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タスクマスター - (2023/07/08 (土) 19:21:21) のソース

***タスクマスター(Taskmaster) / トニー・マスターズ(Tony Masters)

初出:Avengers #195 (1980年5月)
種族:相手の動きなどを記憶し完璧にコピーできる人間、男性

*能力
-一度見た他人の動きや技を記憶し、マネできる「写真的反射」
--これは生得の能力
-(追加の設定として)ただし、新しく記憶すると、過去の記憶が消える
--超人血清により強化された結果の副作用

*概要
「写真的反射」の能力を生まれもった人間であり、TVでプロバスケットボールやプロフットボールの動きを見て真似るだけでスーパーアスリート並みの能力を発揮したり、西部劇を見て投げ縄を使えるようになったりした。

成人してから、[[S.H.I.E.L.D.]]に入隊しエージェントとなる。あるとき、目の前である博士が死亡しそうになったときに、ナチス版の超人血清を持っていたことが分かった。その血清は、トニーの能力を高める効果が期待されたことから、トニーは自分で血清を注射した。血清の効果で超能力が高まったが、過去の記憶を「上書き」されるという副作用があり、彼の妻メルセデス・マスターズ(同じく[[S.H.I.E.L.D.]]のエージェント)のことも忘れてしまった。

[[S.H.I.E.L.D.]]の資産を奪い、犯罪者に「タスクマスターのアカデミー」として知られるようになる「技能を売る学校」を開いて、多くのヴィランやヒーローに技能を「売る」ことになる。トニーはサンタ・ムエルテ(カトリックのカーニバルで、死を象徴するドクロのマスクを被る)にヒントを得て、ドクロのマスクをするようになった(ときどきイメージ・インデューサーを使うらしい)。

雇われ教官としてヴィランとヒーローどちらの側にもつき、確たる信念はないが、多分に人間的な部分を持つ。

***イニシアティブ期
[[フィフティ・ステイト・イニシアティブ]]計画では、訓練施設[[キャンプ・ハモンド]]の教官[[ガントレット]]が闇討ちで昏睡状態になったため、教官の役目を引き継いだ。

[[ノーマン・オズボーン]]が権力を握り、キャンプ・ハモンドをキャンプ・H.A.M.M.E.R.に再編した後も引き続き教官となる。その働きを認められ、[[カバル]]の一員として抜擢された。
そのとき、ノーマンの誘いを受けるべきかどうか[[コンストリクター]]に相談。手紙を書くなど、友情を育んだようだ。
カバルに初参加した席で[[ドクター・ドゥーム]]に半殺しの目に遭わされ、脱退を決意するが、ノーマンに脅され残留。
アスガルド侵攻に参加し、形勢が不利と見ると戦場を離脱した。

2011年には、実は[[ニック・フューリー]]によってヴィランをスパイするために送られた[[S.H.I.E.L.D.]]のエージェントだったことが明らかになった。

似た能力を持つ[[フィネス>フィネッセ]]の父ではないかとされている。

武器として、[[キャプテン・アメリカ]]のシールドを模した盾と、[[ソーズマン]]の剣を模した剣をもつ。

*アルティメット・バージョン
本名:アンソニー・マスターズ(Anthony Masters)
初登場:Ultimate Comics spiderman #26

アルティメット・ユニバースでは
スキンヘッドの黒人傭兵として登場。
逃げ出した[[クローク&ダガー]]を抹殺するため、[[ロクション]]社によって雇われた傭兵。

こちらはスーパーパワーを吸収して同じ能力を使う力を持つ。

***トリビア
-さまざまなヒーローの技能を覚えているが、肉体も常に鍛えており、あわせるとオリンピック級アスリートの身体能力を持つとされる。[[キャプテン・アメリカ]]と身体的には互角。
-記憶できなかった者は、分かっているだけでは、[[デッドプール]](動きが変則的でランダムであり無理だった)、[[ジョキャスタ]](人間的な身体的言語に当てはまらなかった)、エージェントX/アレックス・ヘイデン(理由は不明だが無理だった)。



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