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***アイアン・フィスト(Iron Fist) /ダニエル"ダニー”・ランド(Daniel Rand)
(キャラクター、マーベル)
初登場:[[Marvel Premiere]] #15
属性:修行によって能力を身につけた人間、男性
*概要
ヒマラヤの奥地にある秘境[[クン・ルン]](正確には異次元に属し、10年に1度ヒマラヤと接続する)で拳法を学び、不死の龍[[ショウ・ラオ]]の力を得た男。
漢字で書くと「鐵拳」。
父は共同経営者のミッチェムによりヒマラヤ探索の折、雪山で殺害された。母とダニーも断崖に置き去りにされたが生き残り、クンルンへ。あと一歩というところで狼に襲われ、母はダニーを守るため命を落す。
ダニーはクンルンの民によって救われ、ミッチェムへの復讐のため修行を積んだ。
アイアン・フィストとしての力を証明する試練で不死の龍ショウ・ラオと戦い、その胸にあった龍の紋様が焼き写る。
洞窟の奥にあったショウ・ラオの心臓に拳を突き入れ、無敵の拳を得た。
いつも覆面をしているが、その正体ダニー・ランドは父から受け継いだランド社の社長である。
[[ルーク・ケイジ]]のパートナーかつ親友であり、ルークと[[ジェシカ・ジョーンズ]]の娘の名前「ダニエル(Danielle)」は、アイアン・フィストが名付け親(ゴッドファーザー)になっている。
[[New Avengers]] Vol.2で白いコスチュームに変わった。
*能力
不死の龍ショウ・ラオの氣を宿した鋼鉄の拳。拳法の達人。
体内の氣を自在に操り、肉体や感覚の強化、遠距離攻撃、回復などあらゆることに応用できる。
[[New Avengers]] Vol.2では白いコスチュームに変わり、魔法に対する耐性を得た。
マーベルの拳法家ということで、[[シャン・チー]]とどちらが腕が上かよく話題になるが、[[ブラックパンサー]](この人も格闘の大家)の前で行った組手では、周囲の観衆から見ると互角、しかし[[ブラックパンサー]]は[[シャン・チー]]を上と判断した。
*その他のアイアン・フィスト
クン・ルンの歴史上、アイアン・フィストの称号を得たものはダニーの前に66人いるという。
***リ・パーク(Li Park)
戦嫌いの戦士。
子どもの頃から人一倍想像力が豊で、戦いよりも芸術家の天分があり、クンフーの修行中もあらぬ想像ばかりしてはサンダラーから叱られていた。
だが弟の面倒を見るためと父からの勧めによりクンフー修行を続ける。
ある日、クン・ルンを疫病が襲い、多くの住民が倒れ、サンダラー道場の弟子たちも同様だった。
そんな中でショウ・ラオの試練の時が来たため、たまたま健康だったリが挑戦者に選ばれる。
リは仕方なく試練に挑戦し、知略で龍を攻略。アイアン・フィストとなった。
アイアン・フィストとしての力を得たリは、以前からの想像力が増し、氣で他人に幻覚を見せる方法を習得する。
730年、安史の乱が近隣の村に及ぶと、リはアイアン・フィストの宿命に従って戦いを課せられる。リは幻覚の力で酒池肉林を見せ大軍勢を止めるが、大人数全てに幻を見せることはできず、結果として多くの命が失われる。
リは残された命を救うため奔走し、難民たちを集めてクン・ルンへと導き、彼らと人口減に見舞われたクン・ルンの両方を救ったのだった。
***ベイ・ミンティアン(Bei Ming-Tian)
1227年にチンギス・カンの軍勢を一人で食い止めた。
***ウー・アオシ(Wu Ao-Shi)
またの名をピンハイ湾の海賊女王。最後の女アイアン・フィストとも言われる。
幼い頃盗みを働きリンチを受けていたところをクンルンの師範レイ・クン・ザ・サンダラー(Lei Kung the Thunderer)に救われる。
クンルンで拳法を学びながら成長し、ある日、普通の漁師と恋に落ちる。
ショウ・ラオの試練に打ち勝ちアイアン・フィストの称号を得るが、一般人だった恋人は危険に晒されるウーを見ていられず、こっそりクンルンを去ってしまう。
ウーはクンルンを半ば追放される形で後にし、恋人を追い、道中で糧を得るため用心棒のような仕事を続ける。
1545年のある日、ピンハイ湾を襲った海賊団ウォコウ(Wokou、和寇?)を撃退する仕事を請け負うが、返り討ちに遭い、捕えられてしまう。しかし、ここは偶然にも且つての恋人が漁師として暮らす村であり、彼は見張りに毒魚を献上してウーを救出。
ウーは海賊団に復讐を挑み壊滅させるが、小舟に火をかけられて逃げているところを再び恋人に助けられ、この村の支配者として暮らすことになった。
弓矢に氣のエネルギーを貯めて放つことができる。
ちなみにショウ・ラオの試練では龍の胸の紋様を太ももで抑えたため、太ももに龍の刻印がある。
***ベイ・バンウェン(Bei Bang-Wen)
氣の力で知性を高め、「完全な戦略頭脳」を持つアイアン・フィスト。
龍の紋様は頭にある。
1860年、アロー戦争においてタク砦で清軍を率い、イギリス軍を迎え撃った。この戦いで死ぬはずだったが予測は外れ、ただ一人生き残り、捕虜となる。
収容所では過酷な労役を強いられる中、なぜかアイアン・フィストの力の源との接続が絶たれるが、ここでインド人捕虜でアイアン・フィストと似た力「ブラフマン」を持つ(彼も能力を失っている)男、ヴィヴァトマ・ヴィスヴァジトと出会う。
ベイはヴィヴァトマの反乱に協力し、脱出。ヴィヴァトマの主君バハドゥール・シャー2世(実在したムガル帝最後の皇帝)を救出するため故郷へ帰還する。しかし、主君は既に亡く、そこにいたのは虎の力を持つ怪女、タイガー・ジャニだった。
戦いの中でヴィヴァトマはブラフマンの力を取り戻し、タイガー・ジャニを倒すが、ベイは瀕死の重傷を負う。しかし、ヴィヴァトマの補助でベイもまたアイアン・フィストの氣の力を取り戻し、治癒。
この戦いの後、ベイはクンルンへと戻り、アイアン・フィストの力を返還。家族を持ち平穏に暮らしたという。
***オーソン・ランダル(Orson Randall)
ダニー・ランドの前の代のアイアン・フィスト。
父の飛行船が偶然にもクンルンの真上で爆発し、墜落。
妊娠8ヶ月の母の治療を求めたため、オーソンが誕生した。
クンルンの子として育てられ、試練に打ち勝ってアイアン・フィストとなる。
実は幼い頃のダニーの父ウェンデルに出会い、拳法の手ほどきをしている。
1916年6月23日、第一次世界大戦ではフランス軍としてドイツ軍と戦い、彼を残して部隊は全滅した。
1933年から行方不明になっていたが、2006年、突如ニューヨークに現れた。
ウー・アオシの弓矢に習い、銃弾に氣を込めて射撃する。
*ドラマ版
NETFLIXでは2017年3月からドラマ版「アイアン・フィスト」の配信をスタートさせた。
[[マーベル・シネマティック・ユニバース]]に属する。
***トリビア
[[シャン・チー]]らとともに、カンフーを扱った白黒の雑誌展開(主人公誌)が予定されていたが、「あまりにも出来が悪かった」ため、出版が遅れたという逸話がある(別の冊子で出来が悪かったことを明らかにしていた)。
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***アイアン・フィスト(Iron Fist) /ダニエル"ダニー”・ランド(Daniel Rand)
(キャラクター、マーベル)
初登場:[[Marvel Premiere]] #15
属性:修行によって能力を身につけた人間、男性
*概要(ダニー・ランド)
ヒマラヤの奥地にある秘境[[クン・ルン]](正確には異次元に属し、10年に1度ヒマラヤと接続する)で拳法を学び、不死の龍[[ショウ・ラオ]]の力を得た男。
漢字で書くと「鐵拳」。
アイアン・フィストとはあくまで称号であり、ダニー・ランドの他に過去66人のアイアン・フィストがいた。掟としては代々1人のみなのだが、稀にこの掟がやぶられ複数のアイアン・フィストが同時に存在することがある。
*ダニー・ランドの経歴
父は共同経営者のミッチェムによりヒマラヤ探索の折、雪山で殺害された。母とダニーも断崖に置き去りにされたが生き残り、クンルンへ。あと一歩というところで狼に襲われ、母はダニーを守るため命を落す。
ダニーはクンルンの民によって救われ、ミッチェムへの復讐のため修行を積んだ。
アイアン・フィストとしての力を証明する試練で不死の龍ショウ・ラオと戦い、その胸にあった龍の紋様が焼き写る。
洞窟の奥にあったショウ・ラオの心臓に拳を突き入れ、無敵の拳を得た。
いつも覆面をしているが、その正体ダニー・ランドは父から受け継いだランド社の社長である。
[[ルーク・ケイジ]]のパートナーかつ親友であり、ルークと[[ジェシカ・ジョーンズ]]の娘の名前「ダニエル(Danielle)」は、アイアン・フィストが名付け親(ゴッドファーザー)になっている。
[[New Avengers]] Vol.2で白いコスチュームに変わった。
*能力
不死の龍ショウ・ラオの氣を宿した鋼鉄の拳。拳法の達人。
体内の氣を自在に操り、肉体や感覚の強化、遠距離攻撃、回復などあらゆることに応用できる。
[[New Avengers]] Vol.2では白いコスチュームに変わり、魔法に対する耐性を得た。
マーベルの拳法家ということで、[[シャン・チー]]とどちらが腕が上かよく話題になるが、[[ブラックパンサー]](この人も格闘の大家)の前で行った組手では、周囲の観衆から見ると互角、しかし[[ブラックパンサー]]は[[シャン・チー]]を上と判断した。
*その他のアイアン・フィスト
前述のとおりアイアン・フィストの称号を得たものはダニーの前に66人いる。その内何人かは歴史が詳細に語られている。
***リ・パーク(Li Park)
戦嫌いの戦士。
子どもの頃から人一倍想像力が豊で、戦いよりも芸術家の天分があり、クンフーの修行中もあらぬ想像ばかりしてはサンダラーから叱られていた。
だが弟の面倒を見るためと父からの勧めによりクンフー修行を続ける。
ある日、クン・ルンを疫病が襲い、多くの住民が倒れ、サンダラー道場の弟子たちも同様だった。
そんな中でショウ・ラオの試練の時が来たため、たまたま健康だったリが挑戦者に選ばれる。
リは仕方なく試練に挑戦し、知略で龍を攻略。アイアン・フィストとなった。
アイアン・フィストとしての力を得たリは、以前からの想像力が増し、氣で他人に幻覚を見せる方法を習得する。
730年、安史の乱が近隣の村に及ぶと、リはアイアン・フィストの宿命に従って戦いを課せられる。リは幻覚の力で酒池肉林を見せ大軍勢を止めるが、大人数全てに幻を見せることはできず、結果として多くの命が失われる。
リは残された命を救うため奔走し、難民たちを集めてクン・ルンへと導き、彼らと人口減に見舞われたクン・ルンの両方を救ったのだった。
***ベイ・ミンティアン(Bei Ming-Tian)
1227年にチンギス・カンの軍勢を一人で食い止めた。
***ウー・アオシ(Wu Ao-Shi)
またの名をピンハイ湾の海賊女王。最後の女アイアン・フィストとも言われる。
幼い頃盗みを働きリンチを受けていたところをクンルンの師範レイ・クン・ザ・サンダラー(Lei Kung the Thunderer)に救われる。
クンルンで拳法を学びながら成長し、ある日、普通の漁師と恋に落ちる。
ショウ・ラオの試練に打ち勝ちアイアン・フィストの称号を得るが、一般人だった恋人は危険に晒されるウーを見ていられず、こっそりクンルンを去ってしまう。
ウーはクンルンを半ば追放される形で後にし、恋人を追い、道中で糧を得るため用心棒のような仕事を続ける。
1545年のある日、ピンハイ湾を襲った海賊団ウォコウ(Wokou、和寇?)を撃退する仕事を請け負うが、返り討ちに遭い、捕えられてしまう。しかし、ここは偶然にも且つての恋人が漁師として暮らす村であり、彼は見張りに毒魚を献上してウーを救出。
ウーは海賊団に復讐を挑み壊滅させるが、小舟に火をかけられて逃げているところを再び恋人に助けられ、この村の支配者として暮らすことになった。
弓矢に氣のエネルギーを貯めて放つことができる。
ちなみにショウ・ラオの試練では龍の胸の紋様を太ももで抑えたため、太ももに龍の刻印がある。
***ベイ・バンウェン(Bei Bang-Wen)
氣の力で知性を高め、「完全な戦略頭脳」を持つアイアン・フィスト。
龍の紋様は頭にある。
1860年、アロー戦争においてタク砦で清軍を率い、イギリス軍を迎え撃った。この戦いで死ぬはずだったが予測は外れ、ただ一人生き残り、捕虜となる。
収容所では過酷な労役を強いられる中、なぜかアイアン・フィストの力の源との接続が絶たれるが、ここでインド人捕虜でアイアン・フィストと似た力「ブラフマン」を持つ(彼も能力を失っている)男、ヴィヴァトマ・ヴィスヴァジトと出会う。
ベイはヴィヴァトマの反乱に協力し、脱出。ヴィヴァトマの主君バハドゥール・シャー2世(実在したムガル帝最後の皇帝)を救出するため故郷へ帰還する。しかし、主君は既に亡く、そこにいたのは虎の力を持つ怪女、タイガー・ジャニだった。
戦いの中でヴィヴァトマはブラフマンの力を取り戻し、タイガー・ジャニを倒すが、ベイは瀕死の重傷を負う。しかし、ヴィヴァトマの補助でベイもまたアイアン・フィストの氣の力を取り戻し、治癒。
この戦いの後、ベイはクンルンへと戻り、アイアン・フィストの力を返還。家族を持ち平穏に暮らしたという。
***オーソン・ランダル(Orson Randall)
ダニー・ランドの前の代のアイアン・フィスト。
父の飛行船が偶然にもクンルンの真上で爆発し、墜落。
妊娠8ヶ月の母の治療を求めたため、オーソンが誕生した。
クンルンの子として育てられ、試練に打ち勝ってアイアン・フィストとなる。
実は幼い頃のダニーの父ウェンデルに出会い、拳法の手ほどきをしている。
1916年6月23日、第一次世界大戦ではフランス軍としてドイツ軍と戦い、彼を残して部隊は全滅した。
1933年から行方不明になっていたが、2006年、突如ニューヨークに現れた。
ウー・アオシの弓矢に習い、銃弾に氣を込めて射撃する「ガン・フー」という技を使う。
***リン・リー(Lin Lie)
ダニー・ランドの次の代のアイアン・フィスト。
元[[ソードマスター]]
*ドラマ版
NETFLIXでは2017年3月からドラマ版「アイアン・フィスト」の配信をスタートさせた。
[[マーベル・シネマティック・ユニバース]]に属する。
***トリビア
[[シャン・チー]]らとともに、カンフーを扱った白黒の雑誌展開(主人公誌)が予定されていたが、「あまりにも出来が悪かった」ため、出版が遅れたという逸話がある(別の冊子で出来が悪かったことを明らかにしていた)。
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