勇者王ガオガイガー(作品)

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*概要
1997年放送開始の「勇者シリーズ」第8作目にしてTVシリーズ最終作。
人格を持ったロボット軍団、物語に密接に関わる少年の存在など、シリーズのお約束を抑えながらも、
ユニークな戦闘アイテムや武装、常に危機への対応を迫られる白熱した戦いが人気を呼んだ。

*ストーリー
数年前、宇宙から飛来した機械のライオン「ギャレオン」により、
一人の赤子が地球の夫妻に、一つの石がシャトル事故により重傷を負った青年に託される。
石から得られた情報で、青年をサイボーグとして復活させるも、恐ろしき地球の危機までが判明する。
すぐに防衛組織「GGG」が設立され、青年「獅子王 凱」とその仲間達の全力の戦いが始まろうとしていた。

*登場人物
**獅子王 凱
-シャトル事故をきっかけに、戦闘用サイボーグとして生まれ変わった青年。非常に正義感が強い熱血漢。
--なお、&bold(){20歳}である。ちなみに初対面で護に&bold(){オジサンと呼ばれた}。
-まさに勇者と呼ぶにふさわしい人間(というかサイボーグ)なのだが、第1話では非常に情けないところを見せ付けてしまった事は忘れてあげよう。
-肩書きはGGG機動部隊隊長。というわけなのか、今回潔く指揮技能が付いた。
-好物は紅生姜をガッツリ盛った牛丼。逆にコンニャクが苦手。
--ちなみに、摂取した食物は体内で燃焼させるだけでエネルギーにはならず、あくまで娯楽としての機能である。

**天海護/ラティオ
-ゾンダーを元の人間に戻す事が出来る「浄解」能力を持つ少年。その能力からGGGの特別隊員になった。
--それ以外にも、護が凱のGストーンに触れることで、生命維持機能のアジャスト(調整・調節)を行うことができ、&br()当初は出撃の度に不具合やらトラブルが頻発していた凱の治療(メンテナンス)という役割もこなしていた。
-口癖である「うわっはぁ!」は父親譲り。
--何かと親子関係がクローズアップされることの多い本作において、天海家の暖かさはプレーヤーにとっても一服の清涼剤である。

**氷竜
-GGGの開発したビークルロボ。クレーン車から人型に変形する。
-クールな性格の頭脳担当で一人称は「私」。AIの誕生が一番早かったためか自分を兄弟達の長兄と捉えている。
-人格は特定の人物をモデルにしたものではなく、教育プログラムや各スタッフらの尽力で完成したもの。
-今回は竜兄弟が一堂に揃った中断メッセージあり。山田氏の演技に脱帽である。
-なお、スパロボ初参戦(第二次α)において、彼らのような「パイロットの搭乗しない、人格を持つ自律AI型ロボット」が登場することがちょっとした話題になったのも今となっては昔の話である。

**炎竜
-GGGの開発したビークルロボ。はしご車から人型に変形する。
-熱い性格の突撃担当。その性格の割に一人称は意外にも「僕」。
-ミラーシールドを装備している為機体のバランスが悪いのか、よく着地に失敗する。
--この辺は弟妹達にも継承されてしまい、特に妹は酷い目に遭う(外伝・獅子の女王参照)。

**風龍
-氷竜、炎竜の後に中国で製造された新たなビークルロボ。武装の他、口調も時たま中華風になる。
--日本語翻訳ソフトにバグがあるせいらしい。
-ミキサー車から変形し、ミキサーの部分は武装と飛行ユニットを兼ねている。

**雷龍
-風龍の弟にあたる末弟。風龍が氷竜をモデルにしているため、こちらは炎竜同様の荒い性格。
-ダンプカーから変形し、荷台の部分に乗っての飛行が可能。
-炎竜同様着地が苦手。

**ボルフォッグ
-忍者の姿をしたGGG諜報部員。変形時には警察車両のような白黒のサイレンカーになる。
--普段は護の護衛を担当している。そのため、勇者ロボシリーズお約束の「少年とロボットの友情」は彼が担当となる。
-人格モデルは元内閣諜報部員・犬神霧雄。GGG配属前に暗殺された。
--沈着冷静で物腰穏やかだが、外伝では割とはっちゃけた腹黒い一面も見せていたりする。

**ゴルディマーグ
-ゴルディオンハンマーの負荷を軽減し、確実に運用するために生み出された戦車型マルチロボ。
--原作において彼が参戦する以前にガオガイガーが単身でゴルディオンハンマーを使った際には右半身が半壊している。&br()それほど強力なツールであり、頑強なロボットなのである。
-AIも急造されたため、火麻参謀の粗野な性格がそのまま移植されてしまっている。&br()ただ、その性格に関しては自分でも気にしている。
-シリーズを通して見てもユニットとしてはあまり登場しておらず、基本的に出番はゴルディオンハンマーの演出のみ。
--ハンマー以外にも召喚攻撃辺りで出てきて欲しいところ。

**マイクサウンダース13世
-アメリカで開発された玩具の様な見た目のロボ。有事にはコスモロボからブームロボに変形し、様々な音響兵器を操る。
-スパロボWとは違い、戦闘アニメの中で変形を行う第3次αの方式に変更された。%%そりゃ精神コマンド12個持ちはさすがにちょっと%%
--本作最大のチートサポート機体の一角。「無制限で、35スクエアの範囲に対して気力+10」はもはやバランス調整を投げ捨てている。
--仮にそんな性能のディスクPを封印したとしても、機体ボーナス・圧巻の援護攻撃性能・MAP兵器など、魅力が埋もれている…。
-人格モデルはGGGアメリカ支部のスタリオン・ホワイト。声も同じである。

**ソルダートJ
-赤の星で対原種用に作られた戦闘兵器。原種との戦いに敗れ、機界四天王のピッツァとして洗脳されていた。&br()正式名称は「ソルダート No.J-002」。
--本名とデザインからピンと来た人もいるかもしれないが、モデルはサイボーグ002ことジェット・リンク。
-ゾンダリアン時代から戦士としての誇りを重んずる性格であり、浄解前後でもその辺はあまり変わっていない。
-あくまで目的は原種の殲滅と考え、地球や住民の防衛を顧みない場面も見られる。
--良くも悪くも「勇者」ではなく「戦士」だということだろうか。

**トモロ0117
-ジェイアークに内臓された人格を持つ生体コンピューター。J同様機界四天王ペンチノンと化していた。
-ゾンダリアン時代に幾度も死闘を繰り広げた因縁から、ボルフォッグとは互いに認め合う戦友のような関係。

**戒道幾巳 / アルマ
-護の同級生。ソルダートJと共に行動し、護に似た浄解の力を有する少年。
-年齢に似合わない落ち着いた態度とミステリアスな語り口が特徴的。
--そんな彼も富野節はわかりづらいらしい。

**大河 幸太郎
-GGG長官。元は防衛庁の秘密特殊部隊に所属しており、「ゴールド・タイガー」の異名を持っていた。
-戦闘指揮やファイナルフュージョン、ゴルディオンハンマーの発動承認を行う。
-表向きの肩書きは宇宙開発公団総裁。護のパパの上司でもある。

**卯都木 命
-GGGのオペレーターで凱の恋人。ファイナルフュージョンのプログラム起動は彼女の担当。
-ファイナルフュージョン承認の度に防護ガラスを&bold(){拳で}叩き割るある意味女傑。
--なお、ファイナルフュージョンに失敗したTAKE2だと今度は&bold(){命の腕時計のガラスが割れる}。ガラスは割れるもの。
-彼女の髪型のモチーフは兎だそうである。どうやってあんな髪型にするかというと、静電気を使っている。

**獅子王 麗雄
-凱の父親でGGGのメカニックチーフ。70歳とかなり高齢。妻の絆とは20歳差とそれほど開いていない。
--瀕死の凱をサイボーグに改造したり、各種ガオーマシン、勇者ロボ軍団(マイク、風龍、雷龍は除く)を開発した。
-高齢まで子宝に恵まれなかったためか、凱には父親として深い愛情を注いでいる。
-年寄り扱いを嫌がっており、齢70にして一人称は「僕」。

**獅子王 雷牙
-凱の伯父で、麗雄の兄。GGGアメリカに所属するマイクの開発者。75歳ながら性格や服装は非常にファンキー。
-麗雄とは顔を合わす度に口論になるが、「喧嘩するほど仲が良い」と評されることも。
-多くの女性と浮名を流し、その間に成した多くの子供には愛憎混じった感情を向けられることもしばしば。
--奥さん一筋だった麗雄と、その辺の言い合いから喧嘩になるのは毎度のことである。
-一人称は「僕ちゃん」。……やっぱり似たもの兄弟である。

**火麻激
-GGG作戦参謀。姓は「ひゅうま」と読む。たぶん初見で苗字が読めない作中人物ナンバーワンだろう。次点は命か。
-大河とは秘密特殊部隊時代からの戦友で「シルバー・ピューマ」の異名を持つ。
-熱血脳筋馬鹿でよく命令を無視する。ゴルディのAIは彼の人格まんまコピーである為、その辺も似てしまった。ちなみに声も同じ。
--原作では何かにつけてカッとなっては通信機を粉々に握り潰していた。

**スワン・ホワイト
-GGGオペレーター主任を務めるアメリカ人女性で、立場上は命の上司に当たる。%%ついでに作中トップクラスの爆乳の持ち主。%%
--とは言っても本来の陽気でフランクな性格から、プライベートでは仲の良い友人である。
-麗雄博士の助手も兼任し各国の言語を操る才媛だが、何故か日本語は米国訛りが酷い。
--原作のとある場面で、命に代わってファイナルフュージョン・プログラムドライブを担当した際に、実にクールでネイティブな発音を披露したことも。

**牛山一男
-GGG整備部オペレーター。四人兄弟の長男で末の弟の末男は護のクラスメート。
--たまに弟たちにGGGの情報をこっそり漏らしてしまっている。本作でも少し情報を漏らしてしまった。

**猿頭寺耕助
-GGG諜報部オペレーターでボルフォッグの上司。父は大河や火麻の同僚だった。
--仕事場に泊まり込む不衛生な男だがIQ300の頭脳を持つ天才。
--原作ではゾンダーを探知するセンサーの開発やガオガイガーが合体不能に陥った際も即座に対応するなど多岐にわたった。

**スタリオン・ホワイト
-GGGアメリカに所属する技術者で雷牙の部下。スワンの実の兄。
-ギターを愛するバンドマンであり、その辺の縁からかマイクのAIは彼がベースとなっている。
--なお、AI人格のモデルになるのは相当な負担らしく、かなり体重が減ったらしい。
---が、ゴルディマーグのAI人格モデルになった火麻参謀はピンピンしていたそうな。

**戒道の母
-戒道の育ての親。腸原種に融合され、戒道に対しての心理作戦に利用されてしまう。

**パリアッチョ
-イタリア語でピエロを意味する、その名の通り道化を模した存在。原種に指示を飛ばしている。
-その正体は生体データベースとでもいうべき、心臓原種の端末。EI-01とは同類ともいえる。

**ゾンダーメタル
-ゾンダーが有機生命体をゾンダー化するために用いている、不死を齎すサーキット。原種はこれを量産する能力にも優れる。
-本作ではEI-15のパイロットとして登場する。他作品の機体を乗っ取ったり複製したりする場合は「NO PILOT」名義となる。

**ゾンダー人間
-ゾンダーメタルによって、地球人をはじめとする有機生命体がゾンダリアンと化してしまった姿。
-本作ではキャンペーンマップに登場。トドメ手段が指定された中で戦う。

*登場機体
**ガオガイガー
-ギャレオンが持ち込んだ「Gストーン」の技術で誕生したスーパーメカノイド。桁違いの破壊力を持つ。
-凱とギャレオンが合体したガイガーに、ステルス戦闘機型(ステルスガオー)、新幹線型(ライナーガオー)、ドリル戦車型(ドリルガオー)の三機のガオーマシンが合体している。
--これらが文字通り融合(フュージョン)しており、操縦というには若干の語弊がある。
-凄まじいパワーと堅牢な装甲を併せ持つが、搭乗している凱への負担やダメージも非常に大きく、序盤はトラブルや不具合が毎回のように発生していた。
--シミュレーションすら成功していないのにぶっつけ本番でのファイナルフュージョン、既存兵器が全く通用しないゾンダーとの実戦に度重なるヘルアンドヘブンで蓄積されていく凱への負担等々。敵側も第2話からいきなり合体最中に攻撃を仕掛けてくるなど、対応が速かった。
-周囲への被害を抑えるための空間湾曲ツール「ディバイディングドライバー」が特殊武器として初めて採用された。
--移動後使用可能の広範囲投下型で地形適応上昇(味方)/低下(敵)と言う強力性能。あまりに強力過ぎて、プレイスタイルによっては、ドライバー専属役になってしまうのが痛し痒し。
--ちなみに、制作サイド的には「市街戦は作画が大変だから」という大人の事情を物語・設定的に解決するための産物という裏話がある。
-今回は合体技としてのハンマーヘルアンドヘブンは無く、スターガオガイガーになってから追加される。
-いわゆる勇者シリーズとしては唯一1号ロボと2号ロボによる『グレート合体』(例:ライジンオー+バクリュウオー→ゴッドライジンオー)が無く、多少の改修やガジェットの追加はあれど最初から最後までガオガイガーとして戦い抜いたという珍しい存在。
--ガイガーを1号ロボと見なし、ガオガイガーが既にグレート合体であるという見方もある。

**スターガオガイガー
-宇宙での戦いに対応するため、新たにステルスガオーIIを装備したガオガイガー。
--劇中での呼称は専らガオガイガーのままであり、この名称もアイキャッチくらいでしか出てきていない。。
-ウルテクエンジンの上部に備え付けられたファントムリング、ウォールリングを使用する事で攻防両方の強化が為されている。
-初参戦したα2では原作再現がEI-01との決戦で終わっている関係から隠しユニット扱いで、条件がかなり複雑で分かりにくい機体だった。
-こちらは空間を捻じ曲げて動きを封じる「ガトリングドライバー」が特殊武器となっている。
--ディバイディングドライバーとガトリングドライバーを同時使用するダブルヘッドドライバーはイベントのみ。
-ちなみに、ステルスガオーIIの形状故に空気抵抗を受けやすく、大気圏内での飛行能力は通常のガオガイガー(無印ステルスガオー)に劣るという設定がある。
--とは言え、原作最終話を見る限りでは運用や戦闘にそこまで大きな支障が出るわけでもないようである。

**ガイガー
-凱とギャレオンがフュージョンしたメカノイド。高い運動性と白兵戦能力を持つ。
--3種のガオーマシンとファイナルフュージョンすることでガオガイガーになるのだが、原作ではこの形態で個別にガオーマシンを運用している場面もしばしば見られた。
--メルティングサイレンの元となったバリア無効化機能は、反動で凱がダメージを受ける可能性を考慮して封印されている。
-スパロボでは「ガオガイガーが大ダメージを受け、ガオーマシンを破壊された大ピンチ状態」という演出での出演が多い。本作でもその例に漏れず。

**超竜神
-氷竜、炎竜のシンパレート(同調率)が最高潮になりシンメトリカル・ドッキングする事で誕生する合体ビークルロボ。&br()単純なパワーや出力ではガオガイガーをも上回る。
-性格はどちらかというと氷竜寄りの沈着冷静なタイプになる。
-エネルギーを宇宙に放出することで地上の被害を抑えるイレイザーヘッドという装備を扱える。
--原作においても、直接戦闘よりも周囲の被害軽減等に活躍する場面が多かったりする。
-今回は分離できなくなってしまった。強敵相手にはとりあえずダブルガン。

**撃龍神
-風龍、雷龍が超竜神と同じくシンメトリカルドッキングした合体ビークルロボ。
-機体もAIも戦闘用として作られているためか、超竜神よりも口調や性格が荒っぽい。
-シャントウロンは漢字で書くと双頭龍となる。
-武装に運動性低下、射程低下がある関係から、超竜神と比較して雑魚掃討向き。

**ビッグボルフォッグ
-ボルフォッグがガンドーベル、ガングルーと三身一体した姿。戦闘を行う時は基本この姿。
--他のビークルロボと同じくガンドーベルもバイク型、ガングルーもヘリ型に変形ができる。
-メルティングサイレンが特殊武器扱いに。その性能から極一部で「バリアスレイヤー=サン」と呼ばれれたりする。
-分離形態は超分身殺法で見ることができる。

**キングジェイダー
-対原種用に開発された決戦艦隊の一機。通常はジェイアークと呼ばれる艦船状態で運用される。
--艦首部分はジェイバードという小型艦として分離・戦闘が可能。ここにソルダートJがフュージョンすることでジェイダーとなり、残りの部分とメガフュージョンすることでジャイアントメカノイド・キングジェイダーとなる。
-原種と同じくそれぞれのJと共に31機存在したが、本機以外は原種に敗北した結果全滅している。
-まさかのシルバリオンハンマー実装。元はPSゲーム版に登場した技である。
--ハンマーは持ててもマーグハンドは使えないため、ジェネレイティングアーマーを全開にして反動から機体を守っている。銀色に輝くのはそのため。
--なお、ゾンダー核(というか原種核)は&bold(){指でほじくり出す}。それ大丈夫なのか…。

**EI-01
-最初に確認されたゾンダーで、飛来した際に凱のシャトル事故の原因となり、落下時に命の家族を奪った。&br()東京の地下に潜伏し、地球の機界昇華を遂行していた。別名パズダー。
-今作では冒頭で倒されるため、アイコンはあるもののチラッとしか出番がない。

**EI-15
-ガオガイガーの予備パーツをベースに生み出されたガオガイガーに似た姿のゾンダー。&br()本物に劣るとはいえヘルアンドヘブンすら使用可能。
-オリジナルは本体のプログラム知識を吸収し、ガオガイガーを合体不能にする等のダメージを食らわせた。
--本作では原種の手駒として複製された他作品のユニットに混ざって登場する。

**機界原種
-長距離移動の際に機界31原種が変身する、巨大な八角柱のような形態。&br()この状態でもベイタワー基地を破壊した程の戦闘力がある。
--本作では移動形態のみということもあり、あまり強くない。たぶん初戦でもヘルアンドヘブンで「ふん!」される。

**巨脚原種
-北極海の石油採掘プラントと融合した原種。認定ナンバーZX-04。&br()強力な電磁波で地球のヴァン・アレン帯を消失させようと目論んだ。
--ユニットとしてではなくMAP背景の扱いで登場。

**頭脳原種
-人工衛星ロケットと融合し、大脳皮質に翼が生えた人工衛星のような見た目で現れた原種。認定ナンバーZX-06。
-小惑星帯からESウィンドウを通して大量の小惑星を呼び寄せ、これらの地球への落下を図った。&br()さらに放つ波動には、人間に対して強力な幻覚作用を及ぼす効果がある。
--本作ではアイコンのみの出番だが、なんと合体原種に合流・融合するという変化球を見せる。

**機界最強7原種
-文字通り機界31原種の中でも最強の力を持つ7体の原種、即ち腕、爪、耳、目、腸、肋骨、肝臓原種の総称。
--厳密にはユニットではないが下記の腕原種との兼ね合いでここで取り扱う。
-人間態は素体として取り込んだ人間をもとに、各原種のモチーフとなった器官が極端に肥大化した姿になっている。
--ちなみに腸原種の素体は戒道の育ての母。
-全員が多様な能力を持っており、それは融合して合体原種となった後でも存分に発揮された。
--スパロボでは生身大戦枠を演ずる役どころである。

**腕原種
-機界最強7原種のうちの一人で彼らのリーダー格。認定ナンバーZX-07。
-武闘派でもあり、頭脳派でもある強敵。腕からの超指向性重力波を武器とする。
-最終的には木星の衛星エウロパと融合して勇者達と交戦。&br()スパロボでユニットとして出てくるときはこの形態が採用されている。
--実は各メディアにおいて、素体として取り込んだ人間の行方がわからなかった唯一の原種。&br()後にその男の生存が監督の口から確認された。

**合体原種
-機界最強7原種のうち、ジェイダーによって撃破された肝臓を除く目、腕、爪、耳、肋骨、腸の6原種が合体した形態。
-原作では7原種の特殊能力を全て操り高い戦闘能力を発揮する…のだが、肝臓原種の欠落により超再生能力が欠如しているという隙があった。
--スパロボBXでは7原種+頭脳原種という、字面だけだとえらく強そうな状態で対決することになる。
--ゾンダーらしく、「対話の準備のための機体」であるダブルオーライザーを「人間のマイナス思考を繋げるマシン」として敵視する一幕も。

**Zマスター
-全原種核の集結によって完成した、全ゾンダーのシステムを統べる存在。&br()ザ・パワーの莫大なエネルギーと直結しており凄まじく巨大である。
-スーパーロボット大戦W、そして本作ではその巨大さを表現するため、MAP背景として描画された目の部分にユニットアイコンを置くことで出現させている。
--後にこの手法が某バトル級の偽装した「巨大ランカ」の演出方法に流用され、&bold(){「Zランカー」というネタのルーツとなったのであった。}&br()ちなみに、この手法自体は他の作品の超大型ユニットにも流用されている。某ELSや、某STMCあたりが該当。

**機界新種ゾヌーダ
-EI-01が地球に落下した直後に、居合わせた命の体内に植え付けられたゾンダーメタルとは異なる機界生命体の種子が覚醒し誕生したもの。本作では「機界新種」名義。
-ずっと身近にGストーンがある環境で生活していたために耐性が出来てしまい、従来のゾンダーとは全く異なる戦術が必要になる。
-あらゆる物質を絶縁体と化しエネルギーを発散させてしまう恐るべき能力「物質昇華」で、オービットベースと勇者達のエネルギーを奪い無力化してしまった。
--過去のスパロボにおいても「交戦後、強制的にユニットを撤退させてしまう」ことで表現されており、本作でもそれは健在。

*過去参戦作品
-第2次スーパーロボット大戦α
-第3次スーパーロボット大戦α
-スーパーロボット大戦W
-スパロボ学園

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