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エマ・フロスト - (2020/06/02 (火) 20:59:25) の1つ前との変更点

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***エマ・フロスト Emma Grace Frost (キャラクター名、マーベル) 初出:[[Uncanny X-Men]] #129 (1980年1月) 種族:ミュータント 過去のコードネーム:ホワイトクイーン([[ヘルファイア・クラブ]]) *概要 強力なテレパシー能力を持つ女性ミュータントで現在は[[X-MEN]]の一員。 初登場時は[[ヘルファイア・クラブ]]の幹部としてホワイトクイーンを名乗り、X-MENの敵だったが後に和解。X-MENの中核メンバーとなった。[[サイクロップス]]の恋人として公私ともに彼を支え続けている。 常に露出度の高い衣装を好む。 (胸とボトムだけを隠す衣装は、[[ヘルファイア・クラブ]]内の女性の「正装」(正装ではさらにマントを着ける)で、白はチェスのホワイトを意味するようである(ブラックのクイーンは黒色の同じ服装)。しかしクラブの外、その上危険な戦場に、あのような服装で出向く理由は不明である。) アメリカでは各誌のランキングで上位に入る人気キャラクターである。 *能力 -テレパシー 意思の疎通はもちろん、マインドコントロール、記憶の変更、他のテレパシー攻撃から身を守り、精神的苦痛を与える、など様々な応用ができる。 その能力のレベルは当初作家によってまちまちで、他のテレパスよりも弱く設定されることもあれば、チャールズ・エグゼビアに匹敵する能力者と描かれることもあった。 その後、地球で五本の指に入るほどのテレパスとされ、また最高レベルのミュータント能力者である「オメガレベル」に分類されるようになった。 -ダイヤモンドフォーム セカンドミューテーションにより、全身をダイヤモンド化する能力を身につけた。([[New X-MEN ]]#114) 高い防御力はもちろん、この状態では水も食糧も必要なく、疲労も感じることなく、熱や冷気にも耐性を持つ。 ただし、テレパシーを使うことはできなくなる。 また聡明な頭脳の持ち主であり、経営学や教育学で学位を持っている。エレクトロニクスの専門家でもあり、ミュータントのレベルを測定できる機械などを発明した。特に教育者としての才能がある。 サイコキネシスの潜在能力を見せたこともある。 *経歴 ***生まれと人格形成期 父親はフロスト・インターナショナルという会社の経営者で金持ち。姉妹が2人と兄弟が1人だったが、兄弟がゲイでヤク中である(ただしエマに最も親しいのは彼である)。 女子校の出身で、初恋はハイスクール時代の男の先生。この男にはミュータントであることが知られて捨てられるが、エマは教師になるという夢を持つようになった(ミュータントの学校に固執するのはこのあたりか)。 大学では、ビジネスと教育学の二つの学位を取得する。大学でミュータントの友人や、ミュータントを嫌う人々との出会いをするようになる。 後に父親から、フロスト・インターナショナルの後継者に指名され、会社を発展させる。このことが[[ヘルファイア・クラブ]]の目にとまり、クラブに招待されることになる。 ***ヘルファイア・クラブ ホワイトクイーンと名乗っていた頃は[[ヘルファイア・クラブ]]の幹部であり、X-MENの若手育成機関でもある学園に対抗するため[[ヘリオンズ]]を指揮した。ヘリオンズは[[ニューミュータンツ]]のライバルチームとなる。 未来から来たヴィラン、[[トレバー・フィッツロイ]]が解き放ったミュータント抹殺ロボット[[センチネル]]のためにヘリオンズが全滅し、自分自身も瀕死となってしまう。 ***X-MEN [[チャールズ・エグゼビア]]によって助けられると説き伏せられてX-MENの味方となり、後にバンシーと共に若手ミュータント集団[[ジェネレーションX]]のリーダーとなった。しかし、[[ジェネレーションX]]の3人目の指導者として入ってきた姉妹の一人とけんかになり、彼女を殺害してしまう。これが決定的になり、[[ジェネレーションX]]は解散される。 やがてX-MENのメンバーとなる。[[ジーン・グレイ]]の死後はX-MENのリーダー[[サイクロップス]]ことスコット・サマーズの恋人でもあり、公私ともに彼を支えている。 ***ダーク・レイン [[ノーマン・オズボーン]]が[[ダークX-MEN]]を結成すると、そのリーダーに選ばれた。ただし、実際にはX-MEN側のスパイであり、土壇場でオズボーンを裏切り、X-MENの[[ユートピア]]建設に協力した。 (クロスオーバー"[[Utopia]]") ***Avengers vs. X-MEN [[Avengers vs. X-MEN]]ではフェニックス・フォースが取り憑いた5人の[[フェニックス・ファイブ]]の1人となる。 サイクロップスらと共に世界に繁栄と平和をもたらすため能力を奮うが、やがてフェニックス・フォースの暗黒面に堕ち、ミュータントの支配者のような振る舞いを見せる。 さらには同じくフェニックス・フォースの暗黒面にとらわれたサイクロップスがアベンジャーズとの対決のためより強力な力を欲し、エマを襲って力を奪ってしまう。 ***マーベル・ナウ! フェニックス・フォースが消滅し、逮捕されたが護送中にサイクロップスとマグニートーに救出され、脱走。指名手配の身でありながらサイクロップスと共に新たな隠れ家に潜み、新チャールズ・エグゼビア学園を開いた。 *サイクロップスとの関係 [[アポカリプス]]との戦い以来、ジーン・グレイとの結婚生活がうまくいかないことに悩んでいたサイクロップス。エマはサイクの相談相手になりながら、お互い惹かれ合っていく。 二人はエマの作り出した精神世界の中で逢瀬を重ねていくが、ある日それがジーンに発覚。 そんな中、[[マグニートー]](その正体は[[ゾーン]])との戦いで[[エグゼビア>プロフェッサーX]]の学園は壊滅し、ジーンも死亡。 二人で学園を再興しようというエマの誘いを断り、サイクロップスは何処かへ去っていく……はずだったのだが、これが遠因となり150年後の未来の世界で人類もミュータントも壊滅。この150年後の世界にフェニックスの力で復活したジーン・グレイは、時空を超えてサイクロップスにエマと愛し合い学園を再興する道を選ばせたのだった。 ([[New X-MEN]]) *資産 父親から、フロスト・インターナショナルの後継者に指名される。フロスト・インターナショナルは、船や飛行機などの製造と鉄道の運営など、交通事業の会社である。エマ・フロストは若くして会長兼最高経営責任者となり、経営学の知識(とテレパシーなどのチート)で、会社を電機事業に多角化した。 この成功が[[ヘルファイア・クラブ]]の目にとまり、クラブへ招待された。 エマ・フロストは、[[チャールズ・エグゼビア]]の死により資金源を失ったX-MENたちに、資金を供給するスポンサーである。エマ・フロストの推定資産は、10億~30億ドル(1,000~3,000億円程度)、110億ドルと推計するものもある。 常に大金を持ち歩いているようで、学園の女子が「ショッピングしたい」と頼むと、バッグのなから現ナマを出して渡した、という描写もあった(バケルくんのパパみたいだ)。 ---- *その他 -今も昔も露出度の高い衣装を好み、セクシー担当である。 #ref(emma1.jpg)#ref(emma2.jpg)#ref(emma3.jpg) 左からEmma Frost#1,Emma Frost#3,Emma Frost#3、いずれも2003年COVER ART by [[Greg Horn]] -美容整形を受けたことを明らかにしており、胸も豊胸。 (New X-MEN #139) ***トリビア -初出は、[[キティ・プライド]]の初登場の回と同じで、変装して彼女を誘っている。 ---- *実写映画 実写映画では[[ウルヴァリン:X-MEN Zero]](2009年)と[[X-MEN:ファースト・ジェネレーション>X-MEN:ファースト・ジェネレーション(実写映画)]](2011年)に登場。 「ウルヴァリン」では主人公ウルヴァリンの恋人、[[シルバーフォックス]]の妹であり、終盤に少しだけ登場した。 「ファースト・ジェネレーション」ではヘルファイアクラブの一員として重要な役所を担った。 ---- アメコミ@wiki
***エマ・フロスト Emma Grace Frost (キャラクター名、マーベル) 初出:[[Uncanny X-Men]] #129 (1980年1月) 種族:ミュータント 過去のコードネーム:ホワイトクイーン([[ヘルファイア・クラブ]]) *概要 強力なテレパシー能力を持つ女性ミュータントで現在は[[X-MEN]]の一員。 初登場時は[[ヘルファイア・クラブ]]の幹部としてホワイトクイーンを名乗り、X-MENの敵だったが後に和解。X-MENの中核メンバーとなった。[[サイクロップス]]の恋人として公私ともに彼を支え続けている。 常に露出度の高い衣装を好む。 (胸とボトムだけを隠す衣装は、[[ヘルファイア・クラブ]]内の女性の「正装」(正装ではさらにマントを着ける)で、白はチェスのホワイトを意味するようである(ブラックのクイーンは黒色の同じ服装)。しかしクラブの外、その上危険な戦場に、あのような服装で出向く理由は不明である。) アメリカでは各誌のランキングで上位に入る人気キャラクターである。 *能力 -テレパシー 意思の疎通はもちろん、マインドコントロール、記憶の変更、他のテレパシー攻撃から身を守り、精神的苦痛を与える、など様々な応用ができる。 その能力のレベルは当初作家によってまちまちで、他のテレパスよりも弱く設定されることもあれば、チャールズ・エグゼビアに匹敵する能力者と描かれることもあった。 その後、地球で五本の指に入るほどのテレパスとされ、また最高レベルのミュータント能力者である「オメガレベル」に分類されるようになった。 -ダイヤモンドフォーム セカンドミューテーションにより、全身をダイヤモンド化する能力を身につけた。([[New X-MEN ]]#114) 高い防御力はもちろん、この状態では水も食糧も必要なく、疲労も感じることなく、熱や冷気にも耐性を持つ。 ただし、テレパシーを使うことはできなくなる。 また聡明な頭脳の持ち主であり、経営学や教育学で学位を持っている。エレクトロニクスの専門家でもあり、ミュータントのレベルを測定できる機械などを発明した。特に教育者としての才能がある。 サイコキネシスの潜在能力を見せたこともある。 *経歴 ***生まれと人格形成期 父親はフロスト・インターナショナルという会社の経営者で金持ち。姉妹が2人と兄弟が1人(エイドリアン・フロスト)だったが、エイドリアンはゲイでヤク中である(ただしエマに最も親しいのは彼である)。 女子校の出身で、初恋はハイスクール時代の男の先生。この男にはミュータントであることが知られて捨てられるが、エマは教師になるという夢を持つようになった(ミュータントの学校に固執するのはこのあたりか)。 大学では、ビジネスと教育学の二つの学位を取得する。大学でミュータントの友人や、ミュータントを嫌う人々との出会いをするようになる。 後に父親から、フロスト・インターナショナルの後継者に指名され、会社を発展させる。このことが[[ヘルファイア・クラブ]]の目にとまり、クラブに招待されることになる。 ***ヘルファイア・クラブ ホワイトクイーンと名乗っていた頃は[[ヘルファイア・クラブ]]の幹部であり、X-MENの若手育成機関でもある学園に対抗するため[[ヘリオンズ]]を指揮した。ヘリオンズは[[ニューミュータンツ]]のライバルチームとなる。 未来から来たヴィラン、[[トレバー・フィッツロイ]]が解き放ったミュータント抹殺ロボット[[センチネル]]のためにヘリオンズが全滅し、自分自身も瀕死となってしまう。 ***X-MEN [[チャールズ・エグゼビア]]によって助けられると説き伏せられてX-MENの味方となり、後にバンシーと共に若手ミュータント集団[[ジェネレーションX]]のリーダーとなった。しかし、[[ジェネレーションX]]の3人目の指導者として入ってきた姉妹の一人とけんかになり、彼女を殺害してしまう。これが決定的になり、[[ジェネレーションX]]は解散される。 やがてX-MENのメンバーとなる。[[ジーン・グレイ]]の死後はX-MENのリーダー[[サイクロップス]]ことスコット・サマーズの恋人でもあり、公私ともに彼を支えている。 ***ダーク・レイン [[ノーマン・オズボーン]]が[[ダークX-MEN]]を結成すると、そのリーダーに選ばれた。ただし、実際にはX-MEN側のスパイであり、土壇場でオズボーンを裏切り、X-MENの[[ユートピア]]建設に協力した。 (クロスオーバー"[[Utopia]]") ***Avengers vs. X-MEN [[Avengers vs. X-MEN]]ではフェニックス・フォースが取り憑いた5人の[[フェニックス・ファイブ]]の1人となる。 サイクロップスらと共に世界に繁栄と平和をもたらすため能力を奮うが、やがてフェニックス・フォースの暗黒面に堕ち、ミュータントの支配者のような振る舞いを見せる。 さらには同じくフェニックス・フォースの暗黒面にとらわれたサイクロップスがアベンジャーズとの対決のためより強力な力を欲し、エマを襲って力を奪ってしまう。 ***マーベル・ナウ! フェニックス・フォースが消滅し、逮捕されたが護送中にサイクロップスとマグニートーに救出され、脱走。指名手配の身でありながらサイクロップスと共に新たな隠れ家に潜み、新チャールズ・エグゼビア学園を開いた。 *サイクロップスとの関係 [[アポカリプス]]との戦い以来、ジーン・グレイとの結婚生活がうまくいかないことに悩んでいたサイクロップス。エマはサイクの相談相手になりながら、お互い惹かれ合っていく。 二人はエマの作り出した精神世界の中で逢瀬を重ねていくが、ある日それがジーンに発覚。 そんな中、[[マグニートー]](その正体は[[ゾーン]])との戦いで[[エグゼビア>プロフェッサーX]]の学園は壊滅し、ジーンも死亡。 二人で学園を再興しようというエマの誘いを断り、サイクロップスは何処かへ去っていく……はずだったのだが、これが遠因となり150年後の未来の世界で人類もミュータントも壊滅。この150年後の世界にフェニックスの力で復活したジーン・グレイは、時空を超えてサイクロップスにエマと愛し合い学園を再興する道を選ばせたのだった。 ([[New X-MEN]]) *資産 父親から、フロスト・インターナショナルの後継者に指名される。フロスト・インターナショナルは、船や飛行機などの製造と鉄道の運営など、交通事業の会社である。エマ・フロストは若くして会長兼最高経営責任者となり、経営学の知識(とテレパシーなどのチート)で、会社を電機事業に多角化した。 この成功が[[ヘルファイア・クラブ]]の目にとまり、クラブへ招待された。 エマ・フロストは、[[チャールズ・エグゼビア]]の死により資金源を失ったX-MENたちに、資金を供給するスポンサーである。エマ・フロストの推定資産は、10億~30億ドル(1,000~3,000億円程度)、110億ドルと推計するものもある。 常に大金を持ち歩いているようで、学園の女子が「ショッピングしたい」と頼むと、バッグのなから現ナマを出して渡した、という描写もあった(バケルくんのパパみたいだ)。 ---- *その他 -今も昔も露出度の高い衣装を好み、セクシー担当である。 #ref(emma1.jpg)#ref(emma2.jpg)#ref(emma3.jpg) 左からEmma Frost#1,Emma Frost#3,Emma Frost#3、いずれも2003年COVER ART by [[Greg Horn]] -美容整形を受けたことを明らかにしており、胸も豊胸。 (New X-MEN #139) ***トリビア -初出は、[[キティ・プライド]]の初登場の回と同じで、変装して彼女を誘っている。 ---- *実写映画 実写映画では[[ウルヴァリン:X-MEN Zero]](2009年)と[[X-MEN:ファースト・ジェネレーション>X-MEN:ファースト・ジェネレーション(実写映画)]](2011年)に登場。 「ウルヴァリン」では主人公ウルヴァリンの恋人、[[シルバーフォックス]]の妹であり、終盤に少しだけ登場した。 「ファースト・ジェネレーション」ではヘルファイアクラブの一員として重要な役所を担った。 ---- アメコミ@wiki

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