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マロウ - (2012/04/30 (月) 20:27:11) の編集履歴(バックアップ)


Marrow/サラ Sarah(フルネームは不明)

概要

モーロックスの女性ミュータント。X-MENやスパイダーマンと敵対したり、仲間になったりを繰り返している。

能力

自分の骨を取り出し、武器にする。初期は皮膚や顔から骨が突き出すのをコントロールできなかった。
骨が伸びるのは激痛を伴い、しかも骨が浮き出した自分の容姿にコンプレックスもあり、それが原因で正常な精神を保てなかった。

経歴とオリジン

子供の頃はモーロックスと一緒に暮らしていた。しかしモーロックスはシニスター率いるマローダーズのエージェントたちによる虐殺の対象となっていた。X-MENがマローダーズを阻止しようとしたが、大勢のミュータントたちを殺されてしまった。サラは、当時マローダーズのリーダーだったガンビットに救出され、数少ない生き残りの一人となった。数年後、サラは何とか洞窟に戻り、モーロックスのリーダーだったカリストに育てられた。

その後、モーロックスの一員として何度かテロ活動に参加し、X-MENと衝突した。しかし政府による大規模なミュータントへの攻撃「ゼロ・トレランス」でアイスマンとミュータントの医者セシリア・レイズを救出したのをきっかけに、X-MANと共に暮らすようになった。

マロウの心はまだ世界に対する恨みで満ちていた。その思いは彼女が「美しい人々」と呼ぶ、人類や普通の人間と同じ外見のX-MENたちに向けられていた。彼女の反社会的な態度はX-MENでもいくつもの問題を起こした。ウルヴァリンはマロウを癒そうとしたが、むしろ問題を解決するよりも争いの火種となることの方が多かった。この出来事からしばらくして、マロウはモーロックスの洞窟でカリストの傷を癒すことと、X-MENと暮らす二重生活をしていることを明らかにした。彼女はミュータント虐殺でキリスト教の狂信者たちと苦闘していたのを目撃したアークエンジェルに接近した。結局、マロウは憎しみと凶暴性を抱えた不安定な心の壁を感じ、仲間たちと衝突することになった。

その後、X-MENとの共闘を経て、マロウは自分自身の能力や人格をコントロールするを身につけていった。
やがてX-MENとも袂を分ち、S.H.I.E.L.D.のエージェントとしてスパイ活動を行ったり、ウェポンXの傭兵として働いたりしたが、最終的にはモーロックスへと戻った。

  • 映画「X−MEN3:ファイナルディシジョン」では、同じ骨を武器にするミュータントが登場しウルヴァリンと戦うが、これはスパイクだと思われる。