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ジュビリー」を以下のとおり復元します。
***ジュビリー (Jubilee) / ジュビレーション・リー Jubilation Lee 
(キャラクター名、マーベル)

初出:[[Uncanny X-Men]] #244 (1989年5月)
種族:女性、ミュータント→装備で強化した人間→吸血鬼
旧コードネーム:ワンドラ(Wondra、ニューウォリアーズとして)

*概要
中国系アメリカ人の女の子。「ジュビリー」とは元々聖書の言葉で「祝祭」などの意味がある。
手から「花火」と称する爆発する火球を無数に放出する能力を持っていた。
この能力を使ってハリウッドのショッピングモールで大道芸のようなことを(無断で)やり、生活していた。ショッピングモール側はこれを迷惑がり、ミュータント狩りのチーム「M−スクアッド」に依頼して排除しようとする。しかしたまたま現れた[[X-MEN]]たちに救出され、勝手について行って仲間になった。

当時[[X-MEN]]はオーストラリアに本拠地を置いていたが、オーストラリアでは[[ウルヴァリン]]が[[リーヴァーズ]]に捕らえられていた。ジュビリーは[[ウルヴァリン]]と、[[マドリプール]]まで逃亡。この逃亡生活の中で、[[ウルヴァリン]]とジュビリーは父娘のような関係となって、(非公式に)[[ウルヴァリン]]のサイドキックになった。

「花火」の能力は破壊力もあり、潜在能力も高いが目くらまし役になることが多かった。
(ジュビリーは「花火」の威力に、何らかの心理的なブロックがかかっていた。この能力を[[シンク]]が使ったところ、大爆発が起きている。)
なお、[[エマ・フロスト]]は、「花火」が一種の核爆発であるのを見抜き、高く評価していた。

後に10代のミュータントグループ「[[ジェネレーションX]]」の中核メンバーになった。

***M-Day以降
[[M-Day]]で能力を失い、他の元ミュータントたちとニューウォリアーズ(第四期)に参加。
腕力を増強するスーツを与えられ([[ウィザード]]のものとされる)、ワンドラを名乗る。

その後吸血鬼の戦いに巻き込まれ、吸血鬼になってしまった。

何やかんやあって[[ジーン・グレイ学園]]に参加。
[[ショーゴ]]と名付けた捨て子の赤ちゃんを拾い、養子として育てている。

2016年後半のMarvel Now II展開では、[[ヘルキャット]]の事務所でアシスタントをしながら、彼女のサイドキックとして活躍している。
ただし[[X-MEN]]系の表紙に描かれていたので、そっちにいくかも知れない。

***[[ジェネレーションX(2017)]]
[[キティ・プライド]]の要請で、次世代ミュータント(X-MENになれなかった「愛すべき負け犬たち」?)の指導官として再びミュータントチームに戻り、[[キッド・オメガ]]、[[アイ・ボーイ]]、[[ベンジャミン・ディーズ]]、[[ネイチャー・ガール]]、[[ブリング!]]、[[ヒンドサイト]]という面々を鍛える。エンプレートと合体した[[M]]が登場し、戦いの中で吸血鬼の部分が日光に当たって消失し、深手を負ったもののそれまで飲んでいた血液により命を取り留め、元に戻ることができた。

**トリビア
-「算数不能(ディスカリキュリア)」という、先天的に算数を解くことができない発達障害(例えば、計算のための短期記憶ができない、計算記号が何を意味しているか分からない、など)である。
-体操が得意で、将来はオリンピック選手を嘱望されていた。
-トレードマークの、でかい黄色いコートは、逃亡先で拾った衣服の一つである。
-[[X-Factor]](当時)の[[ブンブン]]と、性格やパワーがもろに被っているので、お互い嫌っていた。
-[[ストーム]]のチームに参加した時に、食堂で[[ブリング!]]にいきなりキスをされた。また、バトルワールドの「ランナウェイズ」に出ていた異次元のジュビリーは、突っかかってくるフロストバイト(女)に「私のこと、嫌いだろ!」と言われて、「嫌いじゃないよ」といきなりキスをして黙らせた。このあたりからジュビリー=同性愛者説がでてきている。
-海外の「役に立たないミュータントの超能力」に、ジュビリーの「花火」がよく出てくる。

**アニメーションのX-MEN(1992年版)
1992年(日本は1995年)に放送されたX-MENのアニメーション版では、準主役の扱い。
「アニメーション版といえば、ジュビリー」ということで、バトルワールドやミニシリーズの「X-MEN '92(アニメ版のX-MENの世界)」では表紙に載っていた。

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