灼眼のシャナ&A/B用語大辞典内検索 / 「称号」で検索した結果

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  • 称号
    ...ある。 基本的に「称号」は、器である元人間と、契約している“王”を合わせた『二人で一つの存在であるフレイムヘイズ』を指す言葉であるため、称号でフレイムヘイズを呼んだ場合は、器である元人間と“王”の両方に対して呼びかけていることになる。 その性質上、称号から能力の概要をある程度窺い知ることができるが、特に称号を隠すような描写は作中では見られなかった。 また、一人の“王”のフレイムヘイズの『称号』は世界中で統一されているようだが、その名称を誰が名付けているかは長らく不明だったが、SIII巻の『狩人のフリアグネIV』でマティルダ・サントメールの例から、討ち手が名付けることが判明した。 『大地の四神』は「称号」を使わず、彼らが名付けた独自の呼び名を使ってフレイムヘイズを呼んでいた(例:シャナ→眩き炎)。 【コメント】 ☆アニメ版から登場・使用されていた。 ☆肝...
  • 棺の織手
    【種別】 1.真名 2.称号 【初出】 1.I巻 2.X巻 【解説】 1.真名 かつて中世に『鍵の糸』と呼ばれる仕掛けを使って自在法『都喰らい』を成功させ、莫大な量の“存在の力”を得た強大な“紅世の王”アシズの真名。 莫大な力を自在に使いこなし、中世当時の乱獲者では最強の“王”だった。彼の起こした事件はフレイムヘイズを大々的に生み出す契機ともなった。 参照 →アシズ 2.称号 “冥奥の環”アシズのフレイムヘイズの称号で、名前はティス。 参照 →ティス 【コメント】 ☆アシズと内容を整理した。こちらはI巻時の情報に基づいたモノに変更した。 ☆『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルや初代『極光の射手』カール・ベルワルドや二代目『極光の射手』キアラ・トスカナや『鬼功の繰り手』サーレや『儀装の駆り手』カムシンや『輝爍の撒き手』...
  • 理法の裁ち手
    【種別】 フレイムヘイズ、称号 【初出】 S巻 【解説】 “祛邪の刻屈”オオヤマクイのフレイムヘイズで、通称はヤマベ。神器は独鈷杵型の“身口意”。炎の色は今様色。 1930年代にユーリイ・フヴォイカがマージョリー・ドーに、尊敬するフレイムヘイズたちの一人として称号を挙げていた。マティルダ・サントメールの知己で、かなり強力な討ち手だったと思われる。中世の『大戦』終結から1930年代までの間に、宿敵であったオオナムチに敗れて死亡した。 【コメント】 ☆アニメシリーズには未登場。 ☆『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルや『儀装の駆り手』カムシンや初代『極光の射手』カール・ベルワルドや二代目『極光の射手』キアラ・トスカナや『輝爍の撒き手』レベッカ・リードと違って、本編には全く登場しなかった。 ☆『理法の裁ち手』という称号から、先代『炎髪灼眼の討ち手』マティル...
  • 鬼功の繰り手
    【種別】 フレイムヘイズ、称号 【初出】 XI巻 【解説】 “絢の羂挂”ギゾーのフレイムヘイズの称号。名前はサーレ・ハビヒツブルグ。 参照→サーレ 【補足】 【コメント】 ☆サーレと重複する内容を削除した。 ☆『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルや『輝爍の撒き手』レベッカ・リードや『儀装の駆り手』カムシンや初代『極光の射手』カール・ベルワルドや『理法の裁ち手』ヤマベとは違った性格の討ち手だな。 ☆XXI巻でサーレとぶつかった女フレイムヘイズはアルマなのかな。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』フワワやニヌルタやソカルとも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆アニメ第3期で登場した。
  • 極光の射手
    【種別】 フレイムヘイズ、称号 【初出】 V巻 【解説】 “破暁の先駆”ウートレンニャヤ・“夕暮の後塵”ヴェチェールニャヤのフレイムヘイズの称号。炎の色はオーロラ。 V巻で破壊そのものが得意なフレイムヘイズとして、『儀装の駆り手』カムシンと共に語られた。後にX巻にて登場。 参照 →カール・ベルワルド →キアラ・トスカナ 【コメント】 ☆内容を整理し、主な文はカールの項へ移動。この項はV巻当時の情報に準拠した。 ☆『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルや『儀装の駆り手』カムシンや『輝爍の撒き手』レベッカ・リードやゾフィー・サバリッシュ並みに派手だったな。 ☆『理法の裁ち手』ヤマベやピエトロ・モンテベルディや『棺の織手』ティスやノースエアやノーマン・パーセルや『大地の四神』より目立ったな。 ☆S巻にて、二代目確認。XV巻で二代目登場。 ...
  • ピエトロ・モンテベルディ
    ...むきゅうのききて)の称号を持つ、“珠漣の清韻”センティアのフレイムヘイズ。神器は懐中時計型の“ゴローザ”。炎の色はマリンブルー。 黒髪と口元の髭を整えた垂れ目の美男子。薄紫の上下スーツ、黒地に赤線のストライプシャツ、細い銀ラメのネクタイと靴という、常軌を逸した服装を見事に着こなす『伊達男』であった。 初対面の女性には必ずくどき文句から始める、陽気で気さくな男。中世の『大戦』最終決戦の数年前には、フレイムヘイズの駐屯地でマティルダを口説いていたが無視された。その後は、『儀装の駆り手』カムシンや『理法の裁ち手』ヤマベと行動を共にしていたようだ。 契約する“王”センティアのことを、「僕のおふくろ」と呼んでいた。 数百年前には、既に自らの復讐相手を討ち果たし、後進の指導と地中海の船の手配を引き受ける顔役となっていたようだ。これが後の『モンテベルディのコーロ』となった。本拠地はイ...
  • キアラ
    ...の王&炎の色は不明。称号も不明。 二つに纏めたブラウンの髪を肩から前に垂らしている。 二十世紀初頭、サーレと共に何者かに破壊された『外界宿(アウトロー)』の調査のため紺碧の海に囲まれた街を訪れる。 【由来・元ネタ】 【コメント】   ☆15巻ででる予定。というか項目作るの早い。15巻公式発売日後に作成すべき項目
  • ヒルデガルド
    ...こんあのぎょして)の称号を持つ、“鬼道の魁主”ヴォーダンのフレイムヘイズ。炎の色は薔薇色。真っ赤な宝石をあしらったブローチ型の神器“フリズスキャルヴ”を、左胸に着ける。 漆黒の喪服を纏い、ベールで顔を隠した貴婦人風の女性。数百年を戦い抜き、現在まで生き残っている強力なフレイムヘイズ。自在法『瞑目の夜景』を使用して敵を討つ。 『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルの知己の一人である討ち手で、他の知己であるピエトロ・モンテベルディや『輝爍の撒き手』レベッカ・リードからは「ヒルダ」という愛称で呼ばれていた。ピエトロには「決まり文句」で口説かれたことがあるようだ。 ハボリムを『仮面の妖術師』と呼んでおり、ハボリムからは『昏き淑女』と呼ばれていた。 XVII巻にて、ヴィルヘルミナからのシャナ奪還作戦への参加協力要請には、[仮装舞踏会]への警戒網を統括する立場に任ぜられたため合力で...
  • ナム
    ...ょくもんのきしゅ)の称号を持つ、“曠野の手綱”のフレイムヘイズ。炎の色は若草色。名前のない、手綱型の神器を持つ。 中央アジアの外界宿の管理者をしていたフレイムヘイズで、彼女が管理していた外界宿[故崖窟]は、中央アジアでの重要拠点の一つであった。 出身はモンゴル。顔や手足を包帯で覆い、全身を衣服で覆っており、一切の肌を見せない小柄な女性であった。外見年齢は不明。また、契約していた“王”の真名・通称・能力は伏せられ、“王”自身も三千余年もの間、喋るところを見せなかったようだ。 このように、飛び抜けて謎めいた人物だったようだが、その人柄から多くのフレイムヘイズに慕われていた。 太古の創造神“祭礼の蛇”との戦いにも参加しており、『儀装の駆り手』カムシンに「手綱打つ少女」と呼ばれた討ち手は彼女のことである。 [百鬼夜行]のパラやピエトロ・モンテベルディからは「親愛なるナム婆さ...
  • パウラ・クレッキー
    【種別】 フレイムヘイズ 【解説】 称号、契約している“王”炎の色、ともに不明。ドレル・パーティーの一員。 旧知の仲であるサーレ・ハビヒツブルグに、契約したてのキアラ・トスカナを預ける。 シュドナイ襲来時に、ドレル・クーベリックと共に死亡したと見られる。 【由来・元ネタ】 ユダヤ系ポーランド人の指揮者・作曲家「パウル・クレツキ(Paweł Klecki)」ではないかと思われる。 「パウラ(Paula)」は「パウル」の女性形。語源はラテン語の「小さい」とされる。 【コメント】 ☆パウラは女性の名前みたいだな。男だとばかり思っていたが… ☆そもそも、「クレッキー」ではなく「クレツキー」なんだが……この場合どうすりゃ良いんだ?
  • 輝爍の撒き手
    【種別】 フレイムヘイズ、称号 【初出】 S巻 【解説】 “糜砕の裂眥”バラルのフレイムヘイズ。名前はレベッカ・リード。読みは「きしゃくのまきて」。 【コメント】 ☆レベッカ・リードと重複する内容を削除した。 ☆初代『極光の射手』カール・ベルワルドや『理法の裁ち手』ヤマベや『儀装の駆り手』カムシンやザムエル・デマンティウスやアレックスやドゥニやナムとは違って、最後まで生き残った。 ☆『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルや二代目『極光の射手』キアラ・トスカナや『昏鴉の御し手』ヒルデガルドとは友人だった。 ☆[巌楹院]や[とむらいの鐘]のアシズとも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆結局、フリーダーとカップルにはなれなかった。 ☆アニメ第3期で登場した。
  • 万条の仕手
    【種別】 フレイムヘイズ、称号 【初出】 III巻 【解説】 強大な“紅世の王”である“夢幻の冠帯”ティアマトーのフレイムヘイズ。名前はヴィルヘルミナ・カルメル。 参照 →ヴィルヘルミナ・カルメル 【コメント】 ☆ヴィルヘルミナ・カルメルと重複する内容を削除した。 ☆アニメ版から登場していたが、坂井悠二にしてみれば『儀装の駆り手』カムシン並みにたちの悪いやつだったな。 ☆初代『極光の射手』カール・ベルワルドや『理法の裁ち手』ヤマベや『輝爍の撒き手』レベッカ・リードとも面識があった。 ☆[宝石の一味]の“瓊樹の万葉”コヨーテやフックスやトンサーイやイナンナや[マカベアの兄弟]のダーインやカルンや[轍]のギータやケレブスや[狂気の城]や『色盗人』のバロメッツとも絡んでいたら面白そうだったのにな。
  • 儀装の駆り手
    【種別】 フレイムヘイズ、称号 【初出】 V巻 【解説】 “不抜の尖嶺”ベヘモットのフレイムヘイズ。名前はカムシン・ネブハーウ。 【コメント】 ☆アニメ版から登場していた。 ☆『棺の織手』ティスや『玉紋の騎手』ナムや『焦沙の敷き手』ノースエアや『理法の裁ち手』ヤマベやピエトロ・モンテベルディや『輝爍の撒き手』レベッカ・リードや初代『極光の射手』カール・ベルワルドや二代目『極光の射手』キアラ・トスカナやゾフィー・サバリッシュやアレックスやドゥニやザムエル・デマンティウスや『大地の四神』イーストエッジやセンターヒルやサウスバレイやウェストショアやマージョリー・ドーとも面識があった。 ☆坂井悠二にしてみれば、『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメル並みにたちの悪い奴だった。 ☆カムシンと重複する内容を削除した。 ☆[巌楹院]とも絡んでいたら面白そうだったのに...
  • サーレ
    ...(きこうのくりて)の称号を持つ、“絢の羂挂”ギゾーのフレイムヘイズ。炎の色は菫色。 1901年における外見は、カウボーイハットやガンベルトなどを着用した、時代遅れなガンマンスタイルの三十前後の男性で、この時点で片手に収まらない数々の武功を持っていた。 現代では目深にかぶったソフト棒で目線を隠し、スーツの上に襟を立てたトレンチコートというファッション。神器“レンゲ”と“ザイテ”は、かつてのホルスターの代わりに、腰に交差させたごつい皮ベルトに納めていた。 二代目『極光の射手』キアラ・トスカナの師匠にしてパートナー。1930年代には、ユーリイ・フヴォイカから、尊敬するフレイムヘイズとしてキアラと共に名を挙げられていた。 能力は、不可視の糸で周囲のあらゆる物を繋ぎとめて操ることである。二個で一組のマリオネットの操具型神器“レンゲ”と“ザイテ”から糸を出して操ることが多い。 岩...
  • サ行
    ...レルリス ジョージ 称号 嘯飛吟声 地雷 ジルニトラ シロ 孤児(シロッツィ) 神威召喚 人化 神器 真紅 身口意 神鉄如意(しんてつにょい) しんでれらのしゃな 審判 神門 深夜の鍛錬 スクレープ スティグマ スティグマータ ストマキオン ストラス スフマート スプレット スペイキル スリュム スレ内での頻出質問 清秋祭(せいしゅうさい) 清なる棺 星黎殿 世界の歪み セシリア・ロドリーゴ セドナの舞 セトの車輪 ゼミナ セムルヴ セレーナ・ラウダス センターヒル センティア 千里眼 ソアラー 壮挙 早朝の鍛錬 相柳 ソカル ゾフィー・サバリッシュ ソラト ゾリャー 存在の泉 存在の力
  • ディスグレイス
    ...われる。 契約者の称号など、ファーディには騙し手の要素が絡んでいたようだ。 【コメント】 ☆当然としてアニメシリーズには未登場。 ☆頭に被るタイプの神器は、他にゾフィー・サバリッシュの“ドンナー”がある。 ☆シャナとマティルダ・サントメールの“コキュートス”やヴィルヘルミナ・カルメルの“ペルソナ”やボードの“フォッセ”やパウラ・クレツキーの“ロカトール”やドレル・クーベリックの“ブンシェルルーテ”やジョージの“フラガラック”やアーヴィングの“ルテニアン”やフリーダーの“アンブロシア”やデデの“アルシアー”やゾフィー・サバリッシュの“ドンナー”やアレックスの“コルタナ”やドゥニの“リュパン”や虞軒の『昆吾』や劉陽の『羽淵』よりかは格好良かったかもな。 ☆帽子といえば、他にダンタリオン戦後に吉田一美から『儀装の駆り手』カムシンに贈られた麦わら帽子があったが、御崎市決戦で...
  • マティルダ・サントメール
    ...ゃくがんのうちて)の称号を持っていた、“天壌の劫火”アラストールのフレイムヘイズ。炎の色は紅蓮。シャナの先代にあたる初代『炎髪灼眼の討ち手』。『夜笠』はマント状。神器“コキュートス”は指輪型。 圧倒的な貫禄と存在感を持った苛烈高雅な印象を与える女丈夫。炎髪と灼眼すらその容姿の一部とし、相対するものに「敵し得ない」と思わせる存在感の持ち主。炎髪灼眼を解いた本来の姿は、赤い髪に緑の瞳。左利き。淑女と呼ぶには印象が苛烈に過ぎ、女傑と呼ぶには挙措が高雅に過ぎる、秘された宝剣のようなフレイムヘイズ。 魔神の力を自在に使いこなし、自らの闘争心をアラストールの力で具現化させた自在法『騎士団』を用いて数々の“王”や“徒”を討ち、中世ヨーロッパで当代最強と謳われた討ち手。 武装は『騎士団』の能力の片鱗として具現化させた炎で形作り、大剣や矛槍や盾など自在に変化し、それらを使いこなすだけ...
  • 487
    【種別】 称号・スレ番 【解説】 本編の主人公の一人であるシャナの名にちなんだ、高橋弥七郎スレ独自のキリ番。 しかし、こちらのスレ番は876に比べると、あまり重要視されていなかった。 【コメント】 ☆当然として、アニメシリーズには未登場。 ☆シャナ以外の語呂合わせがあったら、記載してほしかった。 ☆人間の谷川やコーエンやエリューや、フレイムヘイズのアルマやグリンカやジョージやアーヴィングやファーディやデデや、[仮装舞踏会]のブファルやエギュンや[宝石の一味]のフックスやトンサーイやイナンナや、[百鬼夜行]のセムルヴや[狂気の城]や、“紅世の王”のルグやダジボーグやジェヴォーナやガルーやノートやシャフレワルやカリオペやザガンや白澤や窮奇や、ネタの空気の読み手と扱いは大して変わらなかったな。 ☆ゲオルギウスやセシリア・ロドリーゴやクレメンス・ロットやオルメスやジ...
  • 季重(きちょう)
    ...ょうきのしょして)の称号を持つ、“突軼の戟”窮奇のフレイムヘイズ。神器は槍型の『建木』。炎の色は鬱金色。 虞軒と共に上海会戦で戦った中国のフレイムヘイズ。ゾフィー・サバリッシュや『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルの知己の一人であったようだ。 本編開始の二年前には、天山山脈に侵入していた[仮装舞踏会]の捜索猟兵たちを捜索するフレイムヘイズたちの差配をとっていたようだ。 XVI巻で、[仮装舞踏会]との上海会戦で死亡した。 ゾフィーたちに、虞軒と並んでその死を惜しまれていたことから、彼女と同じく有能な討ち手であったと推測される。 【コメント】 ☆XVI巻では項辛が虞軒の次に名前を挙げていたから、上海会戦では虞軒の副将だったのかもしれないな。 ☆笵勲や劉陽やデデとは親しかったのかもな。あと、ナムとは面識があったのだろうな。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘...
  • ファーディ
    ...きょうぎのはきて)の称号を持つ、“闊遠の謡”カリオペのフレイムヘイズ。炎の色は東雲色。神器は帽子型の“ディスグレイス” 19世紀末期にホノルル外界宿にいたフレイムヘイズの一人で、『奔馳の抜き手』ジョージや『替移の接ぎ手』アーヴィングやハリー・スミスやハリエット・スミスとは同僚にして友人同士であった。 1895年、友人であったハリーの手引きによってホノルル外界宿が[革正団]サラカエル一派に襲撃された際に、アーヴィングと共に殺害された。 【コメント】 ☆アニメ第3期には未登場。 ☆中世の『大戦』には参戦していたのかな。『海魔』とのハワイ争奪戦には、参戦していただろうけどな。 ☆季重や笵勲やアルマやグリンカやアーヴィングやコーエンやエリューや、[宝石の一味]のフックスやトンサーイやイナンナと同じく、名前だけしか登場しなかった。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむら...
  • 空気の読み手
    ...さをフレイムヘイズの称号の法則(○○の○手)に当てはめて皮肉ったブラックジョーク的なネタである。 当然、本編では『空気の読み手』なるフレイムヘイズは存在しない。 当初、池はクラスの皆から頼りにされる万能選手であった。 しかし、片想い中の吉田一美が現実的な日常から非現実的な日常に身を置くようになるにつれ、少しづつ登場機会が無くなっていった(巻が進むにつれ、作品内の非現実パート(主に“徒”との戦闘や鍛練など)の割合が現実パート(学校での生活など)よりも増えたためである)。 こうして、現実パートにのみしか登場できない彼は徐々に作品内での居場所を失っていったのである。 しかし、仮にあくまでも一般人である彼が非現実パートにまで登場した場合、作品の整合性・統合性がとれなくなっていき、酷く味気ないものになっていってしまうだろう。 彼は作品内の空気を読み、自らの出番を削って空気にな...
  • アーヴィング
    ...(たいいのつぎて)の称号を持つ、“訓議の天牛”ザガンのフレイムヘイズ。炎の色はワインレッド。神器はコイン型の“ルテニアン”。 19世紀末期にホノルル外界宿にいたフレイムヘイズの一人で、『奔馳の抜き手』ジョージや『誑欺の吐き手』ファーディやハリー・スミスやハリエット・スミスとは同僚にして友人同士であった。 1895年、友人であったハリーの手引きでホノルル外界宿が[革正団]サラカエル一派に襲撃された際に、ファーディと共に殺害された。 【コメント】 ☆アニメ第3期には未登場。 ☆パウラ・クレツキーやボードや季重や笵勲やアルマやグリンカやコーエンやエリューや、[宝石の一味]のフックスやトンサーイやイナンナと同じく、名前だけしか登場しなかったな。 ☆中世の『大戦』や『内乱』には、参戦していたのかな。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]のアシズや『九垓天秤』フワワや...
  • カリオペ
    ...と思われる。契約者の称号からして、惑乱の能力を持っていた可能性が高かった。フレイムヘイズ側の自在法『ダイモーン』のようなものだった可能性がある。 【コメント】 ☆当然としてアニメシリーズには未登場。 ☆ギリシア神話つながりで、[仮装舞踏会]の『三柱臣』ヘカテーとは知り合いだったのかな。 ☆ルグやザガンとは親しかったのかもな。バラルやブリギッドとも面識があったのかな。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』ジャリやフワワや[宝石の一味]のコヨーテやフックスやトンサーイやイナンナや[百鬼夜行]のギュウキやパラやゼミナとも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆カリオペも新世界『無何有鏡』へ渡り来て、秩序派の“王”の一人として活動しているかもしれないな。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな』にも、ヨーハン・バッキンガム公爵の兵士の一人と...
  • カール・ベルワルド
    【種別】 フレイムヘイズ 【初出】 V巻(称号のみ。氏名はX巻) 【解説】 『極光の射手』(きょっこうのいて)の称号を持つ、“破暁の先駆”ウートレンニャヤと“夕暮の後塵”ヴェチェールニャヤのフレイムヘイズ(初代『極光の射手』)。炎の色はオーロラ。神器は、鏃型の“ゾリャー”。 髭を生やし、西洋甲冑を着た青年。強力かつ有能な討ち手ではあるが、誰かの下に付くことを嫌い、人を従えることにも向いていない、一人一党であるフレイムヘイズの一典型。イケイケノリノリな性格でもあり、戦闘を好んだ。 人間であったときは公子であり、女ったらしだったが、生まれて初めて本気で愛したフレイムヘイズの自在師の女性を“紅世の王”に殺された怒りから契約した。 鏃型の神器“ゾリャー”に乗っての高速戦闘を得意としていた。 表面上の態度や、まずはブチ当たってから対処するその戦闘スタイルから考えな...
  • アルマ
    ...(そかつのぶして)の称号を持つ、“生阜の抱擁”ケレスのフレイムヘイズ。炎の色は朽葉色。神器はスカーフ型の“フォルテー” 女性のフレイムヘイズで、かつてピエトロ・モンテベルディに「決まり文句」で口説かれたことがあるようだ。SII巻でのピエトロの台詞から、『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルの知己でもあるようだ。 現代まで生き残っているのかは不明。 【由来・元ネタ】 英独圏で使われる女性名「アルマ(Alma)」。音楽家関係では、グスタフ・マーラーの妻で自ら作曲も手がけた、アルマ・マリア・マーラー(Alma Maria Mahler)がいる。 【コメント】 ☆アニメシリーズには未登場。 ☆ピエトロに口説かれていたのは、ヴィルヘルミナや『輝爍の撒き手』レベッカやヒルダなど、皆強くて頭の切れるフレイムヘイズばかりだった。アルマもそうだったのかな。 ☆季重や笵勲や、...
  • ダジボーグ
    ...証としては、契約者の称号があげられる。 【コメント】 ☆当然としてアニメ第3期には未登場。 ☆タケミカヅチやジルニトラやグローガッハとは、面識があったのかな。 ☆[宝石の一味]のトンサーイやフックスやイナンナや、“紅世の王”のルグやカリオペやザガンやノートと同じく、名前だけしか登場しなかった。 ☆スラヴ神話つながりで[とむらいの鐘]の『九垓天秤』チェルノボーグと面識があったのかな。また、太陽神つながりでウィツィロポチトリとも面識があったら面白そうだったのにな。 ☆[巌楹院]や[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』フワワやニヌルタやソカルやモレクやチェルノボーグやウルリクムミや[仮装舞踏会]の巡回士リベザルや捜索猟兵ピルソインや布告官デカラビアや捜索猟兵ハボリムや禁衛員プルソンや[百鬼夜行]のギュウキやパラやゼミナやセムルヴや[革正団]のサラカエルやドゥー...
  • リュパン
    ...という。 契約者の称号や“王”の真名からは、この神器が毛皮で出来ているのではないかとの連想が働いた。それは、古代北欧で狼や熊の毛皮を身に纏いトランス状態になって戦う狂戦士バーサーカーそのものである。 【コメント】 ☆当然としてアニメシリーズには未登場。 ☆シャナとマティルダ・サントメールの“コキュートス”や『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルの“ペルソナ”やマージョリー・ドーの“グリモア”や『輝爍の撒き手』レベッカ・リードの“クルワッハ”やゾフィー・サバリッシュの“ドンナー”やアレックスの“コルタナ”やクレメンス・ロットの“マーニ”やセシリア・ロドリーゴの“エスピナ”や『理法の裁ち手』ヤマベの“身口意”やボードの“フォッセ”やパウラ・クレツキーの“ロカトール”やドレル・クーベリックの“ブンシェルルーテ”やアーヴィングの“ルテニアン”やファーディの“ディスグレイス”やオ...
  • ボード
    ...(すうきのむきて)の称号を持つ、“勘破の眼睛”フェイのフレイムヘイズ。炎の色はセレスト。神器は聖遺物箱型の“フォッセ”。 欧州を束ねていた外界宿『ドレル・パーティー』の一員。指揮者にドレル・クーベリック、同僚にパウラ・クレツキーがいた。 VIII巻での[仮装舞踏会]の『三柱臣』将軍シュドナイによる『ドレル・パーティー』襲撃時に、パウラ・クレツキーと共に殺害された。 【由来・元ネタ】 指揮者のセルジュ・ボド(Serge Baudo)がいるが、存命の人物のため、彼が元ネタかどうかは不明。 【コメント】 ☆アニメシリーズには未登場。 ☆ゾフィー・サバリッシュの補佐役だったアレックスやドゥニと役割が似ていたのかもな。 ☆フレイムヘイズの季重や笵勲やアルマやグリンカやコーエンやエリューやファーディやアーヴィングや、[宝石の一味]のフックスやトンサーイやイナンナと同じ...
  • 笵勲(はんくん)
    ...(せいびのときて)の称号を持つ、“賢哲の鑑”白澤のフレイムヘイズ。神器は盾型の“丹陽”。炎の色は生成色。 『傀輪会』に所属していた中国のフレイムヘイズの一人。 1月初頭、『傀輪会』からの指示で上海会戦に参戦するが、上海外界宿総本部の決戦において、地下からの奇襲を最後の力で岩盤ごと崩して食い止めてから死亡したようだ。 【コメント】 ☆XVI巻で項辛がフレイムヘイズである虞軒や季重を「様」付けで呼んでおり、彼のことも「笵勲様」と呼んでいたことから、フレイムヘイズであったことはほぼ確定していた。 ☆『内乱』や対[革正団]戦争には参戦していたのかな。 ☆ゾフィー・サバリッシュや『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルが名前を挙げていないことから、強力なフレイムヘイズではなかったかもしれないな。 ☆アニメ第3期には未登場。 ☆人間の谷川やコーエンやエリューや、[宝石の一味]...
  • グリンカ
    ...(かくわのぶちて)の称号を持つ、“紀律の按拍”ダジボーグのフレイムヘイズ。炎の色は雌黄。神器は眼鏡型の“プーハチ”。 現代のフレイムヘイズ兵団の一員。 中国中南部での『星黎殿』攻防戦にて『星黎殿』が地上に墜落した後、フレイムヘイズ兵団が[仮装舞踏会]直衛軍の前線を破った後に出くわした要塞守備兵の防衛線を、グリンカの所属する隊が突き崩しにかかった。 その後の消息は不明。 【由来・元ネタ】 近代ロシア音楽の父と呼ばれる「ミハイル・グリンカ(Mikhail Ivanovich Glinka)」だと思われる。 【コメント】 ☆XX巻で『ジャックランタン』を使用した討ち手は、グリンカのことだったのかな。 ☆ザムエルの発言で「グリンカの隊が突き崩している」。by P.72 ☆中世の『大戦』や『内乱』や対[革正団]戦争にも参戦していたのかな。 ☆[巌楹院]のゴグマゴ...
  • シュルス・レルリス
    ...まつごのかたりて)の称号を持つ、“筆記の恩恵”ペネムエのフレイムヘイズ。神器と炎の色は不明。 宝具『討滅の獄』によって契約したと思われる。男性ということ以外、詳細は不明。 復讐を目的とする「典型的なフレイムヘイズ」であり、“壊刃”サブラクに恨みがあったようだ。優れた自在師であり、中世の『大戦』そのものには参加していないが、その後の混乱を鎮める際には多大な功績を挙げた。 サブラクを追って御崎市の隣の大戸市までやって来たが、そこで『潜める追っ手』ノトブルガの襲撃を受け、自身の“存在の力”の破裂に怯えて自在法を使えないまま、ノトブルガの神器『レオナルドゥスの解放』に貫かれて死亡した。 【由来・元ネタ】 姓として用いられる「シュルス」(Schultz)に、キリスト教の聖人レルリスのカミルロ(Camillo de Lellis、Camillo of Lellis)の「レ...
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    【種別】 称号、ネタ 【解説】 1.高橋弥七郎のことである。 2.作者の名にちなんだ、高橋弥七郎スレ独自のキリ番。 これを獲得した者には、本スレにおいては栄誉が、某所においてはSS執筆の義務が与えられた。 【コメント】 ☆当然としてアニメシリーズには未登場。 ☆現在はもう、執筆してる人がいないだろうな。 ☆487もほとんど使われなかったし、人間の谷川やコーエンやエリューや近藤先生や岡田先生やトマシーナ・スミスやゲオルギウスや、“紅世の王”である[宝石の一味]のフックスやトンサーイやイナンナや、“徒”の組織[狂気の城]と扱いは変わらなかったな。 ☆人間のトマシーナ・スミスやハリー・スミスやハリエット・スミスやゲオルギウスや大峰悟や、フレイムヘイズのアレックスやドゥニやジョージやファーディやアーヴィングやアルマやグリンカやオルメスやボードやパウラ・クレツキーやデ...
  • アレックス
    ...しゅたいのゆりて)の称号を持つ、“環回の角”ハーゲンティのフレイムヘイズ。神器は剣型の“コルタナ”。炎の色は支子色。 軍装の小男で、気安い口調で話す。フレイムヘイズ兵団の幕僚として、中世の『大戦』に参戦した。 『憑皮の舁き手』ドゥニとともにゾフィーの友人兼護衛として欧州を渡り歩いていた。 20世紀前半の対[革正団]戦争で、ドゥニと共に戦死した。 【由来・元ネタ】 「アレックス(Alex)」は、英語のファーストネーム。「アレキサンダー」の短縮形。ドイツ語ではスペルは同じだが、「アーレックス」という表記に近くなる。この名を持つ音楽家は多数。英語名だけあって、クラシックの音楽家よりも現代のバンドミュージシャンが検索にかかりやすい。 【コメント】 ☆アニメシリーズには未登場。 ☆ザムエル・デマンティウスや『理法の裁ち手』ヤマベやピエトロ・モンテベルディとも友人だっ...
  • 冥奥の環
    ...ィスと一体だった頃の称号である“棺の織手”を自らの真名として名乗るようになった。 中世の『大戦』の頃には、フレイムヘイズや“徒”たちはアシズをこの捨て名で呼ぶことはほとんど無く、呼んでいたのはガヴィダや天罰神“天壌の劫火”アラストールだけであり、『天道宮』の奥でガヴィダと相対した『九垓天秤』隠密頭チェルノボーグは、ガヴィダがアシズをこの捨て名で呼んだことに憤りを感じていた。 【コメント】 ☆自らを再召喚した時に“紅世”との繋がりが切れたから、“紅世”での真名“冥奥の環”を使うのは当人等の感情を抜きにしても、適当ではなかっただろうな。 ☆再召喚の自在法で繋がりが切れようと、“紅世”生まれで“紅世”の存在なんだから、「“紅世”ではこういう名前です」を表す「真名」は変わらなかっただろう。この世で名付けられた名前を流用したら、それは正式な「真名」ではない別の何かだな。 ...
  • ドゥニ
    ...ひょうひのかきて)の称号を持つ、“截の猛狼”ガルーのフレイムヘイズ。神器はマント型の“リュパン”。炎の色は木賊色。 背の高い、マントを羽織った男で、丁寧な口調で話す。フランス出身。フレイムヘイズ兵団の幕僚として、中世の『大戦』に参戦した。 かつては『殊態の揺り手』アレックスと共にゾフィーの友人兼護衛として欧州を渡り歩いていた。 中世の『大戦』終結直後にフランソワに「嵐が来る」と告げられて、ゾフィーに伝えた。 20世紀前半の対[革正団]戦争で、アレックスと共に戦死した。 【由来・元ネタ】 「Denis(ドゥニまたはドニ)」はフランス語のファーストネーム。音楽家では、フランスバロックのドニ・ゴーティエ(Denis Gaultier)などがある。 【コメント】 ☆アニメシリーズには未登場。 ☆パウラ・クレツキーやボードと役割が似ていた。補佐役という点でも、[仮...
  • カルン
    ...弟]の中で“王子”の称号を名乗る者たちの一人であり、同じく“王子”である“潜逵の衝鋒”ダーインと行動を共にしていた。 新世界『無何有鏡』が創造されてから一年後の春、新世界の外界宿の情報操作によって、日本のとある古びた陸上競技場に誘き出され、生贄のふりをして待ち構えていた坂井悠二と遭遇。坂井悠二と交戦するが、歯が立たずに苦し紛れに放った炎も指輪型宝具『アズュール』によって防がれ、悠二に『吸血鬼』を突き刺されて討滅された。 【由来・元ネタ】 エトルリア神話(古代ローマの前身)に登場する男女の悪魔族「カルン(Charun)」。死を司り、鎚を手にするという。 「紊」とは、乱れる、乱すという意味の語である。「毀」は破壊すること、悪し様に言うことである。併せて考えれば、真名の意味は「世界を乱す鎚による破壊」と思われる。「毀」からは秩序のような概念的なものまで破壊するという解釈...
  • ノースエア
    ...しょうさのしきて)の称号を持つ、“遍照の暈”ウィツィロポチトリのフレイムヘイズ。炎の色は金糸雀色。神器は丸に穴の開いた石のメダル型の“テオトル”。 『大地の四神』の先師であるフレイムヘイズで、最古のフレイムヘイズの一人。弟子である『大地の四神』からは『宙の心臓』(そらのしんぞう)、『儀装の駆り手』カムシンからは『大地の心臓の神官』と呼称されていた。 変換能力は灰。焼き尽くして消し炭にする。契約している“王”の通称が太陽神を元にしていることや『天空を制す黄金』といった異名から、空中から炎をさながら太陽のように操り戦ったと思われる。 数千年前に『儀装の駆り手』カムシンや『棺の織手』ティスたちと共に、『大縛鎖』創造の儀式阻止の戦いに参戦。創造神“祭礼の蛇”が秘法『久遠の陥穽』によって両界の狭間へ放逐された際に、両界の狭間を直に見聞きしたことで、両界の狭間に嵐を巻き起こしている世...
  • レベッカ・リード
    【種別】 フレイムヘイズ 【初出】 S巻(称号のみ。氏名はXV巻) 【解説】 『輝爍の撒き手』(きしゃくのまきて)の称号を持つ、“糜砕の裂眥”バラルのフレイムヘイズ。炎の色は桃色。閉じた目を意匠した金色のブレスレット型の神器“クルワッハ”を、右手にはめている。 百戦錬磨の強力なフレイムヘイズであり、現代の[仮装舞踏会]との決戦においては、『儀装の駆り手』カムシンと共にフレイムヘイズ陣営の切り札とも評されるほどの猛者であり、フレイムヘイズ屈指の強者。 ショートヘアの似合う細身の美人。ではあるが、少々過ぎた眼光と、印象的な悪戯っぽい笑みが無用にドスの効いた雰囲気を醸し出しており、ラフな着こなしとチグハグな出で立ちが只者ではない印象を助長している。 目つきは悪いが口も悪い。短気で大雑把な性格らしく、XVII巻では暴れる怪我人はぶん殴って昏倒させ、東京外界宿支部のドアや...
  • ティス
    ...(ひつぎのおりて)の称号を持つ、“冥奥の環”アシズのフレイムヘイズ。炎の色は青。神器は“無銘の金環”。 最古のフレイムヘイズの一人であった少女。閉鎖空間を生み出す自在法『清なる棺』を駆使して、最初期の討ち手を率いながら数多の“紅世の徒”とその組織を討ち、数々の戦果を挙げ最も功が多かった強大な討ち手であった。 太古の創造神“祭礼の蛇”伏羲との戦いにも、『金環頂く乙女』と呼んだカムシンたちと共に参加していた。 外伝漫画『Eternal song ‐遙かなる歌‐』では、彼女が力を行使する時はアシズと同じく天使の輪(通常は額に嵌まっている“無銘の金環”が頭上に浮かんで発光する)や翼が現れていた。また、大小無数の『清なる棺』で“徒”の肉体を八つ裂きにしていた。 アシズを天の使いと信じ、一途に使命を果たすうちに、いつしか彼との間に愛情を育んだ。しかし彼女の力を恐れ、利用し、裏...
  • ジョージ
    ...(ほんちのぬきて)の称号を持つ、“長柯の腕”ルグのフレイムヘイズ。炎の色は狐色。神器は剣型の“フラガラック”。 19世紀末期にホノルル外界宿にいたフレイムヘイズの一人で、『誑欺の吐き手』ファーディや『替移の接ぎ手』アーヴィングやハリー・スミスやハリエット・スミスとは同僚にして友人同士であった。所持していた剣を友人たちに自慢していたが、その剣が“フラガラック”だと思われる。 1895年に勃発したハワイ共和国臨時政府に対する王政派による武装蜂起の最中に、友人であったハリー・スミスの手引きによる[革正団]サラカエル一派によってホノルル外界宿が襲撃された際、一旦は難を逃れた。 その後、ホノルル外界宿から逃げようとしていたハリーと兄に運ばれているハリエットのスミス兄妹に追いつき、憎しみと悲しみのままにハリーを涙ながらに自慢の剣で殺害。続けて、当時真相を知らなかったハリエットも兄同様...
  • センターヒル
    ...(こうろのこいて)の称号を持つ、“殊寵の鼓”トラロックのフレイムヘイズ。炎の色は瑠璃色。神器は角ばった石のメダル型の“テオトル”。 彫りの深い顔に大きな鼻、収まりの悪い漆黒の髪、短躯ながら分厚い胸に怒り肩という初老の男。 内に居る者の視聴覚を遮り、遠話や広範囲の自在法の発動をも阻害する豪雨の大結界の自在法『トラロカン』を使用していた。 サウスバレイ曰く、戦が好きでも得意でもなかったと言っていた。 SIII巻収録の外伝『ソロー』においては、「悪霊を討ち払う秘儀を受け継いでいた呪い師」と表現されていた。 十九世紀後半に勃発した、アメリカ大陸を巡る『内乱』を引き起こした『大地の四神』の一人として、南北アメリカ大陸の主要四都市にある外界宿の一つの管理者を務めてきた。 現代になって、フレイムヘイズ陣営と[仮装舞踏会]の全面戦争勃発に際して、ゾフィー・サバリッシュの元を...
  • ヴィルヘルミナ・カルメル
    【種別】 フレイムヘイズ 【初出】 III巻(称号のみ。名前はV巻) 【解説】 『万条の仕手』(ばんじょうのして)の称号を持つ、“夢幻の冠帯”ティアマトーのフレイムヘイズ。炎の色は桜色。 強力な女性のフレイムヘイズであり、シャナの育ての親の一人で、フレイムヘイズの中でも指折りの猛者。 中世の『大戦』での英雄であり、古い“徒”にとって死の代名詞とも言われた。 中世の『大戦』以降の数百年間は、二代目『炎髪灼眼の討ち手』育成のために姿をくらましていたが、最近になって再び表の世界に復帰した。 現在では、“徒”の討滅に力を注いで数百年のブランクを覆す名声を再び確立し、“徒”絡みの事件の事後処理(情報操作など)に関しても有能極まりないと評判が高い。 着ている給仕服はシャナを育て始めた頃に、自分の世話係を模して着る様になったものである。シャナを育て終わった後も、意外...
  • イーストエッジ
    ...全ての星を見た男』。称号で呼ばれることを嫌い、他者のことも『四神』独自の呼称で呼んでいる。 『星河の喚び手』(せいがのよびて)の称号を持つ、“啓導の籟”ケツアルコアトルのフレイムヘイズ。炎の色は青磁色。神器は丸い石のメダル型の“テオトル”。 岩になめし皮をかぶせたような厳つい面相と、頑健そのものの中肉中背の体躯をしたネイティブ・アメリカン。ほとんど表情を変えず、話す時も最低限唇を震わせるような喋り方をする。意外に爽やかな声をしている。 SIII巻『ソロー』においては、「大地の窮みを見定めんと歩き続けた頑健な旅人」と表現されていた。 一定の空間内の光を上空に凝縮させることで満天の星空と見える空間を生み出し、その光を流星雨として撃ち放ち爆砕させる自在法『夜の問い』による強力な広範囲攻撃を行う。この攻撃で死した者は、その固有の色の火の粉となって散るのではなく、その“存在の力”...
  • パウラ・クレツキー
    ...じゅうさのさして)の称号を持つ、“叢倚の領袖”ジェヴォーナのフレイムヘイズ。神器は縦笛型の“ロカトール”。炎の色は胡桃色。 外界宿『ドレル・パーティー』の一員。19世紀末期に、旧知の仲である『鬼功の繰り手』サーレ・ハビヒツブルグに、契約したての『極光の射手』キアラ・トスカナを預けて討ち手としての教育を頼んだ。 シャナが御崎市へやって来る前に出会ったフレイムヘイズの一人で、シャナからの呼び名は『弾き語り』。 VIII巻での[仮装舞踏会]のシュドナイ襲来時に、指揮者であるドレル・クーベリックや同僚のボードと共に死亡した。 【由来・元ネタ】 ユダヤ系ポーランド人の指揮者・作曲家「パウル・クレツキ(Paweł Klecki)」ではないかと思われる。 「パウラ(Paula)」は「パウル」の女性形。語源はラテン語の「小さい」とされる。 【コメント】 ☆アニメシ...
  • 虞軒
    ...(けんかのなぎて)の称号を持つ、“奉の錦旆”帝鴻のフレイムヘイズ。炎の色は紅梅色。 外見はピッタリ合うスーツとジャケットを着た美女で、腰に巻いた紅梅色の帯に直剣型の神器『昆吾』を絡めていた。 神速の太刀捌きを持つ東洋屈指の強力なフレイムヘイズであり、中国を代表する古く強力な討ち手。『震威の結い手』ゾフィー・サバリッシュや『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルや『弔詞の詠み手』マージョリー・ドーの知己の一人でもあったようだ。 自らの身体を紅梅色の高熱の霞に変え、宙を舞う『昆吾』を自在に操って敵を討つ自在法『捨身剣醒』という戦闘形態を持っていた。 東アジアの外界宿『傀輪会』が独断で企てた上海会戦において、結成された総力軍の全兵権を預かり、全軍を率いて戦った。 しかし、一晩すら持たずに、総力軍を全て[仮装舞踏会]に殲滅されるという大惨敗を喫した。 最後は、自分...
  • ノーマン・パーセル
    ...ひょうむのそぎて)の称号を持つ、“凜乎の涌沸”スリュムのフレイムヘイズ。神器はマントの留め具型の“ヨークトル”。炎の色は錆浅黄色。 外見は髭をはやした西欧系の白人の討ち手で、『内乱』ではインディアン然とした身なりをしていた。氷の斧を作り出す『アクス』、氷の槍を作り出す『ゲイル』、氷の分身を作り出す自在法『スペイキル』の三つの氷の自在法を使用していた。 当初はアメリカ大陸の外界宿の重鎮であったが、白人の新大陸侵略を看過したことで原住民が圧殺されていく様を悔い、『内乱』が勃発すると『大地の四神』側の西軍に参加した。 しかしその経歴のために信頼されず、[パドゥーカ]を率いての開拓村の襲撃や軍の砦攻撃といった、重要度の低い任務に回された。任務の最中、ビリー・ホーキンの住んでいた開拓村を潰して彼の恨みを買い、それが結果的に“狩人”フリアグネの来襲へと繋がった。 1864年、...
  • ダーイン
    ...弟]の中で“王子”の称号を名乗る者の一人であり、同じく“王子”である“紊鎚毀”カルンと行動を共にしていた。 新世界『無何有鏡』が創造されてから一年後の春、新世界の外界宿の情報操作によって、カルンと共に日本のとある古びた陸上競技場に誘き出され、生贄のふりをして待ち構えていた坂井悠二と遭遇。すぐに現れたシャナと交戦するが歯が立たず、カルンが討滅された後で操っていた岩石の巨人の地中に本体を潜伏させて逃走の機を窺っていたが、シャナの自在法『断罪』によって岩石の巨人ごと本体を焼き尽くされて討滅された。 【由来・元ネタ】 おそらくは、北欧神話で世界樹ユグドラシルの樹皮を食い荒らす四頭の鹿の一頭「ダーイン(Dainn)」だと思われる。その名は「死」を意味するようだ。 「潜」は「密かにもぐること」。「逵」とは「つじ」のことである。「衝」は「交通の要衝」が原意だが、現在一般的には「...
  • ヤマベ
    ...(りほうのたちて)の称号を持つ、“祛邪の刻屈”オオヤマクイのフレイムヘイズ。神器は独鈷杵型の“身口意”。炎の色は今様色。 マティルダ・サントメールの力強く心深い知人の一人であり、「物事の窮理を探る」と形容されていた。強力な討ち手だと思われ、XII巻のエピローグで“ミステス”『永遠の恋人』ヨーハンがフィレスに言った『窮理の探求者』とは彼のことである。 『狩人のフリアグネV』によると、身軽に飛び回って風向きや水流や落下等の物理現象を選択的に操る非常に強力な討ち手だったようだ。 外伝漫画『Eternal song ‐遙かなる歌‐』第九話で登場。山伏衣装を着た強面の壮年男性で、日本出身。中世の『大戦』最終決戦の数年前には、フレイムヘイズの駐屯地でのゾフィーたちの会議に参加していた。また、「戦えることを幸せだと感じる」マティルダの精神構造に深い興味を抱いていた。その後はピエトロや『...
  • マージョリー・ドー
    ...ちょうしのよみて)の称号を持つ、“蹂躙の爪牙”マルコシアスのフレイムヘイズ。炎の色は群青色。神器は巨大な本型の“グリモア”。 “紅世の徒”にとって恐怖の代名詞、死の同義語とまで呼ばれ、フレイムヘイズ屈指の殺し屋として知られていた。 気に食わない者や“徒”の討滅を邪魔する相手には、同業者であろうと関係なく攻撃を仕掛ける為、“徒”とフレイムヘイズ両方から戦闘狂と恐怖されていた。 激情を隠すことなく、“徒”への執着や殺意で動く、最も典型的な「復讐者」としてのフレイムヘイズであった。 女優顔負けのスタイルと美貌を持つが、同時に怠惰な性格と異常に悪い酒癖を持ち合わせてもいる。高名な自在師であり、戦闘時には炎の衣『トーガ』と『屠殺の即興詩』で強大な戦闘力を発揮する。 戦闘では、撹乱、幻惑を主に多用し、先の手を読ませない『屠殺の即興詩』で多彩な戦術を繰り出す。だが撹乱、幻惑の技もろ...
  • 劉陽
    ...(ろじんのまきて)の称号を持つ、“瘴煙の鉦”相柳のフレイムヘイズ。炎の色は露草色。神器は豪壮な拵えの大刀型『羽淵』。 腰に露草色の帯を巻き、スーツを纏った精悍な顔立ちの偉丈夫で、「御座る」を語尾として喋る。強力な討ち手であり、メアが当時の時点で出会った中では最強のフレイムヘイズ。また、季重のことを知っていた。 膨大な水流を自在に操る自在法『巴字奔瀑』を使う。激烈な水流は大破壊力を誇り、さらにその水煙内部での物体や“存在の力”の動きを間断なく伝え、把握でき、水煙内にある限り不可知な事象は無くなる、劉陽の強さを支える「本物の力」。 本編開始の二年ほど前、中央アジアで活動する[仮装舞踏会]の狙いを探るべく、デデと組んで[故崖窟]を拠点に調査を行っていたが、その最中に休息のため後退させた彼の消息が不明となってしまった。 デデが何者かに討たれたものと考えて、ナムの下を去った後、デ...
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