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シーハルク - (2017/01/28 (土) 01:17:34) の編集履歴(バックアップ)


シーハルク(She-Hulk) / ジェニファー・ウォルターズ(Jennifer "Jen" Walters)


初出:"Savage She-Hulk #1" (1980年2月)
種族:変異した人間、女性

(She-Hulk#7,2006年5月)

概要

女性版ハルク。
ジェニファーはハルクことブルース・バナーの従姉妹で弁護士。現在もヒーロー稼業の傍ら弁護士を続けている。
過去にファンタスティック・フォーアベンジャーズなどに所属。

誕生の背景

シーハルクは、現在のところ、スタン・リーが直接制作した最後のキャラクター。制作の動機は、TV版の「超人ハルク」の成功と、「バイニック・ジェミー」の制作。(バイニック・ジェミーは「六百万ドルの男」の女性版スピンオフ。ただし後に「六百万ドルの男」の放送局が変わったため、クロスオーバーができなくなった。)つまり、ハルクの女性版スピンオフが作られ、TV局に版権を取られることを恐れたマーベル側が、「先に作ってしまえ」としたもの。

オリジンと経歴

警察や軍隊に追われ、逃亡を続けていたブルース・バナーは、助けを求めて従姉妹のジェニファーの元を訪れた。
その時、ジェニファーはある殺人に関わった男の弁護を依頼されたため、事件の黒幕に命を狙われていた。
ジェニファーはバナーの目の前で殺し屋に撃たれ、重体となる。バナーはそれがどんな結果を生むか知らず、自分の血を輸血。
入院した病院に再び殺し屋たちが現れると、ジェニファーはハルクのような緑色の怪物に変身した。殺し屋たちはそれを「シーハルク」と呼んだ。
シーハルクが暴れたため、恐れをなした殺し屋は駆けつけた警官たちの前で事件の真相を暴露。
ジェニファーは正体がバレないようにこっそり病院に戻った。
(Savage She-Hulk #1)

"Sensational She-Hulk"となわとび

"Sensational She-Hulk"でシーハルクはセクシー&コメディキャラとなる。
同誌で、シーハルクは「自分がコミックスのキャラクターであることを知っている」とされ、後のデッドプールなどに連なるメタなギャグが生み出された。また、コミック・コードもネタにされた。

特に"Sensational She-Hulk #40"で披露した全裸なわとびは今でも語り草となっている。
この概要については外部サイトに詳しいのでそちらを参照
画像は海外サイトで

ちなみにこの記事を書いている時点で”伝説のなわとび”が掲載されている1992年の"Sensational She-Hulk"#40をデジタルコミックで読む事はできないが、実は2010年の"She-Hulk Sensational" #1に再録されていてこちらはMarvel Unlimitedで読む事も可能。

シーハルクの性遍歴

「ガンマ線の影響で性欲が強くなった」という冗談がファンの間であるくらい、奔放である。
主な相手は次の通り。
ホークアイ:バトルワールドでビヨンダーを倒した後の話で、おつきあい。
クレイ・クォーターメイン:故人。S,H.I.L.D.のエージェント。
ハーキュリーズ:バイセクシャルの噂があったが、ゲイの部分は最近魔法でなくなったらしい。
アイアンマンことトニー・スターク:ベッドでピロートークをしていた時に、乗っていたヘリキャリアが(やっぱり)墜落。
ワイアット・ウィングフット:結構長続きしたらしい。
スターフォックスことエロス:サノスの兄弟で、唯一サノスと親戚付き合いをしている、エターナルズの一員。ワスプに「(名前がまずいから)アベンジャーズではスターフォックスにしなさい」と言われた。エロスの微笑みは、感情を操ることができる。このときは自力で落としたらしい。
ルーク・ケイジ:シーハルクがヒーロー・フォー・ハイアーに在籍していたとき、ミズ・マーベルことキャロル・ダンバースが、ジェシカ・ジョーンズに「(ルークが)シーハルクと付き合ってるわよ」と言っている。
ハルク:いとこ同士でいいのか?Old Man Loganでの話。
マン・ウルフことジョン・ジェイムソン(デーリービューグルの社主、ジョン・ジョナ・ジェイムソン2世の息子):エロスの微笑みでラブラブになり、同棲、そして結婚までいってしまった(ギリギリで止まったという説もある)が、エロスの仕業と分かると一気に冷却。
ジャガーノート:ベッドの上でもアンストッパブル。激しいセックスで、ベッドもベッドサイドの家具も破壊!よくネタにされるが、残念ながら、このシーハルクは異次元の偽物である。


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