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「純一文学」まとめ/3ページ目 - (2015/02/13 (金) 09:21:54) のソース

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*[[意味が分かると怖い話>>http://anago.2ch.net/test/read.cgi/streaming/1420657829/2]]
#blockquote(){2 名前:&color(green){名無しさん@お腹いっぱい。}[] 投稿日:2015/01/08(木) 04:13:32.64 ID:E4AS/VwS0
429 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/23(火) 22:53:55.69 ID:V0GSyfHB0
@KING: コマンド効いたな
@KING: そんじゃみんな
@KING: 本当にありがとう みんなに出会えて
@KING: 本当に良かった
@KING: これから 頑張って生きてみるよ
@KING: だかたみんなも絶対死ぬなよ
@KING: 何が何でも生きてな!
@KING: 5年間本当にありがとうございました
@KING: 最後に一言だけいいですか?
@KING: Y

最後のYってさ、イエバスのYだと思うじゃん?
でも本当は違うかもしれないと俺思うんだよね

意味がわかると怖い話ってしってる?俺さ夜中とかに一人でみてよくブルってんだけどさw

まぁ何が言いたいかというと、「Y」ってネットで\(^o^)/オワタって意味で使われてることがあるんだよ
}

*[[彼にしか作り出せない笑い>>http://anago.2ch.net/test/read.cgi/streaming/1420657829/6]]
#blockquote(){6 名前:&color(green){名無しさん@お腹いっぱい。}[sage] 投稿日:2015/01/19(月) 02:23:12.61 ID:3pFKqEQp0
笑いをとるやつは2種類いる
人を笑わせるやつと人に笑われる奴だ
渋谷のキングはあらゆることで笑いを取る天才であった
彼にしか作り出せない笑いが確かにそこにはあった
しかし彼自身はそのことに気づいていたのだろうか・・・

突然の活動休止宣言にショックを受けた多くのリスナー達
今もなお再び笑いを生むことを信じて待っているものがいる・・・
}

*[[これが完成だ>>http://anago.2ch.net/test/read.cgi/streaming/1420657829/7]]
#blockquote(){7 名前:&color(green){名無しさん@お腹いっぱい。}[] 投稿日:2015/01/20(火) 22:15:06.32 ID:SYzMQGtS0
純一「まずこれが学生だろ
これが社会人
そしてこれがさっきみせた社会人を超えた社会人・・・
夢職ってとこかな」
純子「くだらないよ
たいして変わってないじゃん」
純一「そして・・・」
敬市「ハ、ハッタリだろ?純・・・
そ、その上があるなんて・・・」
純一「これが・・・さ・・・さらにそれを超えた・・・・
ぐ・・ぐ・・ぐががが・・・ああああああ・・・!
・・・これが完成だ
時間がかかってすまなかったな、まだ30歳無職の現実に向き合えないんだ・・・」
}

*[[俺は生まれ変わる>>http://anago.2ch.net/test/read.cgi/streaming/1421859816/280]]
#blockquote(){280 名前:&color(green){名無しさん@お腹いっぱい。}[sage] 投稿日:2015/02/03(火) 20:47:46.84 ID:7NG9KR+T0
10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/01/27(火) 23:13:46.69 ID:HZz4vx2B0
(今日から俺は生まれ変わる!人生を変える!)
ふとそう思いながら思いながらベッドから這い上がる、彼にしては珍しい
夕日が沈み始めたのを外の明るさで感じつつ気づくといつもの習慣でパソコンを開いていた
お気に入りのエロ画像で自分を慰めるためである
小一時間慰め続けてようやく満足した後はお決まりのネットサーフィンだ
何も考えずただひたすらネット上で快楽と刺激を求め続ける
最近のマイブームは少女ヌードの収集だそうだ、危険そうなサイトも迷わず踏むのがコツらしい
性欲が満たされた後に彼を襲うのは食欲だ
腹が減り手元にあるカップ麺をフォークで汚く貪る、あちこちの歯にしみるのはもう慣れっこだ
やがて緩やかな眠気がやってきてパソコンの画面をそのままに純一は寝床に着いた}

*[[一見なごやかな公園>>http://anago.2ch.net/test/read.cgi/streaming/1420657829/13]]
#blockquote(){13 名前:&color(green){名無しさん@お腹いっぱい。}[] 投稿日:2015/02/04(水) 00:23:25.02 ID:pOTPvXTP0
なごやかな公園で遊ぶ子供達の声が響き渡る
本当に平和で落ち着いている場所だとしみじみ思う
週3回ほどの散歩のコースにこの公園は欠かせない
唯一の欠点をあげるとすれば、「やつ」が時たま現れてしまうことだろう

いつものように散歩をしていたある日のこと
ベンチでくつろぎながら本を読んでいるとその男はやってきた
赤い上着にボサボサの金髪頭の色白男
私の目の前で突然止まりいかにもな作り笑いで笑顔を投げかけてきた
一瞬悪寒を覚えたが表情には出さず私も軽く笑って頭を少し下げた
その金髪男はなぜかしばらく私を凝視してきたが
いきなりなにかを思い出したかのように、小走りで歩き始めた
気分を害されてベンチから立った時、初めてあることに気が付いた
一見なごやかなその公園には私以外誰もいなかったのである
}

*[[ジュンイチに餌をやるな>>http://anago.2ch.net/test/read.cgi/streaming/1420657829/14]]
#blockquote(){14 名前:&color(green){名無しさん@お腹いっぱい。}[] 投稿日:2015/02/04(水) 01:04:23.43 ID:pOTPvXTP0
「ジュンイチに餌をやるな!」
初めてその看板を見た時全く意味が分からなかった
ジュンイチという名前の猫がいるのだろうか?
ふと気になって公園の中を歩き回ったがそれらしきものはいない
近所のおばさんに聞いたところ今日はいないとのこと
「間違ってもなにかをあげるようなことはしちゃ駄目だからね」
おばさんの忠告が逆に僕の好奇心をそそった
次の日、ポケットにおやつをたくさん入れて例の公園に向かった
公園に入ると遠くの方にジュンイチがいることに僕は気づいた
(あれか・・・)地面に体育座りをしたまま右手に持った棒切れで絵を描いて遊んでいる
一瞬ためらったが好奇心には勝てず、恐る恐るジュンイチに近づいていった
体型はもう大人だが、その顔立ちや雰囲気からはとてもそうは感じられない
「君がジュンイチくんかい?」そう尋ねると無言で首を縦に振ってきた
「お腹が空いてないかい?これをあげるよ」そう言ってポケットの中のおかしを2,3個放った
地面に散らばったおかしを慌てるように回収し自分の懐に入れたジュンイチ
指を咥えながら期待して見つめる気持ち悪い顔にイラっとして、僕は残りのおかしを遠くに投げてやった
満足した僕は公園を出て歩いていると、後ろに何か気配を感じた
振り向いた僕はゾッとした(ジュンイチが付いてきている!)
ダッシュで振り切ろうとしたが、裸足のジュンイチは諦めずに付いてくる
やっとのことでタクシーを捕まえて安心した
そして改めて看板の言葉を思い出してみて合点がいった(そういうことだったのか・・・)
自分の浅はかさを反省して、もう二度とあの公園に行かないことを心の中で誓った
}

*[[イカスミパスタ>>http://ncode.syosetu.com/n1394cn/]]
#blockquote(){その親子は、俺がサイゼリアのバイトを始めてから間もなくの頃にやって来た。
ここはファミレス。家族で来店する客なんて至極ありふれた存在。
しかしこの親子、とにかく異様で目を引いた。

くたびれた感じの母親に連れられた息子とおぼしき人物は、色白でぽっちゃり。
やたらに肌は綺麗なのだが、よく見るとそれなりに老け込んでいる。

年齢不詳というか、いや、明らかに“おじさん”と呼ばれて然るべき年齢なのだが、締まりのない顔付きのせいだろうか?とても幼く見える。

そんな少し不気味な風体のいい年した男と母親が頻繁にやって来るものだから、店員や常連客の間では少し有名だった。

彼らは決まった曜日、夜の七時過ぎに登場し、毎回同じものを注文する。

息子がミラノ風ドリアとイカスミパスタ。
母親がミラノ風ドリアのみ。

息子は、ただでさえ緩んだ表情を薄気味悪く破顔させ俺に言う。
「いつもの、ちょうだい!」

その物言いに俺は言い知れぬ苛立ちを覚えながらも、
「イカスミパスタお一つ、ミラノ風ドリアお二つですね。かしこまりました」
と、普段通り対応。
それを見て息子は、とても満足気なニンマリ顔を母親に向けた。

ある日、発注ミスでイカスミパスタを用意する事が出来ない事があった。
タイミング悪くやって来た息子にそれを伝えると、しょんぼりと首をもたげメニューを見直し、他のものを指差す。

俺は注文を取りバックヤードに戻る際、親子を見てヒソヒソ笑っていた中学生くらいの男性客三人が、何やら悪巧みを働いているらしい事に気付く。

親子はこのファミレスの名物だったので、面白がってからかう子供もいるのだ。

彼らは自分が食べ残したスパゲティになんと、ドリンクバーから持って来たコーヒーを盛大にぶっかけ真っ黒にし、母親がお手洗いでいない隙をついてそれを息子に持って行ったのである。

「ねぇ、イカスミパスタ好きなんでしょ?俺のやるよ。はい」
男子は悪戯っぽく笑いながら差し出す。

注意しなければならないと思ったが、息子がどういう反応を示すのか興味が湧いてしまい、黙って観察を続けた。

息子は一瞬戸惑いながらも受け取ってしまった。
男子はすぐ自分の席に戻り、俺同様に息子の行動を見守っている。

息子はキョロキョロとあたりを見回してから、そのコーヒーぶっかけスパゲティを…食べた。

彼は数口食べると異変に気付き、つるつるの顔をくしゃくしゃにして、
「わあ!わわわあ!にがーい!」
と、コーヒースパゲティを吐き出した。

男子達は大爆笑している。
母親は騒ぎを聞きつけたのか慌ててトイレから出てくるも、一瞬顔を歪ませ、醜態を晒す息子に冷ややかな眼差しを向けた。
が、すぐにハンカチを出して駆け寄る。

…俺はその日を境にバイトを辞めたので、今でもあの親子がイカスミパスタとドリアを食べに来ているかは分からない。}