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マグニートー - (2018/03/10 (土) 02:36:58) の編集履歴(バックアップ)


マグニートー magneto / エリック・レーンシャー Erik Lehnsherr
通称:磁界の帝王、マグナス

初出:X-MEN #1 (1963年)
種族:ミュータント、ユダヤ人

概要

X-MENにとって最大の天敵で最強のヴィラン。ミュータント・テロリスト。
だが長い歴史の中では共闘したり、あるいはその一員にさえなることもある。
マーベルのみならず、アメコミ史上で最も人気のある悪役の1人。

ユダヤ人で、ナチスに両親を殺された上に自身も強制収容所に収監された。そのため人類に対して復讐心を持つ。

後にブラザーフッド・オブ・イビル・ミュータンツを結成。
『ミュータントこそ人類の進化型であり、ホモ・サピエンスを支配する種である』という信念を持っており、ヴィランとしての行動もそんな彼なりの信念に基づいたものである。
これはプロフェッサーXの『ヒトとミュータントは共存できる』という信念に相反するものであり、マグニートー自身は迫害の経験から『ヒトはミュータントを絶滅させる』との信念を持つため、二人は袂を分かつことになった。

ナチスの優生思想による人種差別に傷つけられた彼が、長じてミュータントの優生を信じるのは皮肉な結果である。

X-MENとの戦いの中で死んだり記憶を失ったり若返ったり仲間になったり波瀾万丈人生。
時とともにミュータント・テロリストとしての思想は軟化しているように見えるが、未だその真意は計り知れない。

能力

磁気を操り金属等を操作する。磁界王と呼ばれる。
その規模は他人の体内の鉄分を操作することから、宇宙の他の恒星系の磁気からパワーを得るにまで強力。
全身を磁気による皮膜で覆うことで、様々な攻撃や能力から身を守ることができる。これによりローグに触れても生命力吸収を受けることがない。
地磁気を使って浮遊することもできる。

その能力の特質上、戦闘には相性がある。
特にウルヴァリンに対しては有利(骨を覆うアダマンチウムが鉄同様に磁性をもつため)。
アイアンマンやセンチネルなどはマグニートー対策として装備に磁気を通さない特殊な金属を用いている。

家族

子供



経歴

X-MENが戦った初めてのヴィラン。初登場のUncanny X-MEN#1では単独でケープ・シタデルの米軍ミサイル基地を襲うが、X-MENに阻止された。
二度目の登場ではブラザーフッド・オブ・イビル・ミュータンツのリーダーとしてX-MENと対立した。

プロフェッサーXとは、敵となりながらも信頼し合う奇妙な関係で、一時期ニュー・ミュータンツの指導を任されたこともある。
だがプロフェッサーXの負の感情がマグニートーに向かったときには恐怖のオンスロートが誕生した。

X-MENがユートピアを建国すると、そこに身を置き若者たちを見守りながら必要とあれば戦いに参加していた。
2012年のクロスオーバー"AvsX"ではアイアンマンと一騎打ちを見せた。

その後、新チャールズ・エグゼビア学園でサイクロップスのX-MENと行動を共にした。

実写映画


実写映画ではX-メンからファイナルディシジョンまで三部作全てに登場。
ロード・オブ・ザ・リングスでガンダルフ役だったイアン・マッケランが演じた。
また、"X-MEN:ファースト・ジェネレーション"から始まる新三部作では若かりし頃のマグニートーをマイケル・ファスベンダーが演じた。
尚、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』ではX-MENとマグニートーの訣別が描かれた。この作品は元々、マグニートの単独スピンオフとして企画されたものであった。





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