機動戦士ガンダムUC(作品)

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機動戦士ガンダムUC(作品) - (2015/09/01 (火) 19:09:26) の編集履歴(バックアップ)


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概要

2007年より福井晴敏の手で執筆された小説。後に修正が加えられつつアニメ化が行われ、
2010年から2014年にかけて劇場公開とOVAで並行して販売された長編物語。
名が示す通り宇宙世紀の新たな歴史を描く作品であり、過去のシリーズに登場した人物や機体も登場する。

ストーリー

U.C.0096、「赤い彗星」シャア・アズナブルによるアクシズ落としの失敗から3年。
バナージ・リンクスはオードリーを名乗る少女との出会いをきっかけに「ラプラスの箱」の存在を知る。
それを用いれば地球連邦の崩壊を呼ぶと伝えられる中、バナージは箱の場所へ導くという
特殊なMS「ユニコーンガンダム」を託され、U.C.元年より続く巨大な闇に飲みこまれていく。

登場人物

バナージ・リンクス

  • インダストリアル7のアナハイム工業専門学校に通う学生。弱冠16歳にしてユニコーンで戦う事になる。「ガンダムの主人公なんてみんなそれくらいでガンダムに乗ってるんじゃないか」

リディ・マーセナス

  • ロンド・ベル所属のMSパイロット。連邦議会の大物ローナン・マーセナスの息子。
  • 原作ではNTを忌み嫌い、自身がNTであると言う事実を否定している。
    • のだが、本作では参戦時点からNT覚醒済み

オットー・ミタス

  • 地球連邦軍の独立部隊「ロンド・ベル」所属、階級は大佐。ネェル・アーガマの副長艦長を務める。
    • 頼りなく、典型的な中間管理職のようだが、無能ではない。
  • スパロボ的にはぶっちゃけ連発できる「脱力」の為にいるお方。

レイアム・ボーリンネア

  • ネェル・アーガマの艦長副長。一年戦争で夫を亡くしており、彼女の息子が地球で暮らしている。

ミヒロ・オイワッケン

  • ネェル・アーガマ通信士。低い身長が悩みだが持ち前のバイタルで「チビ戦車」と呼ばれている。

マリーダ・クルス

  • ネオジオン残党「袖付き」のMSパイロット。ニュータイプ能力を持っている。
  • その前身は「ΖΖ」のプルクローン。
    • そのせいか、ダブルゼータシャドウと戦わせると特殊戦闘台詞が。

フル・フロンタル

  • 「袖付き」のリーダーを務める仮面の男。
  • その姿と声は「赤い彗星」シャア・アズナブルと似ているため「シャアの再来」と言われている。

アンジェロ・ザウパー

  • フロンタルの親衛隊隊長の青年。フロンタルに心酔している。
    • 何故か強化人間扱い。確かにそう思われても仕方ない言動をしているが。恐らくサイコ・フレームが特殊能力化された事に併せてであろう。

スベロア・ジンネマン

  • 「袖付き」の偽装貨物船ガランシェールの艦長。連邦軍に妻子を惨殺された恨みを持つ。
  • 実の娘であるマリィの名をマリーダに与え育てるが、彼女に対する家族愛と同時に失う事への恐怖を抱えてしまう。

ロニ・ガーベイ

  • カークスの部下の少女でシャンブロのパイロット。両親を殺した地球連邦軍へ憎しみを募らせている。
    • というのは、OVA版での設定。原作も色々と悲惨。

ヨンム・カークス

  • ジオン残党軍の兵士。家族を失ったロニの面倒を見ている。

タクヤ・イレイ

  • バナージが学校の同級生。重度MSマニアで、将来はテストパイロットかメカニックを夢見ている。
    • 今作ではメカニック軍団の一角として活躍する。

ミコット・バーチ

  • タクヤと同じくバナージの同級生。インダストリアル7の工場長である父を持つ。

登場機体

ユニコーンガンダム

  • 地球連邦軍のMS。およそガンダムらしくない出で立ちをしているが、対NT用兵器「NT-D」を発動するとその姿を変える。
  • 専用武装の「ビーム・マグナム」は1発につきEパック1つを消費し、かすめただけでMSを爆発させる威力を秘めている。が、それゆえに並のMSでは運用できない兵装になっている。
    • 劇中のワンシーンでデルタプラスがビーム・マグナムを撃つが、一発撃った反動だけで腕部が破損する程の威力。
  • カーディアスの手でバナージが生体認証でパイロット登録されている為、バナージ以外では動かす事すらできない。
  • 本作のユニコーンは防御技能てんこもりになっており、生存率が半端なく高い。あとまさかのNT-D無制限。バナージ大丈夫か。(なるほど!だからフリーズしやすいのか!)
    • 本作では覚醒攻撃でモニターパンチもとい正拳を敵に叩き込む。
  • 原作及び第三次Zと異なり、フルアーマーにならなくてもシールドにガトリングがくっついているようになった。そのお陰でわざわざ持ち変えずにガトリングが撃てるようになった。


フルアーマー・ユニコーンガンダム

  • ユニコーンガンダムに大量の武装とブースターを搭載したMS。デストロイモードを考慮した装備になっており、使い切った武装はパージして運動性を取り戻すことができる。
  • フルアーマーなのに防御用強化装甲類は一切なし。なので実際にはフルウェポン・ユニコーンとかの方がしっくりくるのだが、プランを考えたタクヤが付けた名前がそのまま付けられた。

バンシィ

  • ユニコーンガンダムの2号機である「黒いユニコーン」。アームド・アーマーという特異な武装を装備している。
    • 1号機と異なりLa+システムは搭載されていない。

バンシィ・ノルン

  • バンシィを改修し、総合的な性能を向上させ、汎用性の高い武装に変更したMS。
  • 今回は何とアームド・アーマー没収。一応マグナムのトドメ演出で使うが、あの演出なら別の武器でいいような気が…。
    • さらに第3次Z天獄篇と違い、ユニコーンとの合体攻撃が無い。色々きつい。

デルタプラス

  • アナハイムの可変MS計画により生まれた試作量産機。ウェイブライダーに変形する事で単機のみでの大気圏突入が可能。
    • 技術的な問題で非変形MSとなった百式の本来の姿である「デルタガンダム」を現在の技術で再現し、ベースとしている。
  • 第3次Zでは宇宙世紀MSのパイロットが数多かったため、本来のパイロットであるリディが乗る機会が少なかった。
    • 地味にスパロボ補正がかかっている機体の一つ。本作では条件付き+後半復帰ながら、結構な高性能機体である。
    • 遂にバイオセンサーまでくっついた。
    • 今作では空Aボーナスの存在に加えて、マリーダの方がバンシィ・ノルン向きの能力をしている為リディが早々にバンシィから降ろされてこちらに回される事も…。


ネェル・アーガマ

  • 数度に渡るネオ・ジオンとの戦いを生き抜いた強襲揚陸艦。独自仕様の艦のため連携が取り難く、単独で作戦を遂行する機会が多い。
  • 今回はミサイルと通常版ハイメガ粒子砲がくっつき、カットインも強化された。その代わりMAP兵器の範囲が寂しい事に…。

クシャトリヤ

  • 袖付きが開発したニュータイプ専用MS。ファンネルを多数装備した攻撃力の高いMS。
    • 今作では、内蔵武装にもスポットが当たった武装構成になった。

シナンジュ

  • フル・フロンタルが駆る赤いMS。サイコミュ兵器を持たないが、機体の操縦にサイコフレームを利用している。
  • 偽装されているが、ユニコーンのプロトタイプに当たる。
    • 正確には、この機体で検証されたデータを基にユニコーンガンダムが開発された経緯があり、言わばユニコーンガンダムとは兄弟機の関係。

ギラ・ズール

  • 袖付きの量産MS。ギラ・ドーガ(本作未登場)の改修機に近く、ジオンのMSザクⅡのような外見をしている。
    • 第3次スーパーロボット大戦Zと違い、武装違いの機体が登場している。

アンジェロ専用ギラ・ズール

  • 「ギラ・ズール」のアンジェロ専用カスタム。パーソナルカラーの紫の塗装が施されている。
    • 「ランゲ・ブルーノ砲・改」という大型のキャノンを装備している。

ローゼン・ズール

  • アンジェロが搭乗する、機動戦士ガンダムZZに登場したMS「ハンマ・ハンマ」の発展機。
    • 原型機と同じく両腕が有線式クローアームになっており擬似的なオールレンジ攻撃が可能なほか、サイコミュを妨害するサイコ・ジャマーが搭載されている。

ガランシェール

  • 民間を装った「袖付き」の貨物船。大気圏内外双方の航行が可能だが、あくまで貨物船のため武装に乏しい。
  • 唯一の攻撃方法が艦載機のギラ・ズールによる「スキウレ」。機銃やミサイルの類なんて無い。
    • 随伴機とも連携してくれるなど豪華な演出になっているが、ただ戦艦扱いの武装がこれ1個はさすがに寂しすぎる。
    • せめて随伴機の連携が別武装だったら…と思いたい。

シャンブロ

  • ネオ・ジオンが残したデータから作られた水陸両用MA。サイコフレームを搭載している。

ザクI・スナイパータイプ

  • 既に旧式化しているが、ジオン残党の手で改造されたザクIの長距離狙撃仕様。
  • 今回はファットアンクル改の武装として登場。原作再現で上空からのビーム攻撃を披露してくれる。

ガルダ

  • 全長317m・全幅524mというとんでもない大きさの地球連邦軍の輸送機、ガルダ級の1番機。
    • 翼の上でMS同士の殴り合いができるほど大きい。
  • 今作ではマップ背景として登場。
    • ゲームだからしかたないといえばしかたないのだが、マクロスクォーター(402m)やゴラオン(820m)の数十倍というとんでもないサイズになってしまっている。
    • ゴーグが投げるのにちょうどいい岩まで落ちている。装甲じゃないだろうなそれ。色もやたら鉄色だし
    • しまいには容赦なく地形まで召喚される。Zランカーの系譜かコレ。
      一説にはハイパー化で巨大になっているのではと冗談交じりに言われることも。

ジェガン

  • 第二次ネオ・ジオン抗争における連邦軍の量産型MS。
    • 今回はGN-XⅣとクランシェに立場を譲ってしまい、アイコンでのみの登場になった。

過去参戦作品

  • 第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇/天獄篇