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スパイダーウーマン - (2020/07/24 (金) 05:48:54) の編集履歴(バックアップ)


スパイダーウーマン(Spider-Woman) / ジェシカ・ドリュー(Jessica Drew)

(キャラクター、マーベル)

初登場:Marvel Spotlight #32(1977年2月)
種族:後天的に能力を得た人間、女性

概要

蜘蛛の力を持つスーパーヒロイン。ただし、その能力は[[スパイダーマン]とは一切関係がない。

1歳の時に両親がワンダゴア山周辺に移り住んだ。この地では大量のウランが発見され、彼女の父ジョナサン・ドリューはこれを資金源にして遺伝子学、進化、細胞再生などの研究に取り組んだ。ちなみに、この時父のパートナーだったハーバート・ウィンダムが後にハイエボリューショナリーとなる。
ジェシカが3歳のとき、長時間ウランの放射線に晒されていたせいで病気になってしまい、ジョナサンは細胞の損傷を止めるため、希少種の蜘蛛の血液から作り出した血清を注射。そのせいで能力を得た。
※このオリジンは、当初ウルヴァリンのオリジンとして考えられていたが、破棄されたアイデアであると言われている(ウルヴァリンは動物のグズリ(ウルヴァリン)の性質を持った人間とされていた)。

後の設定で、S.H.I.E.L.D.ハイドラのダブルクロス(二重の裏切り者)となり、スパイゲームに使われる。S.H.I.E.L.D.ではレベル8のエージェントで、決して下っ端ではない。

ブレイクアウト

"Breakout"では超人刑務所ラフトの脱獄に居合わせ、ニュー・アベンジャーズの一員となる。

シークレット・インベージョン

クロスオーバー"Secret Invasion"で、かなり前からジェシカはスクラルの女王ヴェランケに取って代わられていたことが明らかになる。
本物のジェシカはアイアンマンによって解放され、あらためてニュー・アベンジャーズの一員となった。

フィア・イットセルフ

クロスオーバー"Fear Itself"ではアベンジャーズの一員として戦闘に参加。次々と仲間が倒れていく絶望的な状況の中で、ホークアイことクリント・バートンと付き合うことになった。

妊娠と出産

子どもを持つことを決め、人工授精で妊娠する。妊娠中もヒーローを継続した。何とか無事男の子を出産し、アパートで育てている。ジェシカがヒーロー活動をしている間、ロジャー・ゴッキング(ポーキュパインという元?小者ヴィラン)がベビー・シッターをしている。

能力

  • 超人的な身体能力
  • 飛行(当初は滑空のみ)
  • ヴェノム・ブラスト
    • 生体電気を発生する。これはただショックを与えるレベルから人を麻痺させる、殺すレベルまで自在にコントロールできる。
  • フェロモン分泌
  • 周囲の人間に恐怖を与える、自分に好感を持たせる、など感情を操作する。

アルティメット・バージョン

アルティメット・ユニバースではピーター・パーカーの女性型クローン。
クローンの中で唯一生き残り、ジェシカ・ドリューを名乗って生活している。

多メディア展開

1979年9月から1980年1月まで、スパイダーウーマンを主役にしたアニメーションが放送された。
この時のオリジンには、ハイエボリューショナリーが出てこない。
職業は女性雑誌の編集長で、(社用のか?)ヘリコプターを操縦者付きで乗り回し、親戚の子供を連れて冒険するというストーリー。
彼女は飛べるので、ヘリから飛び出したりする。
体を回転すると同時にクモ糸で体を覆い、クモ糸を破ると変身して出てくるという演出で、体の回転はテレビ版のワンダーウーマンの影響か。

当初、子ども向けTV映像を手がけていたフィルメーションが、オムニバス・アニメ枠の"Tarzan/Batman Adventure Hour"で、「クモ女」をテーマにしたキャラクターを出すと聞き、スパイダーマン(クモ男)は持っていても、「クモ女」がいなかったマーベルはこのため、急いでクモをテーマにした女性ヒーローをつくったらしい。、
1978~1980年、フィルメーションによるオムニバス・アニメ枠"Tarzan and the Super 7"に、"Web Woman"というクモをテーマにした女性ヒーローが活躍する番組をつくった。このため早々にスパイダーウーマンをアニメ化したのではないかと言われている。

トリビア

  • ネズミが嫌い(怖い)。
  • キャプテン・マーベルの飼い猫?フラーケンにアレルギーがある。
  • バターが好物で、妊娠中のあるときに一度に16包のバターを食べたことがある。



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