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アボミネーション - (2012/12/13 (木) 01:07:20) のソース

***アボミネーション(Abomination) /エミル・ブロンスキー (Emil Blonsky)
(キャラクター名、マーベル)

初出:Tales to Astonish #90 (1967年4月)
死亡:[[Hulk Vol.2>Hulk 第二期]] #1 (2008年3月)

*概要
[[ハルク]]と同等かそれ以上のパワーを持つ。
KGBのエミル・ブロンスキーがハルクと同じくガンマ線を浴びたために変身した。
「アボミネーション」とは「憎悪」の意味で、劇中で名付けたのは[[ベティ・ロス]]。
実写映画[[インクレディブル・ハルク>インクレディブル・ハルク(実写映画)]]にも登場した。

*能力
超人的な腕力、耐久力、回復力。
***ハルクとの違い
ハルクはブルース・バナーの姿に戻れるが、アボミネーションは人間の姿に戻れない。
知能は人間だった頃と変わらない。

*経歴
***初登場とオリジン
エミル・ブロンスキーはKGBのスパイだった。
ある日、ブロンスキーはハルクことブルース・バナー博士が開発したガンマ線照射機を調査し、写真を撮るため基地に潜入。
折しもハルクは[[コズミック・ビーイング]]の[[ストレンジャー]]に操られ、全人類を抹殺すべく洗脳されていた時期で、ブルース・バナーは再びガンマ線を浴びることでハルクを無力化しようと考えていた。
しかしブルースはすんでの所で[[サンダーボルト・ロス]]将軍配下のMPに捕えられてしまった。
その瞬間を隠れて見届けたブロンスキーは意味もわからずガンマ線照射を自分に試し、ハルクと同じプロセスを経て緑色の巨人に変身する。このとき、ハルクよりも大量のガンマ線を浴びたため、ハルクよりも強くなった。
新たな緑色の巨人は戦いの末にハルクを死の寸前に追いやると、ブルース・バナーの恋人ベティ・ロスを人質にして逃亡した。
しかし正気を取り戻したブルース・バナーによって再び基地におびき寄せられ、ハルクと戦った。
ここで一部始終を見ていたコズミック・ビーイングのストレンジャーはブルース・バナーやハルクの勇気に感銘を受け、そしてアボミネーションこそ邪悪とみなし、ハルクの洗脳を解くと、アボミネーションを宇宙へと放逐した。

***死
その後、アボミネーションの姿のままロシアのエージェントになっていたが、[[Hulk Vol.2>Hulk 第二期]]では冒頭で何者かによって殺害された。
このストーリーでは、誰がアボミネーションを殺したのか、が最初の謎になっている。
ハルクに容疑がかかるが、ブルース・バナーはその頃撮られられ、閉じ込められていたはずだった。




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