武装神姫のリン
番外編 「勇者特急!?」
番外編 「勇者特急!?」
今日は休日。
ということで皆で出かけようと思っていたのだが……あいにくの雨。
ということで皆で出かけようと思っていたのだが……あいにくの雨。
結果家でごろごろすることになった。
でリンと茉莉は昼食を作っている。
俺とティアはヒマなのでネットを(エルゴ特製の通信ユニットで訓練機の機能を使ってカメラアイに直接ページが表示されるように改造されている)していた。
するとティアが俺のPCにあるページを表示した。
「さあ、これで君もGとjになろう!! ガオガイガー&キングジェイダーセット!」
……目が点になった。
「なあ、ティア、これ欲しいのか?」
「もちろんです。最近ネットを騒がせているGと突然現れた彼女の仲間。Jになりきれるセットですのよ。これをお姉さまといっしょに着るのです。」
まあたしかに、リンとティアはちょうど黒と白だけどな……値段は……6万!!!
「却下!!」
「そんな、愛するお姉さまへのプレゼントですよ。ソレぐらい出してください」
「あーーーリンは欲しいなんて言ってないだろ。」
俺とティアはヒマなのでネットを(エルゴ特製の通信ユニットで訓練機の機能を使ってカメラアイに直接ページが表示されるように改造されている)していた。
するとティアが俺のPCにあるページを表示した。
「さあ、これで君もGとjになろう!! ガオガイガー&キングジェイダーセット!」
……目が点になった。
「なあ、ティア、これ欲しいのか?」
「もちろんです。最近ネットを騒がせているGと突然現れた彼女の仲間。Jになりきれるセットですのよ。これをお姉さまといっしょに着るのです。」
まあたしかに、リンとティアはちょうど黒と白だけどな……値段は……6万!!!
「却下!!」
「そんな、愛するお姉さまへのプレゼントですよ。ソレぐらい出してください」
「あーーーリンは欲しいなんて言ってないだろ。」
……なんだか背にいやな空気が……
「マスター、ダメですか?」
目に涙を浮かべたリンがいた。
ダメだ、そんな顔されると勝手に身体がマウスを操作していく。
カゴに入れるボタンをクリック……する前になんとか自らの意思で腕を動かすことに成功。
6万の出費からなんとか逃れた。
その代わり。
「こっちならどうだ、勇者特急マイトガイン+マイトカイザーセットでグレートにも合体可能!!」
値段は2万。こっちなら何とか出せる値段だ。
「え~ちょっと古いのではなくて?」
「今から考えるとガオガイガーも十分古いわ。Tv放送されたのがたった数年の違いだぞ。それに俺はこっちの方が好きだ」
「マスター、私はこっちのほうが好きかもしれません」
「お、さすが俺のパートナーだ。」
そういうわけで即注文。
で1週間後、届いたわけだが……
目に涙を浮かべたリンがいた。
ダメだ、そんな顔されると勝手に身体がマウスを操作していく。
カゴに入れるボタンをクリック……する前になんとか自らの意思で腕を動かすことに成功。
6万の出費からなんとか逃れた。
その代わり。
「こっちならどうだ、勇者特急マイトガイン+マイトカイザーセットでグレートにも合体可能!!」
値段は2万。こっちなら何とか出せる値段だ。
「え~ちょっと古いのではなくて?」
「今から考えるとガオガイガーも十分古いわ。Tv放送されたのがたった数年の違いだぞ。それに俺はこっちの方が好きだ」
「マスター、私はこっちのほうが好きかもしれません」
「お、さすが俺のパートナーだ。」
そういうわけで即注文。
で1週間後、届いたわけだが……
「マスター……大きいです。」
「大きいですわね、ご主人様。」
「ああ、予想以上にデカイな…」
ウチに届いたのは注文したセットに加えて同スケールの基地、および残りの勇者達のセット。
なんでもメーカー通販で10000人に1人当たる豪華なセットが当たったらしい。
「亮輔……これはどういうことなの」
さすがにこんな大荷物が届くとは思っていなかった茉莉が怒っている。
「いや、なんか抽選で1万人に一人当たるものが当たったらしい…」
「これの置き場所は亮輔の作業室ね。ソコ以外は認めません」
「ちょっと待て、こんなの置いたら基地だけで埋まってしまう!!」
そんな抵抗もむなしく、俺の部屋は勇者特急の基地になってしまった……
「大きいですわね、ご主人様。」
「ああ、予想以上にデカイな…」
ウチに届いたのは注文したセットに加えて同スケールの基地、および残りの勇者達のセット。
なんでもメーカー通販で10000人に1人当たる豪華なセットが当たったらしい。
「亮輔……これはどういうことなの」
さすがにこんな大荷物が届くとは思っていなかった茉莉が怒っている。
「いや、なんか抽選で1万人に一人当たるものが当たったらしい…」
「これの置き場所は亮輔の作業室ね。ソコ以外は認めません」
「ちょっと待て、こんなの置いたら基地だけで埋まってしまう!!」
そんな抵抗もむなしく、俺の部屋は勇者特急の基地になってしまった……
「チェーーーーーンジィ、マイトカイザー!!!!」
ティアが叫ぶとドリル特急に繋がれたコンテナから小さなマシンが5機飛び出し、ドリル特急本体がティアの身体を包む。
そして5機のマシンが次々と合体。最後にコンテナ後部のウィングが背に装着され、右手でドリルを掴んでマイトカイザーが完成した。
「お姉さま、グレート合体ですわ」
ティアが叫ぶとドリル特急に繋がれたコンテナから小さなマシンが5機飛び出し、ドリル特急本体がティアの身体を包む。
そして5機のマシンが次々と合体。最後にコンテナ後部のウィングが背に装着され、右手でドリルを掴んでマイトカイザーが完成した。
「お姉さま、グレート合体ですわ」
「ぐ、…グレート、ダァーーーーッシュ!!!」
最初は少し恥ずかしそうにしていたが、それを振り切ってリンが叫ぶ。
するとマイトカイザーが瞬時に分離。
ティアの身体からドリル特急の本体が離れてリンが合体しているマイトガインの胸部に取り付く。
そしてマイトガインの元の手足にマシンが合体。
足は下駄をはくように合体するのがグレート合体の醍醐味だ。
そして最後にドリル部分が胸部に接続され、ドリルが3つに分かれて開く。
ソコにはMGの2文字。
そうしてグレートマイトガインが完成した。
グレート動輪剣を持って構える。
最初は少し恥ずかしそうにしていたが、それを振り切ってリンが叫ぶ。
するとマイトカイザーが瞬時に分離。
ティアの身体からドリル特急の本体が離れてリンが合体しているマイトガインの胸部に取り付く。
そしてマイトガインの元の手足にマシンが合体。
足は下駄をはくように合体するのがグレート合体の醍醐味だ。
そして最後にドリル部分が胸部に接続され、ドリルが3つに分かれて開く。
ソコにはMGの2文字。
そうしてグレートマイトガインが完成した。
グレート動輪剣を持って構える。
「…輪じゃなくてリン。かっこいいぞ!!」
俺は柄にもなくデジカメでGマイトガインとなったリンの写真を撮りまくる。
最後に必殺技の『真っ向唐竹割り』をしてくれ!!とたのんだ。
俺は柄にもなくデジカメでGマイトガインとなったリンの写真を撮りまくる。
最後に必殺技の『真っ向唐竹割り』をしてくれ!!とたのんだ。
グレート動輪剣の中心にある車輪状のパーツが唸りをあげてビームの刃が展開……展開??
「ちょっと、ストーーーープ!!」
制止も間に合わず、リンはおもいっきり動輪剣を振り下ろしていた。
その結果俺の部屋はフローリングを真っ二つに切断し、コンクリートの下地にまで傷をつけていた。
そうして俺の作業部屋は開かずの間となり、マイトガインの基地セットはめでたくエルゴに寄付されることになりました。
「ちょっと、ストーーーープ!!」
制止も間に合わず、リンはおもいっきり動輪剣を振り下ろしていた。
その結果俺の部屋はフローリングを真っ二つに切断し、コンクリートの下地にまで傷をつけていた。
そうして俺の作業部屋は開かずの間となり、マイトガインの基地セットはめでたくエルゴに寄付されることになりました。
ちなみにリンがGマイトガインを気に入ったのは…
「えっと、「だからドリルは取れと言ったのだ…」ていうセリフが好きだったんです」
どこでそれを聞いたんだ、しかもそのドリルは轟龍のものだし……orz
「えっと、「だからドリルは取れと言ったのだ…」ていうセリフが好きだったんです」
どこでそれを聞いたんだ、しかもそのドリルは轟龍のものだし……orz