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キャロル・ダンヴァース - (2020/04/24 (金) 21:12:03) の編集履歴(バックアップ)


キャロル・ダンヴァース(Carol Danvers)


初登場とコードネームの変遷 :
キャロル・ダンバースとして Marvel Super-Heroes #13(1968年3月)
ミズ・マーベルとして Ms. Marvel #1(1977年1月)
バイナリーとして Uncanny X-Men #164(1982年12月)
キャプテン・マーベルとして Captain Marvel Vol 7 #1(2012年9月)

種族:後天的に能力を得た人間、女性、地球人→地球人とクリー人のハーフ

概要

元アメリカ空軍のパイロットだったが、NASAの警備隊長となる。クリーの戦士マー・ベルの戦いに巻き込まれ、能力を得るに至った。
1990年代には、ローグと戦い、飛行や怪力といった能力を吸収される。人間ホワイトホールであるバイナリーの能力を得るなどヒーローとしてとどまることはできたが、一時アルコールに逃避。しかし同じようにアルコール依存を経験した、アイアンマンことトニー・スタークの助言もあって、立ち直った。

スパイダーマンことピーター・パーカーに気があるというそぶりを見せることがある。
2012年からコードネームをキャプテン・マーベルに変更した。

母親がクリー帝国のチャンピオンであり、本人もCar-Ellというクリー人の名前を持っていることが明らかになった。

能力

超人的な身体能力
飛行
第七感:敵の行動を先読みできる。ただし、この能力はランダムでしか発動しない。
エネルギーの吸収と放出:あらゆるエネルギーを吸収し、それを利用できる。腕力を強化したり、エネルギーブラストとして使われる。


アルティメット・バージョン

アルティメット・ユニバースではニック・フューリーの後を継いでS.H.I.E.L.D.の長官となった。
S.H.I.E.L.D.のエージェントとして銃火器の扱いや戦闘に長けているが、特殊な能力は持たない。
アルティメイタム事件で多くのメンバーを失ったアルティメッツを再編し、ニュー・アルティメッツを組織した。
こちらの世界では「氷の女王」とまで呼ばれる冷徹な性格の人物。しかしながら、トニー・スタークと出来ている。

トリビア

  • 最初のヒーロー名で使った「Ms(ミズ)」は、キャロルが登場した頃に流行った言い方で、それまで結婚前後で「Miss」か「Mrs.」しかなかった女性の敬称に、結婚に関係ない言い方をつくろうとしてできた言葉。従って、いわば当時の最先端をいっていた女性ヒーローである。
  • 1970年代末~1980年代にかけて、マーベルはヒーローTVドラマの制作に力を入れ、キャプテン・アメリカスパイダーマンハルクドクター・ストレンジヒューマントーチ(FFのジョニー・ストーム)、ミズ・マーベル(キャロル)の権利を提示してドラマ化を進めた。結果、ミズ・マーベルとヒューマントーチ以外はドラマ化されている(ヒューマントーチは制作するつもりで権利を押さえたが、結局使われなかった様子。逆にマーベルが権利を使えなくなるということが起きた。)
  • ミス・アメリカ(バトルフィーバーJ)のデザイン上のモデルと考えられる。最初のスーツの改良版(お腹と背中が出ない、陸上短距離選手のウエアのようなコスチューム)を元に実写化をイメージすると、「ああこんな感じ」というのが納得できる。
  • ワスプ(ジャン)は、「アベンジャーズマニアにはおいしいネタ」と前置きし、「キャプテン・マーベル(キャロル・ダンヴァース)は暗闇の中で光る」と言って、同じ部屋で寝るにはアイマスクが必要としている(「暗闇で光る」というのは、フィギュアなどで定番のギミック)。
  • 大量のエネルギーの吸収と放射について、「あれ、痛いのよね」と言っており、体に負担をかけるようだ。


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