灼眼のシャナ&A/B用語大辞典内検索 / 「緒方真竹(おがたまたけ)」で検索した結果

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  • 緒方真竹(おがたまたけ)
    【種別】 人間 【初出】 I巻 【解説】 御崎高校の女生徒で、坂井悠二のクラスメイト。“紅世”とは無関係の一般人。女子バレー部に所属し、一年生でレギュラーというスポーツ少女。通称は「オガちゃん」。 「可愛い」というより「格好いい」顔立ちと、文字通り竹を割ったようなカラッとした性格で、男女分け隔てなく好かれていた。佐藤や田中とは中学時代から同じクラスで、二人が荒れてた頃のことも知っていた。 田中にラブ♥で、ミサゴ祭りの最中に告白した。“徒”の起こした事件の最中だった事もあって、返事はまだもらっていないが、周囲からはほぼ公認カップルの扱いを受けていた。 背が高く全体的にスリムで、水着にはパットを装備していた。 清秋祭の最中に襲来したフィレスの騒動で、狂気に酔ったマージョリーによって、緒方が封絶の中ではあったが致命傷を負ったことが、田中の心に影を...
  • ア行
    ...ヤマクイ 岡田先生 緒方真竹(おがたまたけ) 押し出しトンカチ おじょうさまのしゃな オストローデ オセ オベリスク オルゴール オルゴン オルメス オレイカルコス オロバス
  • 大上準子(おおがみじゅんこ)
    【種別】 人間 (トーチ) 【初出】 0巻 【解説】 山手の田舎町である寄木市に住む高校二年生。毎週木曜日に『ラ・ルゥーカス』で、苺のショートケーキを買って帰るのが習慣の、全く普通の少女。 同級生の濱口幸雄と交際していたが、その現場を両親(OVA『S』シリーズでは母親)に目撃されて、両親と喧嘩していた。 寄木市の城址公園で濱口幸雄とデート中に、“紅世の徒”ウコバクに存在を喰われて死亡し、トーチとなった。 その翌日、『ラ・ルゥーカス』でショートケーキを買った帰りの公園で、フレイムヘイズ『炎髪灼眼の討ち手』(このころはまだシャナと名乗っていなかった)に存在を割り込まれた。 【コメント】 ☆平井ゆかりと同じく、トーチの悲哀の象徴的なキャラだった。 ☆アニメ第2期とアニメ第3期の間、2010年6月25日発売のOVA『S』シリーズ第三巻に登場した。担当声...
  • 「今ここにいる坂井君が、人間だってことを、私は知ってます。」
    【種別】 名言 【初出】 VII巻 【解説】 御崎市でのダンタリオン教授戦の終盤で、もう2度と人間には戻れないと告げた“ミステス”坂井悠二に対して吉田一美が言ったセリフ。捨てたはずの本当は認めてほしかったことを認めてもらえた嬉しさから、悠二は涙を流した。そこへ、ダメ押しの一言「私は、坂井君が好きです」と絶妙の告白をした。 そしてこの出来事により悠二は自分の不甲斐なさに悔しさを覚えた。 【コメント】 ☆こんなのも辞典に登録してよかったのか?超主観入ってないか? ☆まぁ、これがOKなら類似品が増えるだろうな。 ☆名言集というまとめる項を作成して、そこにまとめたらどうだろう。削除するにも、なにか勿体無いしな。他にもこんな台詞が項にあった。  →「あなたたちに、天下無敵の幸運を」や「もっと、強くなってよ」や「因果の交差路でまた会おう」や燃えも萌えもどっちも...
  • メロンパン
    【種別】 アイテム(?)・食べ物 【初出】 I巻 【解説】 シャナの大々好物。一食でスーパーの袋一袋分は食べていた。 シャナ曰く『カリカリモフモフ』とした食感がいいようだ。 他にも「香料臭さがあってはならない」「果汁入りは邪道」「網目模様は必須」などといったこだわりがあるようだ。 しかし、彼女にとってのメロンパンはただ美味しいだけものではなく、故郷の『天道宮』への想いを始めとしたさまざまな想いの結晶でもあり、また養育係のフレイムヘイズ『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルのメロンパン理論の受け売りであった。 【コメント】 ☆アニメ版から食べていた。 ☆メロンパンを食べる時はニコニコ笑っていた。 ☆I巻の目次、II巻の挿絵ではそういう表情ではないので、意外にも本編ではニコニコ顔は見せなかった。 ☆実は作者が好物だから生まれた設定だった。 ☆...
  • さんじゅうしのしゃな
    【種別】 番外編 【初出】 いとうのいぢ画集 結『遮那』 【解説】 『しんでれらのしゃな』『かぐやひめのしゃな』『おじょうさまのしゃな』に続く、番外編の第四弾にして最終版。 フランスの伝奇小説『ダルタニャン物語』の『三銃士』をベースとした痛快劇。 以下配役 【主人公】 シャナ・ダルタニャン(シャナ) 【三銃士】 ベルペオル・アトス(ベルペオル) シュドナイ・ポルトス(シュドナイ) ヘカテー・アラミス(ヘカテー) 【序幕】 テイラー夫妻 カイム ハリー・スミス トマシーナ・スミス ハリエット・スミス ドゥーグ サラカエル ガヴィダ ドナート セレーナ・ラウダス アナベルグ ゲオルギウス カルン ダーイン 濱口幸雄 大上準子とその両親 幕間0 マリアンヌ フリアグネ コヨーテ ビリー ニーナ ロー...
  • 中村公子(なかむらきみこ)
    【種別】 人間 【初出】 I巻 【解説】 坂井悠二達と同じ、御崎高校一年二組のクラスメイト。“紅世”とは無関係の一般人。 化粧に凝ったりと普通の高校生。漫画版と原作でビジュアルが違っていた。 I巻での“燐子”マリアンヌ来襲時に、悠二が教室から運び出した生徒は彼女であった。その時の悠二の言葉は「重いな」だった。 XI巻では、高校のシャワー室で吉田一美とシャナの胸を後ろから掴むなどのセクハラを行った。また、シャナにいい加減な知識を吹き込んだりもしていた。 XVI巻にて、吉田一美と池速人を見て気まずい空気が漂っているのを思春期の女子ゆえに気付くが、何があったか聞き出そうとするなど、無神経な性格が窺える。なおこの時は、藤田晴美に口を塞がれて止められた。 最終巻では、御崎市の復元を行うことによって御崎市の人々に響いた坂井悠二の声を聞いた。 シャ...
  • 近衛史菜
    【種別】 偽装体(“燐子”?) 【初出】 アニメ第2期第二話 【解説】 アニメ第2期に登場したアニメオリジナルキャラクター。読みは「このえ・ふみな」。 御崎高校1年2組への転入生。 二学期から悠二らのクラスメイトとなった、とある“紅世の王”のそっくりさん。身長は彼女と同じで142cm。 カシャが御崎市を襲撃した際、封絶の中でも動かず、また怪我をした際に血を流した事から、人間である事は確実と思われたが……。 並外れたお嬢様育ち。何故か坂井悠二に懐き、彼と吉田一美(後に緒方真竹と交代)は学校での近衛の世話係に任命されていた。 市内にある大きな屋敷に住んでおり、「じいや」こと執事が世話をしている。家族はいない。屋敷は部屋数は多いが、およそ人が生活している雰囲気が感じられない。 彼女と「じいや」は常に同じブレスレットを身に着けていた。また、目を離すとどこかに...
  • 私はあなたのものではありません
    【種別】 台詞 【初出】 IV巻 【解説】 [仮装舞踏会]の『三柱臣』巫女ヘカテーが、言い寄ってくる将軍シュドナイを軽くあしらうときに使う言葉。 【コメント】 ☆アニメ版から使用されていた。 ☆台詞は他に「あなたたちに、天下無敵の幸運を」や「今ここにいる坂井君が、人間だってことを、私は知ってます。」や「因果の交差路でまた会おう」やうるさいうるさいうるさいや燃えも萌えもどっちもすきなんだ!がある。 ☆フレイムヘイズ『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルや初代『炎髪灼眼の討ち手』マティルダ・サントメールが[とむらいの鐘]の『右翼』メリヒムや『左翼』イルヤンカに、[とむらいの鐘]の『九垓天秤』隠密頭チェルノボーグが宰相モレクやフワワやニヌルタやソカルやジャリやウルリクムミに、吉田一美と二代目『炎髪灼眼の討ち手』シャナが坂井悠二や『儀装の駆り手』カムシンに、藤田...
  • 吉田健(よしだけん)
    【種別】 人間 【初出】 VI巻 【解説】 吉田一美の弟。彼女とは三つ違いの中学一年生で、姉とは違ってはしっこい少年。“紅世”とは無関係の一般人。なんだかんだいって姉思い。 S巻収録の外伝『セレモニー』では、姉の一美の誕生日二日前に姉の想い人であるサカイと見知らぬ女の子が「仲良く」一緒に歩いている(ような)現場を目撃し、その夜に一美から(表向きの)事情を聞き、姉の一美がサカイを巡って「シャナ」と三角関係になっていることを知り、坂井悠二に敵愾心を抱いた。 姉の誕生日前日には、ある思惑を持って姉の友人で自分も知っている緒方真竹に相談を持ちかけるが、緒方が所用で時間が取れなかったので、緒方にマージョリー・ドーを紹介され、さらにそのマージョリーに『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルを紹介され、話が広がっていった。 姉の誕生日当日に健は、朝にとある喫茶店でマージョ...
  • アニメ版
    【種別】 メディア 【解説】 2005年10月よりU局とインターネット配信で2006年3月まで放送された。 スタッフ 監督: 渡部高志 シリーズ構成: 小林靖子 キャラクターデザイン: 大塚 舞 色彩設定: 伊藤由紀子 美術監督: 奥井 伸 撮影監督: 福世晋吾 音響監督: 明田川 仁 音楽: 大谷 幸 アニメーション制作: J.C.STAFF 製作: 『灼眼のシャナ』製作委員会 主題歌 1stOP:『緋色の空』川田まみ(I ve) 1stED:『夜明け生まれ来る少女』高橋洋子 2ndOP:『being』KOTOKO(I ve)(第17話~) 2ndED:『紅の静寂』石田燿子(第15話~) キャスト シャナ : 釘宮理恵 坂井悠二 : 日野 聡 アラストール : 江原正士 吉田一美 : 川澄綾子 ...
  • 濱口幸雄(はまぐちゆきお)
    【種別】 人間 【初出】 0巻 【解説】 山手の田舎町である寄木市に住む高校二年生である大上準子のクラスメイトの男子生徒で、彼女と交際していた。 その彼女の存在に割って入ったフレイムヘイズの少女である『炎髪灼眼の討ち手』の捜査に知らず協力させられた、背が高く線の細い美少年。シャナによる第一印象は「締まりのない顔」。 シャナが寄木市にやって来る数日前に、大上準子と濱口幸雄は城址公園でデートしていたところを、彼女の両親(OVA『S』シリーズでは母親)に目撃されたようだ。 二人はその際、両親にとって不愉快な行為をしていたらしく、そのことで彼女の両親からはあまりよく思われていない様子だったが、大上準子の母親は準子の存在が消える寸前には濱口幸雄を認めていた。 外伝『オーバーチュア』でシャナと擬似デート中に、“紅世の徒”ウコバクに拉致された。シャナがウコバクを...
  • セレーナ・ラウダス
    【種別】 人間 【初出】 外伝『アンコール』 【解説】 新世界『無何有鏡』の地中海をクルーズする豪華客船『ロード・オブ・ザ・シーズ(大海の君主)』号の客室乗務員。年齢は二十過ぎ、髪の色は暗い茶、纏っているのは紺地の制服と様々違っているが、面差しはある“王”にとても似ている。 本来ならば貴賓室には立ち入りさえ許されない小間使い役であったが、同船の貴賓室に陣取る貴婦人(その正体は[仮装舞踏会]の将帥たちとの合流地点として本船に乗り合わせた『三柱臣』参謀ベルペオル)の目にとまったことで、本来の業務を外れて貴婦人専属のサービス要員となる。 同船が五十余人の人間の犯罪者によるシージャック事件に巻き込まれる中で、無風の貴賓室を次々と訪れる多様珍妙な来客を応対した。 一連の騒動後に『夢のような景色』を目撃し、貴婦人に対して発した言葉が貴婦人を驚かせ、その礼として宝...
  • ヒラルダ
    【種別】 宝具 【初出】 XIII巻 【解説】 人間に大きな自在法を使わせるための宝具。形状はコイン大のギリシャ十字型。 フィレスによると 人間が祈ることで込められた自在法を発動させる。 使用者を“存在の力”に変換して起動するため、使った者は存在を消失する。 人間の女性にしか使えない。 現在は『風の転輪』が込められており、発動によってフィレスを召喚する。 とのことであり、フィレスから吉田一美に手渡された。上記のフィレスの言葉は、何か思惑あってのことであるため、どこまでが本当かは長らく不明だった。 真相は、自在法の起動に必要な“存在の力”はあらかじめ『ヒラルダ』自身に込めておけるので、『ヒラルダ』の起動に本当に必要なものは“徒”が自在法を使うのと同じように、ただまっすぐに念じるという行為だと最終巻でフィレスにより明かされた。 『彼方より吹き、...
  • 清秋祭(せいしゅうさい)
    【種別】 出来事 【初出】 XI巻 【解説】 御崎高校で行われる学校行事。いわゆる学園祭。毎年十月初頭の土日の二日間に渡って行われる。 主催に学校だけでなく地域の商店街も含まれているという特徴があり、そのため一般的な学園祭より規模が大きく、商売っ気やショーの側面が強い地域の一大イベント。 一年生はクラスでの出し物以外に研究発表を行うことが義務付けられているため、坂井悠二たちのクラス(一年二組)では『御崎市の歴史』とクレープ屋を催した。 初日には開会パレードが行われ、一年生の各クラスの代表者がお伽話や有名な物語の登場人物に仮装して御崎市駅を折り返し地点に校外で祭りを宣伝した。 仮装にはコンテスト的要素もあり、生徒とスポンサーの商店街店主たちの投票の結果ベスト10に残ったものは表彰や商品が送られた。 一年二組ではクラス代表者を決める議論は、容姿...
  • 田中栄太(たなかえいた)
    【種別】 人間 【初出】 I巻 【解説】 御崎高校一年二組。坂井悠ニの友人でクラスメイト。愛嬌のある顔つきをした、大柄だがスリムな体格の少年。 気は優しくて力持ちを地で行く性格で、クラスでは盛り上げ役やムードメーカー的な役割。シャナ曰く『学校で最強の使い手』。高い運動神経と能力を持っており、フェンス越しに人間を殴るといった荒業もできた。 悠二にとってシャナが平井ゆかりのトーチに「割り込む」前からの友人で、池と佐藤も含めて最も仲が良く、四人でよく一緒に昼食を取っていた。 当初は“紅世”のことを全く知らない一般人であったが、親友の佐藤啓作と共にフレイムヘイズ『弔詞の詠み手』マージョリー・ドーと出会い、彼女に憧れ、“紅世”のことを知ったことで人生の大きな転機を迎えた。 中学時代は佐藤と共にかなり荒れていた。そのためその頃は母親をかなり泣かせており、いまだに田中...
  • あだ名
    【種別】 名称 【初出】 II巻 【解説】 真名でも通称でもない、主に他人がつける呼び名。一部には、本人が流布したものもある。 主な異名・あだ名の一覧 シャナ > チビジャリ(byマージョリー)、魔神憑き、姫(by[仮装舞踏会]の構成員)、眩き炎(by『大地の四神』) アラストール > 天罰神、真正の魔神、天罰狂い、カタブツ大魔神、腰抜け魔神(byマルコシアス)、天罰下す破壊神、神をも殺す神、裁きの業(by『大地の四神』)、摂理神格にして審判断罪の化現(byチャルチウィトリクエ)、裁きたがり マティルダ > 女丈夫 マージョリー > 殺し屋、我が○○(byマルコシアス)、怒れる獣(by『大地の四神』)、100年単位のバアーサン(byシャナ)、騒々しくも美しき殺戮者(byシュドナイ)、爪牙の奴隷(byティリエル) マルコシアス > 戦闘狂、バカマ...
  • 池のトーチ化
    【種別】 ネタ 【解説】 【ミケ=シ也=  (スペースキーによる空白)=メガネマンのひみつ】 「シ也」、あるいは「ミ也」とは、悠二の級友・某メガネマンのことである。 マー姐さん絡みでなんだかんだと活躍する佐藤&田中コンビと比べて、あくまで日常生活にスタンスを置いている彼は存在感が薄かった。 同じく日常パートでの出番がメインの緒方真竹は田中絡みでそれなりに出番があるのだが、彼はやはり影が薄いままだった。 IV巻 ほぼスルー。 V巻 完全スルー(過去編のため)。 VI巻 吉田さんに距離を取られた。 VII巻 ほぼスルー。 VIII巻 やっと活躍。 IX巻 完全スルー。 X巻 完全スルー(過去編のため)。 XI巻 いろいろと駆けずり回るも、作者公認でいないことにされた。 XII巻 一言しゃべるものそれ以外は完全スルー。 S巻 相変らずいてもいなくても展開に代わりの...
  • 私は他の誰も愛さない
    【種別】 歌 【初出】 X巻 【歌詞】 新しい 熱い歌を 私は作ろう 風が吹き 雨が降り 霜が降りる その前に 我が恋人は 私を試す 私が彼を どんなに愛しているか どんな諍いの種を 蒔こうとも無駄 私は この絆を 解きはしない かえって私は 恋人に全てを与え 全てを委ねる そう 彼のものとなっても構わない 酔っているなぞとは 思い給うな 私が あの美しい炎を 愛しているからといって 私は 彼なしには 生きられない 彼の愛の傍にいて それほど私は 満たされている 【解説】 元は先代『炎髪灼眼の討ち手』マティルダ・サントメールが、中世にアキテーヌの伊達男に言い寄られた際に教えてもらった歌。 それを、彼女が中世の『大戦』最終決戦で神威召喚“天破壌砕”を発動した時にアラストールへの想いを込めて歌詞を替えたものだった。 X巻のプロローグで、...
  • アニメ第2期
    【種別】 メディア 【解説】 MBS制作・TBS系列東名阪各局で2007年10月4日より放送 スタッフ 監督: 渡部高志 シリーズ構成: 小林靖子 シリーズ構成協力: 高橋弥七郎 キャラクターデザイン: 大塚 舞 色彩設定: 伊藤由紀子 美術監督: 廣瀬義憲 撮影監督: 福世晋吾 音響監督: 明田川 仁 音楽: 大谷 幸 アニメーション制作: J.C.STAFF 製作: 『灼眼のシャナII』製作委員会・毎日放送 主題歌 前期OP:『JOINT』川田まみ(I ve) 前期ED:『triangle』川田まみ(I ve) 後期OP:『BLAZE』KOTOKO 後期ED:『Sociometry』KOTOKO キャスト シャナ : 釘宮理恵 坂井悠二 : 日野聡 アラストール : 江原正士 吉田一美 : 川澄綾子 マージョリー・ド...
  • 佐藤啓作(さとうけいさく)
    【種別】 人間 【初出】 I巻 【解説】 御崎高校一年二組。坂井悠二の友人でクラスメイト。 とりあえず美をつけてもよい容姿の華奢な少年。軽薄そうな見た目通り賑やかなことが好き。明るく話し上手な性格でもあり、クラスや友人達の間では盛り上げ役やムードメーカー的な役割である。 悠二とはシャナが平井ゆかりとして御崎高校に通い出す以前からの友人で、池と田中も含めて最も仲が良く、四人でよく一緒に昼食を取っていた。 当初は“紅世”のことを全く知らない一般人であったが、親友の田中と共にフレイムヘイズ『弔詞の詠み手』マージョリー・ドーと出会い、彼女に憧れ、“紅世”のことを知ったことで人生の大きな転機を迎えた。 家族とは険悪も生温い、昔からの断絶状態で、広い家で一人暮らしをしていた。中学時代は田中と共にかなり荒れており、『狂犬』の仇名も持っていた。現在では恰好だけの反...
  • アニメ第3期
    【種別】 メディア 【解説】 MBS制作・TBS系列東名阪各局で2011年10月7日より2012年3月まで放送された。 スタッフ 監督: 渡部高志 シリーズ構成: 小林靖子 シリーズ構成協力: 高橋弥七郎 総作画監督: 大塚 舞/井本由紀 “徒”デザイン: 石垣純哉 プロップデザイン: 高瀬健一/亀谷響子 色彩設定: 伊藤由紀子 美術監督: 廣瀬義憲 撮影監督: 福世晋吾 音響監督: 明田川 仁 音響制作: マジックカプセル 音楽: 大谷 幸 アニメーション制作: J.C.STAFF 製作: 『灼眼のシャナF』製作委員会 主題歌 前期OPテーマ : 「Light My Fire」(KOTOKO) 前期EDテーマ : 「I ll believe」(ALTIMA) 後期OPテーマ : 「Serment」(川田まみ) 後期EDテーマ ...
  • リゾルート
    【種別】 サイボーグ 【解説】 「幽霊(ファントム)」として<ゾーン>に現れる純白の怪人。 実際は、閉鎖空間内における戦術体系、「限定空間戦」の技能者たる戦闘サイボーグ。 元は「引き寄せ(アポート)」を使う特殊技能者で数々の暗殺を行い『アブダクター』と 呼ばれていた、逮捕されたのち閉じ込められた偽装経験領域(イミテイブル)で死への緩慢な眠りのうちにあったが、たまたますぐ近くに収監されていたトランクイロとの出会いをきっかけに彼女のために戦うことを決意する。 【元ネタ】 名前は音楽用語で『決然と』などの意味を持つ「Risoluto」から。 【コメント】 ☆トランクイロのナイトとして生き、そして死んでいった。 ☆もしあと少しアプラクサスの停止がおそければアンディも負けていたかも。 ☆『アブダクター(Abducter)』は誘拐者の意。言いたいことは分...
  • 大戦(おおいくさ)
    【種別】 出来事 【初出】 VII巻 【解説】 本編の主な流れより数百年前(神聖ローマ帝国皇帝マクシミリアン一世の在位中ということなので西暦1500年前後か)に起きた、“紅世の徒”の軍団[とむらいの鐘]と、彼らに対抗するために本来徒党を組まないフレイムヘイズ達が集い結成されたフレイムヘイズ兵団の戦争。 なお、[とむらいの鐘]の(表向き)支援勢力として[仮装舞踏会]も参戦している。 現代にて[仮装舞踏会]との戦争が起こるまでは史上最大の戦いであった。 広義では、“棺の織手”アシズがオストローデ市を『都喰らい』によって“存在の力”に変換して我がものとし、[とむらいの鐘]が抜きん出た戦力を持った時を、その始まりとする。この事件は、フレイムヘイズ兵団結成の契機となった。 狭義においては、[とむらいの鐘]が『小夜啼鳥』争奪戦を征し『壮挙』を宣布、その『暴挙』を阻止...
  • ロード・オブ・ザ・シーズ
    【種別】 船舶 【初出】 外伝『アンコール』 【解説】 新世界『無可有鏡』の地中海を遊覧する大型豪華客船。「Lord of the Seas」、「海洋の君主」号とも。略称はLotS。 全長365メートル、全幅45メートル、総トン数22万トンという、世界でも三本の指に入る巨大な客船である。 初登場時は、たまたまベルペオルが[仮装舞踏会]将帥の集合場所に選んだだけであったが、船員のセレーナ・ラウダスを気に入ったためか、二回目の登場時点では、戦闘指揮所を備えた[仮装舞踏会]の拠点のようになっていた。統括は“朧光の衣”レライエ。 この船で、主に新参の“紅世の徒”たちを対象に、『両界の嗣子』ユストゥスのお披露目が行われた。 【由来・元ネタ】 ロイヤル・カリビアン・インターナショナル社が保有する六隻の22万トン級豪華客船が「○○・オブ・ザ・シーズ」とい...

  • 【種別】 “紅世の徒”の一種 【初出】 I巻(具体的な意味はX巻) 【解説】 “紅世”における世界の法則の一端を体現する、超常的存在である“紅世の徒”を指している。 この世における「神」のように宗教で崇められる象徴や概念的な存在ではなく、実際にどこまでも現実的に存在する。 「神である“徒”」は、“紅世”での「人間」にあたる普通の“徒”や“王”とは異なる類別であるが、普段は「神ではない“紅世の徒”」となんら変わらない存在であり、扱いも他の“徒”と同じように“紅世の王”とされる。中には神霊体の神もいる。 しかし、それぞれが特異な権能を持ち、祈りと代償、運と神自身の意思による『神威召喚』により、権能に沿った強大な力を発揮する。 また、一部の神は自らの眷属たる“徒”を持ち、眷属は生贄になる役目を持つことがある。 実際に作中に登場したのは、次の3柱。 ...
  • ケレブス
    【種別】 “紅世の徒” 【初出】 外伝『アンフィシアター』 【解説】 真名は“頒叉咬”(はんさこう)。炎の色は、老竹色。 人化した姿は作業着姿の貧相な小男で、本性は巨大な三つ頭の烏。使用する自在法は『ストマキオン』。 [轍]の一員で、両界の狭間へと消えた“探耽求究”ダンタリオンを新世界『無何有鏡』に迎え入れる為に、伴添町で[轍]の『同門』たちと自在法『ストマキオン』と「転移の出口」となる誘導の自在式が込められた我学の結晶の一つである『伝令の短剣』と伴添町にばら撒いた無数の狭間渡りの自在式を使って『神門』の模造品を作り出す計画を発動するが、シャナによってあっけなく三つ頭を斬り飛ばされて討滅された。 【由来・元ネタ】 ソロモン72柱の24位ナベリウス(Naberius)の異称の一つ「Cervus」と思われる。黒い鶴か雄鶏、烏の姿をとり、人化した場合は三つ首で...
  • サブラク
    【種別】 “紅世の徒” 、通称 【初出】 VII巻(真名のみ、登場はXIII巻) 【解説】 “紅世の王”。真名は“壊刃”(かいじん)。炎の色は茜色。 数多のフレイムヘイズを葬ってきた強大なる“王”。傭兵とされ、いずれの組織に属する事もなく、依頼を受けて標的を討つ、正しい意味での『殺し屋』。標的の殺害だけでなく、自在式の打ち込みや護衛などの依頼も引き受けでいた。 顕現した容貌は、幾重にも巻いたマフラー状の布で顔を隠す、硬い長髪と暗がりに溶け込むような黒マントが特徴的な背の高い男。人化してもほとんど姿は変わらず、赤い両目が人間の目に変わる程度であった。 マントの下は厚手の皮つなぎとプロテクターで覆われており、肌は一切露出していない。マントの内側に、多数の剣を吊っていた。 かなりの不平屋だが怒る事はほとんどない。長々と独り言を言う癖があり、頭の中でも長々と物を...
  • かぐやひめのしゃな
    【種別】 番外編 【初出】 いとうのいぢ画集II『華焔』 【解説】 『しんでれらのしゃな』に続く、番外編の第二弾。 日本の昔話『竹取物語』をベースにした、痛快劇。その他の日本昔話も多く含まれている。 以下配役 【主人公】 かぐやのシャナ姫 なよ竹の一美姫 1 竹取物語(前) 貫太郎お爺さん 千草お婆さん 石つくりの健の御子 くらもちの体育教師 右大臣あべのカズさん 大納言大伴のガヴィダ 中納言いその川上正太郎 海魔 御門悠二 頭中将池速人 廷臣ガープ 廷臣ストラス 廷臣ウィネ 内侍藤田晴美 天人巫女ヘカテー 天人軍師ベルペオル 天人将軍シュドナイ 2 桃太郎 犬佐藤 猿田中 雉緒方 桃太郎マージョリーとマルコシアス “天目一個” 3 文福茶釜 イーストエッジ和尚 ケツアルコアトル 屑屋のユー...
  • 眷属
    【種別】 “紅世の徒”の一部 【初出】 XVI巻 【解説】 神の権能を補助する存在。神威召喚で生贄になる役目をもつこともある。 “紅世”の神々は最初から眷属を伴っていたわけではなく、かつての神々は“徒”と直接接触し、その権能を発揮していたが、“徒”の間に神への畏怖が広まるにつれて、そのような直接接触は憚られるようになり、気軽に話を通すための窓口が求められるようになった。 その願いを創造神“祭礼の蛇”が叶えた結果、生まれたのが眷属である。 “祭礼の蛇”は「眷属というシステム」を世界法則そのものに組み込む形で眷属を創造しており、この世界法則の改変に伴って、他の神も眷属を得ることとなった。 創造神の眷属 護衛担当の将軍“千変”、策謀担当の参謀“逆理の裁者”、“徒”の願いの結実として現れて“祭礼の蛇”と交信し神威召喚“祭基礼創”の際の生贄となる巫女“頂の...
  • 谷川(たにがわ)
    【種別】 人間・作中ネタ 【初出】 III巻 【解説】 御崎高校一年二組。坂井悠二のクラスメイトの一人。 会話の中に登場するモブキャラの1人なのだが、命名法が他のクラスメイトとは明らかに異なった。 谷川という自民党議員は何人か存在するが、総裁経験者ではない(他のクラスメイトの由来はいずれも自民党の“首相経験者”であり、例外は緒方竹虎だが、自民党の前身である自由党(後に小沢一郎が結成し、後に現・民主党と合併する自由党とは別物)の総裁経験者である)。 【コメント】 ☆アニメシリーズには未登場。 ☆フリアグネ一党に“存在の力”を喰われなくてよかったな。 ☆ライトノベルで谷川と言えば、シャナとほぼ同時期に名を上げた『涼宮ハルヒ』シリーズで知られる作者の谷川流である。 ☆第1巻『涼宮ハルヒの憂鬱』の発売は2003年6月に角川スニーカー文庫から初版、一...
  • 池速人(いけはやと)
    【種別】 人間 【初出】 I巻 【解説】 御崎高校一年二組。坂井悠二のクラスメイトでクラス委員。“紅世”のことは何も知らない一般人。 悠二とは中学時代からの友人で、親友と呼べる間柄だった。クラスの誰からも信頼されている、嫌味のない万能選手。どんな場合でもさらりと解決策を示す頭脳派。 I巻では“紅世の王”フリアグネの襲撃に巻き込まれ、危うくトーチにされるところであった。 通称『メガネマン』。ひらがなでは『メガネマン·アクア』という新形態を手に入れた。 当初は親切心から助けていた吉田一美に対し、その過程で彼自身が彼女に好意を抱いていくが、悠二同様、その想いが自分の理性を超えないことで、その想いが本物かとか、そういった感情に晒されても冷静にしか動けない自分に悩んでいた。 時と共に彼女への恋心はつのり、同時に彼自身も自分では気付かなくとも少しずつ変...
  • 三柱臣(トリニティ)
    【種別】 役職、神の眷属 【初出】 V巻 【解説】 盟主の下で[仮装舞踏会]を取り仕切る、三柱の強大なる“紅世の王”。 通常、組織に属する“徒”たちは、組織の目的への賛同、自身の目的のための利用、個人的感情からの協力、またはそれらの複合など、人間と同じようにそれぞれの事情によって組織に所属する。 しかし、『三柱臣』はそのような通常の“徒”とは違い、「成り立ちから属することを宿命付けられている」という特異な存在である。 その正体は、『盟主』たる創造神“祭礼の蛇”伏羲によって生み出された、“祭礼の蛇”を護り輔ける眷属である。 それぞれに盟約が課されていたようだ(シュドナイは八つ)。たとえ死亡しても、機が来れば再び同一人物として“祭礼の蛇”の力で新生することが出来る。 生みの親にして盟主たる“祭礼の蛇”に絶大な忠義を尽くす一方で、“祭礼の蛇”をただ盲信するだ...
  • 坂井貫太郎(さかいかんたろう)
    【種別】 人間 【初出】 IX巻 【解説】 坂井悠二の父で、坂井千草の夫。海外に単身赴任しており、本人曰く『困った人の相談に乗る』仕事をしている。 妻とは学生結婚で、当時は苦労したようだ。千草とほぼ同年齢であり、そのため年齢を語ると千草が怒るので年齢を喋らない。 運動・観察・尾行能力に優れ、七月下旬に帰ってきた時は、フレイムヘイズ『炎髪灼眼の討ち手』シャナの蹴りを偶然に助けられながらも避けたり、どこに行くにも周到な準備を欠かさず、尾行のノウハウも会得していた。一家の大黒柱として家族に近づく不埒な悪人ではないかシャナ達を冷徹に観察したりもした。着ぐるみを次々と着替えつつ、『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルの先回りをするといった荒業も披露していた。 スリムだが無茶な食べ方をした。ジョークや冗談が好きだが、妻曰く「笑えないのにショックばかり大きくて」。...
  • シャンゼネタ
    【種別】 作中ネタ 【解説】 高橋弥七郎作品には、短編から脚本を担当したラジオドラマまで、特撮番組『超光戦士シャンゼリオン』のネタが必ず入っていた。 詳細は次の通りである。 A/Bエクストリーム 『A/B1』、『A/B2』、『アプラクサスの夢』:競馬の馬名がシャンゼキャラ       (アキラチョーラッキー、モーレツハヤミ、クロイワカイザー、ヘッポコザンダー、ムナカタチーフ、アッサリモードス、ムテキエリーザ) A/B SS:コンニャク一枚の遺留品      (第11話「コンニャク残して」) 灼眼のシャナ 『シャナ』:変身道具と間違えて魚      (名台詞「サバじゃねえ!」) 『シャナII』:先生の授業がブレイダー      (変身プロセスの抜粋) 『シャナIII』:バイク・大砲・ジェット機に変形するロボットの玩具      (三体の超光騎士)...
  • ブリギッド
    【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 XVII巻 【解説】 “紅世の王”。真名は“応化の伎芸”(おうかのぎげい)。炎の色は鳶色。 フレイムヘイズ『骸軀の換え手』アーネスト・フリーダーと契約し、洒落た小ぶりの造花型の神器“アンブロシア”に意思を表出させている。 気弱な頑張り屋という“王”らしからぬ性格の女性で、事あるごとにフリーダーを誉めたり庇ったりと、かなり過保護な性格をしている。 【元ネタ・由来】 ケルト神話に登場する神ダグザの三人娘である女神・ブリギッド(Brigid)。この三人娘は全員同じブリギッドという名前で、それぞれ学問・治療・鍛工を司る。 「応化」とは環境の変化に適応することだが、これを「おうげ」と読んだ場合、仏尊がその時勢に相応しい姿として現れることを意味する仏教用語となる。 「伎芸」は歌舞音曲そのものと、それに関する技能を表す。 ...
  • “敖の立像”
    【種別】 “紅世の徒”(?) 【初出】 アニメ第2期(アニメオリジナル) 【解説】 “探耽求究”ダンタリオンと[仮装舞踏会?]が画策した計画、及びその成就によって生み出される存在の名称。 本来“紅世”でしか生まれ得ない“徒”をこの世で生み出すという壮大な実験。 この存在が完成すれば、『大命』の成就に近づくものであったらしい。教授曰く『大命詩篇』の在り様。 生み出されつつあった存在の外見は、“銀”(『暴君II』)を核とした板金鎧の巨人。スペシャルデバイスとして背中に銀色の翼まで格納している。 御崎市?に建てられた時計塔を中心に、サブラクに打ち込ませた『大命詩篇』によって坂井悠二?から抜き取った『零時迷子』を心臓に、時計塔の鉄材を身体に、そしてヘカテーの偽りの器『近衛史菜』によって蒐集した感情を脳に据えて、一つの存在となった。 新たな存在を生み出す...
  • 敖の立像
    【種別】 “紅世の徒”(?)、我学の結晶(?) 【初出】 アニメ第2期(アニメオリジナル) 【解説】 “探耽求究”ダンタリオンと[仮装舞踏会]が画策した計画、及びその成就によって生み出される存在の名称。読みは「ごうのりつぞう」。 本来“紅世”でしか生まれ得ない“徒”をこの世で生み出すという壮大な実験。この存在が完成すれば、『大命』の成就に近づくものであったようだ。ダンタリオン教授曰く『大命詩篇』の在り様。 生み出されつつあった存在の外見は、“銀”(『暴君II』)を核とした板金鎧の巨人。スペシャルデバイスとして、背中に銀色の翼まで格納していた。 御崎市に建てられた時計塔を中心に、サブラクに打ち込ませた『大命詩篇』によって坂井悠二から抜き取った『零時迷子』を心臓に、時計塔の鉄材を身体に、そしてヘカテーの偽りの器『近衛史菜』によって蒐集した感情を脳に据え...
  • カリカリモフモフ
    【種別】 食感・表現 【初出】 I巻 【解説】 シャナの大々好物であるメロンパンを食べる際の擬音、あるいは食べ方自体を表す言葉。 縁の硬い部分⇒真ん中のパン生地⇒縁の硬い部分⇒真ん中のパン生地と、順々に食べていくのが、彼女の方針と言うかポリシーだったようだ。 「まず『カリカリな部分』(縁の硬い所らしい)を少し食べて、次に現れた『モフモフな部分』(真ん中のパン生地のことらしい)をパンの円を直線に削るように食べる。そうしてまた少し『カリカリ』を、また次に『モフモフ』を順に食べる。こうすることで、バランスよく双方の感触を味わえる」とシャナは坂井悠二に語っていた。 【コメント】 ☆アニメ版から語られていた。 ☆シャナたんファンは、この表現を思い浮かべずにメロンパンを食べることはもはや不可能。 ☆[とむらいの鐘]がこの食感を味わっていたら面白そうだったの...
  • ハボリム
    【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 XVII巻 【解説】 “紅世の王”。真名は“煬煽”(ようせん)。炎の色は楝(おうち)色。 [仮装舞踏会]の幹部で、兵科は捜索猟兵。誰もが認める腕利きの、強大なる“王”。組織の最前線に立つ実戦派の“王”として有名であり、本拠地たる城塞型宝具『星黎殿』にも滅多に姿を見せない。 味方を強化する自在法『熒燎原』を行使し、その威力とハボリムの実力はフレイムヘイズたちにも知れ渡り、「危険な上にも危険な相手」と非常に警戒され、恐れられていた。 顕現した姿は、重そうな双頭のガスマスクを着け、薄っぺらいボロマントを羽織った、どことなく案山子を想起させる姿。宿敵ヒルデガルドのことを「昏き淑女」と呼び、彼女からは「仮面の妖術師」と呼ばれていた。 近代以前はペスト医師のマスクを被っていたという。おそらくは、ヴェネツィア仮面祭で見られるペス...
  • キラナ
    【種別】 宝具 【初出】 XII巻(推測のみ。名称や機能はSⅣ巻) 【解説】 戦闘用“ミステス”『異形の戦輪使い』が蔵していた、戦輪(チャクラム)型宝具。 指一本に一枚の戦輪を使い、誘導弾として発射できる。 『異形の戦輪使い』は六本腕だったので(おそらく、制作者の“紅世の王”によって改造された為と思われる)、同時に三十枚の『キラナ』を射出できた。 彼が殺害される時に、共に破壊されたため、現存しない。 通常のチャクラムは人差し指一本で回して飛ばすものだが、五指同時に使用するとのことから、通常のものよりも小さいのではないかと思われる。 【由来・元ネタ】 サンスクリット語で「太陽や月から降りてくる光の筋」という意味の「Kiranah」。 【コメント】 ☆アニメシリーズには未登場。 ☆“天目一個”とも絡んでいたら面白そうだったのにな。
  • 「因果の交差路でまた会おう」
    【種別】 台詞、挨拶 【初出】 II巻 【発言者】 ラミー、ウィネ、バラル、坂井悠二、“瓊樹の万葉”コヨーテなど。 【解説】 “紅世の徒”が別れの際に交わす挨拶。本編開始の数年前にソラトとティリエルはウィネから教わった。 【コメント】 ☆アニメ版から言われていた。 ☆本編中で実際に再会できた者は少なかった。 ☆XVII巻で佐藤啓作はバラルから、この挨拶を受けた。 ☆↑↑ラミーとシャナ達は再会したのでは? ☆↑「少ない」であって「いない」ではないのだから、大丈夫なのではないか…。 ☆外伝『ソロー』で[宝石の一味]の頭目コヨーテはビリー・ホーキンに言った。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]のアシズや『九垓天秤』フワワやウルリクムミやニヌルタがこの台詞を言っていたら面白そうだったのにな。 ☆他にも「今ここにいる坂井君が、人間だっ...
  • 御崎アトリウム・アーチ
    【種別】 施設・地名 【初出】 II巻 【解説】 御崎市駅のすぐ裏手に、最近竣工したばかりの高層ビル。 その内部に全層吹き抜けの半屋外空間(アトリウム)を大きく開けている。吹き抜けの上層には4本のアーチ(渡り廊下)がかかっており『御崎アトリウム・アーチ美術館』として様々な展示が行われていた。 最上階にはレストランや喫茶店があり、下層や美術館から上がってきた客を景観でもてなすという仕組みになっている。中層はホテルになっているようだ。 II巻での坂井悠二と吉田一美のデートやラミーとの出会いの場所であり、シャナとマージョリーのフレイムヘイズ同士の戦いの舞台にもなった。 【由来・元ネタ】 さいたま市新都心の多目的ホールさいたまスーパーアリーナがモデル。2000年5月開館なので、シャナの時系列表とはずれが生じる(最低3年は、こちらの方が早い)。 なお、ア...
  • 清なる棺
    【種別】 自在法 【初出】 X巻 【解説】 “冥奥の環”アシズ、及びそのフレイムヘイズ『棺の織手』ティスが使用していた自在法。 青い宝石のような、因果孤立空間を形成する。外伝漫画『Eternal song ‐遙かなる歌‐』第二十話で、因果孤立空間は通常立方体や直方体だが、ティスのものだけは文字通り棺の形をしていることが判明した。 大小の因果孤立空間を生成でき、敵を閉じ込める檻、敵の身体の一部だけを因果孤立空間に飲み込ませて断裂(飲み込んだ部分をえぐり取る)、また自分を守る壁としても使用していたようだ。 ティス亡き後は、その亡骸を保存するために“棺の織手”アシズが発動させ続けていた。 後の封絶と同じく因果孤立空間を生み出す自在法だが、両者に直接の繋がりはない。 高度な自在師の行き着いた先ということのようだ。(教授は自在師と呼ばれないが) 【...
  • 坂井悠二(さかいゆうじ)
    【種別】 “ミステス” 【初出】 I巻 【解説】 物語のもう一人の主人公。16歳、御崎高校1年生の少年。“紅世の王”、“狩人”フリアグネ一派に存在を喰われて死亡した『本物の坂井悠二』のトーチ。 トーチとなった直後に宝具『零時迷子』が無作為転移してきて、『零時迷子』の“ミステス”となった。 “ミステス”としての核である『零時迷子』の性質により封絶の内部でも動くことができたために、フリアグネ配下の“燐子”の人喰いを目撃してしまい、自身も襲われそうになったところをフレイムヘイズの少女に助けられ、同時に自分が既に死んだ『本物の坂井悠二』の代替物であること、“徒”がこの世の人間を人知れず喰らっているなどの、「この世の本当のこと」を知らされた。 初日こそ自分がすでに死亡し、消滅するしかない存在である事に落ち込み悩んでいたが、後日には落ち着きを取り戻し、囮扱いながらもフ...
  • 平井ゆかり
    【種別】 人間(トーチ) 【初出】 I巻 【解説】 御崎高校の生徒で、坂井悠二のクラスメートで隣の席だった少女。 “狩人”フリアグネ一味に家族もろとも“存在の力”を喰われてトーチになっており、そのトーチも悠二がシャナと出会った当日、もしくは翌日にシャナが存在を割り込ませたため、「絆」のみ残して消えた。 悠二の印象では「目立たなかったし、大人しかった」(元々の性格なのか、トーチとしての存在感や意思の欠如によるものかは不明)。後に吉田一美と親友だった事が判明。ただし、シャナが割り込む前には、トーチに残された“存在の力”の減少に伴い疎遠になっていた。 平井ゆかりの名は「御崎市で暮らす人間」としてのシャナの、一応の「本名」ということになっていた。後に「平井ゆかり」が既に消えていたことにショックを受ける吉田を気遣って、学校内でも「シャナ」というあだ名で呼ぶよう...
  • ダンタリオン
    【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 VI巻(名称はVII巻) 【解説】 “紅世の王”。真名は “探耽求究”(たんたんきゅうきゅう)。炎の色は馬鹿のように白けた緑。大多数の人々からは教授と呼ばれていた。 超のつく変人。古くから人の世に現れて“紅世”とこの世、双方の在り様について研究と実験を行う事に己が存在の全てを賭け、そのためには自分の命さえ投げ出す生粋のマッドサイエンティスト。 サブラク曰く、才を恃んでその場の欲求に生きる、身勝手にして不快きわまりない“紅世の王”。 最古のフレイムヘイズ『儀装の駆り手』カムシン・ネブハーウをして、百年に一度出会えばもう懲り懲りと言わしめた。 その自在法や式に対する知識は、旧知の間柄である“螺旋の風琴”と並んで広く知れ渡っていた。 外見は長い白衣を着た、年齢不詳のヒョロ長い男。首から双眼鏡やらメモ帳やらをいろいろ...
  • オオヤマクイ
    【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』 【解説】 “紅世の王”。真名は“祛邪の刻屈”(きょじゃのこっくつ)。炎の色は今様色。独鈷杵型の神器“身口意”に意思を表出させていた。 『理法の裁ち手』ヤマベと契約し、フレイムヘイズとしての力を与えていた。 中世の『大戦』終結から1930年代までの間に、ヤマベが宿敵であったオオナムチに敗れて戦死したことで、“紅世”へ帰還したと思われる。 【由来・元ネタ】 日本神話の山神「大山咋神(おおやまくいのかみ)」。名は、山に杭を打ち、広大な山地の所有者であるという意味である。比叡山延暦寺の地主神で、密教とも関連が深い。日吉神社が祀る神である。猿を神使とし、現世利益を謳う。 「祛」とは取り除くことの意味である。「刻屈」は中国語で屈筋を意味する。真名全体では「邪悪を取り除く...
  • ラハブ
    【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 S巻(通称と真名は公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』) 【解説】 真名は“澳汨肢”(おうこつし)。炎の色は腐った藻のような暗い緑色。 海洋上で人間を食らう『海魔』の一体。 その姿は、原作では巨大な蛸、うねり蠢く化け物と表現されており、アニメ第2期では旅客船より巨大なタコのような姿の化け物として描写された。 1930年代にユーリイ・フヴォイカの一家を乗せてヨーロッパからアメリカに向かう移民船を襲撃し、乗客やユーリイの家族を喰らったが、フレイムヘイズとして契約した直後のユーリイに一撃で討滅された。 【由来・元ネタ考察】 「澳」とは沖の別字であり、岸から遠く離れた場所のことである。「汨」とは水の流れる様を表す。「肢」は手足のことである。併せて考えれば、「沖合にて流れる水のように手足を動かすもの」と...
  • エギュン
    【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 XVIII巻 【解説】 “紅世の王”。真名は“珠帷の剔抉”(しゅいのてっけつ)。炎の色は生壁色。 [仮装舞踏会]の一員で、[仮装舞踏会]とフレイムヘイズ陣営との全面戦争にて、[仮装舞踏会]外界宿征討軍東部方面主力軍の部隊長に任ぜられた“王”。 外界宿東京総本部攻防戦の開始直前で、フレイムヘイズ奇襲部隊による襲撃を受けるが、上官の巡回士リベザルや同僚のブファル同様、護衛と共に撃破した。 そして『星黎殿』への撤退途中に、谷川岳でミカロユス・キュイたちに足止めされている最中に突如『朧天震』が発生した直後に、何が起きたのか聞く部下に対して「俺に聞くな」と一言だけ答えた。 新世界『無何有鏡』へ渡り来てから二年弱までの間に、モー(おそらくはフランスの)郊外において一隊を率いてハボリム隊やリベザル隊と連携して二百余の新参の...
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