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ジーン・グレイ - (2022/12/26 (月) 13:00:20) の1つ前との変更点

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***ジーン・グレイ(Jean Grey) [[サイクロップス]]ことスコット・サマーズと結婚し、ジーン・グレイ-サマーズ(Jean Grey-Summers)となった 初出:X-Men#1(1963年9月) 種族:ミュータント 過去のコードネーム:マーベルガール、フェニックス、ダークフェニックス ***概要 ジーン・グレイは主にマーベルコミックのX-MENシリーズに登場する女性ヒーロー。X-MENの初期メンバー「ファーストファイブ」の紅一点。 X-MENの初期メンバーとして登場した頃はテレキネシスを使うだけだったが、成長とともにもともと素質を持っていたテレパシーも開花させる。 リーダーの[[サイクロップス]]ことスコット・サマーズの恋人であり、年月を経て結婚に至る。ウルヴァリンとの三角関係も描かれた。 コードネームは時期や展開に応じて変化していく。 2003年の作品で死亡したが、現在の展開に残す影響も大きく、X-MENはもちろんマーベルユニバース全体において重要なキャラクターの一人である。 ***フェニックスサーガとダークフェニックスサーガ 始めはメンバーの中で最も非力な存在であったが、70年代のエピソードで最強の能力者に変貌する。 X-MENが宇宙から帰還するために乗ったシャトルが破損。絶体絶命の一同を救ったのは、強大な能力を覚醒させたジーンだった。それ以来、ジーンはコスチュームを変え、フェニックスを名乗るようになった。 ([[フェニックス・サーガ>Phoenix Saga]]) しかし、ヘルファイア・クラブとの戦いの中で力を暴走させ、惑星のみならず恒星系の生命を殺し尽くし、全宇宙にとって危険な存在となる。 その罪を問われ、[[シーアー]]帝国に連行され、正気を取り戻した瞬間に、宇宙とX-MENの仲間を救うため、自ら命を絶つことを選んだ。 [[サイクロップス]]はジーンの死に耐えきれず、X-MENを離脱。 このマーベルガールの死からフェニックスとしての復活までのストーリーはファンによって後に「フェニックスサーガ」と名付けられ、その邪悪に堕してから死までのストーリーを「ダークフェニックスサーガ」と名付けられた。 ([[ダーク・フェニックス・サーガ>Dark Phoenix Saga]]) ところがジーンの死は後づけ設定でその意味を覆される。 実は事件を起こしたのは本当のジーンではなく、フェニックス・フォースという宇宙の超エネルギー生命体が自らをジーン・グレイと錯覚し、フェニックスと名乗っていたのだ、ということになった。ジーン・グレイ本人は破損したシャトルの中でずっと生き延びていたのである。 真実が明らかになるとジーン・グレイは救出され、X-MENの一員に戻った。 ***Planet Xと死 ジーン・グレイは再びフェニックス・フォースの力を取り戻す。 [[ゾーン]]が[[マグニートー]]に成り代わって人類を支配しようとした"Planet X"事件でジーン・グレイに致死量の電磁波を送り込み、ジーンは死亡。 (New X-MEN #150,2004年2月) ***マーベル・ナウ!とヤング・ジーン・グレイ 2012年後半から2013年にかけてのリランチで始まった"[[All-New X-MEN]]"では、[[ビースト]]がタイムスリップして過去からまだX-MENが5人しかいなかったころのジーン・グレイを連れて来た。まだテレパシーも開花していなかったが、将来その能力に目覚めることを予告され、すぐにテレパシーを発現させた((テレパシーでいきなり[[アイスマン]])の心を読んで、彼がゲイであることを宣告した))。 自分の死やサイクロップスとの結婚など、将来の自分に起きる出来事を知り、衝撃を受けている。 恋愛面では、若ビーストと若サイクロップスの間で揺れている。 この若いジーンがフェニックス・フォースを宿しているかどうかは定かではないが、時に膨大なパワーを発現させることがある。 シーアー帝国との戦いの中で、周囲の他人からサイキックエネルギーを吸収し、サイキック・ブラストとして放出する能力を得た。 *能力 基本能力はテレパシーとサイコキネシス。ただしその能力は成長によって大きく異なる。 初期はうまくコントロールできずにいたが、プロフェッサーXのトレーニングや戦闘を重ねるうちに上達していった。 【テレパシー】 読心術、マインドコントロール、感情の操作、他者とのコミュニケーション、思念投射、精神波による攻撃。 動物とのコミュニケーションも可能。 また他人の視覚や聴覚など五感を消失させる。 【テレキネシス】 物体を宙に浮かせたり、自分も宙に浮くことができる。 また他者のエネルギーブラスト攻撃を防ぐことも可能。 能力は高く、地球の衛星軌道から、(感知されないように)エンジンも何もない宇宙船を、ジーンのテレキネシスだけで引っ張り上げたことがある。 【フェニックスフォース】 フェニックスの力が解き放たれると、ジーンは計り知れないパワーを発する。 素粒子レベルで物質を変換、生身で宇宙を飛行、あらゆる環境で生存、そして電磁気や宇宙エネルギーを操作する。 瞬時に宇宙のあらゆるところに移動する門を開くことができる。 真空であろうが水中であろうが、「コスミックフレイム」という炎を出すことができる。通常、炎は羽のような形状をとる。 その名の通り、不死鳥の如く死から復活する。ただし、復活は死からすぐ蘇ると描かれていることもあれば、「然るべき時」に起きるという記述もあり、その場合は一世紀を要することもある。 またある生物から生命エネルギーを吸収し、他の生命に与えることができる。これにより、自分や他者の生命力を回復することが可能。 「ミュータント、テレパス、ジーンの血統」が、フェニックスフォースを宿しやすい条件なので、後に[[シーアー]]帝国からジーンの家族の殺害部隊が送られている。 ---- *映画でのジーン・グレイ 映画ではX-メン、X-MEN2、X-MEN:ファイナル ディシジョンの三部作に登場。ファムケ・ヤンセンが演じた。 X-MEN:ファイナル ディシジョンではダークフェニックスサーガをモチーフにしたエピソードが描かれており、少女期におけるプロフェッサーXとの出会いに始まり、彼女の死をもって終幕となる。 ---- アメコミ@wiki
***ジーン・グレイ(Jean Grey) [[サイクロップス]]ことスコット・サマーズと結婚し、ジーン・グレイ-サマーズ(Jean Grey-Summers)となった 初出:X-Men#1(1963年9月) 種族:ミュータント 過去のコードネーム:マーベルガール、フェニックス、ダークフェニックス ***概要 ジーン・グレイは主にマーベルコミックのX-MENシリーズに登場する女性ヒーロー。X-MENの初期メンバー「ファーストファイブ」の紅一点。 X-MENの初期メンバーとして登場した頃はテレキネシスを使うだけだったが、成長とともにもともと素質を持っていたテレパシーも開花させる。 リーダーの[[サイクロップス]]ことスコット・サマーズの恋人であり、年月を経て結婚に至る。ウルヴァリンとの三角関係も描かれた。 コードネームは時期や展開に応じて変化していく。 2003年の作品で死亡したが、現在の展開に残す影響も大きく、X-MENはもちろんマーベルユニバース全体において重要なキャラクターの一人である。 ***フェニックスサーガとダークフェニックスサーガ 始めはメンバーの中で最も非力な存在であったが、70年代のエピソードで最強の能力者に変貌する。 X-MENが宇宙から帰還するために乗ったシャトルが破損。絶体絶命の一同を救ったのは、強大な能力を覚醒させたジーンだった。それ以来、ジーンはコスチュームを変え、フェニックスを名乗るようになった。 ([[フェニックス・サーガ>Phoenix Saga]]) しかし、ヘルファイア・クラブとの戦いの中で力を暴走させ、惑星のみならず恒星系の生命を殺し尽くし、全宇宙にとって危険な存在となる。 その罪を問われ、[[シーアー]]帝国に連行され、正気を取り戻した瞬間に、宇宙とX-MENの仲間を救うため、自ら命を絶つことを選んだ。 [[サイクロップス]]はジーンの死に耐えきれず、X-MENを離脱。 このマーベルガールの死からフェニックスとしての復活までのストーリーはファンによって後に「フェニックスサーガ」と名付けられ、その邪悪に堕してから死までのストーリーを「ダークフェニックスサーガ」と名付けられた。 ([[ダーク・フェニックス・サーガ>Dark Phoenix Saga]]) ところがジーンの死は後づけ設定でその意味を覆される。 実は事件を起こしたのは本当のジーンではなく、フェニックス・フォースという宇宙の超エネルギー生命体が自らをジーン・グレイと錯覚し、フェニックスと名乗っていたのだ、ということになった。ジーン・グレイ本人は破損したシャトルの中でずっと生き延びていたのである。 真実が明らかになるとジーン・グレイは救出され、X-MENの一員に戻った。 ***Planet Xと死 ジーン・グレイは再びフェニックス・フォースの力を取り戻す。 [[ゾーン]]が[[マグニートー]]に成り代わって人類を支配しようとした"Planet X"事件でジーン・グレイに致死量の電磁波を送り込み、ジーンは死亡。 (New X-MEN #150,2004年2月) ***マーベル・ナウ!とヤング・ジーン・グレイ 2012年後半から2013年にかけてのリランチで始まった"[[All-New X-MEN]]"では、[[ビースト]]がタイムスリップして過去からまだX-MENが5人しかいなかったころのジーン・グレイを連れて来た。まだテレパシーも開花していなかったが、将来その能力に目覚めることを予告され、すぐにテレパシーを発現させた((テレパシーでいきなり[[アイスマン]]の心を読んで、彼がゲイであることを宣告した))。 自分の死やサイクロップスとの結婚など、将来の自分に起きる出来事を知り、衝撃を受けている。 恋愛面では、若ビーストと若サイクロップスの間で揺れている。 この若いジーンがフェニックス・フォースを宿しているかどうかは定かではないが、時に膨大なパワーを発現させることがある。 シーアー帝国との戦いの中で、周囲の他人からサイキックエネルギーを吸収し、サイキック・ブラストとして放出する能力を得た。 *能力 基本能力はテレパシーとサイコキネシス。ただしその能力は成長によって大きく異なる。 初期はうまくコントロールできずにいたが、プロフェッサーXのトレーニングや戦闘を重ねるうちに上達していった。 【テレパシー】 読心術、マインドコントロール、感情の操作、他者とのコミュニケーション、思念投射、精神波による攻撃。 動物とのコミュニケーションも可能。 また他人の視覚や聴覚など五感を消失させる。 【テレキネシス】 物体を宙に浮かせたり、自分も宙に浮くことができる。 また他者のエネルギーブラスト攻撃を防ぐことも可能。 能力は高く、地球の衛星軌道から、(感知されないように)エンジンも何もない宇宙船を、ジーンのテレキネシスだけで引っ張り上げたことがある。 【フェニックスフォース】 フェニックスの力が解き放たれると、ジーンは計り知れないパワーを発する。 素粒子レベルで物質を変換、生身で宇宙を飛行、あらゆる環境で生存、そして電磁気や宇宙エネルギーを操作する。 瞬時に宇宙のあらゆるところに移動する門を開くことができる。 真空であろうが水中であろうが、「コスミックフレイム」という炎を出すことができる。通常、炎は羽のような形状をとる。 その名の通り、不死鳥の如く死から復活する。ただし、復活は死からすぐ蘇ると描かれていることもあれば、「然るべき時」に起きるという記述もあり、その場合は一世紀を要することもある。 またある生物から生命エネルギーを吸収し、他の生命に与えることができる。これにより、自分や他者の生命力を回復することが可能。 「ミュータント、テレパス、ジーンの血統」が、フェニックスフォースを宿しやすい条件なので、後に[[シーアー]]帝国からジーンの家族の殺害部隊が送られている。 ---- *映画でのジーン・グレイ 映画ではX-メン、X-MEN2、X-MEN:ファイナル ディシジョンの三部作に登場。ファムケ・ヤンセンが演じた。 X-MEN:ファイナル ディシジョンではダークフェニックスサーガをモチーフにしたエピソードが描かれており、少女期におけるプロフェッサーXとの出会いに始まり、彼女の死をもって終幕となる。 ---- アメコミ@wiki

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