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ヴィーナス・デ・ミロ - (2012/06/08 (金) 02:48:16) の編集履歴(バックアップ)


ヴィーナス・デ・ミロ(Venus Dee Milo) / 本名不明


初出:X-Force vol.1#121(2001)でその存在が初めて語られ、本人が登場するのはX-Statix#1(121)である。
種族:ミュータント、女性

概要

ヴィーナス・デ・ミロはミュータントチームX-Statixのメンバー。
不定形のエネルギー生命体と化しており、スーツがなければその形を留めることができない。
名前は有名な彫像、ミロのヴィーナスにちなんでいる。


能力

本来の彼女は純粋なエネルギーの集まりであり、このエネルギーを攻撃に使うこともできる。
テレポートや他者の治癒も可能。

オリジン(X-Statix#1)

11歳のときミュータント能力が発現、皮膚が炎に包まれた。悲鳴を上げた瞬間、家族を爆発に巻き込んでしまい、全員を殺してしまう。
彼女は形のないエネルギー生命体になるが、プロフェッサーXから能力をコントロールするためのスペシャルスーツを与えられたおかげで人の形と正気を保つことできた。(X-Statix#1で独白)

彼女が二軍から正規メンバーに抜擢されたのは、チーム名がX−ForceからX-Statixに変わる時期だった。X-Forceとしての最後のミッションで、ユーゴーガールことエディ・ソーヤーが死亡し、その補充要員としてである。
しかしリーダーのミスターセンシティブは最初、ヴィーナス・デ・ミロの参加に反対する。これは彼がユーゴーガールと恋仲だったためで、彼女と同じテレポートの能力を持つヴィーナス・デ・ミロが、それに取って代わる存在となることに耐えられなかったからだ。だが有能で美人のヴィーナス・デ・ミロを参加させない理由は見つからず、困惑するばかりだった。
それを知ったヴィーナス・デ・ミロは、彼にその「理由」を与えようと前述の生い立ちを告白した。自分は殺人者であり、自殺志願者であり、精神的にも不安定であると。だが彼女の悲しい過去と誠実さを知ったミスターセンシティブは、「君をチームの一員とするに充分な理由をくれた」と言って、彼女をX-Statixに迎えることを決めたのだった。


その後のヴィーナス・デ・ミロ

様々な戦いを経て、リーダーのミスターセンシティブと信頼を気付き、やがて愛し合うようになる。


  • ミスターセンシティブとの関係を疑われ、処女であることを告白するとニュース速報で全米に報告された。
  • それをテレビで見たプロフェッサーXは「かわいそうな子だ」と言って「そういうことができるスペシャルスーツ」を作ってあげた。