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ハンク・ピム - (2023/12/26 (火) 11:02:23) の最新版との変更点

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***ヘンリー(ハンク)・ピム博士 / Dr. Henry "Hank" Pym (キャラクター名、マーベル) 別名:アントマン、ゴライアス(ゴリアテ)、イエロージャケット、ワスプ 初出:Tales to Astonish #27 (1962年1月) 種族:人間、科学の力で変身 #ref(gman.jpg) (Avengers Academy #20,2011年12月) 再びジャイアントマンを名乗るようになった博士 *概要 ハンク・ピムは天才科学者。元はヒーローというより"Tales to Astonish"誌に掲載されたSF短編コミックの主人公だった。 自ら発明した”ピム粒子”のガスによって体を縮小しアリのように小さくなれる。 更に同じく自ら発明したヘルメットでアリと意思疎通し使役する能力を身につけ、アントマンを名乗る。 2023年現在「ジャイアントマン」を名乗っているが、能力や状況の変遷に応じてコードネームの変更が多い。 [[アベンジャーズ]]の結成メンバーでもある。 *オリジンと経歴 初婚はマリア・トロヴァヤ(Maria Trovaya)というハンガリー人だが、故郷で新婚旅行中に誘拐される。 マリアが誘拐され死亡した((実は妊娠しており、子どもを産んだ後死亡、子どもはレッドルームで育てられた))と思われた後、帰国して研究に没頭。物質を縮小するピム粒子とアリを操るヘルメットなどを開発しアントマンとなった。妻を殺されたことから悪党を倒すヒーローとなっていった。 その後ジャネット・ヴァン・ダインに出会い、彼女の父が宇宙生物に殺されるとその復讐を手伝うためジャネットに[[ワスプ]]としての能力を与えパートナーとなる。 ジャネットがピムの気を引くため[[ソー]]の強さに惹かれているフリをすると、自らの強さを示すため体を大きくなる血清を開発しジャイアントマンとなる。 しかしこれがハンクの細胞に悪影響を与えるようになり、一度はアベンジャーズを脱退。 その後、ゴライアスとして復帰し、しばらくアベンジャーズの中心メンバーとして活躍する。 ハンクはジャネットに好意を持ちながら積極的になれずにいた頃、実験中の事故により自らの好戦的な人格を引き出してしまいイエロージャケットとなる。 皮肉にもイエロージャケットとしては積極的に行動できるためジャネットと結婚。 しかしDVが原因で離婚してしまった。 [[シビル・ウォー]]以後、[[超人登録法]]が制定されると、[[フィフティ・ステイト・イニシアティブ]]計画を発案。計画が実行に移されると、その訓練施設[[キャンプ・ハモンド]]のスタッフとなった。 しかし、"[[Secret Invasion]]"の結末で、実はかなり前からスクラル人に入れ替わっていたことが明らかになった。[[フィフティ・ステイト・イニシアティブ]]計画も実はスクラルの計画であり、その裏には地球を破壊するための陰謀が隠されていた。 ちなみに、残念ながらワスプにDVを働いたのは本物だった。 ジャネットが死ぬと(後に復活)その名を受け継ぎ、ワスプと名乗るようになった。 [[Dark Reign]]では再結成した[[マイティ・アベンジャーズ]]を[[トニー・スターク>アイアンマン]]から託され、リーダーとなる。 若い能力者たちをトレーニング(及び監視)するための[[アベンジャーズ・アカデミー]]が創設されると、その校長になる。 「ワスプ」の名を名乗る必要はもうなくなったと判断し、「ジャイアントマン」に戻る。 ジャネット復活のために手を尽くしていたが、失敗。 アカデミーの教師の一人、[[ティグラ]]と恋仲になった。[[ティグラ]]は妊娠したものの、実はピムに化けた[[スクラル]]の子供であったことが分かったが、遺伝子レベルで化けていたためピムは自分の子供と認知する。子供はキャットピープルで、ウィリアムと名付けられた。 [[エターニティ]]によって地球最高の科学者「サイエンティスト・スプリーム」と呼ばれたことがある。(Mighty Avengers #30) 精神面が不安定でいろいろとやらかしたが、「双極性障害((いわゆる躁うつ病))で、その上に[[ピム粒子]]の副作用により振れ幅が大きくなった」という説明になっている。 ジャンとの間に子供ができなかったが、初婚の妻マリアとの間に、[[ナディア>ナディア・ヴァン・ダイン]]が生まれている。[[ナディア>ナディア・ヴァン・ダイン]]は双極性障害を受け継いでいる。 *コードネームの変遷 ***[[アントマン]] 自分の体を縮小する能力。 アリと意思を疎通する能力。 初期は家にある小型カタパルト(小さな人間大砲)で自らを飛ばし、目的地にアリを集めクッションにして着地するという飛行法を用いていた。 後に羽アリに乗って飛行するようになった。 ***[[ジャイアントマン]] 逆に体を巨大化できるようになった。 質量保存の法則のため、増加分の質量は異次元から持って来る。 ある程度の大きさを超えると自重を支えられなくなるが、理論的にはいくらでも大きくなれるらしい。 ***ゴライアス(ゴリアテと表記されることも) 一時的にアベンジャーズを去った後に復帰。 初めてメンバーに素顔で出会い、(特に[[ホークアイ]]に)「偽物じゃないのか」と疑われ、巨大化能力を見せて証明。それを見た[[キャプテン・アメリカ]]に「君はまさにゴライアス(巨人)だな!」と言われ、「前の名前はダサかったよな」とか言って名前を変えた。青と黄の新しいコスチュームは[[ワンダ>スカーレットウィッチ]]のデザインによる。([[Avengers Vol.1]]#28,1966年5月10日) ゴライアスの名称は後に[[ビル・フォスター>ゴライアス]]に引き継がれた。 ***イエロージャケット 実験の失敗でガスを吸引し、ハンクの別人格が現れた状態。 性格がアグレッシブになり、進展の無かったワスプとの結婚を成就させた。 ワスプが使っていた電撃放射能力を使う。 ***[[ワスプ]] 最愛の元妻、ジャネット・ヴァン・ダイン=ワスプが戦死したため、自ら飛行ユニットを装備しワスプを名乗る。 この時期、マイティ・アベンジャーズのリーダーとなる。 #ref(pym.jpg) (Avengers Academy #1,2010年6月) ワスプを名乗っている頃のピム博士。 *アルティメット・バージョン [[アルティメット・ユニバース]]では[[マグニートー]]が大災害を起こす[[Ultimatum]]事件で仲間を守るため、壮絶な死を遂げた。 *実写映画 コミックではアベンジャーズの創設メンバーだが、[[マーベル・シネマティック・ユニバース]]では2012年の[[アベンジャーズ>アベンジャーズ(実写映画)]]には登場しなかった。 2015年公開の[[アントマン>アントマン(実写映画)]]では2代目アントマンの[[スコット・ラング]]が主人公となった。ハンク・ピムはスコットを導く引退したアントマンという役所となった。 その後、スコットは『[[シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ]]』にも登場した。 *トリビア 小さくなる能力を使って[[ジャン>ワスプ]]と乳繰り合うシーンが描かれたことがあるが、TPBでは普通のピロートークに書き換えられた、ということがあった。どうやら「スーパーパワーをセックスで使うとまずい」ということらしい。 ----
***ヘンリー(ハンク)・ピム博士 / Dr. Henry "Hank" Pym (キャラクター名、マーベル) 別名:アントマン、ジャイアントマン、ゴライアス(ゴリアテ)、イエロージャケット、ワスプ 初出:Tales to Astonish #27 (1962年1月) 種族:人間、科学の力で変身 #ref(gman.jpg) (Avengers Academy #20,2011年12月) 再びジャイアントマンを名乗るようになった博士 *概要 ハンク・ピムは天才科学者。元はヒーローというより"Tales to Astonish"誌に掲載されたSF短編コミックの主人公だった。 自ら発明した”ピム粒子”のガスによって体を縮小しアリのように小さくなれる。 更に同じく自ら発明したヘルメットでアリと意思疎通し使役する能力を身につけ、アントマンを名乗る。 2023年現在「ジャイアントマン」を名乗っているが、能力や状況の変遷に応じてコードネームの変更が多い。 [[アベンジャーズ]]の結成メンバーでもある。 *オリジンと経歴 初婚はマリア・トロヴァヤ(Maria Trovaya)というハンガリー人だが、故郷で新婚旅行中に誘拐される。 マリアが誘拐され死亡した((実は妊娠しており、子どもを産んだ後死亡、子どもはレッドルームで育てられた))と思われた後、帰国して研究に没頭。物質を縮小するピム粒子とアリを操るヘルメットなどを開発しアントマンとなった。妻を殺されたことから悪党を倒すヒーローとなっていった。 その後ジャネット・ヴァン・ダインに出会い、彼女の父が宇宙生物に殺されるとその復讐を手伝うためジャネットに[[ワスプ]]としての能力を与えパートナーとなる。 ジャネットがピムの気を引くため[[ソー]]の強さに惹かれているフリをすると、自らの強さを示すため体を大きくなる血清を開発しジャイアントマンとなる。 しかしこれがハンクの細胞に悪影響を与えるようになり、一度はアベンジャーズを脱退。 その後、ゴライアスとして復帰し、しばらくアベンジャーズの中心メンバーとして活躍する。 ハンクはジャネットに好意を持ちながら積極的になれずにいた頃、実験中の事故により自らの好戦的な人格を引き出してしまいイエロージャケットとなる。 皮肉にもイエロージャケットとしては積極的に行動できるためジャネットと結婚。 しかしDVが原因で離婚してしまった。 [[シビル・ウォー]]以後、[[超人登録法]]が制定されると、[[フィフティ・ステイト・イニシアティブ]]計画を発案。計画が実行に移されると、その訓練施設[[キャンプ・ハモンド]]のスタッフとなった。 しかし、"[[Secret Invasion]]"の結末で、実はかなり前からスクラル人に入れ替わっていたことが明らかになった。[[フィフティ・ステイト・イニシアティブ]]計画も実はスクラルの計画であり、その裏には地球を破壊するための陰謀が隠されていた。 ちなみに、残念ながらワスプにDVを働いたのは本物だった。 ジャネットが死ぬと(後に復活)その名を受け継ぎ、ワスプと名乗るようになった。 [[Dark Reign]]では再結成した[[マイティ・アベンジャーズ]]を[[トニー・スターク>アイアンマン]]から託され、リーダーとなる。 若い能力者たちをトレーニング(及び監視)するための[[アベンジャーズ・アカデミー]]が創設されると、その校長になる。 「ワスプ」の名を名乗る必要はもうなくなったと判断し、「ジャイアントマン」に戻る。 ジャネット復活のために手を尽くしていたが、失敗。 アカデミーの教師の一人、[[ティグラ]]と恋仲になった。[[ティグラ]]は妊娠したものの、実はピムに化けた[[スクラル]]の子供であったことが分かったが、遺伝子レベルで化けていたためピムは自分の子供と認知する。子供はキャットピープルで、ウィリアムと名付けられた。 [[エターニティ]]によって地球最高の科学者「サイエンティスト・スプリーム」と呼ばれたことがある。(Mighty Avengers #30) 精神面が不安定でいろいろとやらかしたが、「双極性障害((いわゆる躁うつ病))で、その上に[[ピム粒子]]の副作用により振れ幅が大きくなった」という説明になっている。 ジャンとの間に子供ができなかったが、初婚の妻マリアとの間に、[[ナディア>ナディア・ヴァン・ダイン]]が生まれている。[[ナディア>ナディア・ヴァン・ダイン]]は双極性障害を受け継いでいる。 *コードネームの変遷 ***[[アントマン]] 自分の体を縮小する能力。 アリと意思を疎通する能力。 初期は家にある小型カタパルト(小さな人間大砲)で自らを飛ばし、目的地にアリを集めクッションにして着地するという飛行法を用いていた。 後に羽アリに乗って飛行するようになった。 ***[[ジャイアントマン]] 逆に体を巨大化できるようになった。 質量保存の法則のため、増加分の質量は異次元から持って来る。 ある程度の大きさを超えると自重を支えられなくなるが、理論的にはいくらでも大きくなれるらしい。 ***ゴライアス(ゴリアテと表記されることも) 一時的にアベンジャーズを去った後に復帰。 初めてメンバーに素顔で出会い、(特に[[ホークアイ]]に)「偽物じゃないのか」と疑われ、巨大化能力を見せて証明。それを見た[[キャプテン・アメリカ]]に「君はまさにゴライアス(巨人)だな!」と言われ、「前の名前はダサかったよな」とか言って名前を変えた。青と黄の新しいコスチュームは[[ワンダ>スカーレットウィッチ]]のデザインによる。([[Avengers Vol.1]]#28,1966年5月10日) ゴライアスの名称は後に[[ビル・フォスター>ゴライアス]]に引き継がれた。 ***イエロージャケット 実験の失敗でガスを吸引し、ハンクの別人格が現れた状態。 性格がアグレッシブになり、進展の無かったワスプとの結婚を成就させた。 ワスプが使っていた電撃放射能力を使う。 ***[[ワスプ]] 最愛の元妻、ジャネット・ヴァン・ダイン=ワスプが戦死したため、自ら飛行ユニットを装備しワスプを名乗る。 この時期、マイティ・アベンジャーズのリーダーとなる。 #ref(pym.jpg) (Avengers Academy #1,2010年6月) ワスプを名乗っている頃のピム博士。 *アルティメット・バージョン [[アルティメット・ユニバース]]では[[マグニートー]]が大災害を起こす[[Ultimatum]]事件で仲間を守るため、壮絶な死を遂げた。 *実写映画 コミックではアベンジャーズの創設メンバーだが、[[マーベル・シネマティック・ユニバース]]では2012年の[[アベンジャーズ>アベンジャーズ(実写映画)]]には登場しなかった。 2015年公開の[[アントマン>アントマン(実写映画)]]では2代目アントマンの[[スコット・ラング]]が主人公となった。ハンク・ピムはスコットを導く引退したアントマンという役所となった。 その後、スコットは『[[シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ]]』にも登場した。 *トリビア 小さくなる能力を使って[[ジャン>ワスプ]]と乳繰り合うシーンが描かれたことがあるが、TPBでは普通のピロートークに書き換えられた、ということがあった。どうやら「スーパーパワーをセックスで使うとまずい」ということらしい。 ----

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