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リック・ジョーンズ - (2020/01/04 (土) 13:13:05) のソース

***リック・ジョーンズ Rick Jones 

初出:Incredible hulk#1(1962年5月)
種族:一般人
コードネーム:A-ボム、ウィスパラー

*概要
リック・ジョーンズはマーベル・コミックに登場するキャラクター。
当初は[[ハルク]]の良き理解者の少年として登場。
後に十代の若者たちでハルクをサポートするチーム、ティーン・ブリゲイドを結成した。

[[サイドキック]]をあまり登場させないマーベルコミックスには珍しく、[[サイドキック]]になることが多いため、「雇われサイドキック」のあだ名がある。

[[アベンジャーズ]]が結成されるとティーン・ブリゲイドはそのサポート役になった。
リックは[[キャプテン・アメリカ]]の戦闘訓練を受け、サイドキックとして活躍した時期もあった。
また、初代([[マー・ヴェル]])および三代目([[ジニ・ヴェル]])の[[キャプテン・マーベル]]と融合していた時期もある。

2008年にスタートした"Hulk"誌ではハルク型の超人A-ボムに変身した。

[[ランナウェイズ]]では、[[ロナーズ]]に大金を渡して[[ランナウェイズ]]を保護するように依頼した。

私生活では、マルロ・チャンドラーと結婚したが、マルロ・チャンドラーは[[ムーンドラゴン]]と付き合いようになった。また、マルロ・チャンドラーは死への願望があるとされる。リック・ジョーンズとマルロ・チャンドラーの結婚式では、ヴァーディゴ/DCに登場するデスとマルロ・チャンドラーが話したり、マルロ・チャンドラーがブラシをかけている背後にデスがいたりしている。

*初登場
(Incredible hulk#1,1962年5月)
著名な原子物理学者、ブルース・バナー博士は爆発と同時に強烈なガンマ線を放つG-ボムという核爆弾を開発。
荒野の実験場で、ついにその爆破実験が始まっていた。
そんなことは全く知らず、少年[[リック・ジョーンズ]]は車を運転し、仲間と約束した度胸試しために立ち入り禁止区域に侵入していた。
ブルース・バナーはリックを救うため、実験場に走り、リックが死角に投げ捨てられた瞬間にG-ボムが爆発した。
博士は大量のガンマ線を全身に浴びてハルクになったが、リックは無傷だった。
彼はブルース・バナー博士を命の恩人と感じ、軍や人類から誤解され、何かと攻撃される対象となったハルクをサポートし、行動を共にするようになった。
#ref(rick.jpg)
"Incredible hulk"#1(1962年5月)
初登場時のリック。左上はハルクになる直前のブルース・バナー博士

***[[アベンジャーズ]]結成
[[アベンジャーズ]]の結成時にもには[[ソー]]の宿敵[[ロキ]]の策略によりがハルクが人類の敵に仕立てられたため、リックは立ち上がった。
列車事故未遂の犯人にされたハルクを助けるため、[[ティーン・ブリゲイド]]のメンバーと協力して無線で[[ファンタスティック・フォー]]に呼びかけた。
しかしロキによって無線は指向性を曲げられてしまう。
その結果無線を聞きつけた[[ソー]]、[[アイアンマン]]、[[アントマン]]、[[ワスプ]]が[[ティーン・ブリゲイド]]の元に集結し、事件の収拾後に[[アベンジャーズ]]を結成した。

***A-ボム
2008年にスタートした"Hulk"誌では、彼自身が[[ハルク]]のような姿の怪物となってしまった。
シリーズがスタートした直後、彼は記憶を失い、上半身裸でアラスカの雪原に倒れていた。
[[レッドハルク]]を見つけると変身して戦いを挑み、彼自身[[A-ボム]]と名乗る。
能力は[[ハルク]]と同じく超人的な腕力、耐久力などの他に、不可視化など。

#ref(abomb.jpg)
"Hulk"#2(2008年2月)
A-Bombに変身。リックの初登場から50年近くたっている。


***HULK第三部
2014年開始のHULK vol.3では、知性を身につけた[[ハルク]](ドク・グリーンを名乗る)によって血清を射たれ、ガンマ線を除去。A-ボムではなくなった。

***ウィスパラー
A-ボムから治癒した副作用で知能が増大。リックはその能力をスーパーハッカーとして使う事を決め、ウィスパラー(whisperer)を名乗るようになった。

*パワー
滅多に使われないが、「本当は人間全てが持っている力」として、「現実を変えるパワー」を使う。

*アルティメットバージョン
[[アルティメット・ユニバース]]では[[ウォッチャー]]によって宇宙の救世主に選ばれた。




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