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勇者王ガオガイガー(作品) - (2015/09/18 (金) 19:17:28) の編集履歴(バックアップ)
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概要
1997年放送開始の「勇者シリーズ」第8作目にしてTVシリーズ最終作。
人格を持ったロボット軍団、物語に密接に関わる少年の存在など、シリーズのお約束を抑えながらも、
ユニークな戦闘アイテムや武装、常に危機を迫られる白熱した戦いが人気を呼んでいる。
ストーリー
数年前、宇宙から飛来した機械のライオン「ギャレオン」により、
一人の赤子が地球の夫妻に、一つの石がシャトル事故により重傷を負った青年に託される。
石から得られた情報で、青年をサイボーグとして復活させるも、恐ろしき地球の危機までが判明する。
すぐに防衛組織「GGG」が設立され、青年「獅子王 凱」とその仲間達の全力の戦いが始まろうとしていた。
登場人物
獅子王 凱
- シャトル事故をきっかけに、戦闘用サイボーグとして生まれ変わった青年。非常に正義感が強い。
- なお、20歳である。ちなみに初対面で護にオジサンと呼ばれた。
- まさに勇者と呼ぶにふさわしい人間(というかサイボーグ)なのだが、第1話では非常に情けないところを見せ付けてしまった事は忘れてあげよう。
- 今回潔く指揮技能が付いた。
天海護/ラティオ
- ゾンダーを元の人間に戻す事が出来る「浄解」能力を持つ少年。
氷竜
- GGGの開発したビークルロボ。クレーン車から人型に変形する。
- クールな性格の頭脳担当で一人称は「私」。AIの誕生が一番早かったためか自分を兄弟達の長兄と捉えている。
- 今回は竜兄弟が一堂に揃った中断メッセージあり。山田氏の演技に脱帽である。
炎竜
- GGGの開発したビークルロボ。はしご車から人型に変形する。
- 熱い性格の突撃担当。その性格に反し一人称は意外にも「僕」。
- ミラーシールドを装備している為機体のバランスが悪いのか、よく着地に失敗する。
風龍
- 氷竜、炎竜の後に中国で製造された新たなビークルロボ。武装の他、口調も時たま中華風になる。
- ミキサー車から変形し、ミキサーの部分は武装と飛行ユニットを兼ねている。
雷龍
- 風龍の弟にあたる末弟。風龍が氷竜をモデルにしているため、こちらは炎竜同様の荒い性格。
- ダンプカーから変形し、荷台の部分に乗っての飛行が可能。
- 炎竜同様着地が苦手。
ボルフォッグ
- 忍者の姿をしたGGG諜報部員。変形時には警察車両のような白黒のサイレンカーになる。
- 普段は護の護衛を担当している。そのため、勇者ロボシリーズお約束の「少年とロボットの友情」は彼が担当となる。
ゴルディマーグ
- ゴルディオンハンマーの負荷を軽減するために生み出された戦車のビークルロボ。
- AIも急造されたため、火麻参謀の粗野な性格がそのまま移植されてしまっている。ただ、その性格に関しては自分でも気にしている。
マイクサウンダース13世
- アメリカで開発された玩具の様な見た目のロボ。有事にはコスモロボからブームロボに変形し、様々な音響兵器を操る。
- スパロボWとは違い、戦闘アニメの中で変形を行う第3次αの方式に変更された。
そりゃ精神コマンド12個持ちはさすがにちょっと- 本作最大のチートサポート機体。「無制限で、35スクエアの範囲に対して気力+10」はもはやバランス調整を投げ捨てている。
- 仮にそんな性能のディスクPを封印したとしても機体ボーナス・圧巻の援護攻撃性能・MAP兵器など、魅力が埋もれている…。
ソルダートJ
- 赤の星で対原種用に作られた戦闘兵器。原種との戦いに敗れ、機界四天王のピッツァとして洗脳されていた。
トモロ0117
- ジェイアークに内臓された人格を持つ生体コンピューター。J同様機械四天王ペンチノンと化していた。
戒道幾巳 / アルマ
- 護の同級生。ソルダートJと共に行動し、護に似た浄解の力を有する少年。
大河 幸太郎
- GGG長官。元は防衛庁の秘密特殊部隊に所属しており、「ゴールド・タイガー」の異名を持っていた。
- 戦闘指揮やファイナルフュージョン、ゴルディオンハンマーの発動承認を行う。
卯都木 命
- GGGのオペレーターで凱の恋人。ファイナルフュージョンのプログラム起動は彼女の担当。
- ファイナルフュージョン承認の度に防護ガラスを拳で叩き割るある意味女傑。
- なお、ファイナルフュージョンに失敗したTAKE2だと今度は命の腕時計のガラスが割れる。ガラスは割れるもの。
獅子王 麗雄
- 凱の父親でGGGのメカニックチーフ。70歳とかなり高齢。妻の絆とは20歳差とそれほど開いていない。
- 瀕死の凱をサイボーグに改造したり、各種ガオーマシン、勇者ロボ軍団(マイク、風龍、雷龍は除く)を開発した。
獅子王 雷牙
- 凱の伯父で、麗雄の兄。GGGアメリカに所属するマイクの開発者。性格や服装は非常にファンキー。
- 麗雄とは顔を合わす度に口論になるが、「喧嘩するほど仲が良い」と評されることも。
- 多くの女性と浮名を流し、その間に成した多くの子供には愛憎混じった感情を向けられることもしばしば。
火麻激
- GGG作戦参謀。姓は「ひゅうま」と読む。たぶん初見で苗字が読めない作中人物ナンバーワンだろう(次点は命か)。
- 大河とは秘密特殊部隊時代からの戦友で「シルバー・ピューマ」の異名を持つ。
- 熱血脳筋馬鹿でよく命令を無視する。ゴルディのAIは彼の人格まんまコピーである為、その辺も似てしまった。ちなみに声も同じ。
スワン・ホワイト
- GGGオペレーター主任を務めるアメリカ人女性で、立場上は命の上司に当たる。
ついでに作中トップクラスの爆乳の持ち主。
- 麗雄博士の助手も兼任し各国の言語を操る才媛だが、何故か日本語は米国訛りが酷い。
スタリオン・ホワイト
- GGGアメリカに所属する技術者で雷牙の部下。スワンの実の兄。
- マイクのAIは彼がベースとなっている。
パリアッチョ
- イタリア語でピエロを意味する、その名の通り道化を模した存在。原種に指示を飛ばしている。
- その正体は生体データベースとでもいうべき、心臓原種の端末。ZX-01とは同類ともいえる。
登場機体
ガオガイガー
- ギャレオンが持ち込んだ石「Gストーン」の技術で誕生した巨大ロボ。桁違いの破壊力を持つ。
- 凱とギャレオンが合体したガイガーに、ステルス型、新幹線型、ドリル型の三機のガオーマシンが合体している。
- 周囲への被害を抑えるため空間を湾曲させる装備「ディバイディングドライバー」が特殊武器として初めて採用された。
- 移動後使用可能の広範囲投下型で地形適応上昇(味方)/低下(敵)と言う強力性能。あまりに強力過ぎて、プレイスタイルによっては、ドライバー専属役になってしまうのが痛し痒し。
- 今回は合体技としてのハンマーヘルアンドヘブンは無く、スターガオガイガーになってから追加される。
スターガオガイガー
- 宇宙での戦いに対応するため新たにステルスガオーIIを装備したガオガイガー。
- 備え付けられたファントムリング、ウォールリングを使用する事で攻防両方の強化が可能。
- 初参戦したα2では原作再現がEI-01との決戦で終わっている関係から隠しユニット扱いで、条件がかなり分かりにくい機体だった。
- こちらは空間を捻じ曲げて動きを止める「ガトリングドライバー」が特殊武器となっている。
- ディバイディングドライバーとガトリングドライバーを同時使用するダブルヘッドドライバーはイベントのみ。
超竜神
- 氷竜、炎竜のシンパレート(同調率)が最高潮になりシンメトリカル・ドッキングする事で誕生する合体ロボ。
- エネルギーを宇宙に放出することで地上の被害を抑えるイレイザーヘッドという装備を扱える。
- 今回は分離できなくなってしまった。強敵相手にはとりあえずダブルガン。
撃龍神
- 風龍、雷龍が超竜神と同じくシンメトリカルドッキングした機体。
ビッグボルフォッグ
- ボルフォッグがガンドーベル、ガングルーと三身一体した姿。戦闘を行う時は基本この姿。
- 他のビークルロボと同じくガンドーベルもバイク型、ガングルーもヘリ型に変形ができる。
- メルティングサイレンが特殊武器扱いに。その性能から極一部で「バリアスレイヤー=サン」と認識されたりする。
キングジェイダー
- 対原種用に開発された決戦艦隊の一機。通常はジェイアークと呼ばれる艦船状態で運用される。
- 艦首部分はジェイバードという小型艦として分離・戦闘が可能。ここにソルダートJがフュージョンすることでジェイダーとなり、残りの部分とメガフュージョンすることで完成する。
- 原種と同じくそれぞれのJと共に31機存在したが、本機以外は原種に敗北した結果全滅している。
- まさかのシルバリオンハンマー実装。
- 元はPSゲーム版に登場した技である。
- なお、ゾンター核(というか原種核)は指でほじくり出す。それ大丈夫なのか…。
EI-01
- 最初に確認されたゾンダーで飛来した際に凱のシャトル事故の原因となった。東京の地下に潜伏し、地球の機界昇華を遂行していた。
- 今作では冒頭で倒されるため、アイコンはあるもののチラッとしか出番がない。
EI-15
- ガオガイガーの予備パーツをベースに生み出されたガオガイガーに似た姿のゾンダー。本物に劣るとはいえヘルアンドヘブンすら使用可能。
- オリジナルは本体のプログラム知識を吸収し、ガオガイガーを合体不能にする等のダメージを食らわせた。
- 本作では原種の手駒として複製された他作品のユニットに混ざって登場する。
機界原種
- 長距離移動の際に機界31原種が変身する、巨大な八角柱のような形態。この状態でもベイタワー基地を破壊した程の戦闘力がある。
- 本作では移動形態のみということもあり、あまり強くない。たぶん初戦でもヘルアンドヘブンで「ふん!」される。
巨脚原種
- 北極海の石油採掘プラントと融合した原種。強力な電磁波で地球のヴァン・アレン帯を消失させようと目論んだ。認定ナンバーZX-04。
頭脳原種
- 人工衛星ロケットと融合し、大脳皮質に翼が生えた人工衛星のような見た目で現れた原種。認定ナンバーZX-06。
- 小惑星帯からESウィンドウを通して大量の小惑星を呼び寄せ、これらの地球への落下を図った。さらに放つ波動には、人間に対して強力な幻覚作用を及ぼす効果がある。
- 本作ではアイコンのみの出番だが、なんと合体原種に合流・融合するという変化球を見せる。
腕原種
- 機界最強7原種のうちの一人で彼らのリーダー格。認定ナンバーZX-07。
- 武闘派でもあり、頭脳派でもある強敵。腕からの超指向性重力波を武器とする。
- 最終的には木星の衛星エウロパと融合して勇者達と交戦。スパロボでユニットとして出てくるときはこの形態が採用されている。
- 実は各メディアにおいて、素体として取り込んだ人間の行方がわからなかった唯一の原種。後にその男の生存が監督の口から確認された。
合体原種
- 機界最強7原種のうち、ジェイダーによって撃破された肝臓を除く目、腕、爪、耳、肋骨、腸の6原種が合体した形態。
- 原作では7原種の特殊能力を全て操り高い戦闘能力を発揮する…のだが、肝臓原種の欠落により超再生能力が欠如しているという隙があった。
- スパロボBXでは7原種+頭脳原種という、字面だけだとえらく強そうな状態で対決することになる。
- ゾンダーらしく、「対話の準備のための機体」であるダブルオーライザーを「人間のマイナス思考を繋げるマシン」として敵視する一幕も。
Zマスター
- 全原種核の集結によって完成した、全ゾンダーのシステムを統べる存在。ザ・パワーの莫大なエネルギーと直結しており凄まじく巨大である。
- スーパーロボット大戦W、そしてスーパーロボット大戦BXではその巨大さを表現するため、MAP背景として描画した後目の部分にユニットアイコンを置くことで出現させている。
- 後にこの手法が某バトル級の偽装した「巨大ランカ」の演出方法に流用され、「Zランカー」というネタのルーツとなったのであった。
ちなみに、この手法自体は他の作品の超大型ユニットにも流用されている。某ELSや、某宇宙怪獣あたりが該当。
機界新種ゾヌーダ
- EI-01が地球に落下した直後に、居合わせた命の体内に植え付けられたゾンダーメタルとは異なる機界生命体の種子が覚醒し誕生したもの。本作では「機界新種」名義。
- あらゆる物質を絶縁体と化しエネルギーを発散させてしまう恐るべき能力「物質昇華」で、オービットベースと勇者達のエネルギーを奪い無力化してしまっている。
- 過去のスパロボにおいても「交戦後、強制的にユニットを撤退させてしまう」ことで表現されており、本作でもそれは健在。
過去参戦作品
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 第3次スーパーロボット大戦α
- スーパーロボット大戦W
- スパロボ学園