***グリーンゴブリン(Green Goblin) / ノーマン・オズボーン(Norman Virgil Osborn) (キャラクター名、マーベル) 初出: The [[Amazing Spider-Man]] #14 (1964,7月) 種族:薬品や装備で強化された人間 *概要 [[スパイダーマン]]最大の宿敵の1人。 緑色の小鬼の姿をしていてホウキやグライダーなどの飛行装置で空を飛ぶ。 ***ノーマン・オズボーン 正体は巨大企業オズコープ社の社長ノーマン・オズボーン。ピーター・パーカーの親友、ハリー・オズボーンの父親でもある。 パンチパーマのような独特の髪型はネタにされることも多い。 [[S.H.I.E.L.D.]]や[[アベンジャーズ]]を乗っ取るなど[[マーベル・ユニバース]]を揺るがすほどの存在。 ***能力 自ら開発した飛行装置(初期はホウキ型、後にグライダー)で飛行 爆弾を投擲 など 狡猾に策謀を巡らせ、あらゆる手段で敵を追い詰める。 *経歴 ***初登場 (The [[Amazing Spider-Man]] #14) 初登場時はホウキ型の飛行装置とスタングレネードを使用。[[エンフォーサーズ]]と手を組んでスパイダーマンを苦しめた。偶然にも[[ハルク]]が現れ、スパイダーマンを攻撃したため、グリーンゴブリンとの決着は着かなかった。この時点ではグリーンゴブリンの正体は明かされなかった。 ***オリジン "The Amazing Spider-Man #42"(1966年9月)でそのオリジンが明らかにされた。 ノーマン・オズボーンはクビにした科学者(メンデル・ストロム博士)が残したメモを元に、薬品を調合。 出来上がった緑色の溶液は爆発し、ノーマンはその溶液を全身に浴び、脳に損傷を受ける。 「以前より賢くなった」と思いこんだノーマンは、新たに得た能力と知力により、史上最強の犯罪者になれると確信し、装備とコスチュームを開発。スパイダーマンを倒せば犯罪者たちの間で尊敬されると思い、戦いを挑んだのだった。 ***グウェン殺害とノーマンの死 "The Amazing Spider-Man #121-#122"(1973年)では当時ピーターの恋人だった[[グウェン・ステイシー]]を殺害。 この時の「鉄橋の上から落下する」というシーンは、その後も映像作品やアルティメットバージョンでオマージュ的に使用される。 その直後、復讐を期すスパイダーマンと廃屋で対峙。グライダーで後ろからスパイダーマンを狙うが、避けられて自らを刺し、死亡してしまう。このシーンは2002年の[[実写映画版スパイダーマン>スパイダーマン(実写映画)]]でもほぼ同様に描かれる。 ノーマンは後に復活を遂げる。 &link_edit(text=[編集]) *二代目 ノーマンの息子でピーターの親友[[ハリー・オズボーン]]が二代目グリーンゴブリンとなる。 *亜種 後に[[ホブゴブリン]]や[[デモゴブリン]]など亜種とも言えるヴィランが現れた。 *アルティメットバージョン [[アルティメット・スパイダーマン>Ultimate Spider-Man]]の世界では、ピーター・パーカーを噛んだ蜘蛛を作り出したのはノーマン・オズボーンのオズボーン社だった。 オズボーンは[[S.H.I.E.L.D.]]の[[スーパーソルジャー計画]]に参加し、血清を自社開発するOZプロジェクトを立ち上げる。しかし思うような結果が出せず、偶然ピーターにスパイダーマンの能力を与えることになった。会社の業績のために焦りがあったオズボーンは、ピーターに起きた出来事を再現するため、自分を使って人体実験を行い、その結果怪物化してしまう。 ピーターを自分の管理下におくため、そして自分に血清の静脈注射を繰り返した結果脳に損傷を起こして正常な判断を失い、スパイダーマンをつけ狙うようになった。 アルティメット版ではコスチュームを身につけるのではなく、血清の力で肉体そのものが緑色の鬼のような姿に変化する。 ***能力 超人的な腕力、耐久力など。 血清を投与した後も自己進化を続け、発火能力や火球を作って投げる能力などを身につけた。 *実写映画 サム・ライミ版の映画「スパイダーマン」でヴィランとして登場。 映画での登場に際して、原作での着ぐるみ風の風貌に対し、 メタルスーツのデザインとなった。 2012年の『[[アメイジング・スパイダーマン>アメイジング・スパイダーマン(実写映画)]]』では未だ本人の登場は無いが、オズコープ社は重要な事柄として登場し、またノーマン・オズボーンの名も繰り返し言及された。 ---- pageview &counter(total):total ----