ソー初登場時の敵役。
”Journy into Mystery #83”で地球を侵略した岩石型土星人の一人が彼だった、という設定である。
土星人の侵略を発見した医師ドナルド・ブレイクが洞窟に逃げ込み、偶然ムジョルニア(ハンマー)を発見しソーに変身する力を得たことを思えば、ソーの誕生のきっかけになったキャラと言える。
当時は名前はなく、単なる土星人の一人でしかなかった。
このエピソードは"Incredible Hulk Vol.3 #94"の中で本人も語っている。
「あんな生き物がいる惑星を侵略できるわけないだろ?」「オレたちは若かった」「もう少しだけ残ってたら本当の事がわかっていたはずだ。あいつは特別な存在だったんだ。実は生ける神だったんだ。つまり、オレたちは神と戦って、オレの傷は岩のカケラだけ。皇帝ごときが何か仕掛けてきても恐れる必要があるか?」とのこと。