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リック・ジョーンズ - (2023/05/20 (土) 04:20:14) の最新版との変更点

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***リック・ジョーンズ Rick Jones (キャラクター、マーベル) 初出:Incredible hulk#1(1962年5月) 種族:一般人 コードネーム:A-ボム、ウィスパラー *概要 当初は[[ハルク]]の良き理解者の少年として登場。ブルース・バナーがハルクになる原因となった人物でもある。 後に十代の若者たちでハルクをサポートするチーム、ティーン・ブリゲイドを結成した。 [[サイドキック]]をあまり登場させないマーベルコミックスには珍しく、[[サイドキック]]になることが多いため、「雇われサイドキック」のあだ名がある。 *経歴 ***初登場 (Incredible hulk#1,1962年5月) 著名な原子物理学者ブルース・バナー博士は爆発と同時に強烈なガンマ線を放つG-ボムという核爆弾を開発。 荒野の実験場でその爆破実験が始まっていた。 そんなこととは知らず、[[リック・ジョーンズ]]は仲間と約束した度胸試しために車で立ち入り禁止区域に侵入していた。 それに気づいたブルース・バナーは実験場に走りリックを地面の大きな溝に投げ込んで救出したが、バナー自身は大量のガンマ線を全身に浴びてハルクとなってしまった。 バナーを命の恩人と感じ、軍や人類から誤解され攻撃される対象となったハルクをサポートし、行動を共にするようになった。 #ref(rick.jpg) "Incredible hulk"#1(1962年5月) 初登場時のリック。左上はハルクになる直前のブルース・バナー博士 ***[[アベンジャーズ]]結成の立役者 [[ロキ]]の策略によりハルクが列車事故未遂の犯人に仕立て上げられたため、[[ティーン・ブリゲイド]]のメンバーと協力して無線で[[ファンタスティック・フォー]]に助けを求めた。 しかしロキが無線の電波の指向性を曲げたため逆に[[ソー]]、[[アイアンマン]]、[[アントマン]]、[[ワスプ]]たちに届き[[ティーン・ブリゲイド]]の元に集結。これがきっかけとなり、事件の収拾後に[[アベンジャーズ]]結成に至った。 ティーン・ブリゲイドはそのサポート役として活動。 リックは[[キャプテン・アメリカ]]の戦闘訓練を受け、サイドキックとして活躍した時期もあった。 ***キャプテン・マーベル 初代([[マー・ヴェル]])および三代目([[ジニス・ヴェル]])の[[キャプテン・マーベル]]とネガバンドを通じて融合していた時期もあった。 [[ランナウェイズ]]では、[[ロナーズ]]に大金を渡して[[ランナウェイズ]]を保護するように依頼した。 ***A-ボム 2008年にスタートした"Hulk"誌では、彼自身が[[ハルク]]のような姿の怪物となってしまった。 シリーズがスタートした直後、彼は記憶を失い、上半身裸でアラスカの雪原に倒れていた。 [[レッドハルク]]を見つけると変身して戦いを挑み、彼自身[[A-ボム]]と名乗る。 能力は[[ハルク]]と同じく超人的な腕力、耐久力などの他に、不可視化など。 #ref(abomb.jpg) "Hulk"#2(2008年2月) A-Bombに変身。リックの初登場から50年近くたっている。 ***HULK第三部 2014年開始のHULK vol.3では、知性を身につけた[[ハルク]](ドック・グリーンを名乗る)によって血清を射たれ、ガンマ線を除去。A-ボムではなくなった。 ***ウィスパラー A-ボムから治癒した副作用で知能が増大。リックはその能力をスーパーハッカーとして使う事を決め、ウィスパラー(whisperer)を名乗るようになった。 [[ハイドラ]]がコビックを使い、[[キャプテン・アメリカ]]を洗脳し[[ハイドラ]]のエージェントとしたとき、リック・ジョーンズは[[ハイドラ]]のデータをハッキングして、パトリオット(ルーカス)に渡す。しかしこれが[[ハイドラ]]にバレてしまい投獄され、最後は見せしめのため銃殺される。 ***シャドー・ベース [[ハルク]]の関係者を襲うための組織、「シャドー・ベース」は、リック・ジョーンズの死体と[[アボミネーション]]の体を使って、リック・ジョーンズを新たな[[アボミネーション]]とした。新しい[[アボミネーション]]は一般人2人を殺すなど暴れたため、[[ハルク]]たちが止め、リック・ジョーンズと[[アボミネーション]]を分離した。 しかし、実はリック・ジョーンズは[[リーダー]]の脳に支配されており、[[ハルク]]をシャドー・ベースの基地に誘い込んだ。そこで大量のガンマ線を浴びるとともに、ガンマ線を大量に浴びていたデル・フライという人物と合体する(首と胴体だけ合体(骸骨+内臓の見える、緑に光るデル・フライに、肩から首と胴が突き出すリック・ジョーンズという結構グロい姿になった)。 この状態で[[ガンマ・フライト]]に参加。 [[リーダー]]は[[シャーリーン・マクゴワン]]博士を味方に引き入れようとしたが拒否され、[[リーダー]]とリック・ジョーンズは分離させられた。 最後に[[アブゾービングマン]]が、キャセクシス光線を吸収したが、リック・ジョーンズとデル・フライを分離する分は残した。 *パワー 滅多に使われないが、「本当は人間全てが持っている力」として、「現実を変えるパワー」を使う。 *マルロ・チャンドラー リック・ジョーンズの結婚相手。いろいろあって離婚した。死亡したと思われるが、不明。 元水泳のインストラクターで、同じ施設に入っていたカジノの用心棒[[ミスター・フィックスイット>ハルク]]の憧れの人だった。後にリック・ジョーンズと知り合う。 マルロは死への願望があるとされ、一時、[[死>デス]]がマルロの姿を取って現れたりした。 リック・ジョーンズとマルロ・チャンドラーの結婚式では、ヴァーディゴ/DCに登場する[[デス(エンドレス)]]とマルロ・チャンドラーが話したり、[[デス(エンドレス)]]がマルロ・チャンドラーにブラシをかけている(死がブラシをかける=「死にそうな目にあう」の慣用句)。 一時、トークショーのホステスをやっていたことがある。 また、マルロは同性の[[ムーンドラゴン]]と付き合っていた。 *アルティメットバージョン [[アルティメット・ユニバース]]では[[ウォッチャー]]によって宇宙の救世主に選ばれた。 ----
***リック・ジョーンズ Rick Jones (キャラクター、マーベル) 初出:Incredible hulk#1(1962年5月) 種族:一般人 コードネーム:A-ボム、ウィスパラー *概要 当初は[[ハルク]]の良き理解者の少年として登場。ブルース・バナーがハルクになる原因となった人物でもある。 後に十代の若者たちでハルクをサポートするチーム、ティーン・ブリゲイドを結成した。 ひどい巻き込まれ体質で気ままに生活していても何やかんやスーパーヒーローやスーパーヴィランの騒動に巻き込まれる上に、自分からも首を突っ込みがち。 [[サイドキック]]をあまり登場させないマーベルコミックスには珍しく、[[サイドキック]]になることが多いため、「雇われサイドキック」のあだ名がある。 *経歴 ***初登場 (Incredible hulk#1,1962年5月) 著名な原子物理学者ブルース・バナー博士は爆発と同時に強烈なガンマ線を放つG-ボムという核爆弾を開発。 荒野の実験場でその爆破実験が始まっていた。 そんなこととは知らず、[[リック・ジョーンズ]]は仲間と約束した度胸試しために車で立ち入り禁止区域に侵入していた。 それに気づいたブルース・バナーは実験場に走りリックを地面の大きな溝に投げ込んで救出したが、バナー自身は大量のガンマ線を全身に浴びてハルクとなってしまった。 バナーを命の恩人と感じ、軍や人類から誤解され攻撃される対象となったハルクをサポートし、行動を共にするようになった。 #ref(rick.jpg) "Incredible hulk"#1(1962年5月) 初登場時のリック。左上はハルクになる直前のブルース・バナー博士 ***[[アベンジャーズ]]結成の立役者 [[ロキ]]の策略によりハルクが列車事故未遂の犯人に仕立て上げられたため、[[ティーン・ブリゲイド]]のメンバーと協力して無線で[[ファンタスティック・フォー]]に助けを求めた。 しかしロキが無線の電波の指向性を曲げたため逆に[[ソー]]、[[アイアンマン]]、[[アントマン]]、[[ワスプ]]たちに届き[[ティーン・ブリゲイド]]の元に集結。これがきっかけとなり、事件の収拾後に[[アベンジャーズ]]結成に至った。 ティーン・ブリゲイドはそのサポート役として活動。 リックは[[キャプテン・アメリカ]]の戦闘訓練を受け、サイドキックとして活躍した時期もあった。 ***キャプテン・マーベル 初代([[マー・ヴェル]])および三代目([[ジーニス・ヴェル]])の[[キャプテン・マーベル]]とネガバンドを通じて融合していた時期もあった。 マー・ヴェルのときはどちらかが[[ネガティブ・ゾーン]]に閉じ込められ、両腕のネガバンドを合わせることで違いの原子を入れ替え「変身」するようになっていた。 ジーニスのときは[[マイクロバース]]に閉じ込められ、同様に原子交換する仕組みになった。 [[ランナウェイズ]]では、[[ロナーズ]]に大金を渡して[[ランナウェイズ]]を保護するように依頼した。 ***A-ボム 2008年にスタートした"Hulk"誌では、彼自身が[[ハルク]]のような姿の怪物となってしまった。 シリーズがスタートした直後、彼は記憶を失い、上半身裸でアラスカの雪原に倒れていた。 [[レッドハルク]]を見つけると変身して戦いを挑み、彼自身[[A-ボム]]と名乗る。 能力は[[ハルク]]と同じく超人的な腕力、耐久力などの他に、不可視化など。 #ref(abomb.jpg) "Hulk"#2(2008年2月) A-Bombに変身。リックの初登場から50年近くたっている。 ***HULK第三部 2014年開始のHULK vol.3では、知性を身につけた[[ハルク]](ドック・グリーンを名乗る)によって血清を射たれ、ガンマ線を除去。A-ボムではなくなった。 ***ウィスパラー A-ボムから治癒した副作用で知能が増大。リックはその能力をスーパーハッカーとして使う事を決め、ウィスパラー(whisperer)を名乗るようになった。 [[ハイドラ]]がコビックを使い、[[キャプテン・アメリカ]]を洗脳し[[ハイドラ]]のエージェントとしたとき、リック・ジョーンズは[[ハイドラ]]のデータをハッキングして、パトリオット(ルーカス)に渡す。しかしこれが[[ハイドラ]]にバレてしまい投獄され、最後は見せしめのため銃殺される。 ***シャドー・ベース [[ハルク]]の関係者を襲うための組織、「シャドー・ベース」は、リック・ジョーンズの死体と[[アボミネーション]]の体を使って、リック・ジョーンズを新たな[[アボミネーション]]とした。新しい[[アボミネーション]]は一般人2人を殺すなど暴れたため、[[ハルク]]たちが止め、リック・ジョーンズと[[アボミネーション]]を分離した。 しかし、実はリック・ジョーンズは[[リーダー]]の脳に支配されており、[[ハルク]]をシャドー・ベースの基地に誘い込んだ。そこで大量のガンマ線を浴びるとともに、ガンマ線を大量に浴びていたデル・フライという人物と合体する(首と胴体だけ合体(骸骨+内臓の見える、緑に光るデル・フライに、肩から首と胴が突き出すリック・ジョーンズという結構グロい姿になった)。 この状態で[[ガンマ・フライト]]に参加。 [[リーダー]]は[[シャーリーン・マクゴワン]]博士を味方に引き入れようとしたが拒否され、[[リーダー]]とリック・ジョーンズは分離させられた。 最後に[[アブゾービングマン]]が、キャセクシス光線を吸収したが、リック・ジョーンズとデル・フライを分離する分は残した。 *パワー 滅多に使われないが、「本当は人間全てが持っている力」として、「現実を変えるパワー」を使う。 音楽の才能があり、ギターが得意。地球でも人気アーティストになったが、[[マイクロバース]]でも大人気になった。 ヒーローと共に過ごしあらゆる危機を経験しているので、大抵のことでは動じない。 *マルロ・チャンドラー リック・ジョーンズの結婚相手。いろいろあって離婚した。死亡したと思われるが、不明。 元水泳のインストラクターで、同じ施設に入っていたカジノの用心棒[[ミスター・フィックスイット>ハルク]]の憧れの人だった。後にリック・ジョーンズと知り合う。 マルロは死への願望があるとされ、一時、[[死>デス]]がマルロの姿を取って現れたりした。 リック・ジョーンズとマルロ・チャンドラーの結婚式では、ヴァーディゴ/DCに登場する[[デス(エンドレス)]]とマルロ・チャンドラーが話したり、[[デス(エンドレス)]]がマルロ・チャンドラーにブラシをかけている(死がブラシをかける=「死にそうな目にあう」の慣用句)。 一時、トークショーのホステスをやっていたことがある。 また、マルロは同性の[[ムーンドラゴン]]と付き合っていた。 *アルティメットバージョン [[アルティメット・ユニバース]]では[[ウォッチャー]]によって宇宙の救世主に選ばれた。 ----

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