  初級編、中級編では佐々木さんがいません ...
  • @wiki全体から「68-357「佐々木さんのキョンな日常 星に願いを」」で調べる

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