灼眼のシャナ&A/B用語大辞典内検索 / 「Eternal song ‐遙かなる歌‐」で検索した結果

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  • 著作・関係作
    ... ・灼眼のシャナX Eternal song ‐遙かなる歌‐I   ISBN978-4-04-867557-4 ・灼眼のシャナX Eternal song ‐遙かなる歌‐II   ISBN978-4-04-868711-9 ・灼眼のシャナX Eternal song ‐遙かなる歌‐III   ISBN978-4-04-870902-6 ・灼眼のシャナX Eternal song ‐遙かなる歌‐IV   ISBN978-4-04-886915-7 ・灼眼のシャナX Eternal song ‐遙かなる歌‐V   ISBN978-4-04-892231-3 (完結) ◆電撃hp・その他収録(文庫収録外) 作者インタビュー 鈴木鈴&高橋弥七郎(電撃hp17号収録)        ISBN4-8402-2079-4 電撃エンターテイナー・クローズアップ 高橋弥七...
  • A~Z
    B.S.I Eternal song ‐遙かなる歌‐
  • 騎士団(ナイツ)
    ... また、外伝漫画『Eternal song ‐遙かなる歌‐』において、炎の翼のようなものを出して飛行もしていた。 現代で、『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルは[仮装舞踏会]の巡回士“千征令”オルゴンの自在法『レギオン』を、『騎士団』の薄っぺらな猿真似だとして怒りを見せていた。 しかし、『レギオン』は“千征令”の本質に基づいた本人の存在そのものであるのに対して、『騎士団』は彼女の強さのイメージが顕現したもので、両者は似て非なるものであった。オルゴンがわざわざ模倣したわけではない。そして、そもそも他者の固有の自在法をコピーするのは容易ではない。 よって、ヴィルヘルミナの言い分は結構な言い掛かりと言わざるを得なかった。 【コメント】 ☆アニメシリーズには未登場。 ☆[巌楹院のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の『九垓天秤』モレクもこの自在法で殲滅された。 ☆天罰...
  • 木谷椎(きやしい)
    ...画『灼眼のシャナX Eternal song ‐遙かなる歌‐』の作画担当。 成人向け漫画家としても結構人気があるらしく、そっち方面の漫画雑誌の表紙も多く手掛けている。 表紙を多く手掛けただけあって、見栄えの良い構図のイラストが多い。 【コメント】 ☆漫画の内容もあるので、笹倉綾人と同じく描いてる人も追加した。 ☆アニメ第2期第12話のアイキャッチは木谷椎のイラストであった。マティルダ・サントメールのかっこいいイラストなので、必見の価値ありだ。 ☆自画像は白犬だった。 ☆この人が描いた[仮装舞踏会]のヘカテーが可愛かった。 ☆出来れば[百鬼夜行]のギュウキやパラや[革正団]も描いてほしかった。
  • 幻術
    ...な。 ☆外伝漫画『Eternal song ‐遙かなる歌‐』第一話に登場した、[巌楹院]の首領“盤曲の台”ゴグマゴーグも使用していた。 ☆アニメ第3期では、天山山脈を彷徨うロフォカレを捕捉するためにフリーダーが使用したと誤解される描写があった。
  • Eternal song ‐遙かなる歌‐
    【種別】 外伝エピソード 【初出】 電撃黒マ王 【解説】 電撃黒マ王で連載(後に電撃マ王に移籍)された『灼眼のシャナX』のコミカライズ。原作者である高橋弥七郎氏の監修が多分に入っており、初出の情報もあった。 第一話で登場した[巌楹院]の首領ゴグマゴーグは、原作の番外編『おじょうさまのしゃな』と『さんじゅうしのしゃな』に登場しており、公式な外伝と受け取っていいと思われる。 また、絵師である木谷椎氏は充分に迫力ある戦闘シーンを描いており、原作ファン(特にX巻のファン)必見の出来であった。 【I巻】 第一話:X巻の前日談、先代『炎髪灼眼の討ち手』マティルダ・サントメール&『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルVS[巌楹院] 第二話:中世の『大戦』開戦、初代『極光の射手』カールVSソカル 第三話:回想でマティルダVSニヌルタ 第四話:ゾフィー・サバリッシュ...
  • 清なる棺
    ...形成する。外伝漫画『Eternal song ‐遙かなる歌‐』第二十話で、因果孤立空間は通常立方体や直方体だが、ティスのものだけは文字通り棺の形をしていることが判明した。 大小の因果孤立空間を生成でき、敵を閉じ込める檻、敵の身体の一部だけを因果孤立空間に飲み込ませて断裂(飲み込んだ部分をえぐり取る)、また自分を守る壁としても使用していたようだ。 ティス亡き後は、その亡骸を保存するために“棺の織手”アシズが発動させ続けていた。 後の封絶と同じく因果孤立空間を生み出す自在法だが、両者に直接の繋がりはない。 高度な自在師の行き着いた先ということのようだ。(教授は自在師と呼ばれないが) 【コメント】 ☆アニメシリーズには未登場。 ☆効果が封絶に似ていた。 ☆“螺旋の風琴”リャナンシーはこれを参考に、ダンタリオン教授の自在式を改良して封絶を編み出したのかもしれ...
  • 巌楹院(ミナック)
    ...初出】 外伝漫画『Eternal song ‐遙かなる歌‐』第一話 【解説】 中世に『君主の遊戯』に参加していた“徒”の大組織の一つ。首領は“盤曲の台”ゴグマゴーグ。勢力圏は北仏。 中世の『大戦』の前に、フレイムヘイズ『炎髪灼眼の討ち手』マティルダ・サントメールと『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルに攻め込まれて壊滅した。 【由来・元ネタ】 英国南西部コーンウォール地方の、海を見下ろす崖に作られた野外劇場「ミナック劇場(Minack Theatre)」だと思われる。 たったひとりの女性が、50年をかけて作り上げた劇場である。なお、元々「ミナック」とは、コーンウォール語で「岩場」を意味するらしい。 「巌(がん)」は岩、「楹(えい)」は柱。[巌楹院]は「岩の柱が立ち並ぶ大きな建物」という意味だと思われる。 【コメント】 ☆アニメシリーズには未登場。...
  • ティス
    ... 外伝漫画『Eternal song ‐遙かなる歌‐』では、彼女が力を行使する時はアシズと同じく天使の輪(通常は額に嵌まっている“無銘の金環”が頭上に浮かんで発光する)や翼が現れていた。また、大小無数の『清なる棺』で“徒”の肉体を八つ裂きにしていた。 アシズを天の使いと信じ、一途に使命を果たすうちに、いつしか彼との間に愛情を育んだ。しかし彼女の力を恐れ、利用し、裏切った人間側の凶刃によって、“徒”との戦いで力を使い果たした時に命を落とした。 いまわの際に口にした「アシズとの間に子を授かり穏やかに暮らしたい」という夢は純粋な思慕によるものだったが、その願いが皮肉にも彼をフレイムヘイズの使命から離反させ、“壮挙”や『大戦』へと進ませた。 【由来・元ネタ】 エジプト第一・第二王朝は、ファラオの出身地である上エジプトの地方名(都市名)から、「ティニス(ティス)王朝...
  • 虹天剣
    ...ト】 ☆外伝漫画『Eternal song ‐遙かなる歌‐』での描写が期待されていたが、期待外れだった。 ☆宇宙戦艦ヤ○トの反射衛星砲を思い出したのは俺だけだったかもな。 ☆『ES』では、フレイムヘイズ『極光の射手』カールの極光同様、色の判別はつかない描かれ方となった。 ☆光系統の攻撃系自在法は、他に[仮装舞踏会]の『三柱臣』ヘカテーの『星』と、『極光の射手』の『グリペンの咆』『ドラケンの哮』と、『大地の四神』イーストエッジの『夜の問い』があった。 ☆『棺の織手』ティスやノースエアや『儀装の駆り手』カムシンやザムエル・デマンティウスやピエトロ・モンテベルディや『理法の裁ち手』ヤマベや『輝爍の撒き手』レベッカ・リードやフリーダーやゾフィー・サバリッシュやアレックスやドゥニやフランソワや『極光の射手』カール・ベルワルドとキアラ・トスカナやドレル・クーベリックやパウラ・クレツキー...
  • ヤマベ
    ...うだ。 外伝漫画『Eternal song ‐遙かなる歌‐』第九話で登場。山伏衣装を着た強面の壮年男性で、日本出身。中世の『大戦』最終決戦の数年前には、フレイムヘイズの駐屯地でのゾフィーたちの会議に参加していた。また、「戦えることを幸せだと感じる」マティルダの精神構造に深い興味を抱いていた。その後はピエトロや『儀装の駆り手』カムシンと行動を共にしていたようだ。 外伝『ヴァージャー』にて『戈伏の衝き手』クレメンス・ロットがオオナムチとの戦いの最中にヤマベの名を呟いており、ヤマベがオオナムチと幾度かの交戦を経た後に討ち果たされた最初の宿敵たるフレイムヘイズであり、中世の『大戦』終結から1930年代までの間に死亡した。 【コメント】 ☆アニメシリーズには未登場。 ☆『物事の窮理を探る』という一文から、『理法の裁ち手』ではないかという噂が以前からあった。 ☆やっぱり名...
  • ゾリャー
    ...っていた。外伝漫画『Eternal song ‐遙かなる歌‐』第二話では、[とむらいの鐘]のソカルの防御陣の自在法『碑堅陣』を突破する際の戦闘で、カールが“ゾリャー”を極光の弓矢に変化させて使用する場面が見られた。 二代目『極光の射手』キアラ・トスカナはXV巻終盤までこれを使いこなすことが出来ず、二つの鏃型の髪飾りを両端とする極光の弓矢として使っていた。 巨大な鏃に乗っての大破壊力の高速戦闘こそが『極光の射手』の本領であり、背面からオーロラを噴出することで高速飛行が可能。巨大化したそのサイズは小型の戦闘機ほどにもなる。 “ゾリャー”の両側面にもオーロラを展開して破壊のオーロラの翼を纏い、衝角からの高速の突撃や、翼によって相手を直接攻撃したり、身に纏わせて防御に使ったりする他、両側面の翼のオーロラを凝縮して連射や誘導が自在に出来る流星として放つ自在法『グリペンの咆』『ドラケ...
  • 紅蓮の双翼
    ...ちなみに、外伝漫画『Eternal song ‐遙かなる歌‐』第一話において、“盤曲の台”ゴグマゴーグとの戦いの際、先代『炎髪灼眼の討ち手』マティルダ・サントメールも炎の翼のようなものを出して飛行していたが、これもシャナの『紅蓮の双翼』と同質の能力であった。 【アニメ版】 アニメ版では、鳥の翼状だった。飛行や翼を解く際には、鳥の羽が散る時もあった。 【コメント】 ☆ガシャポンではシークレット扱いだった。 ☆XIII巻冒頭のカラー挿絵に、炎の翼と思われる物が描かれていた。やはりアニメ第2期とは違い、ジェット噴射のような形状であった。 ☆XVIII巻では「紅蓮の双翼を噴射炎に変えて」という表現が用いられており、上の「『アズュール』で何故消えるか」という問いに対しての「移動時は炎に変わってる」説がやや信憑性が増したようだ。 ☆紅蓮の大太刀や紅蓮の巨腕と同じく、[巌...
  • ネサの鉄槌
    ...場。 ☆外伝漫画『Eternal song ‐遙かなる歌‐』の描写では、兵士の付けていた鎧を兵士ごと掻き集めており、その鉄に対する牽引力は怪力のフレイムヘイズも抗えないほど強力なものと思われる。また、集める範囲はフレイムヘイズ兵団の前線より後ろの兵士を攻撃するために鉄塊を放たなければならないため、そこまで広くなかったようだ(巨体のウルリクムミにしては)。 ☆アルラウネの補佐も欠かせなかったかもな。 ☆一体何を基準に物体を集めているのかは不明だが、重さが基準ではないことは確かである(鎧より重いはずの周囲の大木や人体を集めてはいなかった)。 ☆↑文章から見て鉄製の物を集めてたんだろうな。イメージとしては磁力っぽいけど、自在法だからそういう既存の物理法則は関係ないか。 ☆竜巻を起こす自在法といえば他にフィレスの『カラブラン』があった。 ☆『ES』を見ると、鎧や武器の他に大量の瓦...
  • 碑堅陣
    【種別】 自在法 【初出】 外伝漫画『Eternal song ‐遙かなる歌‐』第二話 【解説】 [とむらいの鐘]の『九垓天秤』先手大将である“紅世の王”・“焚塵の関”ソカルの使用する強力な防御陣。 石で出来た巨木を周囲一帯を覆う規模で生み出し、黒森とする。 森の樹木は自在に動かすことが可能であり、味方の軍団のサポートの他、巨大な手や棘などに自在に変化させ、内部に入り込んだ敵や上空の敵を直接攻撃することも可能。更には、黒森自体を前進させて、敵軍を飲み込み崩壊させることすらできた。 この森の内部に潜んだ本体のソカルは自在法の中核となっており、姿を見せずに『碑堅陣』内部の情報を把握し操ることが可能で、探すことは困難。 「陰険悪辣の嫌な奴」とは、同じ先手大将のウルリクムミによるソカル評だが、その評価はこの自在法にもそのまま当てはまるようだ。 軍隊規模の多数...
  • ガープ
    ...は不明)。外伝漫画『Eternal song ‐遙かなる歌‐』第十一話で絵が登場し、太った中年男性ということが判明した。 [仮装舞踏会]に所属しているが、兵科は明確にはなっていない。 東洋の[仮装舞踏会]の中でも五指に入る使い手で頭も切れることから、『三柱臣』参謀ベルペオルに東洋での構成員同士の連絡役を任されていた。 性格は嫌味で、巡回士オルゴンに対しては口にこそ出さないものの不躾な対応を取っている。 また、[とむらいの鐘]のウルリクムミに対しても、ウルリクムミの負傷した肩を通って帰るなどしようとする失礼な対応を取り、ウルリクムミに大喝されている。 “燐子”『四方鬼』で敵を捕縛、固定後、自らを砲弾に敵を打ち砕く自在法『大突破』の使い手。 「駆ける速さで並ぶものなき」と称されるほどに圧倒的な飛行速度と持久力を持つが、大まかな方向にしかすっ飛べず、細かい機動には向かない...
  • ジャリ
    ...か。 ☆外伝漫画『Eternal song ‐遙かなる歌‐』では、比較的言っていることが分かりやすいような気がした。 ☆彼の言葉の出典は『ヴァルターの歌』『囚人の脱出』『ルーオトリープ』で、正確な引用ではない(公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』より)。いずれも中世ラテン語叙事詩。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[宝石の一味]の“瓊樹の万葉”コヨーテやフックスやトンサーイやイナンナや[革正団]のサラカエルやドゥーグやハリー・スミスや[百鬼夜行]のギュウキやパラやゼミナとも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆番外編『かぐやひめのしゃな』では、猿蟹合戦で蟹の一団の一員として登場している。 ☆番外編『おじょうさまのしゃな』では、トーテングロ家の従者として登場している。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、序幕で観客の一人として登場している。
  • フワワ
    ...な。 ☆外伝漫画『Eternal song ‐遙かなる歌‐』は、『都喰らい』後から始まるので、画像は出なかった。回想シーンに期待していたのにな。 ☆戦闘に関する個人のポテンシャルが高かったのか、それとも率いる軍勢が恐ろしかったのか、『ES』の展開からいって一生判らないんだろうなあ…。 ☆とりあえず『ES』に討滅シーンが登場(泣)。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[百鬼夜行]のギュウキやパラやゼミナやセムルヴや[宝石の一味]の“瓊樹の万葉”コヨーテやフックスやトンサーイやイナンナや[革正団]のサラカエルや[仮装舞踏会]の“祭礼の蛇”伏羲とも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆番外編『かぐやひめのしゃな』では、10話の猿蟹合戦で蟹の一団の蛸として登場している。 ☆番外編『おじょうさまのしゃな』では、トーテングロ家の猟場番人として登場している。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな...
  • ゴグマゴーグ
    【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 『Eternal song ‐遙かなる歌‐』第一話 【解説】 “紅世の王”。真名は“盤曲の台”(ばんきょくのだい)。炎の色は憲房色。 女性を模った等身大の球体関節人形に意思総体を宿し、人形の踊る舞台を頭部とする巨大な機械人形がその全形である男性の“王”。幻術で相手を惑わし、実物である巨体の拳で叩き潰す戦い方をしていた。また、巨体との動きは同調しないが、巨体の損傷が人形にも影響していた。 16世紀初頭、[巌楹院]の首領として『君主の遊戯』に参加し、北仏にて勢威を振るっていた。 一人称は「儂」で、尊大な権威主義者。『君主の遊戯』中で有力者となれるだけの、実力と統率力を備える。しかし、恐怖で統率する部下を容赦なく使い捨て、[仮装舞踏会]の布告官ストラスに『大戦』への加勢の見返りを暗に要求するなど、かなりの俗物でもあったよう...
  • とむらいの鐘(トーテン・グロッケ)
    ...筆によって外伝漫画『Eternal song ‐遙かなる歌‐』としてコミックス化された。 【由来・元ネタ】 ドイツ語。綴りは「Töten glocke」。原意は「葬式の鐘」。 【コメント】 ☆メリヒム以外はアニメシリーズには未登場。 ☆強大な首領と一騎当千の将、万を超える兵力を備えながら、[仮装舞踏会]での巡回士オルゴンや捜索猟兵ハボリムや布告官デカラビアや巡回士リベザルや禁衛員プルソンに相当する士官クラスがアルラウネ以外に見あたらなかった。そこが、組織としての弱点だったのかもしれないな。 ☆↑それに相当するのが『九垓天秤』だったのではないか?『三柱臣』=『両翼』、士官クラス=その他の『九垓天秤』くらいの地位ではなかったか? ☆何故か、“紅世の王”の一派と敵対していたようだ。『都喰らい』前とはいえ、この組織に敵対できたとは恐ろしい限りである。 ☆「東方で活...
  • カール・ベルワルド
    ...いた。 外伝漫画『Eternal song ‐遙かなる歌‐』第二話のソカルの防御陣『碑堅陣』を突破する際の戦闘では、後の二代目『極光の射手』キアラ・トスカナと同じく、“ゾリャー”を極光の弓矢にして使用する場面が見られた。 しかし、それでも外から見れば「猪武者」の形容がぴったり来る突撃狂で、戦闘においてはとにかく突撃を最優先……というかそれしか行わず、訓練においても「我が部隊に必要なのはただ一つ、突撃だ!」とまで豪語するほど。 中世の『大戦』ではフレイムヘイズ兵団副将を務め、ベルワルド集団を統率した。 副将に据えられた理由は、カールの大攻撃力が作戦に必要不可欠な前提でありながら、彼が自分よりも弱い者の指揮につくことに服さなかったためである。『大戦』に参加していた討ち手の中で彼が仮にでも心服していた者は、マティルダ、ヴィルヘルミナ、ゾフィーの三名のみであった。 中世...
  • リャナンシー
    ...だったが、外伝漫画『Eternal song ‐遙かなる歌‐』第五巻(最終巻)でデカラビアに彼女を監視させていたようだ。 “祭礼の蛇”の仮帰還と同時にデカラビアによって動員令が伝達されたところを見るに、継続的に監視が続けられていたようだ。 最終巻で新世界『無何有鏡』完成後にリャナンシー本来の姿に戻り、長年の望みであった復元したドナートの板絵を抱きながら、新世界へ旅立った。 参照 →ラミー 【由来・元ネタ】 元ネタは、ヨーロッパ民話に登場する「妖精の恋人」リャナンシー(leanan-sidhe)だと思われる。魅入られた者は素晴らしい芸術的な才能を与えられるが、生命力を吸い取られ薄命になるという。 また“小夜啼鳥”とはナイチンゲールを指している。 「螺旋」とはそのまま渦を巻いている螺旋構造のことだが、これは運動性や生命力の象徴とされ、また状態が進み...
  • レギオン
    ...ていた。 【Eternal song ‐遙かなる歌‐】 正面から見ると普通の騎士だが、横から見ると薄っぺらくなっていた。 「紙に描かれた」というより「紙でできた」といった感じであった。 【由来・元ネタ】 レギオン(Legion)とは古代ローマ帝国の「軍団(レギオン)」のこと。時代によってその構成には変化があるが、例えば初期帝政期では、約5,000名でひとつのレギオンを構成した。 そこから転じて、『新約聖書』の『マルコによる福音書』(第5章01~10節)および『ルカによる福音書』(第8章26~33節)の双方に登場する、大勢からなる悪霊をそう呼ぶようになった。 『四枚の手札』の由来は、トランプの「ジャック(J)」のモデルとなった人物。 スペード:ホグラー(オジェ Hogier)(カール大帝の騎士) ハート:ラハイア(ラ・イール La Hire)(シャル...
  • ストラス
    ...画『灼眼のシャナX Eternal song ‐遙かなる歌‐』にて初お目見えした。意外と可愛い。 ☆真名に色名が入っている、珍しい“徒”。 ☆↑この場合の翠は翡翠の翠じゃないか?ほら“琉眼”の琉もガラス・ラピスラズリって意味だしな。 ☆外伝『ボールルーム』で、『星黎殿』の酒保で鵞鳥を食っている描写がある。“徒”にとっての「食事」は完全な娯楽だから、ストラスは鵞鳥が好きと言ってもさほど間違いではないと思われる。 ☆XVII巻でも鵞鳥を食べてた…本当に好きなんだな。 ☆少数どころか一軍全て秘密裏に移動させるという反則っぷりだった。こんな隠し玉持ってるなら確かに重宝されるのも頷ける。 ☆穏やかな性格の“徒”は他に[百鬼夜行]のパラがいた。 ☆[とむらいの鐘]や[革正団]のサラカエルや[宝石の一味]の“瓊樹の万葉”コヨーテやフックスやトンサーイやイナンナや[マカベアの兄弟]のダ...
  • マティルダ・サントメール
    ...ていたが、外伝漫画『Eternal song ‐遙かなる歌‐』第十四話でのマティルダの回想にて、二人だけでなく『極光の射手』カール・ベルワルドやアレックスやドゥニも信頼できる仲間だと思っていたようだ。 ☆X巻登場時、未熟ともいえるシャナに比べ、初代『炎髪灼眼の討ち手』らしく圧倒的な力を見せ付けていた。シャナが覚醒した今、先代(初代)と二代目、どちらが強いのかは気になるところだった。ヴィルヘルミナやシュドナイの評価では、同格であるようだ。 ☆アニメ第3期でも、ヴィルヘルミナの回想の中で登場した。 ☆酒が好きだったのか、酒樽抱えて酔って寝てしまったり、酒場に入ろうとしてヴィルヘルミナに引きずられる回想シーンがあった。 ☆[宝石の一味]の“瓊樹の万葉”コヨーテやフックスやトンサーイやイナンナや[仮装舞踏会]の盟主創造神“祭礼の蛇”伏羲や『三柱臣』のベルペオルやヘカテーやシュドナイや...
  • デカラビア
    ...動員令を伝達した。『Eternal song ‐遙かなる歌‐』最終第五巻にて、『大戦』終結後にベルペオルからの命令でラミーこと“螺旋の風琴”リャナンシーをいざという時に利用するために長期間監視していたことが判明した。 その後の『星黎殿』での対フレイムヘイズ陣営の御前会議にて、一部ではあるが本来の姿を現した。 『大命』第二段階における『星黎殿』防衛の責任者となり、外界宿征討軍総司令官として[仮装舞踏会]全軍の統括を任された。同格に当たるのは、要塞守護者のフェコルーのみであった。 フレイムヘイズ陣営との決戦では、『プロビデンス』を用いて世界規模の全軍指揮と同時に『星黎殿』直衛軍の指揮を執り、次々と起こる計算外の要素にも感情を揺らさず、冷徹かつ合理的な対処を行った。 想定外の奇襲を仕掛けてきたフレイムヘイズ兵団にも、直衛軍を指揮して互角以上に戦い、常にフレイムヘイズたちより優...
  • ページの左側
    ... 灼眼のシャナX Eternal songー遥かなる歌 コミック 1-5巻 セット (電撃コミックス) 灼眼のシャナ Drama Disk 灼眼のシャナ Assorted Shana Vol.I SPLENDIDE SHANAII Vol.I 灼眼のシャナF SUPERIORITY SHANAIII vol.1 灼眼のシャナ Blu-ray BOX 灼眼のシャナII Blu-ray BOX 灼眼のシャナIII-FINAL- Blu-ray BOX (初回限定生産) 灼眼のシャナS Blu-ray BOX (初回限定生産) 灼眼のシャナノ全テ 灼眼のシャナノ全テ 完 アニメ『灼眼のシャナ』ノ全テ―電撃文庫公式解読本 TVアニメ「灼眼...
  • 関連リンク
    公式サイト 灼眼のシャナ公式サイト 電撃文庫公式サイト 「灼眼のシャナ」コミック版掲載誌『コミック電撃大王』公式サイト(リンク切れ) PS2「灼眼のシャナ」公式サイト(リンク切れ) 灼眼のシャナII(Second)MBS公式サイト(リンク切れ) 超光戦士シャンゼリオン公式サイト『Changerion Memorial』(リンク切れ) スレ外部サイト 【灼眼のシャナ】高橋弥七郎専用掲示板【A/B】 絵師サイト(直リンしていません) 「A/Bエクストリーム」旧イラスト、金田榮路氏のサイト『ColonyOne』  ttp //www.din.or.jp/~c-o/ 「A/Bエクストリーム」新イラスト&メカデザイン、凪良(nagi)氏のサイト『S.E.C』 (A/Bエクストリーム特設コーナーがあります)  ttp //sec.or.tv/ 「灼眼のシャナ」イ...
  • ヴィルヘルミナ・カルメル
    ...た。 ☆外伝漫画『Eternal song ‐遙かなる歌‐』のカバー裏ネタでは、セーラー服姿の色気担当役となった。 ☆[とむらいの鐘]の『九垓天秤』ウルリクムミやジャリやフワワやニヌルタやソカルやウルリクムミの副官のアルラウネや[宝石の一味]の“瓊樹の万葉”コヨーテやイナンナやフックスやイナンナや[革正団]のサラカエルやドゥーグや[マカベアの兄弟]のダーインとも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆番外編『しんでれらのしゃな』では、シンデレラ(シャナ)の意地悪な姉の一人として登場している。 ☆番外編『かぐやひめのしゃな』では、4話の鶴の恩返しで鶴として登場している。 ☆番外編『おじょうさまのしゃな』では、トーテングロ家の女中長として登場している。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、ヴィルヘルミナ・トレヴィル銃士隊長として登場している。
  • 真名(まな)
    ... 戯睡郷 Eternal song 盤曲の台 公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』での判明分 遍照の暈/叢倚の領袖/勘破の眼睛/截の猛狼/環回の角/至知の月輪/突軼の戟/賢哲の鑑/曠野の手綱/爛班の炉/祛邪の刻屈/異験の技工/利鋭の暗流/生阜の抱擁/紀律の按拍/長柯の腕/闊遠の謡/訓議の天牛/祖伺の疾霆/無比の斬決/絶佳の望蜀/駒跳の羚羊/珠帷の剔抉/放弾倆/剡展翅/澳汨肢/気焔の脅嚇 【コメント】 ☆アニメ版から登場・使用されていた。 ☆真名にはシュドナイのように簡単なのもあれば、カイムのように意味の判り難いものもあった。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグの真名は比較的簡単だったな。
  • ドミノ
    ...いた。 外伝漫画『Eternal song』第二十五話では、16世紀のデザインがお目見えした。発条を西洋甲冑の兜、ネジを十字架に置き換え、マントを装備した古めかしい姿を見ることができた。腹部のナンバリング「28」も、この時代はローマ数字の「XXVIII」表記であった。 『我学の結晶』シリーズでも古株で、感情豊かな“燐子”であり、なおかつ高度の自在法を管理できる面から相当高度な“燐子”だと考えられた。 “燐子”の身でありながら、サラカエルから[革正団]の「同志」として扱われ、教授とラミーというふたりの天才の対話に必要な資料を即座に用意できるほどの有能さを示した。 事あるごとに(と言うか何も無くても)教授につねられる不憫な子だった。 お笑い芸人で言えば、教授がボケでドミノがツッコミだった。 性格は温厚で、“徒”に対しても敬意を払うが、教授の研究と実験を侮辱すると別...
  • ガヴィダ
    ...た。 ☆外伝漫画『Eternal song』第十一話で、「とある変人」が(案の定)ダンタリオン教授と判明した。 ☆ガヴィダが作った宝具のいくつかは、きっとフリアグネのコレクションに入ってるんだろうな。 ☆『贄殿遮那』を刀匠と共に製作した“王”とはガヴィダだろうか。 ☆↑ガヴィダと宝具作成の方向性が異なるので、恐らく違っただろうな。『贄殿遮那』は芸術品として作ったわけではないしな。あと『ES』や作中の描写見る限り、ガヴィダは東方へは行ってないんじゃないだろうか。 ☆やっぱりアニメ第3期でのヴィルヘルミナの回想の中で登場したが、CVは誰なのかエンディングでは明かされなかった。 ☆たぶん他の人が兼ね役で演じてたんだろうな。つまり“天目一個”にバッサバッサ切られた下級の“徒”と同じ扱い(笑)。この回の出演者の中ではザムエル・デマンティウスの野島昭生さんや“天目一個”の菅生隆之さん...
  • ヘクサゴン
    【種別】 動力機関 【解説】 展開規模が14000立方キロメートルという、超大型リアクター。 エンペラーともども、人類最大級の動く建造物として知られる。 各個でも重航宙母艦級を遙かに上回る六基のリアクターの連結からなっている。 このためか、六基のリアクターのうち五基が停止しても、運行には支障がない。 しかし、星追い事件の際、六基同時にグレムリンの襲撃を受ける。 リアクターとそれらをつなぐ粒子加速レールを骨格に、それぞれ異なる施設が外付けされる。 各リアクターに敷設された施設とそのコードネームは下記の通り。 1 機関制御司令棟(マルセイ) 2 娯楽棟(アーメンガード) 3 生産プラント棟(テレジア) 4 生活居住棟(ケルビム) 5 機関保守管理棟(アグネス) 6 生物科学実験棟(メタトロン) 【由来・元ネタ】 元ネタは「六角形」...
  • 屠殺の即興詩
    【種別】 自在法 【初出】 II巻 【解説】 強力な自在師である“蹂躙の爪牙”マルコシアスのフレイムヘイズ『弔詞の詠み手』マージョリー・ドーによる自在法発現の予備動作。 自在法を使用する時に常に即興でいい加減に唱える呪文および、その呪文に合わせて繰り出される自在法も含んでいる。 本来ならば大掛かりな自在法には自在式の構築や力の配分など、繊細緻密な作業を必要とするが、そういった作業をマルコシアスが神器“グリモア”に納められた式の中から詩に合った文言を選び出しブースターとなることで、通常考えられないようなスピードで即座に行い自在法を発現させる。 以下マージョリー・ドーとマルコシアスの詩を記載する。 「 」はマージョリー・ドー、≪ ≫はマルコシアスが詠った部分。『 』は不調、もしくは酔っ払っているときのマージョリー・ドーが詠った。 ~II巻~ ...
  • ペルソナ
    【種別】 神器 【初出】 V巻 【解説】 “夢幻の冠帯”ティアマトーの意思を表出させている、フレイムヘイズ『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルの神器。よくティアマトーに対して制裁を加えるためにヴィルヘルミナに叩かれていた。 現代では(というよりシャナを育てるようになってからは)、ヴィルヘルミナが着用しているメイド服に合わせてヘッドドレス型の形状がとられている。かつての中世の『大戦』の時代には、頭部に付ける飾り紐型の形状だった。 戦闘時は白い『糸』としてほどけた後に編みなおされ、顔全体が覆われる白く尖った狐のような仮面に変化し、縁から無数の白いリボンが噴き出していた。 【アニメ版】 顔をすべて覆う原作の形態と違い、アニメ版一期では上半分を覆い口が露出するという結構大きいデザインの変更が行われていた。 第二期からは原作通り、顔全面を覆うデザインとな...
  • ストマキオン
    【種別】 自在法 【初出】 外伝『アンフィシアター』 【解説】 [轍]の“頒叉咬”ケレブスが使用する自在法。本来は一定の法則に従って自在式を組み上げるだけの力で、せいぜい自在法の効率化程度にしか使えない力である。 しかし、外伝『アンフィシアター』では携帯電話や無線を介して無数の『ストマキオン』の断片を新世界『無何有鏡』の伴添町に分配した上に、無数の『狭間渡りの術』と我学の結晶『伝令の短剣』から抽出した「転移の出口」となる誘導の自在法を掛け合わせることで『神門』の模造品を作り出し、両界の狭間に追い遣られたダンタリオン教授を新世界へ迎え入れようとしたが、シャナと坂井悠二によって阻止された。 【由来・元ネタ】 古代ギリシアのアルキメデスの時代に一世を風靡したパズル「ストマキオン(Stomachion)」から。原義は「腹痛」だが、お腹が痛くなるほど難しいパズルと...
  • ピエトロ・モンテベルディ
    【種別】 フレイムヘイズ 【初出】 X巻 【解説】 『无窮の聞き手』(むきゅうのききて)の称号を持つ、“珠漣の清韻”センティアのフレイムヘイズ。神器は懐中時計型の“ゴローザ”。炎の色はマリンブルー。 黒髪と口元の髭を整えた垂れ目の美男子。薄紫の上下スーツ、黒地に赤線のストライプシャツ、細い銀ラメのネクタイと靴という、常軌を逸した服装を見事に着こなす『伊達男』であった。 初対面の女性には必ずくどき文句から始める、陽気で気さくな男。中世の『大戦』最終決戦の数年前には、フレイムヘイズの駐屯地でマティルダを口説いていたが無視された。その後は、『儀装の駆り手』カムシンや『理法の裁ち手』ヤマベと行動を共にしていたようだ。 契約する“王”センティアのことを、「僕のおふくろ」と呼んでいた。 数百年前には、既に自らの復讐相手を討ち果たし、後進の指導と地中海の船の手配を引き...
  • B.S.I
    【種別】 神器 【初出】 XVIII巻 【解説】 “弄巧の摽”フィフィネラの意思を表出させている、フレイムヘイズ『具象の組み手』ダン・ロジャースの神器。 形状は万年筆型で、自在法『プレスキット』を用いる時は、指揮棒のように振るわれる。 【元ネタ・由来】 「ベイカー街遊撃隊(Baker Street Irregulars)」の略称ではないかと思われる。名探偵シャーロック・ホームズに協力したストリートチルドレンの集団である。 【コメント】 ☆万年筆が発明されたのは、1883年とされている。 ☆元ネタは、ドイツ政府の情報技術セキュリティ担当省庁BSIの可能性もあった。プレスキットも情報関連なので、こちらの方が可能性は高かったかな? ☆ドイツ連邦共和国のBSI(Bundesamt für Sicherheit in der Informationst...
  • ミカロユス・キュイ
    【種別】 フレイムヘイズ 【初出】 XIX巻 【解説】 『興趣の描き手』(きょうしゅのかきて)の称号を持つ、“異験の技工”ヨフィエルのフレイムヘイズ。炎の色は感情により変化する茶色系。神器は筆型の“見えざる手”。 契約した“王”ヨフィエルは老人らしい厳しい声の持ち主のようで、ミカロユスの作品に厳しい批評を入れ、ミカロユスがそれに反論するのがいつものパターンのようである。 「自分の言葉で足を縺れさせるかのように調子っ外れな、甲高い声」で話している。ちなみに言動からすると、絵画は印象派ではなく写実主義のようだ。 シャナが御崎市へやって来る前に出会ったフレイムヘイズの一人で、シャナからは『乱暴絵描き』と形容されていた。 その能力は、「石に木を描けば石が燃える」「雪に剣を描けば雪で木が切れる」といったように、振るう絵筆によって物体の色彩と特性を自在に変化させるこ...
  • ゾフィー・サバリッシュ
    【種別】 フレイムヘイズ 【初出】 X巻 【解説】 『震威の結い手』(しんいのゆいて)の称号を持つ、“払の雷剣”タケミカヅチのフレイムヘイズ。炎の色は眩い紫電。神器は、額に四芒星の刺繍のあるベール型の“ドンナー”。 見た目は40過ぎの修道女。聖職を辞して久しい今でも、十字を切る癖は抜けないようだ。契約した“王”のことは、「タケミカヅチ氏」と呼ぶ。『輝爍の撒き手』レベッカ・リードのことを「利かん坊」と呼んでいた。 優れた討ち手からも女傑として一目置かれているが、口調や振る舞いにどこか稚気があり、歳に関係のない可愛さも感じさせる。通称『肝っ玉母さん(ムッタークラージェ)』。 フレイムヘイズとなってから数百年ほどで、まだ千年とは経っていないようだ。 瞬間的な攻撃力ではトップクラスだが、あまり長時間は戦えず『充電期間』が必要とのことだった。『ES』の解説で...
  • トリガーハッピー
    【種別】 宝具 【初出】 I巻 【解説】 “狩人”フリアグネが所持する拳銃型宝具。外見は古風で、西部劇にでも出てきそうな造りのリボルバー。 100年ほど前(1864年)にフレイムヘイズへの復讐に燃える人間と“紅世の徒”の間で作られた、対フレイムヘイズ用宝具。外伝『ソロー』において、この宝具の製作者がフレイムヘイズへの復讐に燃えるビリー・ホーキンという人間の少年とフリアグネ自身であることが判明した。 契約者の内でその器に収まる程度に存在を休眠させている“王”の眠りを強制的に破る能力を持つ。弾は装填されていないが、撃つ意思と引き金を引くという行為があれば、実体の無い弾丸をいくらでも撃てる。 実体の無い弾丸を受けたフレイムヘイズは、基本的には器以上の大きさを持つ“王”の巨大な存在の覚醒により、器が砕け散り爆死する。 契約者が爆死し器を失った“王”がこ...
  • ソアラー
    【種別】 神器 【初出】 XV巻 【解説】 “觜距の鎧仗”カイムの意思を表出させていた、フレイムヘイズ『空裏の裂き手』クロード・テイラーの神器。 形状は、左を向いた鷲のバッジ型。クロードの胸に留められていた。 1901年、クロードがフレイムヘイズとしての契約を解除して消滅した時に、共に消失したと思われる。 【由来・元ネタ】 グライダーの一種「ソアラ(soarer)」だと思われる。「soar」自体の意味は、「舞い上がる、上昇気流に乗って滑空する」。 「ソアラ」のJIS規格での定義は、「大気の動きを利用して、長時間又は長距離の飛行を行うグライダ」。 なお、トヨタの自動車ソアラのエンブレムは、グリフォンである。 【コメント】 ☆アニメシリーズには未登場。 ☆クロードの自在法『サックコート』を形の参考にしたのかな。 ☆『ソアラー』と名付けたの...
  • いとうのいぢ
    【種別】 挿絵師 【解説】 ユニゾンシフト所属。兵庫県出身、大阪在住。 灼眼のシャナシリーズ、涼宮ハルヒシリーズの挿絵師、及び、美少女ゲーム(所謂18禁物、子供は買っちゃダメよ)の原画家の二束の草鞋でご活躍中。 本業では、原案もこなす。 繊細なタッチとかわいらしい絵柄が特徴、ラノベ挿絵師としては「赤」をメインに使っているとの事(これから青も使いたいとか…)。 ユニゾンシフトの最近の作品などで原画を担当している「新進気鋭の原画家」伊東雑音氏との関係は、追及してはいけないお約束であるようだ。 余談だが「ななついろ★ドロップス」PS2版ではシャナと坂井悠二とアラストールがゲスト出演していた(声はアニメと同じ)。 外部リンク→関連リンク オフィシャルサイト「BENJA-MING ベンジャミン」  【コメント】 ☆所謂筆者との相方になるはずなのに2...
  • ジェヴォーナ
    【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』 【解説】 “紅世の王”。真名は“叢倚の領袖”(そういのりょうしゅう)。炎の色は胡桃色。 『従佐の指し手』パウラ・クレツキーと契約し、フレイムヘイズとしての力を与えていた。縦笛型の神器“ロカトール”に意思を表出させていた。 VIII巻でパウラが同僚のボードと共に[仮装舞踏会]の『三柱臣』シュドナイに殺害されたことで、“紅世”へ帰還したと思われる。 【由来・元ネタ】 通称の由来は、スラヴ神話における狩の女神ジーヴィッカ(Diiwica)のポーランド名「Dziewona」と思われる。 「叢」とは群がり生えた草、「椅」とは寄りかかることである。「領袖」は「襟と袖」という原意から転じて、指導者という意味になった。併せて考えれば、真名は「草むらに寄りかかる指導者」という意味だ...
  • アニメ版
    【種別】 メディア 【解説】 2005年10月よりU局とインターネット配信で2006年3月まで放送された。 スタッフ 監督: 渡部高志 シリーズ構成: 小林靖子 キャラクターデザイン: 大塚 舞 色彩設定: 伊藤由紀子 美術監督: 奥井 伸 撮影監督: 福世晋吾 音響監督: 明田川 仁 音楽: 大谷 幸 アニメーション制作: J.C.STAFF 製作: 『灼眼のシャナ』製作委員会 主題歌 1stOP:『緋色の空』川田まみ(I ve) 1stED:『夜明け生まれ来る少女』高橋洋子 2ndOP:『being』KOTOKO(I ve)(第17話~) 2ndED:『紅の静寂』石田燿子(第15話~) キャスト シャナ : 釘宮理恵 坂井悠二 : 日野 聡 アラストール : 江原正士 吉田一美 : 川澄綾子 ...
  • アニメ第2期
    【種別】 メディア 【解説】 MBS制作・TBS系列東名阪各局で2007年10月4日より放送 スタッフ 監督: 渡部高志 シリーズ構成: 小林靖子 シリーズ構成協力: 高橋弥七郎 キャラクターデザイン: 大塚 舞 色彩設定: 伊藤由紀子 美術監督: 廣瀬義憲 撮影監督: 福世晋吾 音響監督: 明田川 仁 音楽: 大谷 幸 アニメーション制作: J.C.STAFF 製作: 『灼眼のシャナII』製作委員会・毎日放送 主題歌 前期OP:『JOINT』川田まみ(I ve) 前期ED:『triangle』川田まみ(I ve) 後期OP:『BLAZE』KOTOKO 後期ED:『Sociometry』KOTOKO キャスト シャナ : 釘宮理恵 坂井悠二 : 日野聡 アラストール : 江原正士 吉田一美 : 川澄綾子 マージョリー・ド...
  • ニティカ
    【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 外伝『ゾートロープ』 【解説】 真名は“羿鱗”(げいりん)。炎の色は鼠色。 外見は、体中に鱗のように金貨を貼り付けた翼竜とも見える巨体。 本編開始の数年前、東ヨーロッパで古美術品を略奪していたところをフレイムヘイズ『炎髪灼眼の少女』(当時シャナという名はつけられていなかった)に強襲され、『炎髪灼眼の少女』の意表を突いて移動式の封絶を構成して街を破壊しながら逃走を企てたが、ゾフィー・サバリッシュによる落雷蹴り(ドロップキック)によって粉々に打ち砕かれて討滅された。 体中に金貨を貼り付けていたことと、討滅される間際にも古美術商店の金庫最奥にいたことから、どうやら金貨を集めるのが趣味だったようだ。 【由来・元ネタ】 ヌクテメロン(Nuctemeron)における六時のゲニウスの一人、ニティカ(Nitika)と思われる。こ...
  • カシャ
    【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 外伝『ゾートロープ』 【解説】 真名は“駆掠の礫”(くりゃくのれき)。炎の色はアイボリー。 外見は、薄手のジャケットにスラックス、首には洒落たストリング・タイという青年。 数十個からなる指輪型宝具『コルデー』を操っていた。 両の踝にアイボリー色の炎の輪を発生させ、空中での移動に使う。アニメ版では、地上での機動にも使っていた。 本編開始の数年前、東欧にて人を喰らってる最中にゾフィー・サバリッシュに師事していたフレイムヘイズ『炎髪灼眼の討ち手』(当時、「シャナ」という名前は付けられていなかった)に襲われ交戦するが、あっけなく討滅された。 【アニメ版】 アニメ第2期で2学期前半に登場した時がシャナとの初対面であり、外伝『ゾートロープ』において二代目『炎髪灼眼の討ち手』(すなわち後のシャナ)と交戦、討滅された一件...
  • 無何有鏡(ザナドゥ)
    【種別】 世界 【初出】 XX巻 【解説】 創造神“祭礼の蛇”と[仮装舞踏会]、そして坂井悠二が『大命』として両界の狭間に創造した、“この世の写し世”。 どこまでもこの世と同じように存在し、命すら同じように存在しながら、尽きることの無い“存在の力”に溢れる、“祭礼の蛇”が“徒”のための楽園として創造しようとしていた新世界。 世界法則そのものはこの世と異なるが、創造時点では生きる命、物質、宇宙まで何もかもこの世と同じ。“祭礼の蛇”坂井悠二曰く並行世界、あるいはパラレルワールドのようなものである。 マージョリー・ドーからはコピーとも称されていたが、悠二としてはその言い方は不服で訂正を求めていた。 三千年前、“祭礼の蛇”が創造しようとした『大縛鎖』を雛形としていた。 『大縛鎖』の創造をそのまま繰り返すのではなく、『無何有鏡』というより大規模な創...
  • ヨーハン
    【種別】 “ミステス” 【初出】 I巻(『零時迷子』の本来の持ち主である“ミステス”として。名前はIX巻) 【解説】 『約束の二人』の片割れ。通称『永遠の恋人』。宝具『零時迷子』の“ミステス”にして製作者の片割れである。炎の色は“彩飄”フィレスと同じ琥珀色。元人間だが、その実力は強大な“王”クラスだった。 自在法を日々研究している凄腕の自在師で、数年がかりとはいえ“壊刃”サブラクが誇る不破の自在法『スティグマ』を無効化する自在式の元を作った。 “ミステス”となった17歳当時の容貌のまま『零時迷子』の力で見た目が変わっておらず、繊細な面差しの少年で、壊れんばかりの躍動感と生命の鮮やかさを見せつけた。女装が似合っていたようだ。 フィレスと共に放埒を尽くした人間であるゲオルギウスの息子。母譲りの金色の髪と黒い瞳を持っていた。妄想に取り憑かれた父親に殺さ...
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