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X-Statix - (2013/03/21 (木) 02:16:57) の編集履歴(バックアップ)


X-Statix(第二期X-Force Vol.1)

(チーム名、シリーズタイトル)

第二期"X-Force"(Vol.1):2001年5月1日〜2002年8月1日
"X-Statix":2002年9月10日〜2004年8月25日
"X-Statix Presents: Dead Girl":2006年1月18日〜2006年5月24日


概要

X-Force(第二期)、及びX-Statixはミュータントのチーム名、及びそのチームを扱ったコミックのタイトル名。
タイトルに"X"がつくシリーズの中でも特に異彩を放つ作品で、X-MENシリーズには含めないという説もある。事実、マーベル・ユニバースの正史世界(Earth-616)に身を置きながら、他作品にはほとんど影響していない。

コミックのタイトルとして

ケーブルが率いる"X-Force"が#115で終了し、タイトルを引き継ぎ全く別の新メンバーによるX-Forceのシリーズが始まった。この二つのチームは内容的には全く無関係で、ストーリーも連続していない。
流血や死人の多いハードな内容に反して全般的にギャグシーンも多く、パロディや芸能ネタなども多用される。
「ミュータントは差別されるがヒーローになると賞賛される」というテーマを斜に構えた視点で描いた作品。

日本ではマイナーなシリーズであると同時に、独特の世界観や作風がコアなファンに支持されている。

続編のX-Statix Presents: Dead Girlではドクターストレンジや、すでに死亡したヒーロー及びヴィランたちと共演する。


チーム名として

チーム名に関してはストーリー上すぐに第一期X-Forceから直々にクレームがつく(実質上は旧メンバーのゲスト出演のようなものである)。その後、チーム名をどうするか議論が続くが、あるメンバーの死をきっかけにX-Statixに改名した。同時にコミックのタイトルも"X-Statix"に変更される。

とにかく死亡率が高く、メンバーも敵もグロい死に方をしまくる。初回のX-Force#116ではほとんどのメンバーが死亡。
彼らは正義や信念のために戦うのではなく、戦いの様子をメディアで放送し、名声や富を得るのが目的である。本拠地にはカフェ兼グッズショップを販売し、収益を得ている。彼らは芸能人と同様のセレブとして扱われ、映画スターたちとの親交もある。同時にマスコミのターゲットであり、常にスキャンダルを狙われている。

ミュータントが差別されるマーベル・ユニバースにおいて、メディアで人気のチームに入るということは迫害される立場からの逆転を意味する。他にも様々な思惑を持って、まるでアイドルグループのように参加希望者が後を絶たず、メンバーが減る度に誰かが立候補する。またメジャーリーグのように二軍組織が存在するらしく、チームに欠員が出たときはオーディションが行われる。
メンバーの中にはスポーツ選手のようにエージェントを介して待遇を交渉する者もいる。

メンバーは女たらしにヤク中、アル中、ゲイ、任務に入る前に力を使い果たして眠る奴、など曲者ぞろい。
ドゥープという奇妙な生物がカメラを持ち、彼らが戦う様子を常に放送している。

チーム名がX-Statixに変わると同時期には似たようなメディア指向のミュータントチームO-Forceが現れ、ライバルとなった。
終盤ではアベンジャーズと対立し、各メンバーの1対1の対決へと発展する。

メンバー

初期メンバー(X-Force#116)

(各キャラの説明に飛ぶとネタバレがあります)
ツァイトガイスト :シリーズ開始時のリーダー。女好き。
ドゥープ:マスコットにしてカメラ係の生命体。
ユーゴーガール:アイドル的存在の女性ミュータント。能力をコントロールするために薬に頼っている。
ジン・ジニー:初期メンバーではもう一人の女性ミュータント。
スラック:顔が触手。
プラズム:全身を水に変える。
バタリング・ラム:牡羊の怪物のような姿で怪力の持ち主。
ラ・ニュイ:闇を造り出す能力を持つ。

コーチ:チームの指導者であり管理職。

#116での追加メンバー
アナーキスト:第一回のX-Force#116で死亡したスラックに変わる補充メンバーとして参加。黒人だが黒人差別主義者で、手を何度も洗う癖がある。

以上のうち、実務には携わらないコーチを含む4人を残して第一回の#116で死亡。


その後の追加メンバー

  • X-Force#117での補充メンバー
ミスターセンシティブ(オーファン):チームの新リーダー。1日1回、ロシアンルーレットで自分を撃つ習慣がある。
ブローク:怪物のような姿で元クライムファイターだった男。ゲイ。
ヴィヴィセクター:元学生で獣人化能力を持つ。ゲイ。
ファット:トレーラーハウスで育った荒っぽい性格の青年。ゲイ。
セント・アンナ:ヒーラーであり、サイコキネシスを操る女性ミュータント。比較的まともだが短命だった。

スパイク・フリーマン:#117から新たにX-Statixのオーナーになった大金持ちの実業家。

  • X-Force#122〜
スパイク:体からトゲを出す黒人ミュータント
デッドガール:ゾンビ化したミュータント

  • サポートメンバー
ラクーナ:時間を止める能力を持つが、メンバーにはならずテレビタレントへの道を選んだ

  • X-Statixに改名してからの追加メンバー
ヴィーナス・デ・ミロ:エネルギー生命体の女性ミュータント
ミステリアス・ファン・ボーイ:突如メンバーになった謎の少年。
エル・グアポ:元俳優でスケボーの名人。
ヘンリエッタ・ハンター:生き返ったアイドル歌手。




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