UV展開 - (2014/07/15 (火) 02:09:50) の1つ前との変更点
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UV展開
UV展開
モデルデータにテクスチャを反映させるのに、その貼る位置(座標)を決めているのがUVマッピングです。
モデルデータが完成してからUV展開を始めます。その展開図を元にテクスチャの制作にはいります。
地味な作業ですが、歪みのないUV展開は美しい見た目には欠かせないですし、効率のよい展開図は負荷が少なくでき、テクスチャの解像度がよくなります。
まずはあまり目につかない底面部分の頂点を選択します。ループ選択しました。(Alt+ループ選択したいとこで右クリック)
マークシーム押します。ちなみに下のクリアマークシームはシーム線を消せます。
ショートカットキーはCtrl+E(エッジに対するメニュー)→Mark Seam。
(2.7xからツールシェルフがタブ式になったのでShading/UVsタブにあります。)
たぶん赤い線が選択した部分につくと思います
それで、次に頂点を全部選択します(A)
キーボードのUを押すと、こうなると思うので、Unwrapを押します
UV展開は一応されたので、ちょっと画面を移ります。 UV/Image Editorです。
UV展開されたので見てみましょう。見るからにひどいです。
3DViewに戻ります。
ここからどう分割していくかっていうアレなんですが、私はテクスチャの作業の時のことを考えてなるべくテクスチャ作る作業が楽に、また分割してる部分が気づかれないように、って気分で分けてます。素人の浅知恵です。
左右対称のオブジェクトなんかを作った時は、ええと、なんだ。中心線?で分割するとうまくいくと思います。
UVの歪みがわかるようにしたいと思います。
画像内、赤枠で囲った「New」ボタンを押します。
Generated Typeのとこの矢印をぽちっとして、「UV Grid」にします。それでしたのOKを押すと
こんな状態に。
3DViewにもどります。
Viewport Shadingが現状では恐らくワイヤーフレームかソリッドになってると思いますので、これを、Textureにします。と、こうなりました。
まずはさっきの中心線でぶった斬ります。
が、底面のUVは綺麗だったのでこのまま活かそうと思います。UV線が底の円を突っ切らないようにしてマークします。
この状態で一度、Uを押してUnwrapしてみます。
まあぶっちゃけまだひどいんですが。
単純な円筒上のものだったりすると中心線で斬るだけで良かったりします。画像は湯呑みですが。中心線と底面分けただけになってます。
あー・・・と、やたら中心線で分けたがるのは私がテクスチャ作るのが好きでないって理由もあります。後々ですがUVを重ねあ合わせて、中心線で左右対称のテクスチャを作れるので…。めんどくさがりですみません…。
マークシームしてUnwrapで展開して、を繰り返します。
ティーカップとか似たようなものを作ってたので、経験則ですが、こういった輪っか状のものはこんなかんじで内側もしっかり斬っておくと良いのかもです。
展開図はともかく、歪みはマシになった気がします。
内部底面のUVがけっこうひどい感じに歪んでるのですが「まあ対して見えないし良かろう!」と愚かにもひと目につきにくい部分は全力でサボってます。
完全に蛇足な手順ではないのかと今では思いますが、一応縁のとこでUV分けてたので分けときます
それではゴソゴソマークシームした後、Unwrapすると歪みはほとんど無くなったと思うので、次はこのUVを整頓します。しなくても構わないのですが、した方が楽な気がしてます。
展開図の内訳はこの通り
底面は放っておいて、内側のAとB、外側のAとBを重ねます。重ねると、中心線で区切った左右対称のテクスチャを作れます。作るものによっては重ねる作業はいらないです。
重ねる方法ですが…まず内側Aの辺りにマウスポインタを持って行って、キーボードのLを押します。すると、連結するすべての頂点を選択する…だったかな?してくれます。
この状態で Ctrl+M その後に「X」を押します。(ミラー反転をX軸で行います。上下反転したい場合はYを押します
反転した内側Aを選択したまま、Gを押すと移動できます。このところはオブジェクトモードと変わりない操作、かと。で、下の内側Bに重ねます。
拡大してみたり、Rで回転したりもできるので、なるべく綺麗に重なるようにします。
このままでも問題ないのですが、もちょっと整頓します。Alt+右クリックで縦の線(あるいは横の線)を選択して「W」を押し、Align Autoを選びます。
これを、面倒ですが全部の縦線横線にやっていきます。(楽な方法あったら教えて下さい
はい、それでは整頓し終わった画像がこちらです。
ついでに内側ABと同じ要領で整頓した外側ABもご用意しております。
ほんでもってUV展開としては最後?かな?ですが、UV展開したまんまだとグリッド…ていうのかな…にスペースがあったりなんか部分的にでかかったりするのでこれを調整します。
特別ルールは無いと思うのですが、こんな感じ。大きいほうが解像度が高くなるので、詳細に描けるのだそうですよ奥さん。
最終的なミルクポットのUV展開図がこちらです。
あとは最後にUVsの「Export UV Layout」を選ぶと、UV展開図をpngデータで保存できます。
で。テクスチャ作って貼っつけたらこんな感じです。おしまい
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