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アボミネーション - (2015/10/01 (木) 23:38:23) の編集履歴(バックアップ)


アボミネーション(Abomination) /エミル・ブロンスキー (Emil Blonsky)

(キャラクター名、マーベル)

初出:Tales to Astonish #90 (1967年4月)
死亡:Hulk Vol.2 #1 (2008年3月)

概要

ハルクと同等かそれ以上のパワーを持つ。
KGBのエミル・ブロンスキーがハルクと同じくガンマ線を浴びたために変身した。
「アボミネーション」とは「憎悪」の意味で、劇中で名付けたのはベティ・ロス
実写映画インクレディブル・ハルクにも登場した。

能力

超人的な腕力、耐久力、回復力。

ハルクとの違い

ハルクはブルース・バナーの姿に戻れるが、アボミネーションは人間の姿に戻れない。
知能は人間だった頃と変わらない。
ハルクのように怒れば怒るほどパワーが増すということがない

経歴

初登場とオリジン

エミル・ブロンスキーはKGBのスパイだった。
ある日、ブロンスキーはハルクことブルース・バナー博士が開発したガンマ線照射機を調査するため基地に潜入。
折しもハルクはコズミック・ビーイングストレンジャーに操られ、全人類を抹殺すべく洗脳されており、ブルース・バナーは再びガンマ線を浴びることでハルクを無力化しようと考えていた。
しかしブルースはすんでの所でサンダーボルト・ロス将軍配下のMPに捕えられてしまった。

その瞬間を隠れて見届けたブロンスキーは意味もわからずガンマ線照射を自分に試し、ハルクと同じプロセスを経て緑色の巨人に変身する。このとき、ハルクよりも大量のガンマ線を浴びたため、ハルクよりも強くなった。戦いの末にハルクを死の寸前に追いやると、ブルース・バナーの恋人ベティ・ロスを人質にして逃亡。しかし正気を取り戻したブルース・バナーによって再び基地におびき寄せられ、ハルクと戦った。

この時、一部始終を見ていたコズミック・ビーイングのストレンジャーはブルース・バナーやハルクの勇気に感銘を受け、アボミネーションこそ邪悪とみなした。そしてハルクの洗脳を解くと、アボミネーションを宇宙へと放逐したのだった。

(Tales to Astonish #90,1967年4月)
初登場時のアボミネーション

その後、アボミネーションの姿のままロシアのエージェントになっていたが、2008年のHulk Vol.2では冒頭で何者かによって殺害された。
このストーリーは「誰がアボミネーションを殺したのか」という謎から始まる。
ハルクに容疑がかかるが、ブルース・バナーはその頃監禁されていて行動できない状態だった。


マーベル・シネマティック・ユニバース

マーベル・シネマティック・ユニバースに属するインクレディブル・ハルク(2008年)に登場。ティム・ロスが演じた。
詳細はアボミネーションMCUを参照。