「スパイダーマン3(実写映画)」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

スパイダーマン3(実写映画) - (2012/07/02 (月) 18:27:35) の編集履歴(バックアップ)


スパイダーマン3(実写映画)

概要

「スパイダーマン3」(原題:Spider-Man 3)は2007年公開のアメリカ映画。マーベル・コミックのヒーロー、スパイダーマンを主人公にしており、2002年に公開された「スパイダーマン>スパイダーマン(実写映画)」から続く実写映画の第三作にあたる。
続編の製作も企画されていたが最終的にはキャンセルされ、2012年からは「リブート」され別の系統の作品となる「アメイジング・スパイダーマン」が公開された。

あらすじ

スパイダーマンはニューヨークの人気者になっていた。
ピーターは大学では相変わらず冴えない男を演じていたが、恋人メリー・ジェーン・ワトソンとの関係も良好で充実した日々を送っていた。
しかし、親友だったハリー・オズボーンは父を殺したのがピーター・パーカーだと思いこんでおり、復讐心を抱いていた。そして父と同じ方法で超人的な身体能力を手に入れ、自分用に改造したグリーンゴブリンの装備を使ってピーターを襲撃する。戦いの末にハリーは気を失い、ピーターへの恨みを含め記憶を失ってしまう。

殺人容疑で刑務所に入っていたフリント・マルコは脱獄し、逃亡中だった。彼の願いは一つ、病気の一人娘のためにどんな方法を使っても金を稼ぎ、治療を受けさせること。しかし逃亡中に素粒子物理実験場に逃げ込み、分子分解装置に巻き込まれてしまう。その結果、彼の肉体は分子レベルで砂と結結合し、攻撃を受けても傷つかず、自在に肉体の形を変えるサンドマンへと変貌した。

建設現場でクレーンが暴走し、大学でのピーターの同級生で警部の娘、グウェン・ステーシーが巻き込まれる。すんでのところでスパイダーマンが救出し、彼は名誉市民賞を受けることになった。調子に乗ったピーターは、その式典の最中、メリー・ジェーンが見ている前でグウェンにキスをした。
メリー・ジェーンが舞台の主演を降板させられたのもあって、二人の間には亀裂が深まっていく。

夜、ピーターが寝ている間に宇宙の寄生生物シンビオートがコスチュームに融合し、スパイダーマンはブラックスパイダーマンになる。
このコスチュームを着ると身体能力が増し、気分もよくなるが、次第に精神が凶暴になっていく。

新人カメラマンのエディ・ブロックはピーターを出し抜き、デイリー・ビューグル社の正社員になるが、捏造写真をピーターに告げ口され、恨みを募らせる。

やがてハリーは記憶を取り戻し、再び復讐を決意する。メリー・ジェーンを脅迫してピーターに別れを告げさせ、精神的に追い詰めていくが、逆にピーターの襲撃にされ、重傷を追う。

ピーターはシンビオートの影響で攻撃性を増し、メリー・ジェーンを傷つけてしまう。ピーターが後悔から引きはがしたシンビオートはたまたま近くにいたエディ・ブロックと融合し、スパイダーマンと同じ能力を持つ敵ヴェノムとなる。

ヴェノムはサンドマンと共謀し、スパイダーマンに復讐を誓うのだった。

キャスト

役名 俳優 解説
ピーター・パーカー / スパイダーマン トビー・マグワイア ニューヨークの人気者になったスーパーヒーロー。
メリー・ジェーン・ワトソン キルスティン・ダンスト ピーターの幼馴染みで恋人。舞台女優になった。
グウェン・ステーシー ブライス・ダラス・ハワード 大学ではピーターの同級生。ニューヨーク32分署の刑部の娘。
ニューゴブリン / ハリー・オズボーン リス・エヴァンス ピーターの親友で宿敵グリーンゴブリンの息子
サンドマン / フリント・マルコ トーマス・へイデン・チャーチ 脱獄中の殺人犯
ヴェノム / エディ・ブロック トファー・グレイス 新鋭のカメラマン。スパイダーマンに逆恨みする。
J・ジョナ・ジェイムソン J・K・シモンズ ピーターが務める新聞社デイリー・ビューグルの編集長
アースラ・ディコヴィッチ マゲイナ・トーヴァ ピーターが住むアパートの大家の娘
ドクター・カート・コナーズ ディラン・ベイカー ピーターが住むアパートの大家の娘

監督 サム・ライミ


  • アメイジング・スパイダーマンではメインの敵となるリザードことカート・コナーズ博士も登場している。ただし変身はしない。
  • 例によって原作者のスタン・リーもゲスト出演している。今回はなかなか味のあるセリフが割り当てられ、彼のキャッチフレーズ"'Nuff Said"も言う。