Morlocks ***概要 モーロックスは、[[X-MEN]]などに登場するミュータントの集団である。 ***経歴など モーロックスは大きなミュータントたちの集団で、ニューヨーク、ニュージャージー、コネチカットの地下トンネルに住んでいる。そういったトンネルは1950年代にアメリカ政府が建設し、破棄したシェルターで、国家の危機のためのものだった。殆どの国民がその存在すら知らない。見えないところに、そういった未発見のトンネルが無数に張り巡らされているのだ。主なトンネルは５０フィートの高さがあり、マンハッタンの端から端まで走っている。これは住民に"the alley（路地）"と呼ばれている。 モーロックスは浮浪者や表社会からのはぐれ者で、彼ら自身がH・G・ウェルズの「タイムマシン」に登場する地下の生物にちなんで名付けた。トンネルは破棄されたすぐ後に[[カリスト]]が発見し、数十年前に移り住むことになった。カリストは[[カリバン]]の助けを借りて新たな地下集団を作るためのミュータントたちを探し出し、[[ミュータント・マサカー]]までトンネルを維持し続けた。 モーロックの社会は、全てのモーロックたちが信望するリーダーを覗き、事実上の無階級社会で、巨大なストリートギャングのようなものである。最近までリーダーはカリストだった。その統治下では、モーロックスはしばしば表の社会を略奪し、しかもその行いが明るみに出ないよう、対象は下層階級の人々だった。彼らは装飾品や食糧、衣服、その他の生活必需品などを盗み、また多くのモーロックスが不妊だったため、たまに子供を攫った。この略奪はカリストが[[ストーム]]との戦いに敗れ、実権を失うまで続いた。 モーロックスの社会では決闘で物事を決めることが多い。過去にはリーダーを決めるときに、命がけの戦いになったこともある。実際にストームはカリストの心臓を突き刺し、彼女を公然と殺し、リーダーの座を手にした。ストームは洞窟に住んではいないが、今でもリーダーだとみなされている。カリストは死ぬ寸前になって、治癒能力者に助けられた。カリストはもはや正式なリーダーではなかったが、ストームが去った後、常にその法と命令を確たるものにし続けている。 殆どのモーロックスは外見的に醜かったり、変形しているものが多い上に他の理由もあって、表社会から離れて暮らしている者たちである。[[プロフェッサーX]]が地上で暮らせるように提案したことがあったが、彼らはトンネルこそが自分たちにふさわしいと断った。こういった彼ら自身が人間以下の存在であるという思い込みが、彼らに心理的な作用を引き起こし、彼らの境遇に対して落胆や、苦しみや、復讐心を感じさせている。 多くのモーロックたちが[[マローダーズ]]として知られるミュータントの暗殺者達に狩られ、殺された。また多くは[[ミハエル・ラスプーチン]]がトンネルを襲撃した時に、「地獄」へと送られた。 [[マロウ]]がリーダーとなって率いていた時期に、[[ダークビースト]]が[[エイジ・オブ・アポカリプス]]の世界から現れ、彼らを操り、実験材料にしたため、マロウは怒った。[[ジェネ・ネーション]]として、彼らは人間たちを攻撃したり、爆弾をしかけたりすることが、ストームが立ち向かうまで続いた。 [[M-DAY]]では、モーロックスの数人がエグゼビアの学校で保護を受けた。トンネルに残った者たちはマロウの保護下にあった。 他の小さなグループは、シカゴにいた。 ---- 出典：[[マーベル公式サイトのモーロックスより翻訳>>http://marvel.com/universe/Morlocks]]加筆、修正してくださる方を募集しています。
