「X-Statix」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

X-Statix - (2013/11/23 (土) 00:25:56) のソース

***X-Statix(第二期X-Force Vol.1)
(チーム名、シリーズタイトル)

第二期"X-Force"(Vol.1):2001年5月1日〜2002年8月1日
"X-Statix":2002年9月10日〜2004年8月25日
"[[X-Statix Presents: Dead Girl]]":2006年1月18日〜2006年5月24日


*概要
X-Force(第二期)、及びX-Statixはミュータントのチーム名、及びそのチームを扱ったコミックのタイトル名。
タイトルに"X"がつくシリーズの中でも異彩を放ち、[[マーベル・ユニバース]]の正史世界(Earth-616)に身を置きながら、他作品にはほとんど影響していない。

***コミックのタイトルとして
[[ケーブル]]が率いる"X-Force"が#115で終了し、タイトル名だけを引き継いだ全く別の新メンバーによるX-Forceのシリーズが開始。この二つのチームは全く無関係で、ストーリーも連続していない。
敵も味方も流血沙汰や死人が続出し、グロシーンの多い内容に反して全般的にギャグシーンも多く、パロディや芸能ネタも多用される。
「ミュータントは差別されるがヒーローになると賞賛される」というテーマを斜に構えた視点で描いた作品。

日本ではマイナーなシリーズであると同時に、独特の世界観や作風がコアなファンに支持されている。

続編の[[X-Statix Presents: Dead Girl]]ではドクターストレンジや、すでに死亡したヒーロー及びヴィランたちと共演する。


***チーム名として
始めは"X-Force"を名乗っていたが、すぐに第一期X-Forceから直々にクレームがつく(もちろんストーリー上のお遊びであり、実質的には旧メンバーのゲスト出演のようなもの)。その後、チーム名をどう変更するか議論が続き、あるメンバーの死をきっかけにX-Statixに改名した。同時にコミックのタイトルも"X-Statix"に変更される。

このチームは正義や信念のために戦うのではなく、戦いの様子をメディアで放送し、名声や富を得ることを目的としている。
本拠地ではカフェ兼グッズショップを経営し、収益を得ている。彼らは芸能人と同様のセレブとして扱われ、映画スターたちとの親交もある。同時にマスコミのターゲットでもあり、常にスキャンダルを狙われている。

ミュータントが差別されるマーベル・ユニバースにおいて、メディアで人気の"X-Statix"に所属することは迫害される立場からの逆転を意味し、アメリカンドリームに類するサクセスストーリーと認識されている。

敵を殺害することをタブー視しない一方で、味方の死亡率も非常に高い。初回のX-Force#116ではほとんどのメンバーが死亡した。

しかし参加希望者が後を絶たず、メンバーが減る度に誰かが立候補する。メジャーリーグのように二軍組織が存在するらしく、チームに欠員が出たときはオーディションが行われる。中にはスポーツ選手のようにエージェントを介して待遇を交渉する者もいる。

メンバーは女たらしにヤク中、アル中、ゲイ、任務に入る前に力を使い果たして眠る奴、など曲者ぞろい。
ドゥープという奇妙な生物がカメラを持ち、彼らが戦う様子を常に放送している。

チーム名がX-Statixに変わったのと同時期に似たようなメディア指向のミュータントチーム[[O-Force]]が現れ、ライバルとなった。
終盤では[[アベンジャーズ]]と対立し、各メンバーの1対1の対決へと発展する。

*メンバー
***初期メンバー(X-Force#116)
(各キャラの説明に飛ぶとネタバレがあります)
[[ツァイトガイスト]] :シリーズ開始時のリーダー。女好き。
[[ドゥープ]]:マスコットにしてカメラ係の生命体。
[[ユーゴーガール]]:アイドル的存在の女性ミュータント。能力をコントロールするために薬に頼っている。
[[ジン・ジニー]]:初期メンバーではもう一人の女性ミュータント。
[[スラック]]:顔が触手。
[[プラズム]]:全身を水に変える。
[[バタリング・ラム]]:牡羊の怪物のような姿で怪力の持ち主。
[[ラ・ニュイ]]:闇を造り出す能力を持つ。

[[コーチ]]:チームの指導者であり管理職。

#116での追加メンバー
[[アナーキスト]]:第一回のX-Force#116で死亡したスラックに変わる補充メンバーとして参加。黒人だが黒人差別主義者で、手を何度も洗う癖がある。

以上のうち、実務には携わらないコーチを含む4人を残して第一回の#116で死亡。


***その後の追加メンバー
-X-Force#117での補充メンバー
[[ミスター・センシティブ]](オーファン):チームの新リーダー。1日1回、ロシアンルーレットで自分を撃つ習慣がある。
[[ブローク]]:怪物のような姿で元クライムファイターだった男。ゲイ。
[[ヴィヴィセクター]]:元学生で獣人化能力を持つ。ゲイ。
[[ファット]]:トレーラーハウスで育った荒っぽい性格の青年。ゲイ。
[[セント・アンナ]]:ヒーラーであり、サイコキネシスを操る女性ミュータント。比較的まともだが短命だった。

[[スパイク・フリーマン]]:メンバーではなく、#117から新たにX-Statixのオーナーになった人物。大金持ちの実業家。

-X-Force#122〜
[[スパイク]]:体からトゲを出す黒人ミュータント
[[デッドガール]]:ゾンビ化したミュータント

-サポートメンバー
[[ラクーナ]]:時間を止める能力を持つ。メンバー入りを熱望し自ら売り込んだが、承諾されるとメンバーにはならずテレビタレントへの道を選んだ

-X-Statixに改名してからの追加メンバー
[[ヴィーナス・デ・ミロ]]:エネルギー生命体の女性ミュータント
[[ミステリアス・ファン・ボーイ]]:突如メンバーになった謎の少年。
[[エル・グアポ]]:元俳優でスケボーの名人。
[[ヘンリエッタ・ハンター]]:生き返ったアイドル歌手。




----