スパイダーウーマン(Spider-Woman) / ジェシカ・ドリュー(Jessica Drew) (キャラクター、マーベル) 初登場:Marvel Spotlight #32(1977年2月) 種族:後天的に能力を得た人間、女性 *概要 蜘蛛の力を持つスーパーヒロイン。ただし、その能力はスパイダーマンとは一切関係がない。 1歳の時に両親が[[ワンダゴア]]山周辺に移り住んだ。この地では大量のウランが発見され、彼女の父ジョナサン・ドリューはこれを資金源にして遺伝子学、進化、細胞再生などの研究に取り組んだ。ちなみに、この時父のパートナーだったハーバート・ウィンダムが後に[[ハイエボリューショナリー]]となる。 ジェシカが3歳のとき、長時間ウランの放射線に晒されていたせいで病気になってしまい、ジョナサンは細胞の損傷を止めるため、希少種の蜘蛛の血液から作り出した血清を注射。そのせいで能力を得た。 後の設定で、[[S.H.I.E.L.D.]]と[[ハイドラ]]のダブルクロス(二重の裏切り者)となり、スパイゲームに使われる。[[S.H.I.E.L.D.]]ではレベル8のエージェントで、決して下っ端ではない。 ***ブレイクアウト "[[Breakout]]"では超人刑務所ラフトの脱獄に居合わせ、[[ニュー・アベンジャーズ]]の一員となる。 ***シークレット・インベージョン クロスオーバー"[[Secret Invasion]]"で、かなり前からジェシカはスクラルの女王[[ヴェランケ]]に取って代わられていたことが明らかになる。 本物のジェシカは[[アイアンマン]]によって解放され、あらためてニュー・アベンジャーズの一員となった。 ***フィア・イットセルフ クロスオーバー"Fear Itself"では[[アベンジャーズ]]の一員として戦闘に参加。次々と仲間が倒れていく絶望的な状況の中で、[[ホークアイ]]ことクリント・バートンと付き合うことになった。 *能力 超人的な身体能力 飛行 ヴェノム・ブラスト:生体電気を発生する。これはただショックを与えるレベルから人を麻痺させる、殺すレベルまで自在にコントロールできる。 フェロモン分泌:周囲の人間に恐怖を与える、自分に好感を持たせる、など感情を操作する。 *アルティメット・バージョン [[アルティメット・ユニバース]]ではピーター・パーカーの女性型クローン。 クローンの中で唯一生き残り、ジェシカ・ドリューを名乗って生活している。 *カートゥーン 1979年9月から1980年1月まで、スパイダーウーマンを主役にしたカートゥーンが放送された。 オリジンには[[ハイエボリューショナリー]]が出てこない。 職業は女性雑誌の編集長で、(社用のか?)ヘリコプターを操縦者付きで乗り回し、親戚の子供を連れて冒険するというストーリー。彼女は飛べるので、ヘリから飛び出したりする。 体を回転すると同時にクモ糸で体を覆い、クモ糸を破ると変身して出てくるという演出で、体の回転はテレビ版の[[ワンダーウーマン]]の影響か。 ---- アメコミ@wiki