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ドゥープ - (2014/11/17 (月) 15:49:17) の編集履歴(バックアップ)


Doop (ドゥープ)


初出:X-Forcevol.1 #116(2001年7月)
種族:謎の生命体
所属:X-ForceX-Statixジーン・グレイ学園


概要

ブヨブヨで緑色のソラマメのような体をした、正体不明の生き物。「ドゥープスピーク」と呼ばれる独自の言語でしゃべり、そのセリフは独特なフォントで表記される。ただし英語ができないわけではない。
コミカルな外見に反して、底知れない戦闘能力を持っている。

能力

超人的な腕力、飛行、再生、伸縮、時空操作、物質の複製
頭の吹き出物のようなものは、謎のインナースペースに通じている。
他にも何かの能力が隠されている可能性がある。
X-Forceの入団希望者だったラクーナが止めた時の中を普通に動いていた描写もある。
テロリストがドゥープを捕えて脳に機械を取り付け、脳から緑色の破壊光線を放つ兵器に変えた。
尻にバックアップの脳みそがあるらしい。ただし、こちらは三日間しか稼働できない。

経歴とオリジン

そのオリジンは未だ描かれていないが、キャプテン・アメリカによると冷戦時代にアメリカ軍がソ連打倒のために生み出したクリーチャーとのこと。
戦いをテレビで放送するミュータントヒーローチームの第二期X-Force(後のX-Statix)にカメラマンとして加わり、マスコット的な存在となる。
頭の吹き出物は異次元か彼自身のインナースペースに通じているようで、その中には無数のドゥープと同じ姿の生き物が生活している。彼らは侵入した者に襲いかかる性質があるらしく、ドゥープが必死で仲間を救出する姿が描かれた。(X-Force#123)

不気味な存在ではあるが、彼なりにチームメイトのために行動していると思われる描写も多い。

シリーズの最後でチームは全滅し、彼も体に穴を開けられて横たわっている絵がある。

ジーン・グレイ学園

しかし実は生きていて、現在はウルヴァリンが建設したジーン・グレイ学園の案内係兼教師としてプロフェッサー・ドゥープと呼ばれている。

普段は他の教師たちから寝ている以外に何をやっているのか不明と思われているが、実はウルヴァリンでも対処できないレベルの脅威を水面下で対処するという重要な役割を担っている。
そのためウルヴァリンが体を張って学園にスカウトしていた。
(Wolverine and the X-MEN #17)

All-New Doop

2014年4月ついにドゥープを主役としたミニシリーズ”All-New Doop”が刊行された。
コミックの余白や枠線を使って移動することで時空を超えるなど、これまで以上に奇想天外な能力を発揮。

交友関係

ウルヴァリンとの親交は昔から有ったらしく、第二期X-Forceではリーダーのミスターセンシティブの命を救うためにウルヴァリンが駆けつけるほどである。ウルヴァリンによるとドゥープは古い相棒であるらしい。
2003年にはウルヴァリンとドゥープが二人で事件を解決するワンショット"Wolverine/Doop"も出版された。

実はハワード・ザ・ダックやセイバートゥースとも親交がある。


隠れキャラ

マーベルの世界ではある種のマスコットとして認知されているのか、グッズなどがカメオ出演することがある。
(NEW X-MEN #116,2001年9月)


(NEW X-MEN #138,2003年3月)

  • 2005年のミニシリーズ"Toxin"には”Doop lives"(ドゥープは生きている!)と書かれたプラカードを持ったホームレスが2コマ登場する。その背後の壁にはホームレスが描いたと思しきドゥープのイラストがある。ストーリー上全く脈絡なく、ファンサービスなのか、"X-Statix"の後で"Toxin"のライターを務めたPeter Milliganの心の主張なのかは不明。