灼眼のシャナ&A/B用語大辞典内検索 / 「ヒルデガルド」で検索した結果

検索 :
  • ヒルデガルド
    ...由来・元ネタ】 「ヒルデガルド(Hildegard)」は、12世紀ドイツの修道院長・作曲家の、「聖女ヒルデガルド」ことビンゲンのヒルデガルド(Hildegard von Bingen)からだと思われる。 【コメント】 ☆XXI巻では、称号が「昏亜」から「昏鴉」に変更されたようだ(読みは同じ「こんあ」)。 ☆中世の『大戦』以前に契約したフレイムヘイズなのだろうな。 ☆ヴィルヘルミナは中世の『大戦』以降はほぼ『天道宮』に篭ってて外部との接触は皆無だったから、古くからの友人と呼ばれるまでの関係になれるはずが無いな。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』フワワやニヌルタやウルリクムミやソカルやジャリやモレクやチェルノボーグや『両翼』のメリヒムやイルヤンカや副官のアルラウネや、[百鬼夜行]のギュウキやパラやゼミナやセムルヴや[革正団]...
  • フリズスキャルヴ
    ...イズ『昏鴉の御し手』ヒルデガルドの神器。 形状は真っ赤な宝石をあしらったブローチ型で、ヒルデガルドの左胸に着けられている。 【元ネタ・由来】 北欧神話の主神オーディン(ドイツ語でヴォーダン)とその妻フリッグだけが座ることのできる、全世界を見渡せる高座フリズスキャルヴ(Hlidskjalf)。 【コメント】 ☆元ネタ的には、シャナが神器“コキュートス”に込めた思いを、神話から抽出したようなものである。ヒルダもシャナと同じような理由で神器を選んだのだろうか? ☆ヒルダの自在法『瞑目の夜景』とも関係しているのかな。 ☆↑フレイムヘイズの神器は違う形状でも、名前が同じことがある(『極光の射手』など)。ヒルダに所縁のある形がブローチであり、それの名前が代々“フリズスキャルヴ”だっただけかもしれない。ヴォーダン自身相当古い時代からの“王”だろうから。シャナの場合は込めた...
  • 瞑目の夜景
    ...イズ『昏鴉の御し手』ヒルデガルドの自在法。 遠隔から影を操作する自在法で、敵味方の影から様々な形の翳りの塊を生み出すことができる。ヒルデガルドはこの自在法を味方の影から発現し、味方を護る鎧として使うことが多いが、他にも影を通して遠話を行ったり、影を攻撃用に変形させたりもできる。 破壊の自在法としての威力も高く、アンドレイ要塞攻防戦では彼女が生み出した翳りのワタリガラスは破裂して、無数の鴉の弾丸に変化し、周囲の敵を一瞬で全て射ち倒した。 公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』では実は上記の使い方は力を節約しており、本来は『夜景』の名の通り広範囲の敵を一挙に葬るだけの力を有することが明らかになった。 【由来・元ネタ】 「瞑目」とは目を閉じること。目を閉じた夜景、つまり星や月の光すらない闇のような影という意味だと思われる。 とりあえず「夜≒闇≒影」という...
  • ヴォーダン
    ...イズ『昏鴉の御し手』ヒルデガルドと契約し、真っ赤な宝石をあしらったブローチ型の神器“フリズスキャルヴ”に意思を表出させている。 厳かな声で古風な話し方をする男性の“王”。 創造神“祭礼の蛇”による大命宣布後のチューリヒ外界宿総本部での会議にヒルデガルドと共に出席し、不毛な論戦に契約者共々辟易していた。 【由来・元ネタ】 戦争と死を司り、魔術の達人であり、知識の求道者であるという、北欧神話の主神オーディン(Odin)。そのドイツ語名がヴォーダン(Wodan)である。実際に信仰されていた時代の呼び名は、古ノルド語で「激怒する者」を意味するオージン(Óðinn)。 魔術を得る代償に片目を捧げたために隻眼で、帽子を被り長い白髭を蓄えた老人の神。投げれば外れることのない神槍グングニルを持つ。 キリスト教の布教によって零落し、不吉な死神や聖ニコラウスの晩に荒野を駆ける白馬...
  • 輝爍の撒き手
    ...ナや『昏鴉の御し手』ヒルデガルドとは友人だった。 ☆[巌楹院]や[とむらいの鐘]のアシズとも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆結局、フリーダーとカップルにはなれなかった。 ☆アニメ第3期で登場した。
  • ハ行
    ...ーキン ピルソイン ヒルデガルド ファーディ ファレグ ファンファーレ フィフィネラ フィレス 封絶(ふうぜつ) プーハチ フェイ フェコルー フォッセ フォルテー 藤田晴美(ふじたはるみ) 伏羲 フックス ブファル フラガラック フランソワ フリアグネ フリーダー ブリギッド フリズスキャルヴ 吸血鬼(ブルートザオガー) プルソン フレイムヘイズ フレイムヘイズ兵団 プレスキット プロツェシオン ブロッケン要塞 プロビデンス フワワ ブンシェルルーテ ヘカテー ヘカテーたん ペネムエ ベヘモット ペルソナ ベルペオル 布告官(ヘロルト) 宝具 暴君 宝石の一味 ボード 炎
  • シンメルライター
    ...のシャナ』に登場するヒルデガルドと関係あるのかな。
  • あだ名
    ...『大地の四神』) ヒルデガルド > 昏き淑女(by[仮装舞踏会]の構成員) キアラ > 天路少艾(by[仮装舞踏会]の構成員)、閃く矢(by『大地の四神』) ウートレンニャヤ&ヴェチェールニャヤ > 翻る双面(by『大地の四神』) サーレ > 小癪な人形遣い(byマモン) ナム > 手綱打つ少女(byカムシン) 曠野の手綱 > 風巻き奔る龍馬(byカムシン) ノースエア > 大地の心臓の神官(byカムシン)、宙の心臓(by『大地の四神』) ウィツィロポチトリ > 天空を制す黄金(byカムシン) ミカロユス・キュイ > 乱暴絵描き(byシャナ) パウラ・クレツキー > 弾き語り(byシャナ) “祭礼の蛇” > 創造神、天裂き地呑む化け物、御伽話の神様、黒い神、夢叶える神様(byヨーハン) ヘカテー > 大御巫(おおみかんなぎ)(by[仮装舞踏会]の構成員)、星...
  • スティグマータ
    ...アレックスやドゥニやヒルデガルドやダン・ロジャース相手にも使用していたら面白そうだったのにな。 ☆アニメ第3期で登場・使用されたが、名称は登場しなかった。
  • 阿の伝令
    ...ースエアやカムシンやヒルデガルドやダン・ロジャース相手にも使用してほしかったな。 ☆[仮装舞踏会]の布告官デカラビアの自在法『プロビデンス』と通信の仕方が似ていたな。
  • 影浸(えいしん)
    ...イズ『昏鴉の御し手』ヒルデガルドの『瞑目の夜景』があった。 ☆ハガレンのプライドのように、完全な闇の中では力を使えない影使いというのもあった。強さを測る上で重要だから、はっきりしてほしいものだ。 ☆影を操る影使いならともかく、影に沈むタイプの影使いが完全な闇で使えない前例は見た事無い気がするな。 ☆影が無ければダメというなら、相手の影に潜んでいる時に瞬間的に影が無くなるような行動をとられたら本人は消滅しちゃうんじゃないか。 ☆いくらなんでも消滅はしないだろう。潜伏場所が無くなって実体化させられるぐらいのものかと思うな。 ☆サブラクの『スティグマ』と『スティグマータ』同様に暗殺向きの自在法だったな。 ☆フィレスの『ミストラル』のように、移動にも利用できたら面白そうだったのにな。 ☆[百鬼夜行]の用心棒ゼミナの『地駛』や[仮装舞踏会]の禁衛員ウアルの『ビト』とコラボしたら面...
  • 遠話
    ...ていたのかな。 ☆ヒルデガルドも『瞑目の夜景』を介して遠話を行っていた。
  • ブファル
    ...』レベッカ・リードやヒルデガルドやマージョリー・ドーとも交戦したら面白そうだったのにな。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』フワワやジャリやニヌルタやソカルやモレクやチェルノボーグやウルリクムミや『両翼』のメリヒムやイルヤンカやウルリクムミの副官のアルラウネや[宝石の一味]のコヨーテやフックスやトンサーイやイナンナや[百鬼夜行]のギュウキやパラとも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、近衛銃士隊の一人として登場している。
  • 熒燎原
    ...が似ていたな。 ☆ヒルデガルドの『瞑目の夜景』と比べて、どっちが有用かな。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』フワワやニヌルタやソカルやウルリクムミや[革正団]のサラカエル相手にも使用していたら面白そうだったのにな。 ☆アニメ第3期で登場・使用された。
  • アンドレイ要塞
    ... 西部防衛戦司令官ヒルデガルドと同幕僚長ダン・ロジャースが直接防衛に当たり、特にダンの自在法『プレスキット』で強化された防御施設は、ハボリムの『熒燎原』で能力を底上げされた“徒”の軍勢をも跳ね返した。 このアンドレイ要塞の健在により、外界宿西部防衛線は各戦線の部隊や予備兵力を自由に動かせることになり、撤退する西部方面軍各軍にとって頭の痛い存在になっていた。 【由来・元ネタ】 12世紀頃トランシルヴァニア(ルーマニア中部・北西部)に移住したドイツ系ルーマニア人のサシ人が、周辺の遊牧民族の襲撃から教会(と民衆)を守るために防衛施設を追加していき、ついには要塞教会となった。14世紀から16世紀にかけてはオスマン帝国の侵出を阻むために、一層の要塞化が行われた。 1600年頃にはトランシルヴァニア全土で600を数えたというが、現存するのはその半分ほどである。 建築様式は...
  • プレスキット
    ...『真紅』や『飛焔』やヒルデガルドの『瞑目の夜景』や『大地の四神』センターヒルの『トラロカン』やイーストエッジの『夜の問い』やサウスバレイの『パチャクチ』やウェストショアの『セドナの舞』ともコラボしてほしかった。 ☆[仮装舞踏会]の禁衛員フェコルーの『マグネシア』と湾曲刀型宝具『オレイカルコス』や[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズの『清なる棺』や『右翼』メリヒムの『虹天剣』や『左翼』イルヤンカの『幕瘴壁』や『九垓天秤』ウルリクムミの『ネサの鉄槌』やチェルノボーグの『影浸』やジャリの『五月蝿る風』やソカルの『碑堅陣』やフワワやニヌルタや[仮装舞踏会]の捜索猟兵レライエの『ニムロデの綺羅』やピルソインの『ダイモーン』やオセの『サイクル』や巡回士オルゴンの『レギオン』やパイモンの『王の供連』やバルマの『羅梭』や布告官デカラビアの『プロビデンス』や禁衛員プルソンの『獅子吼』と『ファンファー...
  • オルメス
    ...ャースやフランソワやヒルデガルドやザムエル・デマンティウスとも知り合いだったかもな。 ☆公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』で詳細の多くが判明したが、容姿については最後まで明かされなかった。 ☆アニメ第3期での外界宿東京総本部攻防戦の最中でフリーダーは単に「副司令」と呼んでいて、「オルメス副司令」とは呼んでいなかった。結局は最後まで登場しなかった。 ☆ニティカを“タスラム”で捕まえたら面白そうだったのにな。 ☆中世の『大戦』にも参戦していたのかな。 ☆名前はオルメス(ホームズ)で探偵だけど、契約した“王”の元ネタといい、[宝石の一味]との関係といい、立場は完全に銭◯のとっつぁんだった。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』チェルノボーグやモレクやジャリやフワワやニヌルタやソカルやウルリクムミや『両翼』のイルヤンカやメリ...
  • ダン・ロジャース
    ...任命されて、司令官のヒルデガルドと共に、アンドレイ要塞に立て篭もった。最初から篭城戦を想定しており、自身の自在法『プレスキット』で城壁を強化しつつ、ヒルダの自在法『瞑目の夜景』で敵を撹乱・撃破しつつ、粘り強く持ち堪えた。そして、半日後には西部方面主力軍が撤退を開始したため、危なげ無く防衛に成功した。 なお、大命宣布後のチューリヒ総本部で行われた外界宿の会議には、ヒルダと違い出席しなかった模様。 シャナたちが新世界『無何有鏡』へ旅立った後は、この世(旧世界)の外界宿でフランソワたちと共に残務処理を行っている。 【由来・元ネタ】 「ダン(Dan)」はダニエルの短縮形で、元来のヘブライ語では、「神は裁く」という意味を持つ。「ロジャース(Rogers)」は英語の姓。この姓を持つ作曲家には、米国のリチャード・ロジャース(Richard Rodgers)やバーナード・ロ...
  • 私は他の誰も愛さない
    ...上準子やティリエルやヒルデガルドやアルマや二代目『極光の射手』キアラ・トスカナや『棺の織手』ティスや[とむらいの鐘]の『九垓天秤』隠密頭チェルノボーグや[仮装舞踏会]の捜索猟兵レライエや[宝石の一味]のイナンナや[とむらいの鐘]の自在師アルラウネにも、歌ってほしかったな。 ☆フレイムヘイズ『輝爍の撒き手』レベッカ・リードやセシリア・ロドリーゴや『三柱臣』巫女ヘカテーは歌いそうもないな。 ☆この歌になぞられて、シャナも[仮装舞踏会]側になったりはせず、XVIII巻で自由の身になった。 ☆[革正団]の連中が歌ってそうな歌だったな。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の『九垓天秤』フワワやニヌルタやソカルやモレクやチェルノボーグやウルリクムミやジャリや『両翼』のメリヒムやイルヤンカやウルリクムミの副官のアルラウネや[仮装舞踏会]の盟主創造神“祭礼の蛇”伏羲や『三柱臣』のベ...
  • Eternal song ‐遙かなる歌‐
    ...』レベッカ・リードやヒルデガルドやフリーダーやオルメスやミカロユス・キュイやクレメンス・ロットや[仮装舞踏会]の盟主創造神“祭礼の蛇”伏羲や巡回士リベザルやマモンやパイモンやバルマや捜索猟兵ウィネやピルソインやレライエやハボリムやオセや禁衛員フェコルーやウアルやプルソンや布告官デカラビアや“紅世の王”のエギュンやブファルや、[革正団]のサラカエルやドゥーグやハリー・スミスやハリエット・スミスやクロード・テイラーや[マカベアの兄弟]のダーインやカルンや[轍]のギータやケレブスや[狂気の城]や『色盗人』のバロメッツや、オオナムチやウコバクやメアやフリアグネの“燐子”マリアンヌやニーナやローレッタや、カシャやアナベルグも登場してほしかったな。
  • フレイムヘイズ兵団
    ...官:『昏鴉の御し手』ヒルデガルド 幕僚長:『具象の組み手』ダン・ロジャース 地中海⇒テヘラン近郊: 追撃部隊:『鬼功の繰り手』サーレ・ハビヒツブルグ、『極光の射手』キアラ・トスカナ他 【コメント】 ☆中世の『大戦』の単行本化が進んでも、詳しくわからなかった。 ☆キアラが重要人物になるという話は、XV巻に限定されていたようだ。 ☆『星黎殿』攻防戦では、布告官デカラビアやプルソンやウアルやパイモンやフェコルーという古株や大物を討滅するものの、最終的に敗北。撤退戦でセンターヒルやザムエルを失うことになった。全体的な士気も低下しており、かなり危うい状況であった。 ☆外伝漫画『ES』第四巻・最終第五巻は2012年9月に同時発売された。 ☆[マカベアの兄弟]や[轍]や[狂気の城]や『色盗人』相手には結成されそうにないな。 ☆[宝石の一味]の“瓊樹の万葉”コヨーテやフック...
  • アニメ第3期
    ...ギゾー:吉開清人 ヒルデガルド:斉藤佑圭 ヴォーダン:樋口智透 世話係の“燐子”:佐々木未来 原作との主な相違点(省略された箇所は除く) ☆第三期冒頭、宝具『アズュール』が悠二の首の紐にかけてなく、右手の中指にはめてあった。 ☆ゾフィーからシャナへの手紙の中で上海会戦の敗北が書かれていた。 ☆佐藤が東京の外界宿に出向く電車は満員電車で、原作には「混まないわけがなかった」とさえ表現されているが、どういうわけかアニメではガラガラであった。 ☆御崎市に“祭礼の蛇”坂井悠二が襲来した時に佐藤宅に集合せずに、携帯電話で連絡を取り合っていた。 ☆レベッカの回想の中で、レベッカと貴婦人姿のヴィルヘルミナが一緒に砂漠を旅していて、襲撃してきた“燐子”を討滅していた。 ☆センターヒルの外界宿チューリヒ総本部への来訪が開戦直後に変わっていた。 ☆フェコルーが襲撃してきたのが“天...
  • ゾフィー・サバリッシュ
    ...ワと共にフリーダーやヒルデガルドやダン・ロジャースなどとモニターごしに交信していた。アニメが原作と違うのか、隠居なりに助言しているのか、最後の仕事をしてから隠居したのかは見る限り分からなかった。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[宝石の一味]の“瓊樹の万葉”コヨーテやイナンナやフックスやトンサーイや[百鬼夜行]のギュウキやパラやゼミナやセムルヴや[革正団]のサラカエルとも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆番外編『かぐやひめのしゃな』では、10話の猿蟹合戦で猿兵団の頭目として登場している。 ☆番外編『おじょうさまのしゃな』では、トーテングロ家の家庭教師として登場している。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、ゾフィー・リシュリュー枢機卿として登場している。
  • ハボリム
    ...を想起させる姿。宿敵ヒルデガルドのことを「昏き淑女」と呼び、彼女からは「仮面の妖術師」と呼ばれていた。 近代以前はペスト医師のマスクを被っていたという。おそらくは、ヴェネツィア仮面祭で見られるペスト医師の仮面「Medico Della Peste」のようなものと思われる。顔の下半分が鳥の嘴のようになっているのが特徴。 人化した姿は、厳めしくも整った顔立ちの将校で、頭は当然一つ。纏った外套の右肩に仮面が付いている。 大きな戦いを幾度も潜り抜けてきた、卓抜した将帥にして百戦錬磨の強者。常に冷静沈着で、戦いに私情を挟まない。戦いの手管に通じ、集団戦闘に熟達しきっているが、単体での戦闘力も非常に高く、『熒燎原』を維持し戦闘の指揮も行いながら単独でゾフィーと渡り合える程である。 戦闘の際には芝居がかった歌を歌い、味方を鼓舞すると同時に『熒燎原』の加護を受ける者らに指揮を伝える。 ...
  • フレイムヘイズ
    ... 『昏鴉の御し手』 ヒルデガルド :(“鬼道の魁主”ヴォーダン) 『具象の組み手』 ダン・ロジャース :(“弄巧の摽”フィフィネラ) 『骸軀の換え手』 アーネスト・フリーダー :(“応化の伎芸”ブリギッド) 『擒拿の捕り手』 オルメス :(“至知の月輪”ケリドウェン) 『剣花の薙ぎ手』 虞軒 :(“奉の錦旆”帝鴻) 『強毅の処し手』 季重 :(“突軼の戟”窮奇) 『精微の解き手』 笵勲 :(“賢哲の鑑”白澤) 『露刃の巻き手』 劉陽 :(“瘴煙の鉦”相柳) 『玉紋の騎手』 ナム :(“曠野の手綱”名乗らず) 『燿暉の選り手』 デデ :(“爛班の炉”シャフレワル) 『理法の裁ち手』 ヤマベ :(“祛邪の刻屈”オオヤマクイ) 『興趣の描き手』 ミカロユス・キュイ :(“異験の技工”ヨフィエル) 『氷霧の削ぎ手』 ノーマン・パーセル :(“凜乎の涌沸”スリュム) 『戈伏の衝き手』 クレメン...
  • ヴィルヘルミナ・カルメル
    ...』レベッカ・リード、ヒルデガルド、ナム、季重、虞軒、ピエトロ・モンテベルディ、“螺旋の風琴”リャナンシーなどがいる。 人間時代のことは未だに不明。ティアマトーが「姫」と呼んだ事、生まれ育った場所で覚えた音曲に賛美歌と並んで宮廷恋歌を挙げていることから、一国の王女であったと思われる。オランダの郷土料理パンネンクックが好物であるという描写があり、オランダ出身である可能性が高い。 城砦型宝具『天道宮』にいた頃は主に『炎髪灼眼の討ち手』候補の世話と、『天道宮』の保守整備を担当していた。 家事全般に加え、工作や工事工法などに精通する有能さを持つが、唯一料理だけは苦手。 本人にもその自覚はあるが、向上心はない。得意料理はサラダと湯豆腐。 意外と迂闊なところもあり、階段から転げ落ちたり、料理中に火傷したり、工事中に埋まったりしてシャナを泣かせたこともあったらしい。 戦...
  • センターヒル
    【種別】 フレイムヘイズ 【初出】 XVII巻 【解説】 『大地の四神』の一人で、『四神』としての呼称は『雨と渡り行く男』。他者のことも『四神』独自の字で呼称していた。 『皓露の請い手』(こうろのこいて)の称号を持つ、“殊寵の鼓”トラロックのフレイムヘイズ。炎の色は瑠璃色。神器は角ばった石のメダル型の“テオトル”。 彫りの深い顔に大きな鼻、収まりの悪い漆黒の髪、短躯ながら分厚い胸に怒り肩という初老の男。 内に居る者の視聴覚を遮り、遠話や広範囲の自在法の発動をも阻害する豪雨の大結界の自在法『トラロカン』を使用していた。 サウスバレイ曰く、戦が好きでも得意でもなかったと言っていた。 SIII巻収録の外伝『ソロー』においては、「悪霊を討ち払う秘儀を受け継いでいた呪い師」と表現されていた。 十九世紀後半に勃発した、アメリカ大陸を巡る『内乱』を引き起こした『...
  • ピエトロ・モンテベルディ
    【種別】 フレイムヘイズ 【初出】 X巻 【解説】 『无窮の聞き手』(むきゅうのききて)の称号を持つ、“珠漣の清韻”センティアのフレイムヘイズ。神器は懐中時計型の“ゴローザ”。炎の色はマリンブルー。 黒髪と口元の髭を整えた垂れ目の美男子。薄紫の上下スーツ、黒地に赤線のストライプシャツ、細い銀ラメのネクタイと靴という、常軌を逸した服装を見事に着こなす『伊達男』であった。 初対面の女性には必ずくどき文句から始める、陽気で気さくな男。中世の『大戦』最終決戦の数年前には、フレイムヘイズの駐屯地でマティルダを口説いていたが無視された。その後は、『儀装の駆り手』カムシンや『理法の裁ち手』ヤマベと行動を共にしていたようだ。 契約する“王”センティアのことを、「僕のおふくろ」と呼んでいた。 数百年前には、既に自らの復讐相手を討ち果たし、後進の指導と地中海の船の手配を引き...
  • ガルー
    【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』 【解説】 “紅世の王”。真名は“截の猛狼”(せつのもうろう)。炎の色は木賊色。 フレイムヘイズ『憑皮の舁き手』ドゥニと契約し、マント型の神器“リュパン”に意思を表出させていた。 20世紀前半の対[革正団]戦争でドゥニがアレックスと共に戦死したことで、“紅世”へ帰還したと思われる。 【由来・元ネタ】 「截」とは、ずばりと断ち切ることである。真名としては「断ち切る猛き狼」という意味だと思われる。切断の能力に特化した“王”だったのだろうと思われる。 「ガルー」は、人狼を意味するフランス語「ルー・ガルー(loup-garou)」の省略形だと思われる。 【コメント】 ☆当然としてアニメシリーズには未登場。 ☆タケミカヅチやハーゲンティとは親しかったのだろうな。あ...
  • コルデー
    【種別】 宝具 【初出】 外伝『ゾートロープ』 【解説】 “駆掠の礫”カシャの持っていた指輪型の宝具。数十の指輪全体で一式。 遣い手の炎の色を宝石に宿して飛ばすことで弾丸としたり、爆発を起こさせたりする機能を持つ。なお、この爆発で『コルデー』自体が壊れることはない。 操作に必要なのは意思のみであり、そのため遠距離からの攻撃に適していた。 弾丸として飛ばした後は、遣い手の意志で軌道を曲げたり手元に戻したりも出来た。 カシャの討滅後はその場に残されたので、ゾフィーたちに回収されたのではないかと推測されていたが、詳細は長らく不明だった。 XXI巻にて再登場。本来は自在式を込めて放つ宝具だったが、自在法系が苦手なシャナはずっと使う機会がなかったらしく、ずっと『夜笠』の中に収納されていたと思われる。御崎市決戦では、改変した『大命詩篇』を『コルデー』に...
  • 儀装の駆り手
    【種別】 フレイムヘイズ、称号 【初出】 V巻 【解説】 “不抜の尖嶺”ベヘモットのフレイムヘイズ。名前はカムシン・ネブハーウ。 【コメント】 ☆アニメ版から登場していた。 ☆『棺の織手』ティスや『玉紋の騎手』ナムや『焦沙の敷き手』ノースエアや『理法の裁ち手』ヤマベやピエトロ・モンテベルディや『輝爍の撒き手』レベッカ・リードや初代『極光の射手』カール・ベルワルドや二代目『極光の射手』キアラ・トスカナやゾフィー・サバリッシュやアレックスやドゥニやザムエル・デマンティウスや『大地の四神』イーストエッジやセンターヒルやサウスバレイやウェストショアやマージョリー・ドーとも面識があった。 ☆坂井悠二にしてみれば、『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメル並みにたちの悪い奴だった。 ☆カムシンと重複する内容を削除した。 ☆[巌楹院]とも絡んでいたら面白そうだったのに...
  • 非常手段(ゴルディアン・ノット)
    【種別】 宝具 【初出】 V巻 【解説】 [仮装舞踏会]の『三柱臣』参謀“逆理の裁者”ベルペオルが、子飼いの部下に持たせている黄金の鍵型の宝具。勲章や切り札のようなものと偽って渡しているが、実際は用途に応じた様々な自在法を織り込めた宝具。 所有者が死に掛けた時、その残された“存在の力”(残り火)を使って、込められた自在法を発動する。 その際には、いかなる趣向か、ベルペオルと動力源にされた所有者の“徒”が会話することも可能のようだ。 また、所有者に死が迫っていなくても、ベルペオルの任意で発動が可能である。 ダンタリオン教授固有の能力、『本来自身のみに行う顕現を他の物質として永続的に実体化させる』力を用いて作成された金塊『デミゴールド』を加工して作られた。そのため、正確には我学の結晶の一種ともいえると思われる。 以前のベルペオルの口ぶりからも窺え...
  • カ行
    ガープ カール・ベルワルド 戒禁(かいきん) カイナ カイム 傀輪会 ガヴィダ 我学の結晶 鍵の糸 撹乱 かぐやひめのしゃな カシャ 風の転輪 仮想意思総体 カデシュの血印 カデシュの血脈 カデシュの心室 神 カムシン カラブラン 狩人のフリアグネ カリオペ カリカリモフモフ ガルー カルン 瓦礫の巨人 完全一式 キアラ・トスカナ ギータ ギヴォイチス 揮拳の圏套 揮散の大圏 輝爍の撒き手 儀装の駆り手 ギゾー 季重(きちょう) 木谷椎(きやしい) 窮奇 ギュウキ 狂気の城 教授 強制契約実験 極光の射手 鏡像転移 清めの炎 キラナ キングブリトン 銀 銀沙回廊 金旌符 空気の読み手 クエレブレ 久遠の陥穽 九垓天秤 虞軒 紅世(ぐぜ) 紅世の王 紅世の徒 海魔(クラーケン) 倉蓑笠 グランマティカ グリペンの咆 グリモア 秘匿の聖室(クリュプタ) グリンカ クルワッハ 揺りかごの園(クレ...
  • テオトル
    【種別】 神器 【初出】 S巻 【解説】 フレイムヘイズ『大地の四神』と彼らの先師である『宙の心臓』こと『焦沙の敷き手』ノースエアと契約した“王”たちの意志を表出させる、石のメダル型の神器。 名称と石のメダルという点は皆共通しているが、形状はそれぞれに異なっており、大体契約者の腰に下げられていた。 “啓導の籟”ケツアルコアトルの意志を表出させる、『星河の喚び手』イーストエッジが持つ“テオトル”。 レリーフを施した丸い石のメダル “殊寵の鼓”トラロックの意志を表出させていた、『皓露の請い手』センターヒルが持っていた“テオトル”。 角張った石のメダル “憚懾の筦”テスカトリポカの意志を表出させる、『群魔の召し手』サウスバレイが持つ“テオトル”。 尖った石のメダル “清漂の鈴”チャルチウィトリクエの意志を表出させる、『滄波の振り手』ウェ...
  • 碑堅陣
    【種別】 自在法 【初出】 外伝漫画『Eternal song ‐遙かなる歌‐』第二話 【解説】 [とむらいの鐘]の『九垓天秤』先手大将である“紅世の王”・“焚塵の関”ソカルの使用する強力な防御陣。 石で出来た巨木を周囲一帯を覆う規模で生み出し、黒森とする。 森の樹木は自在に動かすことが可能であり、味方の軍団のサポートの他、巨大な手や棘などに自在に変化させ、内部に入り込んだ敵や上空の敵を直接攻撃することも可能。更には、黒森自体を前進させて、敵軍を飲み込み崩壊させることすらできた。 この森の内部に潜んだ本体のソカルは自在法の中核となっており、姿を見せずに『碑堅陣』内部の情報を把握し操ることが可能で、探すことは困難。 「陰険悪辣の嫌な奴」とは、同じ先手大将のウルリクムミによるソカル評だが、その評価はこの自在法にもそのまま当てはまるようだ。 軍隊規模の多数...
  • サイクル
    【種別】 自在法 【初出】 XXI巻(名称は公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』) 【解説】 [仮装舞踏会]の捜索猟兵である“翻移の面紗”オセの使用する、幻術系の自在法。 自身がかぶっている仮面の幻影を空中に無数に作り出し、それらから視界を得ると同時に自在法の起点にするというものである。 御崎市決戦で初披露されたが、フレイムヘイズ『炎髪灼眼の討ち手』シャナの『審判』で即座に幻影を看破された上、本体が分断されるほどの反撃を喰らった。 【由来・元ネタ】 【コメント】 ☆アニメ第3期で登場・使用された。 ☆似たような自在法なら、他にマージョリー・ドーの『屠殺の即興詩』とフレイムヘイズ『愁夢の吹き手』ドレル・クーベリックや[巌楹院]の首領ゴグマゴーグの幻術があったな。 ☆[革正団]のサラカエルの『呪眼』と少し似ていたな。 ☆仮面と...
  • ニムロデの綺羅
    【種別】 自在法 【初出】 XIX巻 【解説】 [仮装舞踏会]の捜索猟兵である“朧光の衣”レライエが使用する、防御系自在法。 彼女の白衣の裾や袖を風に乗せて解き、正面で薄絹で出来た高く広い壁とする。敵の攻撃を跳ね返すのではなく、柔らかく軌道をそらすのが特徴。敵の攻撃が飽和状態になると、壁の縁から溢れ出すこともある。 【由来・元ネタ】 「ニムロデ(Nimrode)」は、『旧約聖書』にある「バベルの塔」の建造を指揮した王。ノアの子孫とされ、狩人でもあり、王としてバビロンを支配した。彼の持つ魔法の衣はリヴァイアサン(レヴィアタン)の皮で出来ていて、着るものを無敵にする力がある。 「綺羅」は、美しい衣服やそうした衣服で着飾った人物のこと。合わせると、「全地を支配した王の美しい衣」のような意味になると思われる。 【コメント】 ☆ドラ○もんのひらり○ン...
  • アルマ
    【種別】 フレイムヘイズ 【初出】 SII巻 【解説】 『蘇活の撫し手』(そかつのぶして)の称号を持つ、“生阜の抱擁”ケレスのフレイムヘイズ。炎の色は朽葉色。神器はスカーフ型の“フォルテー” 女性のフレイムヘイズで、かつてピエトロ・モンテベルディに「決まり文句」で口説かれたことがあるようだ。SII巻でのピエトロの台詞から、『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルの知己でもあるようだ。 現代まで生き残っているのかは不明。 【由来・元ネタ】 英独圏で使われる女性名「アルマ(Alma)」。音楽家関係では、グスタフ・マーラーの妻で自ら作曲も手がけた、アルマ・マリア・マーラー(Alma Maria Mahler)がいる。 【コメント】 ☆アニメシリーズには未登場。 ☆ピエトロに口説かれていたのは、ヴィルヘルミナや『輝爍の撒き手』レベッカやヒルダなど、皆強...
  • ワイルドギース
    【種別】 ガンビークル 【解説】 ボランテが乗る機体。一人乗りの超小型グライダーを素形にし全体に過多なまでの武装 を施し戦闘滞空時間を限界まで削って圧倒的な火力と起動力を手に入れている。 さらに滞熱性のある媒質を機首から噴射・加熱することによって機体そのものを弾丸に 変える、攻防一体の機動を行う熱量突撃機(エネルギーチャージャー)の機能も備えている。 作中で使った兵器 閃光弾          ・熱戦砲 浮遊式ガンポッド     ・指向性機雷 ロケットランチャー    ・集束爆弾 機関砲          ・小型ミサイル 散弾砲 【元ネタ・由来】 由来は雁(がん)の英訳「ワイルドグース(wild goose)」の複数形「ワイルドギース(wild geese)」の意。 【コメント】 ☆ボランテが乗って逃げたため再登場の可能性あり。
  • デミゴールド
    【種別】 宝具の素材 【初出】 S巻 【解説】 “紅世の王”であるダンタリオン教授の『本来自身のみに行う顕現を他の物質として永続的に実体化させる』という特性を用いて作られた、我学の結晶の素材となる金塊。 [仮装舞踏会]の『三柱臣』参謀ベルペオルはこれをせしめて、[仮装舞踏会]でいろいろなものを作っていたようで、V巻にてウィネが大事にしていた『非常手段』も、これが原材料であった。 【由来・元ネタ】 「demi」は、ラテン語で「半分の」を意味する接頭辞(英語でも同じ)。また、フランス語では「小さな」という意味になる。 直訳すれば、「半金」または「小さな黄金」だと思われる。 【コメント】 ☆アニメシリーズではこの素材の名称は語られなかった。 ☆ニュアンス的には偽金。 ☆『星黎殿』の松明型宝具『トリヴィア』やケレブスが所持していた『伝令の短剣』が...
  • カール・ベルワルド
    【種別】 フレイムヘイズ 【初出】 V巻(称号のみ。氏名はX巻) 【解説】 『極光の射手』(きょっこうのいて)の称号を持つ、“破暁の先駆”ウートレンニャヤと“夕暮の後塵”ヴェチェールニャヤのフレイムヘイズ(初代『極光の射手』)。炎の色はオーロラ。神器は、鏃型の“ゾリャー”。 髭を生やし、西洋甲冑を着た青年。強力かつ有能な討ち手ではあるが、誰かの下に付くことを嫌い、人を従えることにも向いていない、一人一党であるフレイムヘイズの一典型。イケイケノリノリな性格でもあり、戦闘を好んだ。 人間であったときは公子であり、女ったらしだったが、生まれて初めて本気で愛したフレイムヘイズの自在師の女性を“紅世の王”に殺された怒りから契約した。 鏃型の神器“ゾリャー”に乗っての高速戦闘を得意としていた。 表面上の態度や、まずはブチ当たってから対処するその戦闘スタイルから考えな...
  • 極光の射手
    【種別】 フレイムヘイズ、称号 【初出】 V巻 【解説】 “破暁の先駆”ウートレンニャヤ・“夕暮の後塵”ヴェチェールニャヤのフレイムヘイズの称号。炎の色はオーロラ。 V巻で破壊そのものが得意なフレイムヘイズとして、『儀装の駆り手』カムシンと共に語られた。後にX巻にて登場。 参照 →カール・ベルワルド →キアラ・トスカナ 【コメント】 ☆内容を整理し、主な文はカールの項へ移動。この項はV巻当時の情報に準拠した。 ☆『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルや『儀装の駆り手』カムシンや『輝爍の撒き手』レベッカ・リードやゾフィー・サバリッシュ並みに派手だったな。 ☆『理法の裁ち手』ヤマベやピエトロ・モンテベルディや『棺の織手』ティスやノースエアやノーマン・パーセルや『大地の四神』より目立ったな。 ☆S巻にて、二代目確認。XV巻で二代目登場。 ...
  • ザムエル・デマンティウス
    【種別】 フレイムヘイズ 【初出】 X巻(氏名はXVII巻) 【解説】 『犀渠の護り手』(さいきょのもりて)の称号を持つ、“吾鱗の泰盾”ジルニトラのフレイムヘイズ。炎の色は薄墨色。神器は、親指大の銀杯“ターボル”。 孤児(シロッツィ)の異名を持つ、600年に渡って生き抜いてきた強力なフレイムヘイズ。異名の由来は、契約以前に所属していた傭兵団の名前であった。 契約以前から戦争に明け暮れ、討ち手となってからも大所高所からの視点で“徒”との戦いを把握する「変人」として名が通っていた。 立て襟のオーバーコートに革手袋をした、背筋を伸ばした壮年男性。将校帽のような無印の帽子を目深にかぶっており、顔の下半分しか見えない。顔の左側に大きな傷が縦に走り、左目を失っていた。常に軍人然としており、時に堅苦しいと感じられるほどに礼儀正しい。しかし、ゾフィーらのような知己には親しみを見...
  • 揺りかごの園(クレイドル・ガーデン)
    【種別】 自在法 【初出】 III巻 【解説】 優秀な自在師である“愛染他”ティリエルが使っていた独自の自在法。ティリエルの、他者に愛情を注ぎ守る本質『溺愛の抱擁』に基づいている。 内部に山吹色の木の葉が舞い、霧で満たされた防御陣を作り出す。この内部は因果を外部と断絶した因果孤立空間となり、封絶の変種に含まれる。独自の特性として、内部の“紅世の徒”や自在法の違和感や気配を、外部から完全に隠す事が出来る。 このため、探知系の自在法で探らない限り、どんなに近くにいようとも“徒”の存在を感知できない。 通常は身体の表面を覆うように常時展開されており、その際は視認もできない。 また、封絶の様に広範囲に展開し、捕食や戦闘の場を作り出すことも可能で、その際には内部の存在を決して逃がさない隔離空間にもなる。 本編時のティリエルは、彼女の分離体とも言える多機能の...
  • トラロカン
    【種別】 自在法 【初出】 XX巻 【解説】 『大地の四神』の一人であるフレイムヘイズ『皓露の請い手』センターヒルの自在法。広大な範囲に自在法の豪雨を降らせる撹乱の大結界。 激しい豪雨によって結界内の視聴覚を妨げ、同時に遠話や強化などの自在法を妨害・解除する。作中ではハボリムの遠話や『熒燎原』が使用不能になった。 さらに、センターヒル自身はこの結界内部で近距離の瞬間移動が可能になり、雨水を雹に変えて相手への攻撃・防御に利用することもできる。 また『トラロカン』内で死亡した“徒”は、通常のように火の粉となって散らずに、その“存在の力”を植物へと変換・還元される。 直接的な破壊力は殆ど持たないが、甚大な補助能力を持っており、かつての中米では、戦鬼の庭として「決して踏み入るべからず」と恐れられていた。 『引潮』作戦において、[仮装舞踏会]の追撃から可能な限...
  • テスカトリポカ
    【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 XVII巻 【解説】 “紅世の王”。真名は“憚懾の筦”(たんしょうのかん)。炎の色は象牙色。 『大地の四神』の一人であるフレイムヘイズ『群魔の召し手』サウスバレイと契約し、尖った石のメダル型神器“テオトル”に意思を表出させている。 野太い怒鳴り声で話す男性の“王”。 『大地の四神』と契約した“王”として、『内乱』時にはアメリカ先住民に肩入れし、彼らのアメリカ合衆国完全破壊計画に賛同していた。 [仮装舞踏会]との全面戦争を前にして、契約者共々、戦う相手を見極める構えであった。 しかしフレイムヘイズ兵団が大敗した後、センターヒルの遺言を託されたシャナから遺言を聞いて契約者共々参戦を決意し、シャナの決意を聞き契約者と共に彼女と同行すると決定した。 御崎市決戦を経て、フレイムヘイズとしては最初に契約者と共に『天梯...
  • パパゲーナ
    【種別】 宝具 【初出】 ゲーム版 【解説】 “戯睡郷”メア(が寄生した“ミステス”)が所持していた神楽鈴型宝具。円周に鈴を吊した輪を三個、棒で連ねたような形状をしている。全長は30cmほどである。振るうことで、炎弾を複数放つ能力を持つ。炎弾の威力は、遣い手の“存在の力”の大きさに比例する。 ゲーム版では、メアがイメージ出来れば通常は出来ないことでも出来る自在法『ゲマインデ』内で使われたからか、この宝具の能力には無く、メアも通常は使えないと思われる。 鈴や鳥の羽根の発射や、撃った鈴を時限発火させるような芸当もできるようだ(『時限発火』使用時のセリフから)。 また、自在法『ゲマインデ』を発動させる際に、自分の象徴として扱うことで集中力を高めるのに用いられた(必須ではない)。 アニメ第2期で「『パパゲーナ』が『ゲマインデ』の基点である」とされているのは...
  • 佐藤啓作(さとうけいさく)
    【種別】 人間 【初出】 I巻 【解説】 御崎高校一年二組。坂井悠二の友人でクラスメイト。 とりあえず美をつけてもよい容姿の華奢な少年。軽薄そうな見た目通り賑やかなことが好き。明るく話し上手な性格でもあり、クラスや友人達の間では盛り上げ役やムードメーカー的な役割である。 悠二とはシャナが平井ゆかりとして御崎高校に通い出す以前からの友人で、池と田中も含めて最も仲が良く、四人でよく一緒に昼食を取っていた。 当初は“紅世”のことを全く知らない一般人であったが、親友の田中と共にフレイムヘイズ『弔詞の詠み手』マージョリー・ドーと出会い、彼女に憧れ、“紅世”のことを知ったことで人生の大きな転機を迎えた。 家族とは険悪も生温い、昔からの断絶状態で、広い家で一人暮らしをしていた。中学時代は田中と共にかなり荒れており、『狂犬』の仇名も持っていた。現在では恰好だけの反...
  • 巴字奔瀑
    【種別】 自在法 【初出】 外伝『ジャグル』 【解説】 フレイムヘイズ『露刃の巻き手』劉陽の自在法。読みは「はじほんばく」。 震脚を行った場所から、膨大な水を噴出させて操る(脚を踏む場所は地面に限らない)。 作り出された水は劉陽の意のままに動き、劉陽の移動の補助や、激流や九本の大蛇など自在に形を変えての直撃攻撃に使われる他にも、この水が生む水煙の中の物体や“存在の力”の動きを感知し、劉陽に伝える効力もあった。 その感知能力で、劉陽がメアの『ゲマインデ』に取り込まれたときも、即座に異常を感じ取った。 【コメント】 ☆アニメシリーズには未登場。 ☆サブラクには通用しなかった。 ☆大刀型の神器『羽淵』を使用しても、ぶっちゃけ土克水だから、相性は最悪だったろうな。 ☆『大地の四神』の一人センターヒルの『トラロカン』の中でコイツを使ったらどうなったんだろう...
  • 呪眼(エンチャント)
    【種別】 自在法 【初出】 XV巻 【解説】 [革正団]の思想的指導者と目された“征遼の睟”サラカエルの自在法。碧玉色に輝く縱に裂けた眼の形状の自在式を生み出し、それに別の自在法を込めて任意の場所で発動させる。 生み出せる自在式の数は無数であり、大きさも様々。これを非生物から“紅世の徒”やフレイムヘイズも含めたあらゆる物に宿らせることで、込められた自在法を対象に付加する。 自在式に込めることが出来る自在法は多様で、強化・気配遮断・飛行・爆破・治癒・操作等が確認されている。 『呪眼』を飛ばし変形させたり爆破することで、『呪眼』自体による攻撃も可能。防壁にもなった。 また、その眼で睨んだ対象に瞬時に眼が転移するという効果があり、離れた対象に自在法の効果を及ぼすことができた。 【由来・元ネタ】 「~に魔法をかける」という意味の英語「エンチャント(en...
  • @wiki全体から「ヒルデガルド」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索