***ニック・フューリー(Nick Fury) 初出:Sgt. Fury and his Howling Commandos #1 (1963年5月) 種族:人間、ただし薬品で強化 *概要 ニック・フューリーはマーベルコミックのキャラクター。 長らく国連管轄下の諜報機関[[S.H.I.E.L.D.]]の長官を務めていたが、現在は引退している。 2012年公開の映画[[アベンジャーズ>アベンジャーズ(実写映画)]]ではサミュエル・リー・ジャクソンが演じた。 尚、マーベルのオリジナル世界では白人だが、[[アルティメット・ユニバース]]では黒人、映画でも黒人として描かれる。 *能力 薬品で老化を抑制されている以外にスーパーパワーはないものの、戦闘や諜報に関する膨大な知識と素早い判断力で問題を解決する。 あらゆる銃器の扱いに長け、またS.H.I.E.L.D.が開発した様々な諜報用のアイテムを使いこなす。 *経歴 初登場の作品"Sgt. Fury and his Howling Commandos"では第二次世界大戦で精鋭部隊を率いる下士官として描かれていた。 この時代に、彼は後に[[ファンタスティック・フォー]]のリーダーとなる[[リード・リチャーズ]]や[[アベンジャーズ]]のリーダーとなる[[キャプテン・アメリカ]]と遭遇していた。 第二次大戦の末期に地雷で負傷し、回復後に戦略諜報局(OSS,CIAの前身)の一員となった。この時期に血清(インフィニティ・フォーミュラ)を投与され、老化を抑制されている。 彼のトレードマークとも言えるアイパッチを着け始めたのもCIA時代だった。 その後、CIAのエージェントを経てS.H.I.E.L.D.の長官に就任。 現在は引退しているが、黒人女性との間に隠し子がいたことが発覚。息子はニック・フューリー・Jrを名乗り、S.H.I.E.L.D.の一員となった。 Jr.はアルティメット版や映画版と同じく、サミュエル・L・ジャクソンをモデルにしている。 *アルティメット版 アルティメット・ユニバースでは、実験により最初にスーパーソルジャーとなった人物だった。 ----